国道314号
part3

R182友末交差点〜R183交差点
庄原市

95.庄原市東城町川西 96.センターラインが消えかけている 97.川西交差点を右折
 R182・広島r25友末交差点からは単独区間となって旧東城町の西部を北上する。市道が交差する緩やかな右カーブを曲がって橋を渡るとセンターラインが消えかけた状態となる。友末交差点から約800mで市道とのT字形状の川西交差点に突き当たるが、まずは右折する。案内標識では左方向の道路を広島r23としているが、厳密に言えば市道でありr23は約80m西からである。

98.五反田橋 99.川東交差点を左折
 川西交差点からすぐに五反田橋を渡り、右にカーブして約80m先の川東交差点を左折する。直進すれば約200m先にR182町民会館前交差点、右折すれば約350m先に道の駅「遊YOUさろん東城」と中国道の東城ICがある。そのため国道であるR314に左折する車両よりも直進や右折する車両の方が多い事もある。なお川西交差点と川東交差点が由来となった川は成羽川である。

100.旧東城町の中心部を走る 101.広島r238東城郵便局前交差点を左折
 川東交差点からは旧東城町の中心部を北上し、約300mで広島r238東城郵便局前交差点となり、左折して奥出雲・西城方面に進む。右折すると約200m先にR182があり、直進のr238の300m北の大橋東交差点までの区間はR182の旧道に当たる。川東交差点から東城郵便局前交差点にかけてもR182の旧道区間である。

102.城山橋 103.広島r23東城交差点 104.右直角カーブ
 東城郵便局前交差点からすぐに城山橋で成羽川を渡り、広島r23東城交差点を通過した直後に右直角カーブを曲がる。友末交差点までの間に東城バイパスが計画されているが、用地買収の段階のようですぐに供用される状態ではなかった。このバイパスが開通すれば旧東城町中心部の屈曲が解消される。

105.山裾を走る 106.庄原市東城町川西 107.東側には多くの家屋が建っている
 直角カーブからは市街地の西の山裾を走っており、車線幅が広く走りやすい道路状況である。緩やかなアップダウンを繰り返しながら成羽川右岸の山裾を快走する。左岸にはJR芸備線が走っており、しばらく並走状態となる。

108.広島r12交差点 109.東城トンネル 110.センターラインは消えかけているが快走路
 成羽川流域の家屋の数が減ってきた所で広島r12交差点を通過する。以降も成羽川の右岸を走る2車線道路が続いており、成羽川を渡ってきたJR芸備線とともに北西の方角に進む。緩やかな勾配を上っていると東城トンネルをくぐり、出た所で右にカーブしながら市道との交差点を通過して引き続き成羽川沿いを走る。

111.「国道314号」 112.東城第二大橋 113.東城第一大橋
 成羽川の右岸を走っていると東城第二大橋で成羽川と左岸に移っていたJR芸備線の上を通過し、緩やかなS字カーブを曲がった後に東城第一大橋で再び成羽川を渡る。東城第一大橋は芸備線をオーバーパスしていない。

114.広島r237交差点 115.庄原市東城町菅 116.チェーン着脱場の公衆トイレに"314"
 東城第一大橋を渡り終えると緩やかな左カーブを曲がりながら広島r237交差点を通過する。r237交差点からは成羽川だけでなくJR芸備線とも離れるが、勾配もカーブも緩やかな2車線道路という点に変化はない。三草集落を走っているとチェーン着脱場を通過するが、そこには食事処と公衆トイレがありトイレの壁には“314”と刻まれている。なお、R314はR182重複区間を含め、チェーン着脱場や簡易パーキングが非常に多い。

117.カーブは多いが快走できる 118.広島r57交差点 119.川除橋
 314パーキングからは緩やかなアップダウンとカーブのある2車線道路を走り、目黒川を右にカーブしながら渡った先で広島r57交差点を通過する。案内標識に大型車通行困難と表記されており、権現峠の西側が険道要素を持っている。一方でR314は走りやすい2車線道路が続いている。

120.狐峠 121.緩やかな勾配を下る 122.小奴可駅方向を望む
 緩やかな勾配を上っていると狐峠を越えて下りに転ずるが、北側の勾配も緩やかで走りやすい。長い勾配を下っていると視界が開けて前方に集落が見えてくる。一時的に離れていたJR芸備線の小奴可駅を中心にした集落である。

123.広島r448交差点 124.JR芸備線との並走が復活 125.こんな狭い簡易パーキングにも自販機がある
 小奴可1号橋を渡って左にカーブした先で広島r448交差点を通過し、さらに進んで小奴可二号橋を渡る。どちらの橋も渡っているのは成羽川である。小奴可二号橋からはJR芸備線とともに山中を走り、旧東城町と西城町との境に向かって緩やかな勾配を上る。

126.広島r444交差点 127.旧西城町に入る 128.旧町境は中央分水嶺でもある
 広島r444交差点との交差点を通過するが、案内標識の「大型車通行困難」の文字を見るまでもなく、普通車でも入るのと躊躇いそうな状況である。r444交差点を通過したすぐに峠を越えて旧西城町に入る。この名称も付けられていない峠は中央分水嶺であり、南の旧東城町側は高梁川水系で瀬戸内海に、北の西城町側は江の川水系で日本海に流れていく。

129.緩やかな勾配を下る 130.意外にもリンゴの産地である 131.下り7%勾配
 中央分水嶺の峠を越えると緩やかな勾配を下って行く。R314はそのまま西に、JR芸備線は北に向うためそれぞれ離れた場所を走るようになる。下高尾集落からは高尾川の谷筋を走っているが、道路状況としては非常に走りやすい。高尾集落を過ぎると7%とやや急な勾配を下るが走りにくさはほとんど感じない。

132.右前方に見えるのは土居集落 133.高尾川を渡る 134.奥八鳥跨線橋
 高尾川に沿って左にカーブして高尾川を渡って右にカーブする。小鳥原川に沿って走っていると緩やかな勾配を上り、奥八鳥跨線橋でJR芸備線をオーバーパスする。小鳥原川の対岸には集落があるが、R314の沿線には存在しない。

135.R183交差点を左折 136.おにぎりはR183のみ 137.広島r234交差点
 奥八鳥跨線橋からの勾配を下り切った所でR183との交差点に突き当たる。案内標識を見て分かるとおり、左折してR183との重複区間を三次・奥出雲方面に進む。R183との重複区間に入ってすぐに広島r234交差点を通過する。案内標識は設置されておらずソトバのみだが、r234の行き先にはJR芸備線・木次線の備後落合駅がある。

138.小鳥原川の対岸にJR芸備線・木次線が走っている 139.JR木次線 140.R183交差点を右折
 小鳥原川に沿った消えかけたセンターラインの2車線道路を走っており、対岸にはJR芸備線と木次線が並走している。緩やかな勾配を下りながらS字状にカーブして木次線の小鳥原橋梁をくぐる。その直後に西城川を渡り、その西詰の交差点を右折してR183から分岐して単独区間に戻る。信号機が設置されておらず右折車線もないため、国道同士の交差点としては目立たない。案内標識が設置されていなければ素通りしてしまいそうな交差点である。

国道314号 part4