国道313号
part3

R181三田交差点〜R9北条交差点
真庭市→
→倉吉市→北栄町

110.引き続き旭川沿いを走る 111.勝山第二発電所の前を通過
 R181三田交差点からは単独区間となる。旭川に沿って走るという状況は変わらないが、進行方角は北に変わっている。勝山小学校の南東で岡山r321交差点を通過し、程なくして旧勝山町の市街地を抜けるため沿線の建物が少なくなる。

112.快走路を北上 113.岡山r201交差点 114.異常気象時通行規制区間の起点
 旭川の谷筋を走っているとは言え比較的空が開けており勾配は非常に緩やかである。カーブが多くそのうちのいくつかは急カーブだが、交通量が少ない2車線道路のためさほど走りにくいとは感じない。蛇行する旭川に沿って走っていると異常気象時通行規制区間の起点を通過する。標識によると連続雨量180mm超、時間雨量40mm超で通行止になる。

115.谷筋を走る 116.短いロックシェッドあり 117.向見尾集落は旭川の対岸にある
 異常気象時通行規制区間に入ると沿線の集落が途切れて山間部に入る。勾配はこれまでよりも急になっているが一般的にはまだ緩やかと言える範疇だろう。交通量の少ない2車線道路をいくつかの集落を通過しながら勾配を上っていく。

118.交通量は少ない 119.真賀温泉 120.2車線ながら走りにくい箇所は改良工事が行われている
 集落の中には真賀温泉があり、密集した家屋の中に民宿らしき建物もある。真賀温泉を通過してからも旭川に沿って勾配を上っていると改良工事現場を通過する。とは言え2.0車線以下の狭路区間残っているのではなく、既に2車線の道路を改良する工事のようである。

121.米子道・湯原IC 122.米子道 123.温泉大橋
 谷筋から開けた状態になると岡山r326交差点を通過し、すぐ先で米子道の湯原ICを通過する。周囲には郵便局やらガソリンスタンドやらがあるが、旧湯原町の中心部だったという場所ではない。岡山r56交差点と岡山r55交差点を相次いで通過してからは上り勾配となり、米子道の高架下を通過する。上り勾配の快走路を走っていると旭川に架かる温泉大橋を渡る。湯原大橋を渡った先の対岸に旧湯原町の町役場がある。

124.湯原温泉への道路は旧道でもある 125.やや急な勾配を上る 126.バイパス沿いにも温泉宿がある
 湯原温泉の出入口に当たる道路との交差点を通過すると勾配がややきつくなる。温泉街を通り抜けている道路が旧道で、温泉街の東の山の斜面に造られたのがバイパスという訳である。温泉関連の建物は基本的に旧道沿いにあるのだが、バイパス沿いにも数軒存在している。

127.湯原トンネル 128.岡山r322と旧道との交差点 129.旧道と合流後も快走路
 上り勾配を走っていると湯原トンネルをくぐるが、トンネル以北の上り勾配が続く。湯原温泉街から来る旧道と湯原ダム天端を通っている岡山r322との交差点を通過してからも走りやすい2車線道路が続くが、勾配は幾分か緩やかになっている。田羽根川流域の集落を通り抜けてながらローカル快走国道を走る。

130.新熊居トンネル 131.中和トンネル 132.R482交差点
 勾配を上り続けていると新熊居トンネルに入る。内部で左にカーブしている熊居トンネルは1995年に開通しているが、歩道がなく車線幅もやや狭く感じられる。トンネルの手前に旧道が交差しているが、旧熊居トンネルは坑口がフェンスで塞がれており通り抜ける事ができない。熊居トンネルを出て旧道との十字路を通過してから中和トンネルをくぐる。開通は1991年と熊居トンネルよりも古く、歩道は設置されていない。
 中和トンネルを出て左にカーブした先でR482との交差点を通過する。案内標識ではT字路として描かれているが、実際には左側にも道路が交差しており、中和トンネルの旧道に当たる。警告の看板等は設置されていないが、中和トンネルの南側まで通り抜ける事はできない。

133.R482が重複している 134.旭川に沿って快走 135.真庭市蒜山下長田
 R482が重複していても2車線道路が続いており、交通量が少ない事もあって非常に走りやすい。湯原温泉付近で離れた旭川と再びその流域を走るようになる。県境に近い山間部だが勾配もカーブも緩やかなものが多い。

136.栃ノ木集落 137.串刺しおにぎりあり 138.R482交差点を右折
 旭川流域の集落を繋ぐようにして2車線道路を走る。栃ノ木集落は沿線に家屋が密集しておりやや急なカーブもあるが、走りにくいと言える程ではない。岡山r325交差点を通過して少し走ると岡山r702という蒜山高原自転車道との交差点を通過する。そのすぐ先でR482との交差点を右折して鳥取・倉吉方面に進む。約2.3km進んだ所には犬挟峠を越える旧道が交差している。

139.新井筒川橋 140.上り勾配が続く 141.犬挟トンネル
 R482との交差点からは上り勾配となり、左にカーブした後に右にカーブする。右カーブの前後には市道と交差しているが、立体交差化されている。これは犬挟峠道路が北条湯原道路という地域高規格道路として整備されたためと思われる。勾配を上り続けていると犬挟トンネルに入る。全長2626mの犬挟トンネルは県境のトンネルでもあり、北側は鳥取県倉吉市である。

142.鳥取県倉吉市に入る 143.あけび橋 144.わさび橋
 犬挟トンネルを出ると県境標識を通過し、下り勾配の2車線道路を走る。非常駐車帯のような犬挟展望台パーキングを通過すると、反対側の南向き車線に登坂車線が現れてあけび橋を通過する。次にわさび橋を通過するが、その橋上にも登坂車線が設置されている。

145.道の駅「犬挟」の出入口は立体交差 146.道の駅の真ん前の標高は313m 147.わらび橋
 登坂車線がなくなった直後に左側に分岐する道路があるが、これは道の駅「犬挟」の入口である。北向き車線からの入口だけでなく全方向の出入口が立体交差化されている。また、道の駅の真ん前の標高が313mであり、わざわざその事を示す標識が設置されている。道の駅からの流出車線と合流した直後にわらび橋を渡る。あけび橋やわさび橋、そしてわらび橋とどうやら植物の名称が橋に付けられているようだ。

148.ほたる橋 149.湯の関トンネル 150.長い下り勾配が続く
 浅井渓谷に至る市道との立体交差を通過すると今度はほたる橋と植物ではなく昆虫が橋名となっている。ほたる橋を渡り終えて緩やかな右カーブを走っていると湯の関トンネルをくぐる。トンネルを出た所にには北向き車線で2ヶ所目の登坂車線が設置されている。

151.旧道でもある岡山r115と交差 152.三徳山投入堂まで26km 153.鳥取r50・r115交差点
 勾配が緩やかになってきた所で岡山r115との交差点を通過する。このr115はR313の旧道でもあるのだが、約2.5km南までしか指定されておらず、犬挟峠を含む大半の区間は倉吉市道もしくは真庭市道に降格している。r115交差点以降はほぼ平坦な2車線道路を走る。鳥取r50・r115交差点付近は旧関金町の中心部に近いため周辺には多くの建物が建っている。

154.小鴨川沿いを走る 155.大鴨橋 156.倉吉市中河原
 鳥取r50・r115交差点から少し走ると沿線の建物が少なくなり、緩やかな勾配を上ると小鴨川の堤防上を走る。しばらく堤防を走ってから緩やかに右にカーブしながら勾配を下って川から離れて水田と家屋が混在した平坦な道路を走る。左にカーブして大鴨橋を渡り、鳥取r45大鴨橋西交差点を右にカーブしながら通過する。その後は徐々に沿線の家屋が増えていくが、直線的かつ平坦な走りやすい2車線道路が続く。

157.鳥取r34・r151小鴨橋西交差点を右折 158.鳥取r205小鴨橋東交差点を左折
 鳥取r237西倉吉町東交差点を通過してすぐに小鴨川の左岸沿いとなり、鳥取r34・r151小鴨橋西交差点を右折して小鴨橋を渡る。橋の東詰の鳥取r205小鴨橋東交差点は左折しなければならない。どちらの交差点も国道以外の道路に進む車両が多いのだが、案内標識に加えておにぎり下の補助矢印まであるのでルートミスする可能性は低いだろう。なお、小鴨橋西交差点を左折してr34を約1.7km進めばR313のバイパスでもある倉吉道路の倉吉西ICに行く事ができる。

159.少しだけ小鴨川の堤防を走る 160.倉吉市の市街地を走る 161.道路上を横切る高架道路もR313
 小鴨橋東交差点から少しだけ小鴨川に沿って走り、緩やかな右カーブを曲がって勾配を下ると川から離れて市街地を走る。沿線に家屋が建ち並んでいる間を走っていると頭上を横切る道路の下を通過する。この道路もR313であり、当然ながらこれから通る場所である。

162.市道との旭田町交差点を右折 163.鳥取r161福吉町交差点を右折
 右にカーブした先で市道との旭田町交差点を右折し、100mも離れていない鳥取r161福吉町交差点を右折する。右カーブと2回の右折でぐるりと1周した形となり、勾配と上った所で先ほど通過した国道の上を通過する。

164.出口橋 165.和田橋 166.左にカーブしながら勾配を上る
 出口橋で小鴨川を渡り、大きく右にカーブした後に和田橋で国府川を渡る。和田橋の北詰で鳥取r23・r312和田橋北交差点を通過し、左カーブに入ると同時に上り勾配となる。市街地から少し離れた場所であり意外に交通量は多くない。

167.旧道との交差点 168.R313倉吉道路の倉吉ICを右折
 左カーブと勾配が終わった所で市道との交差点を通過するが、この市道はR313倉吉道路の旧道に当たる。倉吉IC以北の北条倉吉道路区間に関しては高規格道路に一本化されて現道だった道路は降格している。南側の倉吉道路区間は倉吉西ICまでしか開通していない事もあって現道が国道の指定を受けたまま残っている。
 旧道との交差点を通過してすぐに倉吉ICに至る。左折は前述の通り倉吉西ICまでしか開通しておらず、国道トレースは右折して米子・鳥取方面に進む。北条倉吉道路は自動車専用道路のため、歩行者はもちろん自転車と125cc以下の2輪車も通行できない。現道が降格しているため、徒歩や通行できない車両でのトレースができない。バイパスが自動車専用道路の場合は並走する現道は国道の指定を受けたままというパターンがほとんどなのだが、なぜかR313ではそれに当てはまっていない。

169.「鳥取47km 米子56km」 170.アップダウンあり 171.北栄町に入る
 側道を上って本線に合流するとラバーポールが設置された、暫定2車線の高速道路のような道路を走る。高規格道路として建設されただけあって線形が良く走りやすい道路状況であり、その割に交通量は少ない。アップダウンしながら片側1車線の道路を走っていると北栄町に入る。

172.北栄南IC 173.おにぎりが国道である事をアピール 174.横風注意
 北栄町に入ってすぐに北栄南ICを通過する。このインターチェンジは町道と接続しているが、この町道はR313の旧道である。その後も緩やかにアップダウンしながら北上を続ける。日本海に近く周囲に対して少し高い位置を走っているため、横風に注意する必要がある。

175.北栄IC 176.「終点750m先 速度落せ」 177.平面道路に向かって下る
 JR山陰本線と鳥取r201、鳥取r320をしもつわ橋で一気にオーバーパスした直後に北栄ICを通過する。終点まで750m地点を通過してから下り勾配となり、平面道路まで一気に下る。と言っても勾配はさほど急ではない。

178.終点の手前に町道と交差 179.R9北条交差点
 勾配を下り切った所で町道との交差点を通過し、そのすぐ先でR9北条交差点に突き当たる。北条倉吉道路の交通量も少なかったが、R9の交通量も少なかった。海に近い場所という事から夏季にはそれなりの交通量があるものと思われる。なお、北条交差点から東に500m程の位置に道の駅「北条公園」がある。