国道300号〜国道399号


国道300号 走行日:2022/12/3
走行区間:山梨県富士吉田市→山梨県身延町(完走)
酷道ランク:★★


山梨県内のみを走る純山梨国道。山梨らしく山間部の国道だが、整備された山道なので酷道的な要素はほとんど見られない。本栖湖の西部に急カーブ急勾配があるが2車線確保されており酷道と言うには物足りなさを感じる。観光地の近くを走っているため交通量はこの手の道路の割には多め。
国道301号 走行日:2021/4/11
走行区間:静岡県浜松市←愛知県豊田市(完走)
酷道ランク:★★


静岡県西部と愛知県東部を結ぶローカル国道。大半は2車線と比較的整備されているが岡崎市北東部に狭路を残している。山間部を走るため急勾配・急カーブの峠道区間を複数抱えており場所によっては降積雪もありえる。
国道302号 走行日:2020/4/29
走行区間:愛知県名古屋市→愛知県名古屋市(完走)
酷道ランク:★


愛知県名古屋市中川区に起終点のある環状国道で、時計回りが順送方向である。伊勢湾岸道の東海IC〜飛島ICの間が分断されているように思えるが、当該区間は一般国道の自動車専用道路区間としてR302にも指定されているため、環状を成している。ほぼ全線に渡って高速道路(C2名二環及びE1A伊勢湾岸道))が並走しており、多くのインターチェンジが接続している。
国道303号 走行日:2001/9/1(八草峠旧道)、2015/8/14
走行区間:岐阜県岐阜市→福井県若狭町(完走)
酷道ランク:★★★


関西電力の援助で2001年4月に滋賀県と岐阜県の境の八草峠に八草トンネルが開通し、前後の狭路も改良されて2車線道路になっている。かつては典型的な酷道だったが、現在は大半が快走路である。旧木之本町市街地に軒先酷道区間が残っているが、バイパスで回避可能。八草峠は国道から降格しており、車両での進入はできなくなっている。
国道304号 走行日:2019/12/29
走行区間:石川県金沢市→富山県南砺市(完走)
酷道ランク:★★


石川県金沢市と富山県南砺市という隣接する市を結ぶ国道。旧福光町中心部にややこしいルーティングが残っている他は概ね快走できるワインディングロードとなっている。五箇山トンネル前後は急勾配・急カーブだが、2車線確保されているおり酷道としては物足りない。五箇山トンネルは日本の道100選。
国道305号 走行日:2014/7/13、9/23
走行区間:石川県金沢市→福井県敦賀市(完走)
酷道ランク:★★★


石川県と福井県の海沿いを走る国道。全線に渡ってR8と並走しているが、一部を除いて幹線国道と言える程の交通量はない。福井県内は海岸線に沿って走る区間が多く、断崖を走るためトンネルも多い。2013年11月にホノケ山トンネルの供用が開始されて分断が解消されている。
国道306号 走行調査日:2015/3/29
走行区間:三重県津市→滋賀県彦根市(完走)
酷道ランク:★★★


鈴鹿山脈越えの国道のひとつ。三重県菰野町に激狭箇所があるが、それ以外は快走路。その狭路区間にもバイパスが開通したため通過しなくても済むようになった。県境の倉掛峠は2車線だが急カーブが連続しており、人里離れているため走り屋が出没する。倉掛峠は冬季閉鎖区間である。
国道307号 走行日:2021/8/28
走行区間:滋賀県彦根市←大阪府枚方市(完走)
酷道ランク:★★


近畿地方を代表する快走国道で、淀川左岸から滋賀県に向かう(またはその逆)場合はお勧めできる国道である。R1とR8の抜け道としても充分使える。宇治田原町東部に狭路区間が残っていたが、奥山田バイパスが供用されて狭路区間を通る必要がなくなった。滋賀県内はすべてが快走路だが、京都府から滋賀県南部にかけては霧の発生が多く、冬季は南部においても降雪・凍結の可能性がある。
国道308号 走行日:2015/2/1(第二阪奈道路)、2/7(暗峠)
走行区間:大阪府大阪市→奈良県奈良市(完走)
酷道ランク:★★★★★


大阪市と奈良市という県庁所在地を最短距離で結ぶ国道ながら、府県境の暗峠は狭路・急勾配・急カーブと酷道要素が揃っている。特に大阪府側はとてつもない急勾配が続き、上りであれば壁にぶち当たるような、下りであればジェットコースターのような感覚を味わえる。高度な車両感覚が要求されるため、初心者や運転に自信のない人は訪れてはいけない。奈良県は暗峠以外もかなりの酷道である。
国道309号 走行日:2015/8/29
走行区間:三重県熊野市←大阪府大阪市(完走)
酷道ランク:★★★★★


紀伊半島を北西から南東にぶった切る国道。奈良県北山村と天川村の間の行者還トンネルを含む区間は林道級。元々林道であった区間を暫定的に国道に指定されて現在に至っている。落石や崩落等も多く危険な道路だが、熊野古道が世界遺産に指定されたため、休日は観光客の車が増加傾向である。冬季閉鎖区間であり、行者還トンネルはシャッターが閉ざされる。
国道310号 走行日:2017/4/16
走行区間:大阪府堺市→奈良県五條市(完走)
酷道ランク:★★★


大阪府堺市の北西と奈良県五條市の中心部を結ぶ総延長40km程度の短い国道。河内長野市のR170以西は幹線国道としての雰囲気と機能を持つが、以東は山岳道路となっており五條市内に狭路区間がある。府県境区間はワインディング走行を好むバイクの通行が多いのも特徴のひとつ。
国道311号 走行日:2015/12/26
走行区間:三重県尾鷲市←和歌山県上富田町(完走)
酷道ランク:★★★★


紀伊半島横断国道のひとつ。以前は分断箇所があったが、梶賀トンネルが開通した事により解消されている。紀伊半島の三桁国道の中では最も整備された部類に入り、酷道区間は熊野市〜尾鷲市間と新宮市〜十津川村間に残るのみ。全線に渡って熊野古道に沿っているため、至る所で世界遺産の案内を見る事ができる。
国道312号 走行日:2014/9/6(現道)、2018/2/4(播但道)
走行区間:京都府宮津市←兵庫県姫路市(完走)
酷道ランク:★


兵庫県の中央部を瀬戸内海と日本海を直線的に結び、宮津市〜豊岡市は東西を結んでいる。姫路市〜旧和田山町間は有料の播但連絡道と並走している。一般道部分においても酷道区間は一切現れず、交通量が少ない事が多いため快適に走る事ができる。
国道313号 走行日:2015/11/15
走行区間:広島県福山市→鳥取県北栄町(完走)
酷道ランク:★★


広島県の南東と鳥取県の中央部を結ぶ陰陽連絡国道のひとつ。100番台の陰陽連絡国道に比べて交通量の少ない区間が多く、その割に整備率も良いため走りやすい。地域高規格道路の倉吉湯原道路の一部区間が開通しており、倉吉IC以北の旧道は市道に降格しているため、徒歩や自転車、原付でのトレースが不可能になった。
国道314号 走行日:2017/6/18
走行区間:広島県福山市→島根県雲南市(完走)
酷道ランク:★★


広島県南東部の福山市と島根県東部の雲南市を結ぶ国道。雲南市が内陸にあるため陰陽連絡道路とは言い難い。庄原市東城町以南はR182と重複しており、以北の単独区間は山間部を通っている。全線に渡って2車線以上と整備されている。奥出雲町にある奥出雲おろループは高低差105mの二重ループ橋は日本最大級の規模を誇る。
国道315号 走行日:2017/1/9
走行区間:山口県周南市→山口県萩市(完走)
酷道ランク:★


山口県の東部を南北に縦断する国道で、全区間が山口県内を走っている。南からR2、中国道、R9、R191と東西の幹線道路を結んでいる。周南市中心部を除いて全体的に交通量は少ないが、ほぼすべての区間が2車線とよく整備されており走りやすい区間が多い。
国道316号 走行日:2019/11/4
調査区間:山口県長門市←山口県山陽小野田市(完走)
酷道ランク:★


山口県の西部を南北に結ぶ国道。瀬戸内海側のR2と日本海側のR191とを繋いでいるが、延長は40km強と短い。西側のR491、東側のR490に挟まれているが、それらとは異なり酷道区間は存在しない。
国道317号 走行日:2015/3/23
走行区間:愛媛県松山市→広島県尾道市(完走)
酷道ランク:★★★


瀬戸内海を挟んだ都市を結んでおり、今治市〜尾道市は西瀬戸道(しまなみ海道)が並走している。南から順に大島、伯方島、大三島、生口島、因島、向島を通っており、それぞれの島に端点(港)があるため非効率な走行ルートになってしまう。。西瀬戸道が供用された事によりフェリーが廃止となった航路もある。
国道318号 走行日:2016/7/17
走行区間:徳島県徳島市→香川県東かがわ市(完走)
酷道ランク:★


徳島県東部と香川県東部とを結ぶ国道。海岸沿いのR11とは異なり内陸部を走っており、県境の鵜の田尾峠はかなりの酷道峠だったが、鵜の田尾トンネルの開通により普通の国道になってしまった。
国道319号 走行日:2016/12/24
走行区間:香川県坂出市→愛媛県四国中央市(完走)
酷道ランク:★★★★


香川県西部と愛媛県東部とを結んでいて間に徳島県西部を通る。R11やR32といった幹線国道に重複しており普通に走行できる区間も多いが、R32以西は酷道の名に恥じない状況となっている。集落を繋ぐひと気のある雰囲気とダム湖沿いのひと気のない雰囲気を同時に味わえる。
国道320号 走行日:2016/3/20
走行区間:高知県宿毛市→愛媛県鬼北町(完走)
酷道ランク:★


高知県と愛媛県に跨っている国道だが、高知県内は全てR56との重複区間のため認識率は低い。愛媛県内においても沿岸部はR56に重複しており、単独率は4割を下回っている。単独区間は内陸部を走っているが、既に整備されおり走りやすい酷道である。
国道321号 走行日:2016/3/20
走行区間:高知県四万十市→高知県宿毛市(完走)
酷道ランク:★


高知県の南西端を概ね海岸に沿って走る国道。四国最南端の足摺岬のアクセスルートであり、足摺サニーロードという愛称が付けられており、観光国道としての顔を持つ。全線が高知県内で完結しており、また起終点以外に国道との交差点を持たない。
国道322号 走行日:2015/4/18
走行区間:福岡県北九州市→福岡県久留米市(完走)
酷道ランク:★★★


福岡県の北東と南東を縦断する国道で、全て福岡県に含まれる。規模の大きい都市同士を結んでおり、幹線道路として機能している区間も多いが、嘉麻市と朝倉市の境の旧八丁峠が酷道の姿を見せている。旧八丁峠区間を含め、各所でバイパスが計画・建設中である。
走行日:2022/8/13
走行区間:佐賀県佐賀市→佐賀県唐津市(完走)
酷道ランク:★


佐賀県内のみと通っている純佐賀県国道。嘉瀬川ダムの建設に伴って改良されたため酷道区間はほとんど残っておらず概ね整備されている。
国道324号 走行日:2022/3/19,20
走行区間:長崎県長崎市←熊本県宇城市(完走)
酷道ランク:★★★


長崎県随一の歓楽街、浜町アーケードも国道指定を受けており、大阪のR170(旧)と双璧をなすアーケード国道。10-翌5時は歩行者専用となっており、1日のうち5時間だけが車両での通行可能時間である。なお、アーケードのすぐ南に路面電車と併走する4車線道路があり、そちらは国道の指定を受けていない。他にも海上区間があり、フェリーが就航していた。
国道325号 走行日:2021/5/3
走行区間:福岡県久留米市→宮崎県高千穂町(完走)
酷道ランク:★★


福岡県久留米市から熊本県を経て宮崎県高千穂町を結ぶ国道。高千穂町が内陸に位置しているため九州横断国道とは言えない。2016年4月16日の熊本地震によって阿蘇大橋が崩落したが、2021年3月7日に新阿蘇大橋が供用されて分断が解消した。また、福岡県内の全区間がR3に重複しており単独のおにぎりは見られない。
走行日:2022/8/14
走行区間:宮崎県延岡市→大分県豊後大野市(完走)
酷道ランク:★


宮崎県北部の延岡市と大分県南部の豊後大野市とを結ぶ国道。内陸部を通っているが酷道的要素は皆無で、むしろR10よりも物理的距離も時間的距離も短く幹線国道として機能している。
国道327号 走行日:2018/8/21
走行区間:宮崎県日向市←熊本県山都町(完走)
酷道ランク:★★★


九州酷道界の雄、椎葉村に東からアプローチする国道。他の国道との重複区間(格下国道との重複も含めて)は快走国道だが、完全単独区間の諸塚村から椎葉村にかけてが酷道となっている。しかし残る酷道区間にも改良の魔の手が伸びており拡幅なりバイパスなりの工事が進行中である。
国道328号 走行日:2021/12/15
走行区間:鹿児島県鹿児島市→鹿児島県出水市(完走)
酷道ランク:★


鹿児島県の北西部を南北に結ぶ国道。起点は鹿児島市の中心部から離れた位置にある。概ね整備された2車線道路で酷道的要素は薄い。
国道329号 走行日:2015/9/10
走行区間:沖縄県名護市←沖縄県那覇市(完走)
酷道ランク:★★


沖縄本島を南北に縦断する国道で主に東海岸を通っている。うるま市を境に道路状況が異なっており、北は対面2車線で南は4車線である。交通量は南にいくほど多い傾向がある。4車線区間は右折車線がない交差点が多いため走りやすいとは言い難く、本来★1つの酷道レベルを引き上げている。
国道330号 走行日:2015/9/12
走行区間:沖縄県沖縄市→沖縄県那覇市(完走)
酷道ランク:★★


沖縄本島の南部の内陸部を縦断する国道。多車線区間や立体交差点が多く整備されており幹線道路としての性格が強い。4車線区間は右折車両が多いにもかかわらず右折車線のない交差点が多いため走りやすいとは言い難く、本来★1つの酷道レベルを2つに引き上げている。
国道332号 走行日:2015/9/11
走行区間:沖縄県那覇市(完走)
酷道ランク:★


R58と那覇空港とを結ぶ(空)港国道。総延長は港国道としては長くもなく短くもない3.9km。ほぼ全てが片側2車線以上と非常に整備されており、交通量も非常に多い。終点はR58の終点でもある明治橋南詰。
国道333号 走行日:2019/10/19
走行区間:北海道旭川市←北海道北見市(完走)
酷道ランク:★★


内陸部の旭川市とオホーツク海側の内陸部の北見市を結ぶ国道。起点から100km超に渡って他の国道(R38・R273)との重複区間が続いており、実質的には上川町と北見市を結ぶ国道と言える。北見峠は急カーブ・急勾配の峠道だが、全て2車線が確保されており、無料で通行できるR450旭川紋別道が並走しているため交通量は少ない。
国道334号 走行日:2019/10/15
走行区間:北海道羅臼町→北海道美幌町(完走)
酷道ランク:★★


羅臼町から知床峠を経て美幌町を結ぶ国道。知床峠前後で山道となるもののそれ以外はアップダウンのある快走路となっている。斜里町以東は知床峠の主要アプローチ路であるとともに観光地のウトロがあるため、観光客を中心とした交通量が多い。
国道335号 走行日:2019/10/15
走行区間:北海道羅臼町←北海道標津町(完走)
酷道ランク:★


知床半島の東部を走る国道。起点はなぜか中途半端なR334との交差点。延長距離を考えるとR334と一緒にした方が良いのではと思える。R334の知床峠は冬季閉鎖されるため、冬期間はこの国道が羅臼町への唯一のアクセスルートとなる。
国道336号 走行日:2019/10/21
走行区間:北海道浦河町←北海道釧路市(完走)
酷道ランク:★★


日高山脈の西側の浦河町からえりも町を経て釧路市に至る国道。日高山脈の東側の区間の開通には黄金を敷き詰めるほどの巨費が投じられたと言うことで「黄金道路」と呼ばれている。1992年頃までは十勝川は渡船により連絡していたが、十勝河口橋が架けられたため廃止となっている。
国道337号 走行日:2013/7/13
走行区間:北海道千歳市→北海道小樽市(完走)
酷道ランク:★


千歳市から札幌市を中心部を迂回するようなルートで小樽市に至る国道。千歳市から当別町の区間は対面2車線で右左折が多いものの概ね走りやすい。当別町から小樽市にかけては多車線で幹線道路の様相を帯びている。どちらの区間も道路状況に応じた交通量の多さがある。
国道338号 走行日:2013/8/14、2019/10/9
走行区間:北海道函館市町←青森県おいらせ町(完走)
酷道ランク:★★★


起点は北海道函館市にあり海上区間を経て青森湾に沿った後に太平洋側を走り、青森県おいらせ町に至る国道。今回は青森県内の区間のみを走行。大間町〜むつ市脇野沢の区間は陸上自衛隊によって開削された区間であり、2車線ながら急勾配かつ急カーブとなっている。函館市内および海上区間はR279に重複している。
国道339号 走行日:2018/5/1
走行区間:青森県弘前市→青森県外ヶ浜町(完走)
酷道ランク:★★


竜飛崎には全国で唯一の階段国道が存在する。現地調査をしないまま国道に指定されたことが原因だが、全国で唯一ということで半ば観光地化されている。とは言え国道に指定されていなければただの階段。津軽半島の西部は竜泊ラインという日本海の奇岩を見られるルートで冬季閉鎖区間でもある。
国道340号 走行日:2022/4/30
走行区間:岩手県陸前高田市→青森県八戸市(完走)
酷道ランク:★★★


岩手県東部の山間部を縦断する国道。南半分は狭隘な峠道、北半分は高原道路が占めており、道路状況や雰囲気が大きく異なる。立丸峠や雄鹿戸トンネルに長大トンネルを含むバイパスが供用されて酷道度は低下しているが、まだまだ狭路区間が残っている。押角峠区間を並走していたJR岩泉線は廃線となり、一部はバイパス用地となっている。
国道341号 走行日:2013/8/12
走行区間:秋田県鹿角市→秋田県由利本荘市(完走)
酷道ランク:★★★★


秋田県の北東の鹿角市と南西の由利本荘市を結び、秋田県を南北に縦断している純秋田県国道。鹿角市・仙北市境と秋田市・由利本荘市境に冬期閉鎖区間があり、後者は1.5車線狭路の酷道である。前者は概ね2車線ながら急勾配・急カーブで、玉川温泉目当ての行楽客の通行がある。
国道342号 走行日:2013/8/11
走行区間:秋田県横手市←宮城県登米市(完走)
酷道ランク:★★★


秋田県南部の横手市から岩手県南部の一関市を経て宮城県北部の登米市に至る国道。栗駒山の北に位置する秋田・岩手県境が酷道区間で、急カーブと急勾配の山道となっているが概ねセンターライン付きの2車線である。県境に須川温泉があるため観光客の通行も少なくない。冬期は須川温泉を挟む県境区間が閉鎖される。
国道343号 走行日:2022/4/30
走行区間:岩手県陸前高田市←岩手県奥州市(完走)
酷道ランク:★★


岩手県南部を東西に走る国道で岩手県内のみを走っている。陸前高田市と一関市との境には岩手県で初めてのループ橋があるなど、山道ながら全線に渡って整備されている。終点のR4中田町交差点のすぐ北にはR4・R397の太日通交差点がある。
国道344号 走行日:2021/8/15
走行区間:秋田県湯沢市→山形県酒田市(完走)
酷道ランク:★★


秋田県南東部から山形県北西部にかけて“J”状に繋いでいる国道。秋田県内の区間は全てR13と重複しているためR344が県内を走る国道だと認識されていない。アップダウンとカーブが織りなす快走路がほとんどで酷な要素は皆無。主寝坂トンネル区間はR13重複区間ながらバイパスが開通しているため交通量は少ない。
国道345号 走行日:2019/4/29
走行区間:新潟県新潟市←山形県遊佐町(完走)
酷道ランク:★★★★


新潟県と山形県を結んでおり、新潟県内は海岸沿い、秋田県内は内陸を走っている。起終点ともにR7との交差点であり、メインルートはR7が担っている。右左折する交差点が多いものの比較的整備状況は良い。山形県の南部に酷道区間が残っている。
国道346号 走行日:2022/5/1
走行区間:宮城県仙台市→宮城県気仙沼市(完走)
酷道ランク:★★


起終点ともに宮城県だが僅かに岩手県を走るため純宮城県国道ではない。また起終点付近はどちらもR45との重複区間となっている。仙台市と気仙沼市の往来は海寄りを走るR45に比べて距離はほんの少しだけ短い。
国道347号 走行日:2018/4/30
走行区間:山形県寒河江市→宮城県大崎市(完走)
酷道ランク:★★


宮城・山形県境を越える国道で最も番号の大きい国道。県境を含む区間はかつては大型車両が通年通行止で冬季閉鎖される山岳酷道だったが、改良工事が行われてどちらも解除されている。そのため、酷道だった頃に比して交通量が増大している。
国道348号 走行日:2018/4/30
走行区間:山形県長井市←山形県山形市(完走)
酷道ランク:★


山形県長井市と山形市とを結ぶ国道で、全長は50km未満と短い。多少の山道区間はあるものの2車線と概ね整備されており酷道的要素は薄い。
国道349号 走行日:2018/4/29
走行区間:茨城県水戸市→宮城県柴田町(完走)
酷道ランク:★★★


阿武隈高原を縦断する国道。所々に狭路が存在するものの高原を走っているため山深さは感じられず断崖絶壁を走る箇所もほとんどない。全体的に交通量は少なく快走できるためドライブルートとしても通用する。総延長が250km超と長いので全線走破はそれなりの気合が必要となる。
走行日:2023/6/17、9/15、9/16
走行区間:新潟県新潟市→新潟県上越市(完走)
酷道ランク:★★


新潟県新潟市と上越市を結ぶ国道だが、間に佐渡市(佐渡島)があるため海上区間が2ヶ所あり、どちらも佐渡汽船のフェリーが就航している。起点〜新潟港は港湾の改良により単独区間が消失しており、重複区間とフェリーターミナルの間は港湾道路で結ばれている。
国道351号 走行日:2017/5/4
走行区間:新潟県長岡市←新潟県小千谷市(完走)
酷道ランク:★★


隣接する市を結んでおり、全線が新潟県内に含まれている。300番代半ばながらほぼ全線に渡って整備されているが、右左折する交差点が多い。長岡市の市街地を通っているが、起点は旧栃尾市にあるため長岡市街地から離れている。
国道352号 走行日:2020/8/14
走行区間:新潟県柏崎市→栃木県上三川町(完走)
酷道ランク:★★★★★


全長320kmを超える長大国道。新潟県内に分断区間を抱え、新潟・福島県境は狭隘な山間酷道が続き、さらに栃木県内はほとんどが他の国道との重複区間と、どの県でも扱いは悪い。枝折峠区間は50km以上も酷な区間が続き嫌と言うほど酷道を味わうことができる。枝折峠を含む区間は時間帯別一方通行及び二輪車通行規制が敷かれていたが、2006年に解除されている。
国道353号 走行日:2019/7/13
走行区間:群馬県桐生市→新潟県柏崎市(完走)
酷道ランク:★★★★


上越境4国道の1本で県境に分断区間を抱える。群馬県内は赤城山麓を走る高原道路がメインで大半が走りやすいものの、新潟県内には短距離ながら酷な区間が複数箇所存在する。分断区間の群馬県側はダムや温泉がある一方で、新潟県側は廃スキー場と寂しげな広場となっている。
国道354号 走行日:2023/3/14
走行区間:群馬県高崎市→茨城県鉾田市(完走)
酷道ランク:★★


群馬県南部と茨城県南部を結ぶ国道だが、間にある栃木県を通過せず埼玉県を通過する。前回走行時(2012年)はバイパスの多くが部分開通で現道を通ったが、バイパスへの一本化が行われた区間があるため酷道度は大きく落ちた。北浦に架かる鹿行大橋は2011年の東日本大震災により落橋したが、2012年4月26日に新橋の供用が開始されて、一時的な分断が解消されると同時に一方通行区間もなくなった。
国道355号 走行日:2013/5/19
走行区間:千葉県香取市←茨城県笠間市(完走)
酷道ランク:★★


茨城県中南部を縦断する国道。起点は千葉県にあるが全てR51に重複しているため千葉県内ので存在感は皆無。石岡市のR6を境に南は霞ヶ浦湖畔を走っており、北はJR常磐線沿いを走っている。北の区間の大部分はバイパスが開通しており、そちらを通ればさらに走りやすい。
国道356号 走行日:2013/4/28
走行区間:千葉県銚子市←千葉県我孫子市(完走)
酷道ランク:★


千葉県内の利根川右岸を走る国道。銚子市〜印西市にかけては堤防沿いを、印西市〜我孫子市は市街地を主に走っている。市街地を除いては走りやすい道路状況となっている。部分部分で開通しているバイパスを利用するとさらに走りやすくなる。利根水郷ラインという名称があるが全区間が指定されている訳ではない。
国道358号 走行日:2021/1/11
走行区間:山梨県甲府市→山梨県富士河口湖町(完走)
酷道ランク:★★


甲府市中心部と精進湖を結ぶ国道。甲府南IC以北は整備された幹線道路として機能しており、以南は急勾配・急カーブ連続のワインディングである。山間部においてもほぼすべての区間が2車線と整備状況は良好。右左口峠旧道は現役のダート県道としてある意味有名な存在となっている。
国道359号 走行日:2023/2/11
走行区間:富山県富山市→石川県金沢市(完走)
酷道ランク:★


富山県と石川県の県庁所在地を結ぶ国道。両市間を結ぶ国道としてR8があるが、R359の方が距離的・時間的に短い。R8の津幡北バイパスの開通に伴い、R159(R249重複)が山側環状に一本化され、R304とR159だった区間がR359に指定され直している。ウォッちずでは橋場交差点〜むさし交差点にR359と表記されてないため、橋場交差点を終点としている。
国道360号 走行日:2018/10/9
走行区間:富山県富山市→石川県小松市(完走)
酷道ランク:★★★★


災害による通行止が多い天生峠を擁する国道。石川県と福井県の境は分断区間だが、白山白川郷ホワイトロード(旧、白山スーパー林道)で繋がっているため迂回の必要はない。ただし、ホワイトロードは2輪・軽車両・歩行者は通行が禁止されている。また、天生峠とホワイトロードが冬期間は閉鎖される。
国道361号 走行日:2019/4/27
走行区間:岐阜県高山市→長野県伊那市(完走)
酷道ランク:★★


次々にバイパスが開通して酷道としての地位が下降している。姥神トンネルに続いて権兵衛峠トンネルが開通し分断が解消され、また美女峠は県道が国道に指定されて峠区間は高山市道に降格し、全体的に実用度が大きく向上している。旧道となった区間でも通行可能な所はいくつかあり、そちらを通ると酷道度が一気に上昇する。
国道362号 走行日:2022/4/16,4/23
走行区間:愛知県豊川市→静岡県静岡市(完走)
酷道ランク:★★★★


静岡県の山間部ばかりを選んだルートを取っている。静岡県は東西に長いというイメージだが、南北にも長い事を実感できる。ルートだけを見ると豊川市〜静岡市の抜け道として使えそうにも思えるが、道幅が狭くカーブが非常に多いためスピードが上がらず時間が掛かる。
国道363号 走行日:2020/1/11
走行区間:愛知県名古屋市→岐阜県中津川市(完走)
酷道ランク:★★★


愛知県名古屋市の東部と岐阜県中津川市とを結ぶ国道。通過する自治体のうちほとんどは中心部から離れた位置を走るため全体的に長閑なローカル国道の雰囲気が色濃い。大半が整備された普通の国道だが、中津川市内に僅かながら狭路区間が残っている。その区間は全長8m以上の大型車は通行不能。
国道364号 走行日:2016/1/31
走行区間:福井県大野市→石川県加賀市(完走)
酷道ランク:★★


福井県と石川県を結ぶ国道だが、すぐ東をR8と北陸道が走っているため交通量は多くない。沿線には山中温泉や古刹・永平寺があり、幹線道路と言うよりも観光道路としての傾向が強く見られる。宇坂トンネルを含む区間はかつては有料道路だったが、2004年10月に無料開放されている。
国道365号 走行日:2017/4/30,5/3
走行区間:石川県加賀市→三重県四日市市(完走)
酷道ランク:★★★


石川県と三重県を結ぶ長大国道。起点から60km強に渡って上位国道に重複しているため、石川県内にはおにぎり等は存在しない。福井・滋賀県境の栃ノ木峠は冬季閉鎖される、急勾配かつ急カーブの山岳道路だが、道幅は比較的余裕がある。滋賀県長浜市〜岐阜県関ヶ原町や三重県四日市付近は幹線国道として機能しており交通量が多い。いなべ市(旧大安町)に屈曲の多い軒先狭路酷道区間が存在していたが、員弁バイパスの供用により国道の指定を外れている。
国道366号 走行日:2015/1/24
走行区間:愛知県半田市←愛知県名古屋市(完走)
酷道ランク:★★★


知多半島の根元、愛知県半田市の北部と名古屋市の南東端を結ぶ国道。大府市の中心部付近も通っており概ね幹線国道と言えるルートだが、バイパス未開通区間に狭路酷道が残っている。その中に一方通行区間があるため、車両での半田市から名古屋市に向かってのトレースはできない。
国道367号 走行日:2016/10/16
走行区間:京都府京都市→福井県若狭町(完走)
酷道ランク:★


起点付近は京都市随一の大通りである烏丸通である。北上するにつれてローカル色が濃くなっていく。大津市内に僅かに狭路区間が残っているが、大半の区間は快走できる。鯖街道と呼ばれており古来より人の往来があった歴史国道でもあるせいか、山間部を走っている割に集落が途切れる箇所は少ない。冬季は山間部は積雪する可能性がある。
国道368号 走行日:2014/12/14
走行区間:三重県伊賀市←三重県多気町(完走)
酷道ランク:★★★★


仁柿峠は狭くて薄暗い一流の酷道峠。バイパスを通る計画はあるが、進捗は非常に遅く工事しているのかどうかも不明である。その他にも狭い区間が多く、その割に交通量があるため、通行にはかなりの神経を遣う。三重県名張市〜伊賀市の間はバイパスも開通しておりごく普通の国道と言える。起点も終点も三重県だが、一部奈良県を通っている。
国道369号 走行日:2015/2/28
走行区間:奈良県奈良市→三重県松阪市(完走)
酷道ランク:★★★★


起点付近が奈良市の中心部であり、終点の松阪市も中心部に近いため、それぞれ幹線道路として機能している。その他の区間も比較的整備されており、単独区間に関しては奈良市柳生が少し狭いくらいで酷道レベルは高くない。しかし、仁柿峠は一流の酷道だが、R368と重複となっている。R166とも重複しており単独区間は少ない。
国道370号 走行日:2023/10/7
走行区間:和歌山県海南市→奈良県奈良市(完走)
酷道ランク:★★


和歌山県海南市〜高野山〜奈良市(旧都祁村)を結ぶ国道だが、酷いのはごく一部で酷道レベルも高くない。和歌山県内は世界遺産でもある高野山へのメインルートとなっているため、曜日や時期によっては交通量が増大する事がある。高野山ルートの国道の中では整備されている方ではあるが、大型車両同士の離合は難しい箇所が存在している。
国道371号 走行日:2020/5/24、10/3
走行区間:大阪府河内長野市→和歌山県串本町(完走)
酷道ランク:★★★★★


紀伊半島縦断国道のひとつ。大阪府河内長野市〜和歌山県橋本市の間は幹線道路として機能しており、交通量に比して道路状況は貧弱でバイパスが建設中である。橋本市以南は悲惨な状況。2ヶ所の分断区間を擁しており1ヶ所は県道で、もう1ヶ所は林道で繋がっている。全線走破にはかなりの覚悟と時間が必要である。高野山ルートのひとつだが、最も整備されていない。走行時は南の分断区間を繋ぐ木守平井林道の古座川町側と林道交差点〜端点間が通行止だったため迂回している。
国道372号 走行日:2021/11/3
走行区間:京都府亀岡市←兵庫県姫路市(完走)
酷道ランク:★★


ほぼ全線において快走できる素晴らしい国道。京都府亀岡市と兵庫県丹波篠山市に僅かながら残っていた狭路区間も改良され、近畿地方の三桁国道の中でもトップクラスの快走国道となっている。京都市北西部〜姫路市の抜け道として利用されており、大型トラックの通行が多い。
国道373号 走行日:2014/12/21
走行区間:兵庫県赤穂市←鳥取県鳥取市(完走)
酷道ランク:★


瀬戸内海と日本海とをつなぐ国道。ほぼ全線に渡って2車線は確保されており、酷な要素は一切ない。岡山・鳥取県境の志戸坂峠は志戸坂峠道路(志戸坂トンネル)で通過しており、鳥取道という高速道路に挟まれているが一般道路として指定されている。志戸坂道路はトンネル部分だけでなく西粟倉IC〜智頭ICを含む。
国道374号 走行日:2019/5/11
走行区間:岡山県備前市←岡山県津山市(完走)
酷道ランク:★


岡山県東部を南北に走る純岡山県国道。北部の主要都市と南部を結ぶメインルートであり、他の道路と連続して走る事により鳥取県との往来も可能なため交通量は車種を問わず多い。しかし大部分が都市部でなく山間部を走っているため信号が少なく、交通の流れは比較的良好。
国道375号 走行日:2015/10/10
走行区間:広島県呉市←島根県大田市(完走)
酷道ランク:★★★


ほぼ全線に渡って改良された2車線となっているが、広島県三次市内に狭路が残っている。北半分はローカル快走国道だが、南半分は幹線道路としての機能を持っている。R185〜山陽道の間には南高規格道路の東広島呉道路がバイパスとして開通済みである。
国道376号 走行日:2014/8/14
走行区間:山口県山口市→山口県岩国市(完走)
酷道ランク:★


山口県の南東部を東西に走る国道で、全ての区間が山口県に含まれる。県庁所在地を走るR9とR2という大幹線国道同士を結んでいるが、概ねローカル快走国道で交通量はさほど多くない。鳥地川ダムの天端を走っているが、2車線確保されており酷道と呼ぶにはいろいろな要素が足りない。
国道377号 走行日:2016/3/21
走行区間:徳島県鳴門市→香川県観音寺市(完走)
酷道ランク:★★★


徳島県北部とと香川県西部を結ぶ国道だが、徳島県内は全てR11との重複区間のため認識率は低い。香川県内においては南部を東西に結んでおり、R32を境に東西で様子が異なる。西は交通量が比較的多いが、東はローカル国道の雰囲気が濃い。東かがわ市内に狭路箇所が残っている。
国道378号 走行日:2018/1/6
走行区間:愛媛県伊予市→愛媛県宇和島市(完走)
酷道ランク:★★★★


愛媛県東部の海沿いを走る純愛媛県国道。R197を境にしてその状態は大きく異なる。北側はシーサイド快走国道だが、南側は漁港を繋ぐ狭路。思った程速度が出せず非常に時間が掛かり、景色が単調な事もあって飽きがくる。改良工事も行われているが部分部分のみなので全体的な改良には至っていない。
国道379号 走行日:2016/3/19
走行区間:愛媛県松山市→愛媛県内子町(完走)
酷道ランク:★★


愛媛県の県庁所在地の松山市と内子町を結ぶ純愛媛県国道。松山市内は全て他の国道と重複している。上尾峠の北に狭路区間が残っているが、その距離は短く、改良工事が行われている。
国道380号 走行日:2016/3/19
走行区間:愛媛県八幡浜市→愛媛県久万高原町(完走)
酷道ランク:★★★


沿岸部と内陸部を結ぶ国道だが、その大半で他の国道に重複している。単独区間は内子町〜久万高原町の真弓峠を含む区間のみで、単独率は3割を下回る。真弓峠直下を貫くトンネルが供用されているが、内子町側は山岳狭路酷道となっている。
国道381号 走行日:2018/1/6
走行区間:高知県須崎市→愛媛県宇和島市(完走)
酷道ランク:★★


高知県中西部と愛媛県南部を結ぶ国道で、起終点ともR56に交差している。海岸線沿い区間と山間部区間とに別れており、前者は全てR56との重複区間である。県境付近に未改良箇所が残っているが、距離は短く改良工事が行われている。
国道382号 走行日:2022/1/25,26
走行区間:長崎県対馬市←佐賀県唐津市(完走)
酷道ランク:★★


長崎県対馬市と佐賀県唐津市を結んでおり、間に壱岐市を挟んでいる。唐津市(呼子港)〜壱岐市(印通寺港)と壱岐市(勝本港)〜対馬市(厳原港)の2つの海上区間があるが、呼子港と勝本港を発着する航路は設定されていないため代替航路を利用する事になる。
国道383号 走行日:2015/11/6
走行区間:長崎県平戸市←佐賀県伊万里市(完走)
酷道ランク:★★


佐賀県と長崎県を通っている国道だが、佐賀県内は全てR204と重複しており、長崎県内においても平戸島と平戸大橋の前後を除いてR204と重複している。実質的には平戸島を縦断する国道である。起点は志々伎港にあり県道との交差点のため、五島列島を繋ぐ国道に見えなくもないが、海上区間はない。
国道384号 走行日:2017/9/19、20
走行区間:長崎県五島市←長崎県佐世保市(完走)
酷道ランク:★★★


佐世保市と五島列島を結んでおり、離島を走る国道のひとつ。佐世保港〜有川港と奈良尾港〜福江港の2ヶ所の海上区間があり、どちらも九州商船のフェリーと高速船が就航している。佐世保市内での距離は500mに満たない。有川港付近に軒先狭路区間、福江島南部にカーブの多い狭路区間が存在している。
国道385号 走行日:2015/8/1
走行区間:福岡県柳川市←福岡県福岡市(完走)
酷道ランク:★★★★


福岡県の西部を南北に縦断する国道だが、佐賀県も通っている。博多駅の東側を通っている国道で、市街地区間は交通量の多い幹線道路として機能している。一方で、県境の坂本峠は有料の東脊振バイパスが開通しているとは言え、現道は山岳狭路酷道である。平野部においても佐賀県神埼市や福岡県大川市、柳川市に軒先酷道区間がある。三田川バイパスが並走していない大川・柳川市境付近は狭いにもかかわらず交通量が多い。
国道386号 走行日:2018/8/18
走行区間:大分県日田市←福岡県筑紫野市
酷道ランク:★


大分県西部の日田市と福岡県南部の筑紫野市を結ぶ国道。日田市内に谷筋の川沿いを走っている区間があるが、その他は平地を走っている。幹線道路として機能しており、車種を問わず交通量が多い。
国道387号 走行日:2021/3/30
走行区間:大分県宇佐市←熊本県熊本市
酷道ランク:★★


大分県と熊本県の2県のみ通っている国道だが、通過する県境は3ヶ所ある。山間部を通る区間が多いものの概ね走りやすい2車線道路区間が多い。狭路区間もさほど狭くはないため乗用車であれば難なく通行可能である。ただし、意外に大型トラックの通行があるためタイミングによっては離合に苦労する可能性がある。
国道388号 走行日:2020/9/21
走行区間:大分県佐伯市→熊本県湯前町(完走)
酷道ランク:★★★★★


九州最凶のR265と並び証される酷道。九州山地を横断するルートを通り、酷道界では有名な椎葉村ももちろん通過する。美郷町以東の山間部は改良が進んでいるもののまだまだ狭路を残している。大河内越のおまけと言えなくもない宮崎・大分県境も海沿いなわりにハイレベルな酷道となっている。
国道389号 走行日:2015/4/30
走行区間:福岡県大牟田市→鹿児島県阿久根市(完走)
酷道ランク:★★★


福岡県南部と雲仙・島原と天草、長島を経由して鹿児島県北西部を結ぶ国道。長州港〜多比良港、口之津港〜鬼池港、牛深港〜蔵之元港の3ヶ所の海上区間があり、それぞれカーフェリーが運航している。便数も1時間に1本程度あるため時間のロスも少なくて済む。長州港〜多比良港を結ぶ有明フェリーを除いて予約を受け付けていないので、長期連休期間は乗船待ちの可能性あり。
国道390号 走行日:2015/9/11
走行区間:
沖縄県那覇市
酷道ランク:★


石垣島と宮古島、沖縄本島を結ぶ国道で、沖縄県の離島では唯一の国道。実延長は60kmを超える程度だが、海上区間を含む総延長は550kmを超える。海上区間を結ぶフェリー航路は設定されておらず、飛行機(+レンタカー)が主な訪問手段となる。走破には金と時間を必要する、ある意味厄介な存在。
国道391号 走行日:2019/10/18
走行区間:北海道釧路市→北海道網走市(完走)
酷道ランク:★


太平洋に面する釧路市とオホーツク海に面する網走市とを結ぶ国道。釧路湿原の東部や屈斜路湖と摩周湖の間を通っており、観光客の車が多く見られる観光路線でもある。休日の交通量は多少増えるが、全体的に見れば交通量の少ない走りやすい国道である。
国道392号 走行日:2019/10/20
走行区間:北海道釧路市→北海道本別町(完走)
酷道ランク:★


太平洋に面する釧路市と内陸部の本別町とを結ぶ国道。起点側はR38(とR336)が、終点側はR274が重複しており、単独率は5割を下回っている。R274の分断区間を迂回するルートの一部であり、R274を走ればその大半を走る事になってしまう。
国道393号 走行日:2013/7/14
走行区間:北海道小樽市→北海道倶知安町(完走)
酷道ランク:★★


北海道の赤井川村と倶知安町の境に分断区間を抱えていたが、2008年9月6日に赤井川道路が開通した事によって全線が供用される。小樽市にいくつものヘアピンカーブが連続する区間があるが、全て2車線なので酷道と呼ぶには物足りないレベル。
国道394号 走行日:2019/10/9
走行区間:青森県むつ市←青森県弘前市(完走)
酷道ランク:★★


青森県内を“」”形状に走っている国道だが、表面上は'−'形状にしか見えない。なぜなら、起終点どちら側も他の上位国道と重複しているためである。特にむつ市側は66kmもの間、R338と重複している。その他のR102、R103との重複区間を加えると単独率は5割を下回っている。
国道395号 走行日:2023/3/5
走行区間:岩手県久慈市→岩手県二戸市(完走)
酷道ランク:★


岩手県北部の内陸部と沿岸部を結んでおり全てが岩手県で完結している。山間部を通るものの断崖絶壁を走るような箇所はなくのんびりした雰囲気が漂っていると言える。
国道396号 走行日:2013/2/10
走行区間:岩手県遠野市→岩手県盛岡市(完走)
酷道ランク:★★


岩手県中部を走る総延長60km弱の短い国道で、その全てが岩手県内を走っている。県庁所在地である盛岡市と南東沿岸部の釜石市や大船渡市の最短ルートの一部を形成しておりほぼ全線において2車線あり酷道ではない。全体的に交通量は少なめ。
国道397号 走行日:2013/8/11
走行区間:岩手県大船渡市←秋田県横手市(完走)
酷道ランク:★★★


岩手県南部沿岸部と秋田県南部内陸部を結ぶ国道。県境の大森トンネルを挟む区間が急勾配・急カーブの山道だが概ね2車線と割合整備されている。冬期閉鎖される区間があるが酷道レベルはあまり高くない。
国道398号 走行日:2022/5/2
走行区間:宮城県石巻市←秋田県由利本荘市(完走)
酷道ランク:★★★★


宮城県北部と秋田県南部にかけて東北地方を横断する国道。県境の花山峠は2008年の岩手宮城内陸地震の被害から復旧と同時に改良されて酷道ランクが降下。宮城県内は海沿いを走る区間は東日本大震災により大きな被害を受けたが、11年が経過すると復旧は完了しておりバイパスも整備されている。
国道399号 走行日:2012/6/7
走行区間:福島県いわき市→山形県南陽市(完走)
酷道ランク:★★★★


福島県南東部と山形県南東部を結ぶ国道。整備されている箇所も多いが、全体的にまだまだ未改良箇所も多く残っている。福島県と山形県だけではなく宮城県の南端部もかすめており、その前後が酷道としてのハイライトでもある。伊達市以南の一部地域はは東日本大震災に伴う原発事故により計画的避難地区に指定されている。

★★★★★ 文句なしの酷道。通行には相応の技量が必要。
★★★★ 酷道上級者向け。通行にはある程度の技量が必要。
★★★ 酷道序の口。酷道入門に最適。
★★ 誰もが通れるが油断は禁物。
誰もが通れる、普通の国道。