国道293号
part4

R121市役所前交差点〜R50卸売市場前交差点
鹿沼市→栃木市→佐野市→足利市

160.R121・R293・R352重複区間 161.栃木r4・r14石橋町交差点 162.R121・R352下材木町交差点
 市役所前交差点からはR121・R293・R352の3国道重複区間となる。串刺しおにぎり(ヘキサ)の設置率の高さに定評のある栃木県であればこそ、3つ串刺しおにぎりも設置されている。
 鹿沼市の中心部を南下していると栃木r4・r14石橋町交差点を通過し、そのすぐ先の下材木町交差点でR121が壬生方面に分岐すると3国道重複区間が終わり、R352との2国道重複区間になる。

163.栃木r120新鹿沼駅前交差点 164.「足利49km 栃木19km」 165.R293・R352串刺しおにぎり
 下材木町交差点から程なくして栃木r120との新鹿沼駅前交差点を通過する。r120の先にある新鹿沼駅はJRではなく東武日光線に属する駅である。鹿沼市役所はJRの鹿沼駅からも東武の新鹿沼駅からもやや離れた位置にある。R293(R352重複)はと言うと、沿線に建物が建ち並ぶ中を通っており信号機付きの交差点が多いためこれまでに比べて流れが悪くなりやすい。

166.R293楡木バイパス・栃木r268上殿丁字路交差点 167.栃木r15大門宿交差点 168.栃木r137樅山駅前交差点
 鹿沼市の中心部の北東でも交差した栃木r268との上殿丁字路交差点を通過するが、R293楡木バイパスが部分開通した後にバイパス北端の新上殿橋交差点までがR293にも指定されるようになっている。楡木バイパスは南隣の鹿沼南バイパスに接続する予定だが、2023年1月時点では未だ繋がっていない。
 上殿丁字路交差点を過ぎてすぐに栃木r15大門宿交差点を通過するが、r15へ進む車両が意外に多くやや長めの右折車線が設置されている。さらに少し走ると樅山駅の東で栃木r137樅山駅前交差点を通過する。

169.交通量の多い2車線道路を南下 170.栃木r127・r6楡木交差点 171.R352追分交差点を右折
 交通量は多いものの流れの良い2車線道路を南下していると栃木r127・r6との楡木交差点を通過する。r127とr6との交差点間は20mほど離れているが、同じ交差点として扱われている。
 楡木交差点のすぐ南で追分交差点を右折して足利・栃木方面に進むとR352の重複が終わる。なお、R352は福島県南会津町でR121との重複が始まってから約84kmに渡る上位国道との重複区間が終わる場所でもある。

172.追分交差点以降も2車線道路が続く 173.栃木r307磯町交差点 174.R293鹿沼南バイパスとの・栃木r3交差点を右折
 追分交差点からはR352の西側を並走するようにして南下してE4東北道の宿一本松橋をくぐってから栃木r307磯町交差点を通過する。緩やかながらカーブが連続しており見通しはあまり良くない。
 追分交差点から約3.1km、左にカーブした先でR293鹿沼南バイパスと栃木r3との交差点に至り、右折して足利・栃木方面に進む。左折方向の地名が表記されていない道路が鹿沼南バイパスであるが、2023年1月時点は約2.1km北のE4東北道の南までしか供用されておらずR352に暫定的に接続している。東北道より北は楡木バイパスとして整備される計画である。

175.鹿沼南バイパスとの交差点からは片側1車線 176.小倉橋 177.栃木r131小倉橋西交差点
 鹿沼南バイパスと合流すると中央分離帯のある片側1車線道路を左にカーブしながら上って上下線で別々の小倉橋を渡って栃木市に入る。橋の手前の小倉橋東交差点で南に交差している道路は栃木r3の旧道である。小倉橋を渡り終えた直後に栃木r131小倉橋西交差点を通過する。r131の一部はR293の旧道である。

178.金崎立体橋 179.栃木r177工業団地入口交差点 180.道の駅「にしかた」
 小倉橋西交差点を過ぎてすぐに金崎立体橋で東武日光線の上を通過して左にカーブしながら下って平面に戻った所で車線が増えて片側2車線道路になる。左カーブが終わる所で栃木r177工業団地入口交差点を通過し、その少し南で道の駅「にしかた」を通過する。

181.「R293足利方面 右側車線へ」 182.栃木r3西方小学校前歩道橋交差点を右折
 道の駅を過ぎてすぐの栃木r3西方小学校前歩道橋交差点を右折して足利・佐野方面に進む。直進のr3が引き続き片側2車線道路のため、道の駅の前辺りから足利方面は右側車線に移るようにとの看板が設置されている。

183.栃木r177西方中前交差点 184.(仮称)都賀西方SIC(上り線)が建設中 185.都賀西方SIC(下り線)が建設中
 西方小学校前歩道橋交差点を右折してすぐに市道との市道との交差点を通過するが、この市道はR293の旧道である。さらに少し走ると栃木r177西方中前交差点を通過する。右折の上久我方面はヘキサが消されているが、R293がバイパスに一本化された際にr177の起点も移動したのだろう。
 E4東北道の本所橋をくぐるが、R293を挟んで都賀西方PAがあり、南に上り線が、北に下り線がある。また、走行した時点で都賀西方SICが建設中であり、本所橋の東に上り線側が、西に下り線側が接続する予定である。R293の右折車線や案内標識が設置されている事から供用までさほど時間はかならないと思われる。

186.栃木r37大柿十字路交差点 187.白山神社の前を通る 188.旧道との交差点
 E4東北道から少し走ると栃木r37大柿十字路交差点を通過し、緩やかな左カーブを曲がりながら旧道との交差点を通過する。約600m先で旧道が合流しており短いバイパス区間だが交差点の手前に案内標識が設置されている(ただし、旧道の行き先は表記なし)。

189.栃木r32尻内橋東交差点 190.栃木市尻内町 191.登坂車線あり
 ゴルフ場に挟まれた間を通り抜けた後に栃木r32尻内橋東交差点を通過する。尻内橋を渡った先にある尻内町交差点で交差している市道はr32の旧道である。その後は内宿川の広めの谷筋を走り、集落が途切れた所で登坂車線が現れる。

192.トンネル手前で上下線が分離 193.新会沢トンネル 194.トンネルの西側にも登坂車線あり
 登坂車線が終わった後に上下線が分離し、新会沢トンネルをくぐって佐野市に入る。東向き車線の会沢隧道は新会沢トンネルが供用されるまでは対面通行であった。トンネルを出て中央分離帯がなくなる手前から東向き車線の登坂車線が現れ、それが終わった直後にやや急な左カーブを曲がる。

195.周辺には石灰の採掘会社が多い 196.市道との築地町交差点を右折 197.嘉多山トンネル
 佐野市に入ってからは周辺に石灰の採掘場が多くダンプの通行が多いため路面が白っぽくなっている。旧葛生町の中心部の手前で市道との築地町交差点を右折し、緩やかな上り勾配の後に緩やか下って嘉多山トンネルをくぐる。トンネルという名称ではあるもののボックスカルバートのような形状で上には嘉多山公園の一部と駐車場がある。

198.栃木r123交差点 199.栃木r200交差点 200.葛生大橋
 嘉多山トンネルを出て左の急カーブを曲がった先で栃木r123交差点と栃木r200交差点を通過して左にカーブしている葛生大橋を渡る。r123交差点の手前には東武佐野線の葛生駅から延びていた貨物線が敷設されていたが、撤去されており痕跡を確認するのは困難である。

201.栃木r210天神橋西交差点 202.御榊跨線橋 203.東武佐野線と並走
 葛生大橋からは黒川の右岸を走り、栃木r210天神橋西交差点を通過してから東武佐野線を山菅跨線橋で越える。跨線橋を挟んだ約400mにはゆずり車線が設置されている。黒川と東武佐野線の間を走っているとS字状にカーブしながら御榊跨線橋で再び線路の上を通過し、以降は隣接状態で並走している。

204.栃木r126山越交差点 205.栃木r124交差点 206.栃木r115田沼上町交差点
 多田駅の裏手を通り過ぎてから緩やかな右カーブを曲がりながら栃木r126山越交差点を通過する。このカーブから東武佐野線から離れていく。旧田沼町の中心部に差し掛かって周辺の増えてきた所で栃木r124交差点を、少し進むと栃木r115田沼上町交差点を通過する。r124は停車場線だが道幅が狭いため大型貨物車両の通行は禁止されている。

207.田沼上町交差点以西は4車線道路 208.栃木r16・r66田沼上町西交差点 209.栃木r201交差点
 田沼上町交差点からは車線が増えて4車線道路になるが、約300m先の栃木r16・r66田沼上町西交差点で左側車線がr16への左折車線になってしまう。R293は右側車線を右にカーブしながら直進する。田沼上町西交差点からは真西の方角に向かって走り、程なくして栃木r201交差点を通過する。

210.戸奈良交差点 211.E50北関東道の芝宮橋 212.渥戸橋
 旧道らしき市道との戸奈良交差点を通過する。信号機のある交差点の右折車線は右前方の市道への右折車線と思われ、旧道らしき市道へは手前の右折車線を利用する。戸奈良交差点から程なくしてE50北関東道の芝宮橋をくぐって渥戸橋を渡る。

213.栃木r175山形入口交差点 214.栃木r175出流原歩道橋交差点 215.街路樹のある2車線道路
 栃木r175山形交差点を通過するが、右折した先にE50北関東道の出流原SICがある。元々あった出流原PAに追加されたスマートインターチェンジで、2022年9月19日に供用が開始されている。山形入口交差点から約300m先の出流原歩道橋交差点でもr175が交差しているが、こちらは現道と思われ、約500m南の大門交差点まではR293の旧道に当たる。出流原歩道橋交差点からは平坦な直線道路が続いており非常に走りやすい。

216.市境に向かって上って行く 217.越床トンネル 218.足利市側の勾配も緩やか
 市道との駒場交差点を過ぎるとごく緩やかながら上り勾配となり、沿線の集落が途切れるとはっきりと認識できる程度の勾配になる。ガードレールで閉鎖された旧道の入口の直後に越床トンネルをくぐって足利市に入る。トンネルを出た直後に旧道との交差点を通過するが、こちらはハイキング客用の駐車場があるため閉鎖されていない。緩やかな勾配を少し下ると視界が開けて勾配がさらに緩やかになる。

219.E50北館道東・足利IC 220.足利ICからは片側2車線道路 221.栃木r40大月町交差点
 やや急な左カーブの直後にE50北関東道の足利ICを通過する。インターチェンジの手前で中央分離帯が現れて片側1車線道路になり、インターチェンジを過ぎた後に車線が増えて片側2車線道路になる。しかし栃木r40大月町交差点で左側車線が左折専用車線となり、以降は対面2車線道路に戻る。

222.千歳橋交差点を右折 223.新設の道路(市道?)との交差点を左折 224.狭苦しい2車線道路
 大月町交差点から対面2車線道路を少し走ると緩やかな勾配を上った先で千歳橋を渡り、南詰の千歳橋交差点を右折する。左折の館林方面が道なりのためルートミスに注意しなければならない。
 千歳橋交差点から約200mで市道との交差点があるが、ごく最近市道が開通したようで信号機はまだ稼働していなかった。道なりに走る方が市道で、R293は左折である。案内標識は設置されておらず立看板がいくつか設置されているだけであった。工事が完了するまでには標識も設置されるのかもしれない。新設の市道との交差点からは狭苦しい2車線道路で足利市の中心部に向かう。

225.女子高校前交差点を左折 226.女子高校前交差点からは4車線道路 227.右側車線が減少
 やや急な右カーブで大橋を渡ってからは狭いながらも歩道が設置されているため多少は走りやすくなる。市道との女子高校前交差点を左折して足利市街方面に進む。2022年4月に足利高校と統合されたため足利女子高校は存在しなくなっている。そのため今後は交差点の名称が変わる可能性もある。
 女子高校前交差点からは4車線道路になるが約500m先で右側車線が減少する。足利IC付近の片側2車線区間と同様に中途半端な多車線区間である。車線幅の広い2車線道路になった後に栃木r67通1交差点を通過する。

228.永楽跨線橋 229.永楽町交差点を左折 230.栃木r8・r420田中橋北交差点を右折
 通1交差点を過ぎてすぐにやや急な勾配を上って永楽跨線橋でJR両毛線の上を通過する。跨線橋からの短い勾配を下り切った所で市道との永楽町交差点を左折し、約200m先の栃木r8・r420田中橋北交差点を右折する。永楽町交差点の案内標識は交差点の左側の奥にしか設置されておらず、手前で確認する事はできないが跨線橋のおにぎりに左折矢印の補助標識が取り付けられているためルートミスの可能性は低いだろう。また、田中橋北交差点の案内標識にはr8のヘキサしか表記されていない。左折のJR足利駅方面の道路がr420で停車場線であるという訳ではなく、r420は桐生足利藤岡自転車道線という自転車道である。河川敷から上ってきてr8の歩道の一部となって田中橋北交差点からはR293の歩道となって田中橋を渡る。

231.田中橋 232.田中跨線橋 233.栃木r40朝倉町交差点
 田中橋を渡り終えた直後に栃木r420が左方向に分岐して重複区間が終わる。自転車道が重複しているからという訳ではないだろうが、田中橋は東側のみ歩道が設置されている。田中橋のすぐ先の田中跨線橋で東武伊勢崎線を越えてやや急な勾配を下る。平面道路に戻ってからは沿線に商業施設が建ち並ぶ中を走って栃木r40朝倉町交差点を通過する。足利ICの近くでも交差していたr40だが、路線名を足利環状線といい、狭路区間があり屈曲も多いが起終点が同じで環状にはなっている。

234.車線幅の広い2車線道路 235.R50卸売市場前交差点
 朝倉町交差点からも商業施設が建ち並ぶ中を広めの車線幅の2車線道路で南下する。八木高架橋の下でR50卸売市場前交差点に至る。この交差点がR293の終点であり、手前に設置されたおにぎりには「ここまで」という補助標識が付けられている。