国道282号
part1

R45NHK前交差点〜東北道・安代IC
盛岡市→滝沢村→盛岡市→滝沢村→八幡平市

1.NHK前交差点 2.幹線国道故に4車線 3.岩手r220上堂交差点は道なりに右へカーブ
 岩手県の県庁所在地、盛岡市の中心部北部のNHK前交差点がR282の起点である。しかしR282はR4に重複しているため表向きはR4とR46との交差点にしか見えない。そしてさらにはR281も重複している。
 R4だけでなくR281とも重複しながら二戸・岩手町方面に向かって進む。一桁幹線国道と重複しているだけあって交通量の多い4車線で早朝にもかかわらず交通量は少なくない。北上川を渡ってから右にカーブしながら岩手r220上堂交差点を通り過ぎる。

4.上堂交差点以北も4車線 5.跨線橋の上で左車線が減少 6.牧場の前を走る
 上堂交差点からは東北新幹線とIGRいわて銀河鉄道(以下IGR)の東を並走しながら直線道路を北上する。沿線には商業施設が点在しており普通の家屋は少ない。NHK前交差点から約5.3km走ると左にカーブしながら東北新幹線とIGRを跨線橋で越える。跨線橋の上で左車線がなくなり、以降は対面2車線となる。跨線橋から先は岩手牧場の東側を走っており、交通量は多いが信号のない直線道路なので流れは良い。

7.滝沢村に入った途端栄えた雰囲気 8.「青森市191km 二戸市65km」 9.分れ南交差点
 滝沢村に入った途端に木々に挟まれた状態からいきなり商業施設が目立つようになる。村と言っても人口は5万人を超えており、2014年1月1日をもって市に昇格する事が決定している。その後は岩手牧場と岩手大学の農場の間を走っており沿線には樹木が生い茂っている。
 NHK前交差点から9.2kmで分れ南交差点となり、R4とR281の2本の右折車線に対して真ん中の直進車線に進んで単独区間となる。なお、R281についてはこの先もR4との重複が続き、単独区間になるのはNHK前交差点から約34km走らなければならない。

10.「鹿角82km 八幡平市16km」 11.盛岡農高の西側を北上 12.R282BP一本木バイパス南口交差点は直進して現道へ進む
 分れ南交差点から先は一桁国道との重複区間ではなくなるため、交通量はかなり減ってしまう。岩手r16・r278交差点を通過してすぐに東北道の滝沢ICの流出入路の上を通過するが、トンネルの上を通っているためその存在に気付かないかもしれない。またインターで接続しているのはR4(R281重複)であってR282とは接続していない。その後は木々が生い茂った間を走っていると左カーブの先でR282一本木バイパスとの一本木バイパス南口に至る。直進も右折もR282だが、今回は現道へ進むべく直進する。

13.東北道と最初のクロス 14.滝沢村滝沢 15.R282BP一本木バイパス北口交差点を左折
 現道と言ってもバイパスと同じ対面2車線で、交通量が分散されるせいで走りやすいと感じる。一本木集落を通り抜けているが、特別狭い訳でもなければ屈曲が多い訳でもない。2ヶ所目の東北道の高架をくぐった、右カーブの先の一本木バイパス北口交差点でバイパスに突き当たり、左折して八幡平市方面に向かう事でバイパスと合流する。

16.2車線快走路を北上 17.道の駅「にしね」 18.道の駅の前で八幡平市に入る
 一本木バイパス北口交差点から程なくして盛岡市に入るが、1.0km程進んだ所で再び滝沢村に入る。その後は市村境の近くを東北道と共に2車線快走路を走る。交通量は皆無とまではいかないが少なく、信号もほとんどないため速いペースで走る事ができる。最後に一瞬だけ盛岡市に入ってから松森堰を渡って八幡平市に入る。市境を過ぎた直後には道の駅「にしね」がある。

19.東北道・西根IC 20.R282西根バイパスとの大更交差点を左折して現道へ 21.西根BP現道も対面2車線
 八幡平市に入ってすぐに東北道・西根ICを通過し、少し北の交差点でバイパスと現道が別れる。一本木バイパス南口交差点とは異なり西根バイパスの南口は直進がバイパスで左折が現道である。案内標識には現道にはおにぎりが記載されていないので要注意である。西根バイパスの現道も対面2車線と特別狭い訳ではない。緩やかにアップダウンする快走路を北上する。

22.八幡平市大更はセンターラインなし 23.岩手r23交差点 24.右側にはJR花輪線が走っている
 旧西根町の中心部にして八幡平市の中心部でもある八幡平市大更では岩手r199交差点の手前でセンターラインがなくなる。家屋が密集した2.0車線幅の道路を走っていると岩手r23交差点を通り過ぎた所でセンターラインが復活する。緩やかに上りながら左にカーブするとJR花輪線と並走状態になる。秋田県鹿角市まで東北道と共にR282に並走する鉄道路線である。

25.R282BP・岩手r257交差点でバイパスと合流 26.岩手r17交差点の手前を左に直角カーブ 27.鹿角まで63km
 八幡平市役所の南東の交差点でR282BPと岩手r257との交差点を通過する。バイパスと合流という訳だが、さらに北に延伸する計画があるため暫定的に国道に指定しているものと思われる。市役所から北は花輪線の西側を北上する。岩手r17交差点の手前には左直角カーブがある他は直線的である。

28.S字カーブの先に花輪線の踏切 29.踏切からしばらくは家屋がある程度密集している 30.家屋が疎らになるとセンターラインも変わる
 緩やかなS字カーブを曲がってから花輪線の踏切を通過し、直後の市道との交差点を道なりに左にカーブする。平館駅付近は家屋が比較的多いためセンターラインの色はオレンジだが、少し進んで家屋が疎らになると白破線に変わる。その後しばらく花輪線と近接した状態で直線道路を北西の方角に走る。

31.集落が途切れると上り勾配になる 32.緩やかながらカーブが多い 33.約2kmの登坂車線あり
 松尾八幡平駅から程なくして集落が途切れると同時に上り勾配となる。長川の谷筋だが周囲の山が高くないため日が差し込んでおり雰囲気は明るく、ただの上り勾配の2車線快走路である。勾配はさほど急ではないが距離が長いためか、約2kmに渡って登坂車線が設けられている。

34.竜ヶ森跨線橋 35.安比高原駅付近にはスノーシェッド 36.大場谷地峠
 登坂車線が終わると竜ヶ森跨線橋を渡るが、花輪線が掘割にあるため線路上だけ高くなっている通常の跨線橋とは異なり橋にしか見えない。竜ヶ森跨線橋を過ぎた所で右に緩やかにカーブする。左側には並走している東北道が見える場所で、走行中の車両も確認できる。さらに右カーブを曲がると全長800m程のスノーシェッドをくぐる。内部も左にカーブしており、その北には安比高原駅がある。安比高原駅や安比高原の出入口の市道との交差点のすぐ先に大場谷地峠があり、そこから下りに転ずる。

37.峠以西は反対車線に登坂車線がある 38.星沢跨線橋 39.東北道
 大場谷地峠からの下り区間も走りやすい2車線道路が続いている。上りとなる反対側車線には登坂車線が設けられおり、こちらも約2kmの距離がある。その登坂車線がなくなる(始まる)のが星沢跨線橋の手前であり、跨線橋の存在が登坂車線の始まり・終わりになる点も同じである。星沢跨線橋からは直線的になり勾配はさらに緩やかになる。赤坂田駅の少し南で東北道の高架をくぐる。

40.八幡平市赤坂田 41.新田大橋で安比川と花輪線を越える 42.山間部にありながら快走路が続く
 赤坂田集落は駅があるせいか比較的規模が大きいが車であれば通り抜けるのにさほど時間はかからない。家屋が疎らになってから見通しの良い2車線道路を走っていると新田大橋で安比川と花輪線を同時に越える。その後は花輪線や東北道とともに安比川に沿ってほぼ平坦な所を走る。断続的に集落が続いているが交通量は非常に少ない。

43.荒屋新町駅周辺も家屋が多い 44.第5津軽街道踏切 45.安代IC
 荒屋新町駅に近付くと家屋が密集している中の歩道のない2車線道路を走る。旧安代町の中心部だったため市役所の支所も置かれている。旧町の中心部の中ほどで花輪線の踏切を渡り、以降は狭いながらも歩道付きとなり多少は走りやすくなる。東北道の高架下をくぐった直後に西根ICを通過する。

 非常に中途半端な所だがキリの良いR341長嶺交差点まで続けるとさすがに長くなってしまうためこの安代ICでpartを分割する。

国道282号 part2