国道275号
part1

R12北1東14交差点〜R451BP交差点
札幌市→江別市→当別町→月形町→浦臼町→新十津川町

1.R12北1東14・大通東13交差点 2.4車線道路 3.JR函館本線・千歳線
 北海道札幌市の中心部から見て東に位置するR12北1東14・大通東13交差点がR275の起点であり、ここからオホーツク海沿岸の浜頓別町に向かって中北部地域を北上する。北に接続している道路から交差点に入ると右折方向の道路が案内されていないが、これは右折禁止のためであり、実際にはR12が存在している。
 R275を走り始めると中央分離帯のない4車線道路とで始まり、交通量も非常に多く幹線国道である事が窺える。豊平川の左岸を走っており、堤防の内側には北海道r814(滝野上野幌自転車道線)が並走している。北11東18交差点を過ぎると緩やかな左カーブを曲がり中央分離帯が現れた後にJR函館本線・千歳線の下をくぐる。JRの線路が区境となっており、中央区から東区に入る。

4.JRのガードを過ぎると4車線道路 5.北海道r89東苗穂13・東雁来1-1交差点 6.R274東雁来町交差点
 左にカーブして豊平川から離れた後に東苗補13・東雁来1-1交差点を通過する。交通量の多い4車線道路を走っているとR274東雁来町交差点を通過する。交差点の上を横切っている高架はE5A札樽道であり、左折してすぐに所に雁来IC(小樽方面への入口と小樽方面からの出口)がある。

7.札幌市東区東雁来 8.雁来大橋 9.市境付近を左にカーブ
 R274も幹線国道のため右左折する車両も多く幾分か交通量は減少する。それでも早朝の割に交通量は多いままであった。丘珠空港を結ぶ北海道r1137との交差点を通過して少し走ると雁来大橋で豊平川を渡る。そのすぐ先で北海道r626東米里交差点を通過する。雁来大橋から東米里交差点の東にかけては札幌市白石区を掠めるような形で通っている。東雁来町交差点で交差している道路は北海道r814(滝野上野幌自転車道線)である。緩やかな長いカーブを曲がっているとその途中で江別市に入る。

10.北海道r46角山交差点 11.角山橋 12.直線道路が続く
 江別市に入ると直線かつ平坦な片側2車線道路を走る。札幌市の近郊と言える場所だが周囲には田畑や牧草地が広がっており長閑な風景である。ただし、交通量の多い幹線国道なのでのんびりした雰囲気はあまり感じられない。北海道r46角山交差点を過ぎると右カーブを曲がり、その後に角山橋を渡る。以降も直線道路が続く。

13.北海道r128角山交差点 14.北海道r1056角山交差点 15.新石狩大橋
 周囲に工場が増えた所で北海道r128角山交差点を通過し、緩やかな勾配を上っていると北海道r1056角山交差点を通過する。ここで右側車線がr1056への右折専用車線になってしまう。また、r1056はR337の旧道に当たる区間だが、2017年4月1日に国道から道道に移管されている。当サイトのR337のレポートは2013年に走行しているため、降格した区間を走行している。
 R337旧道との交差点を通過するとすぐに新石狩大橋を渡る。車線が減少したため対面2車線道路だが、下流側に新たな橋が建設中であり、完成すれば片側2車線になるものと思われる。

16.防雪柵の向こう側では道路工事が進行中 17.東側で拡幅が行われている区間もある 18.片側2車線道路になる
 新石狩大橋を渡ってからも2車線道路だが、橋の直近では西側で、少し離れると東側で道路工事が行われているので橋の供用にあわせて片側2車線の区間も延伸されると思われる。そして延伸されれば既に片側2車線になっている区間と繋がるため、一気に多車線区間が増える事になる。

19.当別町に入る 20.R337交差点(小樽・石狩方面) 21.R337交差点(長沼・江別東IC方面)
 片側2車線道路に戻って程なくして当別町に入り、R337との交差点を通過する。立体交差化されているが通常のランプの形状とは異なり、小樽・石狩方面も長沼方面も右折する事になる。2017年3月31日以前は角山交差点からここまでの区間がR337重複区間であった。

22.左側車線が減少 23.車線は減っても直線道路である点に変化なし 24.北海道r81栄町交差点を右折
 R337交差点を通過した直後に左側車線が減少し中央分離帯もなくなって対面2車線道路になる。車線は少なくなったが平坦かつカーブが少ないという点に変化はない。交通量もだいぶ少なくなっている。当別町の中心部の手前で北海道r81栄町交差点となり、右折して新十津川・月形方面に向かう。

25.当別町の市街地の南部を走る 26.北海道r28・r81樺戸町交差点 27.北海道医療大学駅付近を通過
 当別町の市街地の南部を通っているため沿線には多くの家屋が建っているが、北海道r28・r81樺戸町交差点付近からは田畑の間を走る事になる。北西側にはJR札沼線が並走している。中央分離帯付きの追越車線区間になってすぐに北海道医療大学駅の近くを通過する。札沼線は北海道医療大学駅より南側の区間が電化されており、非電化の新十津川駅までの区間は2020年5月に廃止となる予定である。

28.北海道r887交差点 29.追越し車線がなくなる 30.JR札沼線と並走
 追越車線は約4.0kmもあり、その中に北海道r887交差点と北海道r751交差点がある。南東には篠津川が流れており、小さな河川ながら町境となっているため向こう側は新篠津町である。追越車線区間が終わるとJR札沼線とともに左カーブを曲がる。

31.本中小屋駅付近からは追越し禁止区間 32.交通量は少なくないが流れは良好 33.月形町に入る
 緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を走っていると本中小屋駅を過ぎた辺りで追越禁止区間となる。追越禁止区間の距離は長いが、信号機付きの交差点が少なく線形も良いのでハイペースで流れている。緩やかな右カーブを曲がっていると篠津川橋を渡って月形町に入る。この境は振興局の境でもあり、札幌市を含む石狩振興局から岩見沢市を中心とする空知総合振興局の管轄地域に入る。

34.追越車線区間 35.月形町字月ヶ岡 36.北海道r1121南耕地2交差点
 月形町に入ってすぐに追越車線が現れるが、延長は600m程度と短く中央分離帯も設置されていない。月ヶ岡駅を通り過ぎると緩やかな右カーブを曲がり、東の方角に向かって直線道路を走る。知来乙駅の南西で北海道r1121南耕地2交差点を通過する。

37.北海道r11南耕地1交差点 38.月形町字市南 39.月形町の市街地の手前に急カーブあり
 南耕地2交差点から程なくして北海道r11南耕地1交差点を通過する。ウォッちずでは500m東にも道道との交差点があるが、r11の旧道と思われ、案内標識とソトバは設置されていない。南耕地1交差点を過ぎると月形町の中心部に近付くため沿線の家屋が増えてくる。

40.柳橋 41.北海道r376市北5・市北2交差点 42.JR札沼線との並走は続いている
 前後に急カーブのある柳橋を渡ると市街地に入り、北海道r376市北5・市北2交差点を通過する。r376は停車場線のためその向かう先に石狩月形駅があるが、前述の通り2020年5月に廃止となる予定の駅である。国道と駅の間に月形町役場がある。北海道r6市北6・市北1交差点を通過して右カーブの手前から沿線の家屋が少なくなる。

43.石狩川の右岸を少しだけ走る 44.中央分離帯は追越しをさせないためか? 45.中央分離帯区間以降は長い追越禁止区間
 石狩川の右岸を少しだけ走った後に緩やかな左カーブを曲がって川から離れる。中央分離帯付きの片側1車線道路になるが、どちら側の車線にも追越車線が設置されていない事から物理的に追越しをさせないための処置かもしれない。中央分離帯がなくなってからも追越禁止規制区間が続く。

46.札比内3・南札比内3交差点 47.JR札沼線と並走している 48.浦臼町に入る
 少し離れた場所を通っていたJR札沼線が接近してきた後に札比内3・南札比内3交差点を通過する。左折した数十メートル先に札比内駅があるが、その道路は道道には指定されていない。札沼線と隣接した状態で並走しているとトレシップタウシナイ川に架かる西野橋を渡って浦臼町に入る。町が変わると同時にセンターラインも変わって追越しが可能となる。

49.「碧水(北竜町)46km 新十津川21km」 50.岩村橋 51.北海道r1159晩生内駅前・晩生内228交差点
 追越可能区間になっても道路状況や周辺の風景にはそれまでと特に変化は見れない。ハイペースで流れている2車線道路を走っていると北海道r1159晩生内駅前・晩生内228交差点を通過する。交差点の名称が示す通りすぐ近くに晩生内駅があるが、国道側からの出入はできず反対側に回らなければならない。そして、r1159は停車場線ではなく駅とは反対方向に延びている。

52.まず片側1車線 53.両方向とも追越車線あり 54.札的内橋
 JR札沼線に沿った2車線道路を走っていると中央分離帯が現れて片側1車線道路になった後に追越車線が現れる。反対側の車線にも追越車線が設置されており、その距離は900m程度である。追越車線が終わっても中央分離帯はまだなくならず、札的内橋を渡った後に対面2車線道路に戻る。

55.2車線道路を快走 56.北海道r603浦臼内182・浦臼内172交差点 57.北海道r278黄臼内交差点
 相変わらず勾配がなく直線基調の2車線道路を走っていると北海道r603浦臼内182・浦臼内172交差点を通過する。左側に浦臼町役場が、r603の先に浦臼駅がある。浦臼町の中心部を過ぎると北海道r278黄臼内交差点を通過する。右折してr278を東進して石狩川を渡った先にはR12が概ね並走と言える状態にある。

58.道の駅「つるぬま」 59.鶴沼駅付近を通過 60.新十津川町に入る
 黄臼内交差点を通過してから少し走ると交差点付近に中央分離帯が現れるが、そこが道の駅「つるぬま」の出入口である。道の駅を通り過ぎると通常の2車線道路に戻り、緩やかなS字カーブ区間で町境を通過して新十津川町に入る。

61.新十津川町字花月 62.北海道r283南11号交差点 63.平坦かつ直線的な快走路が続いている
 新十津川町に入ってからも平坦でカーブの少ない2車線道路が続いている。石狩川の流路が変わってできた袋地沼の近くで北海道r283南11号交差点を通過する。袋地沼の中(?)は元々石狩川の左岸であったためか、砂川市に属している。ただし、砂川市域に橋が架かっていないため新十津川町を経由しなければ往来できない。

64.R451滝新バイパスとの交差点 65.おにぎりはR275のみ 66.中央1・中央32交差点を左折
 新十津川町の中心部に入った所でR451滝新バイパスとの交差点を通過する。R451の現道とは接続していないバイパスかと思いきや、R275に重複しているようで案内標識にR451のおにぎりも表記されている。ただし、串刺しおにぎりは設置されていない。
 バイパスとの交差点から約500mで町道との中央1・中央32交差点となり、左折して美深・碧水方面に進む。大型車両は直進して町道に進む事は禁止されており左折しかできない。

67.新十津川町の中心部を走る 68.北海道r625中央18・中央16交差点を右折
 広い車線幅の2車線道路で新十津川町の中心部を走る。約800mで北海道r625中央18・中央16交差点となり、右折して引き続き美深・碧水方面に進む。案内標識にはその線すら表記されていないが、左折もr625でありJR札沼線の新十津川駅がある。2019年10月現在は札沼線の終着駅だが、2020年5月には北海道医療大学駅から北の区間が廃止になる予定である。また、1972年まではここよりさらに北に線路が伸びており、路線名の由来となった石狩沼田駅に繋がっていた。

69.新十津川橋 70.新十津川町字中央 71.R451中央70・中央71交差点を左折
 緩やかな勾配を上りながら右カーブを曲がると新十津川橋で徳富川を渡る。橋を渡り終えると緩やかな勾配を下り、右にカーブした先でR451中央70・中央71交差点に至る。ここで交差しているR451は現道であり、直進した滝川方面にあるR12との明神町1交差点が終点である。

国道275号 part2