国道274号
part3

R452紅葉山交差点〜R237宮下町3交差点
夕張市→むかわ町→占冠村→日高町

78.E38道東道の夕張のぞみ橋 79.曲線半径150mのカーブを曲がる 80.E38道東道の夕張きぼう橋
 R452紅葉山交差点の直後に紅楓橋で夕張川を渡るが、この橋はR274の夕張川に架かる橋としては最も上流に位置しており、以降は支流のホロカクルキ川の流域を走る。E38道東道の夕張のぞみ橋の下をくぐると大きく左にカーブし、久留喜橋と楓橋を相次いで渡った後に夕張きぼう橋の下をくぐり、さらに桂橋を渡る。

81.JR石勝線 82.E38道東道の夕張みらい橋 83.万紅橋
 蛇行するホロカクルキ川の南を走っているとJR石勝線の下をくぐり、千紫橋を渡った先で夕張みらい橋の下をくぐる。夕張みらい橋の東には比較的広い駐車場が設置されている。東隣に北海道物産センターもあるが営業しているかどうかは不明である。

84.JR石勝線 85.花園橋 86.登川トンネル
 下り勾配の右カーブを曲がるとJR石勝線をくぐって左カーブを曲がる。ホロカクルキ川の右岸を走っていると花園橋を渡って左岸に移る。町境に向かっているため上りが続くが勾配は緩やかである。右カーブの先で登川トンネルをくぐるが、このトンネルは町境ではない。

87.むかわ町に入る 88.「鹿の飛び出し 衝突注意」 89.交通量の少ない快走路
 登川トンネルを出て500m弱走ると町境を通過してむかわ町に入る。振興局の境でもあり、夕張市が属する空知総合振興局からむかわ町が属する胆振総合振興局に入る。その後は長い下りが続いているが、勾配はさほど急ではなくカーブも緩やかなものばかりである。オマナイ橋や大和橋を渡りながら淡々と下って行く。

90.大和橋 91.牧草地が見える 92.「石勝樹海ロード」
 大和橋を渡ってサヌシュベ川の右岸に移ってからも緩やかな下り勾配の2車線道路が続く。豊進集落に入るも沿線の家屋は少ない。豊進橋を渡ってやや急な左カーブを曲がる。カーブ部分には穂別キャンプ場の出入口がある。

93.豊里橋 94.北海道r74佐主橋交差点 95.「帯広124km 清水91km 日高34km」
 蛇行しているサヌシュッペ川を豊里橋や稲豊橋、稲里橋で渡りつつ東の方角に進む。大きく左にカーブしていると北海道r74佐主橋交差点を通過して佐主橋を渡る。r74は穂別鵡川線という路線名であり、むかわ町の中心部に向かうルートである。ただし、むかわ町域は南北に長く、市街地に行くには50km程走らなければならない。

96.両車線に駐車帯あり 97.閉鎖用ゲートを通過 98.穂別ダム付近は霧が発生していた
 穂別川の西側を走っているとそれぞれの車線の駐車帯を通り過ぎた後に閉鎖用ゲートを通過する。穂別ダムの建設に伴って整備されたのか、長い上り勾配ながら線形が良く概ね走りやすい道路状況である。

99.長和トンネル 100.穂別大橋 101.北海道r1165山水橋交差点
 穂別ダムの西側を通過した直後に長和トンネルをくぐって穂別大橋でダム湖を渡る。橋を渡った直後にはダムや湖を望める展望所を兼ねた駐車場が設置されている。右にカーブしている山水橋を渡った先で北海道r1165山水橋交差点を通過する。r1165は路線名のむかわ穂別インター線が示す通り、E38道東道のむかわ穂別ICとR274を結ぶ道道である。

102.沼の沢橋 103.稲里トンネル 104.ペンケ橋
 沼の沢橋を渡りいくつかのカーブを通過した後に稲里トンネルをくぐる。全長は1441mと比較的長大なトンネルだが町境ではない。トンネルを出ると左にカーブしながら緩やかな勾配を下る。

105.下福山橋 106.オロロップ橋 107.北海道r610交差点
 オロロップ川に架かる下福山橋やオロロップ橋を渡りながら長い勾配を下って行く。福山橋付近から大きく右にカーブし、カーブが終わると視界が開ける。北海道r610との交差点を通過するが、北にもr610が伸びているものの長期に渡って通行止となっているせいか、案内標識にはヘキサも矢印も消されている。南に延びているr610も交差点の直後から未舗装の狭路となっており、案内標識に表記されている富内集落に行くのに相当苦労しそうである。

108.福山駐車場 109.「遅い車は左車線走行」 110.勾配は6%
 北海道r610交差点のすぐ先で福山駐車場の前を通るが、敷地内には公衆トイレが設置されている。鵡川に架かる福山大橋を渡ると中央分離帯が現れ、その直後に登坂車線も現れる。勾配は5〜6%と急勾配という程ではないが、距離が長いため登坂車線がありがたく感じられる。約1.4kmで中央分離帯が途切れるが、登坂車線はまだ続く。

111.ヘアピンカーブ部には中央分離帯 112.登坂車線区間はかなり長い 113.登坂車線が終わる
 2ヶ所目の中央分離帯区間に入ると左のヘアピンカーブを曲がり、次いで右ヘアピンカーブを曲がる。約1.5kmで中央分離帯が途切れるが、その後も登坂車線が続く。登坂車線が終わるのは約4.7km走った所である。

114.標高は500m弱 115.オコタン橋とモトツトンネル 116.福穂橋と穂高トンネル
 対面2車線道路に戻ってからも上り勾配が続いている。左にカーブしている千坂橋を渡り、右カーブを経た後にオコタン橋を渡ってモトツトンネルに入る。福山トンネルとの間はスノーシェッドで覆われており、実質ひとつのトンネルとして機能している。福山トンネルを出ると福穂橋を渡って穂高トンネルをくぐる。このトンネルは町境かつ振興局境であり、胆振総合振興局に属するむかわ町から上川総合振興局に属する占冠村に入る。

117.穂高橋 118.高翠橋 119.占翠橋
 穂高トンネルからは下り勾配となり、それぞれカーブしている穂高橋、高翠橋、占翠橋を渡って行く。どの橋も200mに満たないがR274の線形の改良に大きく貢献しており走りやすい道路状況である。

120.右ヘアピンカーブ部分に中央分離帯 121.左ヘアピンカーブ部分にも中央分離帯 122.名石橋が工事のため仮の交差点が運用されている
 右のヘアピンカーブの直前で中央分離帯が現れる。上りとなる反対側車線には登坂車線が設置されている。カーブが終わると中央分離帯は途切れるが、次の左ヘアピンカーブ部分にも中央分離帯が設置されている。2ヶ所目の中央分離帯がなくなってからも登坂車線は続いており、その距離は約2.2kmである。名石駐車場付近で反対側の登坂車線がなくる。

123.名石橋は架け替え工事中 124.上り6%勾配 125.登坂車線が終わる
 名石橋が架け替え工事のため仮設橋を含む仮設道路による迂回路が設定されていた。そのため橋の手前の北海道r610との交差点も少し位置がずらされていた。なお、むかわ町でR274以北のr610は通行止だったが、占冠ICと同時期に整備されたこちらの区間はセンターライン付きの2車線道路である。
 名石橋からは6%の上り勾配となり、登坂車線が設置されている。左にカーブしている赤岩大橋を渡って右カーブの先で登坂車線が終わる。ここの登坂車線の距離は約1.1km床らまでに比べると短い。

126.渓流大橋 127.日高トンネル 128.日高町に入る
 対面2車線道路に戻ってからは下り勾配となる。渓流大橋からは上りに転じ、いくつかのカーブを通過した後に日高トンネルをくぐって日高町に入る。この町村境も振興局の境であり、上川総合振興局から日高振興局に入る。

129.日高トンネル以降は下り勾配 130.反対側車線に登坂車線あり 131.ヘアピンカーブ部分に中央分離帯
 日高トンネルからは下りとなるが勾配はさほどきつくない。カーブも多いが急なものは少ない。上りとなる反対側車線に登坂車線が設けられているが、その延長は900m程度とR274の登坂車線にしては短い。登坂車線が終わってすぐに左のヘアピンカーブを曲がるが、カーブ部分には中央分離帯が設置されている。

132.閉鎖用ゲートを通過 133.直線道路を下る 134.交通量は少ない
 ヘアピンカーブから少し走った所で閉鎖用ゲートを通過する。ゲートの先には転回可能な駐車帯が設置されている。日夕橋を渡ってすぐに右カーブを曲がり、以降は緩やかな下り勾配の直線道路を走る。

135.標識で警告される程の急カーブではない 136.R237宮下町3交差点
 町道が交差している左カーブを曲がった先でR237宮下町3交差点を通過する。右折のR237に案内されている門別本町が日高町の中心部である。平成の大合併によって日高町と門別町が合併したが、町名は日高町が継承したが役場は門別町役場に置かれている。さらに付け加えると旧日高町と旧門別町の間に平取町があるため飛び地となっている。

国道274号 part4