国道265号
part1

R57内牧温泉入口交差点〜R218馬見原交差点
阿蘇市→高森町→山都町

 九州酷道の旅2日目メイン(唯一の)イベントは九州最凶の酷道ことR265を走破すること。1日目のR496走破はいわばR265の前座、ウォーミングアップに過ぎない。

1.R57内牧温泉入口交差点をR212から進入 2.JR豊肥本線沿いに東へと進む 3.坂梨交差点を右折して単独になる
 阿蘇のカルデラのど真ん中に位置するR57とR212が交差する内牧温泉入口交差点がR265の終点である。この時点ではR265は姿を現しておらず、知っていなければここがR265の終点交差点などとは思わないだろう。重複するR57として阿蘇市の中央部と言える場所を走る。早朝なので交通量はほとんどないが、昼間であれば観光客を中心に交通量は多い。内牧温泉入口交差点から4.2kmで坂梨交差点となり、ここを右折すると単独区間となる。

4.単独区間となっても2車線だが・・・ 5.箱石峠が特殊車両通行規制中 6.「箱石峠 特殊車通行止」
 坂梨交差点を右折すると通行規制の看板が置かれていて早くも酷道の片鱗を見せるかと思ったが、(大型)特殊車両に対する規制のようで普通車はもちろんバスクラスまでは通れるとの事だった。規制対象を確認した後に走行を再開する。しばらくはカーブのほとんどない緩やかな勾配を上る。

7.阿蘇の絶景も眺める事ができる(前方は根子岳) 8.ちょっとした高原道路の様相を見せる 9.でも異常気象時は通行規制がかかる
 進むにつれ勾配がきつくなっていくが、阿蘇の山々を眺めながら走ることのできるドライブルートといった感じで酷さはほとんど感じさせてくれない。良く晴れた休日ともなると普通にドライブしている車が大量に走っている事は想像に難くない。そんなドライブルートと言えど異常気象時は通行規制がかかる区間であり、その始点から先は急勾配かつヘアピン連続と状況が変化する。

10.箱石峠の手前で崩落復旧工事中 11.工事現場と箱石峠の間で麓を振り返る 12.箱石峠を通過する
 急勾配・急カーブで高度を一気に上げると、工事現場に差し掛かる。この時の時刻はまだ6時になっていなにも関わらず誘導員がいてかなりビビッた。まさかこの時間にいるとは思わななんだ・・・。この工事現場から箱石峠にかけてはかなり視界が開けていて阿蘇の雄大な景色を眺められる。さすがは九州、酷道でなくとも絶景を拝む事ができる。工事現場から箱石峠までは500m程の距離である。

13.別の角度から根子岳を見ることもできる 14.なかなかトリッキーなコースを楽しめる 15.トリッキーな道路から見る風景
 箱石峠を越えると急勾配と急カーブは多少なりともなりを潜め、いい感じの勾配とカーブが続く。峠を越えてからの区間も良い景色を堪能する事ができ、普通のドライブルートとして充分に通用する力を持っている。しかしそれはこのR265において序章に過ぎないという点を忘れてはならない。

16.急傾斜なのに放牧地 17.大戸ノ口峠が市町境なのにその手前に高森町に入る 18.大戸ノ口峠で熊本r135と交差している
 道路自体のアップダウンや勾配はさほどきつくないが、道路両脇には歩いて上るのも一苦労する傾斜となっておりそこが放牧地になっていて牛が草を食んでいる様子を眺められる。坂梨交差点から約10kmで高森町の町境標識を通過するが、地図や地形図で見る限りは標識より500m程先の大戸ノ口峠が市町境となっている。峠は熊本r135との交差点となっており、R265は道なりに右へと進む。

19.高森町側も急勾配・急カーブが続く 20.集落が現れてからは勾配・カーブ共に緩くなる 21.R325に突き当たり左折する
 大戸ノ口峠を越えて高森町に入ると勾配とカーブが急になり一気に標高を下げにかかる。高森町洗川集落に入ると勾配もカーブも落ち着きを取り戻し、以降はどちらも緩やかな快走路となっている。視線を右に向ければ阿蘇山を眺める事もでき景色も良い。その状態はR325との交差点まで続く。R57坂梨交差点から26.3kmの距離である。

22.R325重複区間は急勾配でトンネルが連続している 23.高森峠隧道の先でR325が分岐する 24.R325伊勢交差点を直進
 R325が重複してからしばらくは緩やかな勾配だが、進むにつれ急勾配になる。さらにはトンネルと急カーブが連続するようになり見通しは非常に悪い。高森トンネルを抜けて山都町に入った直後に伊勢交差点でR325が分岐していく。重複距離は5km程である。

25.のどかな風景を走り抜ける 26.アップダウンを繰り返しながら南へ向かう 27.熊本r151交差点
 高森トンネルから南はごく緩やかなカーブしかない道路を下っていく。多少のアップダウンはあるものの走りやすい状態が続いている。阿蘇周辺と言いお勧めのドライブルート特集と言われても違和感がないR265の姿に九州最凶の酷道の面影を見る事はできない。

28.R218松葉交差点を左折してR218と重複する 29.僅かなR218重複区間も快走路 30.R218馬見原交差点を右折して宮崎県へ向かう
 伊勢交差点から16.7km走るとR218松葉交差点に突き当たる。R265は左折してR218と700mだけ重複する。200番台だけあって交通量が結構多い。馬見原交差点を右折すると単独となり宮崎県に、椎葉村に向かって向かって進む。

 以上がR265の熊本県は予想外に普通の国道だった。普通どころかドライブルートに組み入れられても何らおかしくない国道だ。しかしそれは本来のR265の姿ではないはずだ。

国道265号 part2