国道256号
part1

R152上村役場前交差点付近
上村

1.案内標識の中にだけ存在するR256
 R256の終点は長野県上村の村役場付近のR152との交差点ということになっている。しかし地図上にはR256の表記は一切存在しない。つまりお隣飯田市と上村の間は分断区間となっている。MapionBBでは上村清水で長野r251から小川路峠を経て飯田市側端点に至るR256が書かれている(地図によっては点線で書かれているものもある)が、車どころかバイクですら通り抜けできない登山道レベルの道である。よって上村内で車で通行可能なR256はR152交差点しか存在しないということになる。通常道路と言うと「線」をイメージするがここでは「点」となっている。まさに道路という概念を根底から覆すような路線設定である。

 そんなR256の終点付近だが、地図に載ってないのだから行っても何も収穫を得られないだろうと思っていたが、なんとそこにはR256の表記の入った案内看板が設置されていた。行き先の名称は書かれていないが通行止とも書かれていない。素人(=一般人)が見れば混乱する表記方法ではないだろうか?そんじゃ案内に従ってR256を走るかと思って右折したはいいのだが…

2.長野r251は冬季通行止となる
 案内標識に従ってR256に入ると橋を渡るのだが、そこでいきなり長野r251のヘキサに出くわす。案内標識はR256で全然違うヘキサが現れたら普通は混乱するぞ。せめて清水の集落までR256に指定しときゃええんじゃないのか?さらに文句を言うと橋を渡ってすぐに十字路となっているのだが、そこには案内が一切ない。直進はR152旧道で上村役場方向、左折は集落へ至る村道(?)で長野r251は右折である。右折して数十メートル進むと写真のような道路情報板があった。長野r251は上村・飯田市境で冬季通行止となるのだ。どうせこの先のR256は点線国道なのでここで素直に引き返している。

 以上がR256上村区間のレポである。案内看板の中にだけひっそりと存在するR256。今後この分断区間が繋がる可能性だが、極めて低いと思われる。と言うのも約8km北にR474矢筈トンネルがすでに開通しているからだ。三遠南信道路という高規格道路の一部であり全長2000mの長大トンネルである。昨今の道路開発環境を考えるとR256とR474を天秤にかけると後者が優先されるのではないだろうか。もっともR474とて矢筈トンネルが先行で開通したものの他の区間では遅々として工事が進んでいないように見受けられる。

国道256号 part2