国道249号
part2

R159免田交差点〜道の駅「赤神」
宝達志水町→羽咋市→志賀町→輪島市

48.橋長3mの免田"大"橋 49.宝達志水町上田出 50.石川r229今浜交差点
 R159免田交差点を直進してようやく単独区間になるが、道路状況は大して変わらない。融雪水用のパイプが埋設された2車線道路を北上し続ける。家屋の密集地であろうとなかろうと道路状況にはほとんど影響していない。

51.「急カーブ注意」 52.R471交差点 53.単独区間なのでR249のおにぎりもある
 石川r229今浜交差点を通過してからは若干急なカーブもあり家屋の密集地を通っているが、乗用車であれば特に気にする事もなく走行できる。免田交差点から約5.3km走るとR471麦生交差点を通過する。この麦生交差点は楢峠を擁し酷道と名高いR471の起点である。麦生交差点から先も平坦な2車線道路を続いており、特筆すべきものはない。

54.羽咋市に入る 55.羽咋市に入ってからは勾配を下り続ける 56.R415・石川r232兵庫町交差点
 ごく緩やかな勾配を上って峠部分を越えて羽咋市に入り、石川r29新保交差点を通過し勾配を下り続ける。勾配が終わり平坦になってすぐにR415・石川r232との兵庫町交差点を通過する。この兵庫町交差点はR415の起点である。左折してr232に進めばのと里山海道の千里浜ICに至り、砂浜の上を走れる千里浜なぎさドライブウェイにも行く事ができる。

57.羽咋市の市街地を北進 58.R415旧道との中央町南交差点 59.羽咋大橋
 兵庫町交差点からは羽咋市の市街地を通り抜けている。歩道がなく若干狭苦しい場所もあるが、一応は2車線道路で通過する事ができる。羽咋市役所の西で中央町南交差点を通過するが、ここから東に伸びる市道はR415の旧道である。その後も市街地を走っていると羽咋大橋で子浦川と羽咋川を渡る。

60.幅員拡大 61.石川r2・r60猫の目交差点 62.のと里山海道(石川r60)
 羽咋市街地から北も2車線道路が続いているが、緩やかなカーブとアップダウンを繰り返す快走路となっている。兵庫町交差点から羽咋大橋にかけては市街地のため交通量が一時的に増えたが、進むにつれて少なくなる。幅員拡大の標識が立っている場所の手前にはガードレールにフェンスが付けられた場所があるが、その下にはかつて鉄道が走っていた。その名を北陸鉄道能登線と言い、1972年(昭和47年)6月に全線廃止となっており、線路跡の大部分は自転車道に転用されている。
 石川r2・r60との猫の目交差点を通過するが、左折してr60に進めばのと里山海道の柳田ICに至る。右折してr2に進めばR159に似たルートで七尾市に行く事ができる。猫の目交差点から程なくしてのと里山海道の高架下を通過し北西の方角に進む。

63.石川r129滝港口交差点 64.快走路と淡々と走る 65.水道工事後のペイントは修正されていない
 家屋が密集している中で石川r129滝港口交差点を通過する。r129が海沿いを走っているが、滝町集落までの行止り県道である。北陸鉄道能登線跡はr129沿いに進み滝崎を海に沿って廻るルートを取っている。R249はそれに対して内陸を大きく右にカーブしており、進行方角を再び北に戻す。交通量の少ない2車線道路を淡々と北上する。

66.志賀町中心部に向かって勾配を下る 67.石川r46高浜交番前交差点 68.道の駅「ころ柿の里しか」
 志賀町に入ってしばらく2車線快走路を走っていると緩やかな下り勾配となり、石川r36高浜南交差点付近まで下り続ける。能登半島海沿いドライブの場合は左折してr36に進む必要がある。高浜南交差点を通過してすぐに石川r46高浜交番前交差点を通過し、志賀町の中心部に差し掛かる。町役場の北西で道の駅「ころ柿の里しか」を通過する。道の駅の名称が示す通り、志賀町は“しが”ではなく“しか”と読む。

69.法面工事のため片側交互通行規制 70.石川r3・r116堀松交差点を左折
 志賀町の中心部を通り過ぎ、城山の西側の山裾を走る。右急カーブ地点では法面の工事が行われている関係で片側交互通行規制が敷かれていた。そのカーブの先で北陸鉄道能登線と交差していた場所を通るが、ここは踏切だった模様。但し、廃線後40年以上経過しているためその痕跡は見られない。
 米町川を渡って右にカーブして北陸鉄道能登線跡を越えた直後の石川r3・r116堀松交差点を左折して輪島・富来方面に進む。直進のr3に七尾が案内されている事からも分かる通り、志賀町〜七尾市の間はR249に比べてr3の方が短距離かつ短時間で往来できる。r116でも七尾市に行く事はできるが、市境の奥山峠が冬期閉鎖区間であり険道要素を持っている。

71.右側には北陸鉄道能登線跡を転用した自転車道がある 72.石川r236・r301松ノ木交差点 73.山裾を走る
 堀松交差点からは緩やかな上り勾配の2車線快走路を走る。道路のすぐ右には北陸鉄道能登線跡の自転車道が並走しているが、一部は歩道と一体化している。志賀ロードパークという駐車スペースが設けられているため、駅跡かと思ったがどうやらそうではないらしい。石川r236・r301松ノ木交差点を通過してから左にカーブして谷筋の一段高い位置を走る。

74.石川r48三明交差点 75.R248の内陸を走る広域農道と交差 76.富来トンネル
 北陸鉄道能登線の終着駅であった三明駅跡からは自転車道との並走が終わる。そのすぐ先で右にカーブしながら石川r48三明交差点を通過し、少しだけ重複して七尾方面に分岐する。その後は山間部に2車線快走路を走る。やや急なカーブもあるが勾配は緩やかで走りやすい道路状況と言える。広域農道との交差点を通過して左にカーブして西の方角に走っていると富来トンネルをくぐって旧富来町に入る。

77.石川r36牛下交差点 78.海岸線沿いだがアップダウンあり 79.はたごトンネル
 富来トンネルを出て谷筋の2車線快走路を走っていると海沿いを走ってきた石川r36との牛下交差点を右にカーブしながら通過する。前方には海が見えているが海面との高低差があり波飛沫の心配は無用である。そのまま海沿いを走っていると富来生神集落を通り抜けるr36との交差点を2ヶ所通過してから生神トンネルとはたごトンネルを連続でくぐる。海沿いを走っている道路が旧道だが、2015年1月現在も通行できるようだ。

80.海面とは高低差がある 81.新旧の荒木トンネル 82.海の向こうに見えるのは海士岬
 富来七海集落を通り過ぎると荒木トンネルをくぐる。旧道のトンネルがすぐ西にあるが、歩道に転用されており車両での通行はできない。荒木トンネルを出た直後に旧道と石川r23との歌仙橋詰交差点を通過して旧富来町の中心部に差し掛かる。このr23の他の県道の例にもれず能登半島を横断して半島の東でR249に交差している。

83.道の駅「とぎ海街道」 84.石川r49増穂交差点 85.海岸を離れた内陸を走る
 旧富来町の中心部で道の駅「とぎ海街道」を通過する。駐車場20台程度と小規模な道の駅だが、世界一長いベンチ(460.9m)がある。旧富来町の中心部を通り過ぎると右にカーブしながら石川r49増穂交差点を通過する。中浜交差点からのR249は内陸を走っているため、能登半島海沿いドライブは左折してr49を走らなければならない。増穂交差点以北も緩やかなアップダウンとカーブの2車線快走路が続いている。

86.積雪地のためチェーン着脱場が点在 87.「スリップ注意」 88.カーブは多いが快走路
 急なカーブも存在しているが、交通量の少ない2車線道路とあって特に走りにくいという事はない。沿線の建物はほとんどないが空が開けて日が差し込んでいるため明るい雰囲気で酷道的な要素はほとんどない。

89.石川r49交差点 90.輪島市に入る 91.琴ヶ浜鳴き砂パークの前を通過
 緩やかな勾配を下っていると海沿いを走ってきた石川r49との交差点を通過し、直後の橋を渡って輪島市に入る。輪島市に入ってすぐに右カーブを曲がると再び海沿いを走るが、ここも海面との高低差がある。高低差が解消されるのは琴ヶ浜鳴き砂パークを過ぎてからである。

92.石川r50交差点 93."眼"を付けられた岩 94.輪島市門前町大泊
 仁岸川を渡った直後に石川r50交差点を通過するが、このr50も半島の東側でR249に交差している。そのまま海沿いを走っていくと集落が途切れるが、すぐに次の集落に差し掛かる。山が海に迫った狭い平地に集落が存在する形だが、このような風景はなにも能登半島に限らず日本中の至る所に見られる風景である。

95.赤神トンネル 96.道の駅「赤神」
 集落が途切れた状態を走っていると赤神トンネルをくぐる。赤神というのはこの辺りの地名のようだが、赤い岩盤に由来しているのだろうか。トンネルが穿たれた岩盤も特徴的な赤色である。そんな赤神トンネルを出て右カーブを曲がると道の駅「赤神」を通過する。旧道と思われる道と現在の国道に囲まれた、比較的規模の小さい道の駅である。やや中途半端な場所だがこれ以上続けるとpart2が長くなりすぎてしまうため、ここで一旦区切って次のpartに譲る。

国道249号 part3