国道248号
part1

R21茜部本郷交差点〜R21住吉南交差点
岐阜市→関市→美濃加茂市→坂祝町→美濃加茂市→可児市

1.R21・R22・R156・R157・岐阜r183茜部本郷交差点 2.対面2車線道路で岐阜市街地へ向かう 3.岐阜r1加納城南通2東交差点
 岐阜県の県庁所在地である岐阜市の中心部から見て南に位置するR21R22R156R157・岐阜r183茜部本郷交差点がR248の終点であり、ここから愛知県の南東部にある蒲郡市に向かう。案内標識にはR21とR157しか表記されていないが、R22とR156はR21岐南町方面に、R248はR157に重複している。
 茜部本郷交差点からR248(実質R157)に進むと対面2車線とごく普通の道路状況で岐阜市の中心部に向かって北上する。東西を結ぶ幹線国道から県庁所在地の中心部に近付くには心許ない車線の数である。

4.加納桜道2交差点以北は4車線道路 5.JR東海道本線と高山本線 6.岐阜r54神田町10交差点を右折
 加納桜道2交差点からは4車線になる。早朝なので交通量が少ないように見えるが、昼間であればかなりの交通量がある事は想像に難くない。約2.3km走るとJR東海道本線と高山本線の高架をくぐる。すぐ東には名鉄名古屋本線が並走している。高架をくぐった直後、JR岐阜駅と名鉄岐阜駅の間で左の直角カーブを曲がってから岐阜r54神田町10交差点を右折する。案内標識に表記される場所が長良橋と既に何やら怪しい雰囲気が感じ取れなくもない。

7.右折車線を含めると6車線ある 8.アーケードの間を走る4車線道路 9.R248・R256・R303神田町5交差点を右折
 神田町10交差点からは6車線となるが、そのうちの上下それぞれ1車線は長い右折車線である。名鉄岐阜駅前交差点からは4車線道路でアーケードの間を走る。神田町10交差点から約800mでR248・R256R303神田町5交差点となる。R248は右折して単独区間となって関方面に進む。

10.アーケード区間が終わる 11.岐阜r1金園町4交差点 12.岐阜r152金園町9交差点
 神田町5交差点からもアーケード街が続いており、4車線道路である点にも変化はない。市道との金園町2交差点でアーケード街が終わるが、4車線道路はそのまま続いている。茜部本郷交差点と岐阜駅の間で交差した岐阜r1と金園町4交差点で再び交差する。さらに東へ進むと岐阜r152金園町9交差点を通過するが、r152は鶯谷トンネルという市街地の中では意外に長いトンネルがある。上下線が別々のトンネルであり市街地をパスするバイパスのように思えるが、上下どちらのトンネルも狭く3.3mの制限高が設けられている。

13.R156・岐阜r92北一色1交差点を左折 14.永楽町2交差点 15.岩戸トンネル
 神田町5交差点から約2.3km走るとR156・岐阜r92北一色1交差点に至り、左折してR156との重複区間を郡上・関方面に進む。終点の茜部本郷交差点でも交差していたR156だが、R21・R22と重複しながら西進した後に岐南ICから単独区間として北上して北一色1交差点に至るルートとなっている。なお、神田町5交差点〜北一色交差点にはかつて名鉄美濃町線の路面電車が走っていたが、2005年に廃止されておりその痕跡はほとんど確認できなかった。
 北一色1交差点を左折すると本線の跨道橋の側道を走るが、北向きは2車線ある。しかし永楽町2交差点の直後で右側の1車線のみが高架道路に上り、左側の車線は金華山ドライブウェイへの平面道路となっている。R156本線に合流すると片側2車線道路を緩やかなカーブを右に曲がり、岩戸トンネルをくぐる。岩戸トンネルは上下線で別々のトンネルとなっている。

16.岐阜r77交差点 17.右側車線が減少 18.計画では片側2車線道路と思われる
 岩戸トンネルを出て片側2車線道路を少し走ると岐阜r77との交差点を通過する。交差点の上を横切っている跨道橋はr77からR248(実質R156)の岐阜市街方面を結ぶランプである。また、逆のR248(実質R156)の岐阜市街方面からr77へは常時左折可能なため信号機を介さずに通行できる。
 r77からの車線が合流した後で右側車線が減少して片側1車線道路になる。岐阜東パイパスの計画ではおそらく片側2車線になっていると思われ、中央分離帯に当たる部分が拡幅用地なのだろう。

19.R156岐阜東バイパスとの日野南5東交差点を右折 20.岐阜r92日野南6交差点を左折
 北一色1交差点から約3.6km走ると日野南5東交差点となるが、ここで直進のバイパスと右折の現道とに分かれる。バイパスの方に郡上・関と案内されているが、約2.3km先までしか開通しておらず、国道をトレースするのであれば現道を走る必要がある。なお、日野南5東交差点の手前にも右折できる交差点(日野南5交差点)があるが、こちらは市道なので誤って右折してしまわないように注意を要する。
 日野南5東交差点を右折した直後、50m先で岐阜r92日野南6交差点に突き当たり、左折して郡上・関方面に進む。案内標識にはr92の行き先が消されてしまっているが、道なりに走ればR156・R248との北一色1交差点に戻る。この区間のr92はおそらく岩戸トンネルが共用される前の旧道と思われる。

21.左側には名鉄美濃町線跡がある 22.岐阜r93岩田交差点 23.おにぎりはR156のみ
 日野南6交差点からはバイパスではなくなるため対面2車線道路になる。緩やかな勾配を上っており周辺は宅地開発されており住宅地となっている。道路の左側には狭い空き地が続いているが、これは名鉄美濃町線の跡である。路面電車としてR248の上を走っていた美濃町線は、r92の途中から専用軌道となっている。谷筋を出てから程なくして岐阜r93岩田交差点を通過する。この交差点を左折して市道を少し進めば既開通済みの岐阜東バイパスの北端に行く事ができる。
 岩田交差点からも片側2車線道路が続いており、沿線の家屋は多い。市道との芥見5交差点の手前で美濃町線跡が左方向に逸れていくが、既に線路を含む諸設備は撤去されておりため風景にほとんど変化はない。

24.岐阜r93芥見大船交差点 24.関市に入る 26.R156山田交差点を右折
 岐阜r93芥見大船交差点付近は以外にも多くの商業施設が建っており賑やかな雰囲気だが、ゴルフ場の手前で建物が途切れて緩やかな勾配を上る。峠部分を越えて勾配を下っていると市境を通過して関市に入る。
 関市に入ってすぐにR156山田交差点に至るが、R248は右折して美濃加茂方面に進む。案内標識には表記されていないが、R248の現道は直進してR156との重複区間をさらに走った後に小屋名交差点を右折となっているが、R418以南の区間が案内標識に表記されていないため今回はバイパスを走行している。なお、ウォッちずでは現道は全て国道色で表記されている。

27.R248おにぎり+岐阜r367ヘキサ 28.片側1車線道路 29.ゴルフボール除けのネットが設置されている
 山田交差点の直後は対面2車線道路だが、すぐに中央分離帯が現れて片側2車線道路になる。岩戸トンネル以東の岐阜東バイパス区間と同じく完成すれば片側2車線道路になると思われるが、走行した時点(2016年10月)では片側1車線もしくは対面2車線で供用されている。対面2車線道路になってすぐにゴルフボール除けのネットの下を通過する。道路の南側にゴルフ場が隣接しているが、敷地自体はネットよりも東の区間も隣接している。

30.東海北陸道・関IC 31.岐阜r17倉知西交差点へは側道へ進む 32.岐阜r17側道の合流後に短い片側2車線区間あり
 中央分離帯が現れて片側1車線道路になってすぐに東海北陸道の関ICを通過する。東海北陸道の本線の下を通過すると左側に側道が分岐する。この側道へ進めば岐阜r17倉知西交差点に至る。ウォッちずによればこの側道は国道でも県道でもないようである。倉知西交差点からの側道が合流すると片側2車線になるが、すぐに左側車線が減少してしまうため実質的には合流車線としての機能しかない。

33.ゴルフボール除けネットの中に稲口ICがある 34.西田原ICもゴルフボール除けネットの下にある 35.R248現道・岐阜r345大杉IC
 ラバーポールと縁石で区切られた片側1車線道路を走っているとゴルフボール除けネットを3ヶ所通過する。そのうちの2ヶ所には稲口ICと西田原ICが接続している。そのままアップダウンのある片側1車線道路を走っているとR248現道・岐阜r345大杉ICを通過する。R418との交差点から大杉ランプまでの区間は案内標識にR248と表記されていない区間である。

36.美濃加茂市に入る 37.岐阜r346黒岩北交差点 38.R21坂祝バイパスとの大針IC
 大杉ICから程なくして美濃加茂市に入るが、900m程進んだ所で坂祝町に入る。拡幅用地としての中央分離帯のある片側1車線道路を走っていると岐阜r346黒岩北交差点を通過する。さらに東へ進むとR21坂祝バイパスとの大針ICを通過する。インターチェンジを名乗っているが通常の平面交差点である。案内標識には直進の土岐・多治見・美濃加茂方面にもR21のおにぎりが表記されているが、坂祝バイパスは盲腸線状態で供用されており大針IC以東の区間はR21には指定されていない。おそらく便宜上表記されているものと考えられる。

39.大針IC以降は東向き1車線+西向き2車線 40.市境から東は片側2車線道路 41.長良川鉄道
 大針IC以降は東向きは1車線のままだが、西向きは2車線となっている。ただし2車線のうちの左側は実質的には大針ICへの左折車線と言える。市町境を通過して再び美濃加茂市に入ると同時に片側2車線道路になる。舗装状況から見て拡幅されたのはつい最近と思われる。ちなみにR21坂祝バイパスの勝山IC〜大針ICの開通は2016年3月28日とごく最近の事である。
 片側2車線道路を走っているとアンダーパスとなり、市道の西町8交差点と長良川鉄道の下を通過する。それら2ヶ所は少し離れた位置にあるが、アンダーパスの距離が長くなっている。アンダーパスから平面道路に戻ってすぐに岐阜r63太田町北一中交差点を通過する。

42.R41美濃加茂バイパス・太田町交差点 43.沿線には商業施設が多い 44.宮浦高架橋
 太田町北一中交差点のすぐ先でR41美濃加茂バイパスとの太田町交差点を通過する。南北の幹線国道と東西の幹線国道同士の交差点のため、各方向とも交通量が非常に多い。太田町交差点を過ぎても交通量の多い状態が続き、沿線には商業施設が多く賑やかな雰囲気である。
 岐阜r347大縄手交差点を過ぎると山手小学校の南を緩やかに下っていく。r347との田島町3付近からは緩やかな上り勾配となって宮浦跨線橋を通過する。この宮浦高架橋はJR高山本線と大多線を越えているが、線路間の距離は500m程離れており高架橋もそれ以上の長さがある。

45.R21・R41新太田橋北交差点 46.新太田橋 47.おにぎりはR21のみ
 宮浦高架橋を通過した直後にR21・R41新太田橋交差点を通過する。R248は直進でR21に重複しているが、案内標識にきちんとR248のおにぎりが表記されているので迷う事はないだろう。木曽川に架かる新太田橋を渡ると可児市に入り、片側2車線道路が続いている。

48.住吉交差点 49.R21・岐阜r84住吉南交差点
 新太田橋交差点を渡り終えてから少し進むと住吉交差点を通過するが、ここで交差している市道はR21の旧道と思われる。住吉交差点を過ぎるとすぐにR21・岐阜r84住吉南交差点に至る。車線が増えるものの左側の2本はR21土岐方面への左折車線で、右の1本は岐阜r84名古屋方面への右折車線であり、R248への直進車線は1本だけである。そのためR248トレースでは片側2車線のうちの右側車線を走っている必要がある。

国道248号 part2