国道244号
part2

R272南7西1交差点〜R334東五線交差点
標津町→斜里町

54.標津町の中心部を走る 55.北海道r863北1西1・南1東1交差点 56.標津町役場の東を通過
 R272南7西1・南8東1交差点からは標津町の中心部と言える場所を通っているが、車線幅は広く歩道も両側に設置されており走りやすい道路状況である。北海道r863北1西1・南1東1交差点を通過した後に標津町役場の東を通り、その直後にS字状のカーブを通過する。S字カーブ部分で北海道r737北3西1・北2西1交差点を通過する。r737は標津停車場線という停車場線だが、釧路標津駅1989年に廃止となっている。

57.標津橋 58.町の中心部に近くても交通量は多くない 59.ポー川史跡自然公園を通過
 標津町の中心部の北で短い勾配を上ると中央分離帯が現れ、上下線が分離している標津橋を渡る。北向き車線は桁橋、南向き車線はアーチ橋と形状が異なっており、架けられた時期が異なる事が分かるが、前者は1983年、後者は1986年と3年しか違わない。
 標津橋を渡り終えて短い勾配を下ると中央分離帯がなくなって通常の対面2車線道路に戻る。平坦でカーブのほとんどない2車線道路を走っているとポー川史跡自然公園の前を通過する。

60.伊茶仁橋 61.R335忠類交差点を左折
 ポー川に架かっている伊茶仁橋を渡って少し走るとR335忠類交差点に至り、左折して網走・斜里方面に進む。R335は羅臼町の中心部までの50kmに満たない短い国道だが、接続しているR334で知床峠を越えて斜里町ウトロ地区に行く事ができる。知床峠は冬期閉鎖されるため、冬季間はこのR244まで迂回しなければならない。

62.「網走91km 斜里52km」 63.北海道r774交差点 64.北海道r1145交差点
 忠類交差点からはオホーツク海から離れて内陸部へと進むが、平坦で直線的な道路状況に変化はない。北海道r774交差点や北海道r1145交差点を通過しながら直線道路をひたすら北西に向かって走る。

65.北海道r975交差点 66.長い直線区間 67.第41号橋
 北海道r975交差点を通過してしばらく走ると沿線に樹木が多くなり、逆に牧草地は少なくなる。尻無川に架かる第41号橋を渡るが、第1号〜第40号の橋が存在しているか否かは確認していない。

68.町道川北北8線との交差点 69.正面に見えるのは斜里岳 70.金山橋
 町道川北北8線が交差している右カーブを曲がって少し走ると今度は左カーブを曲がり、その後は直線道路となる。上り勾配ではあるものの勾配は非常に緩やかである。温泉川に架かる金山橋を渡るが、その手前には川北温泉に至る林道(?)との交差点がある。なお、川北温泉までは約5kmの距離があるが全てダートであり、通行止規制が敷かれる事も少なくない。

71.根北峠の入口にチェーン着脱場あり 72.閉鎖用ゲートを通過 73.斜里岳を望みながら峠に向かう
 タイヤ痕の目立つチェーン着脱場を通り過ぎると標津町営金山スキー場の出入口に当たる交差点を通過する。根北峠の閉鎖用ゲートはこの交差点の直後に設置されている。閉鎖用ゲートを過ぎてからも緩やかな上り勾配が続いており、急なカーブもなく峠道らしさは薄い。中央橋でソウキップカオマナイ川を、一休橋で忠類川を渡る。

74.「網走69km 斜里30km」 75.峠に向かっているが下り勾配の区間もある 76.仙境橋
 忠類川の北を走っているが、蛇行する川に比べて国道の線形は良好である。根北峠に向かっているため基本的には上り勾配だが、短距離ながら下り勾配の区間も存在している。仙境橋でカスシナイ川を渡るが、この河川も忠類川の支流のひとつである。

77.標高400mを超える 78.斜里町に入る 79.峠の直後に急カーブがある
 仙境橋からは上り勾配が続いており、標高が400mを超える。S字状のカーブを曲がって直線道路を走っていると根北峠を越えて斜里町に入る。駐車スペースがあるものの公衆トイレ等はなく峠からの眺望も望めない。峠を越えてからの勾配は6%とややきつく、幾品川を渡る部分はヘアピンカーブに近い急カーブとなっている。

80.下り6%勾配 81.「網走61km 斜里市街22km」 82.斜里町側は急カーブが多い
 幾品川の流域を下っているが、川面との高低差があるため川沿いという雰囲気はほとんど感じられない。深い谷筋でもなく空が開けており明るい雰囲気である。標津町側はほとんど急なカーブはなかったが、斜里町側には複数の急カーブが存在しており、勾配も5〜6%とやや急である。それでもセンターライン付きの2車線道路であり、交通量も少ないので走りにくいと言える程ではない。

83.山女橋は改修工事中だった 84.岩魚橋の北に駐車帯がある 85.勾配が緩やかになるとカーブも緩やかになる
 山女橋付近から急なカーブがなくなる。岩魚橋を渡って幾品川の左岸に戻って少し走ると反対側車線の駐車帯を通過する。谷筋を出て周辺が畑となる辺りから勾配はさらに緩やかになる。越川橋を渡って幾品川の右岸に移るが、その少し手前に根北線の第一幾品川橋梁の遺構が残っている。根北線の区間は廃線ではなく未成線であり、概ね現在のR244に沿って根室標津駅に至るルートで計画されていた。

86.上下線でずれた位置に駐車帯がある 87.閉鎖用ゲートを通過 88.網走方面の車線の駐車帯を通過
 耕作地の間を走っていると閉鎖用ゲートを通過するが、南向き車線の市街地寄りに駐車帯が設置されている。北向き車線の駐車帯はそこから1000m離れた場所にあり、ゲート手前にはそれぞれの距離が示された標識が設置されている。その後緩やかな右カーブと左カーブを通過する。そのカーブ間を根北線が横断していたが、廃線となったのが1970年と約50年前のためその痕跡は確認できない。

89.北海道らしい風景の中を快走 90.北海道r827交差点 91.防砂林を兼ねた(?)針葉樹と畑が混在
 ほとんど勾配もカーブもなく大規模な耕作地の中を走り抜けるという、実に北海道らしい状態が続く。そんな中で北海道r827交差点を通過するが、800番台の道道であっても走りやすい道路である。

92.右折するとR334を経てウトロに至る 93.左急カーブを曲がる 94.真西に延びる直線道路
 R334を経る事でウトロに行く事ができる町道との交差点を通過してすぐに左の急カーブを曲がる。以降はほぼ真西の方角に向かって平坦な直線道路を走る。斜里町の市街地に近付いているものの交通量は多くない。

95.町道との交差点を道なりに右へ進む 96.直線道路を快走 97.R334・北海道r92東五線交差点を左折
 町道が交差している右カーブを通過してからも平坦な直線道路が続いている。斜里町の中心部の南西でR334・北海道r92東五線交差点に至り、左折してR334が重複した状態で網走・浜小清水方面に進む。

国道244号 part3