国道244号
part1

R44厚床1交差点〜R272南7西1交差点
根室市→別海町→標津町

1.R44・R243厚床1・厚床2交差点 2.「標津58km 別海23km」 3.閉鎖用ゲートを通過
 根室市の市街地から離れた位置にあるR44・R243厚床1・厚床2交差点がR244の終点だが、R243に重複しているため案内標識には表記されていない。R243とは起点も同じ交差点であり、R243は内陸を、R244は海に近いルートを通っている。
 R244(実質R243)に進むと厚床集落を走り、厚床変電所の前で緩やかなカーブを曲がって閉鎖用ゲートを通過する。通常はゲートの手前に転回場を兼ねた駐車スペースが設置されているものだが、ここには設置されていない。

4.アップダウンのある快走路 5.おにぎりはR243のみ 6.新酪道路との交差点
 閉鎖用ゲート付近からは緩やかな下り勾配となる。沿線に家屋はほとんどなく牧草地が広がっており北海道らしい風景と言える。アップダウンを繰り返しているが勾配は緩やかなので走りにくさは一切感じない。JR標津線(の支線)の跡を横切ってからやや急な左カーブを曲がった後に新酪道路との交差点を通過する。

7.「北方領土は日本の領土」 8.風連川の湿原を走る 9.別海町に入る
 新酪道路との交差点から少し走ると風連川の湿原の中を通り抜ける。この湿原は標津線跡も通っており、航空写真でその跡が確認できる。湿原を形成している風連川に架かる風連橋を渡ると別海町に入る。風連川が根室市と別海町の境を成しているが、風連湖部分は境界未定区域である。

10.風連バス停 11.北海道らしい直線道路 12.カーブも緩やかなものばかり
 別海町に入ってからも道路状況及び周辺の風景には特に変化は見られない。アップダウンを繰り返す2車線道路を淡々と走る。もはや早朝と言える時間帯ではなかったが、交通量は非常に少ない。

13.R243交差点 14.早速R244のおにぎりが見られる 15.木村橋
 厚床1・厚床2交差点から約10.4kmの交差点を直進するとR243が弟子屈・別海市街に向かうため単独区間となる。交差点の西にJR標津線の奥行別駅跡があり、以北の線路跡はR243沿いを北上している。
 単独区間になってからもR244の道路状況と周辺の風景には変化がなく、アップダウンと緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を北に向かって走る。

16.風連湖の北西端付近を走る 17.「別海十景 ヤウシュベツ川湿原」 18.カーブ部分は追越し禁止
 風連湖の北西端に近い場所を走っているとヤウシュベツ川に架かる万年橋を渡る。風連湖に近い場所を走っているとは言え、湖岸とは少々離れているため湖面が見える場所はない。また、沿線に家屋等はなく交通量は非常に少ない。

19.ポン川橋 20.萬橋 21.少しだけ風連湖畔を走る
 右カーブを曲がりながらポンヤウシュベツ川に架かるポン川橋を渡り、町道との交差点を通過した後にポン下川に架かる萬橋を渡る。これらの河川の流域も湿原が形成されている。2つの橋付近からは進行方角が東となり、風連湖の北側を走る。距離は非常に短いが湖畔を走る区間がある。

22.風連湖から離れる 23.閉鎖用ゲートを通過 24.北海道r475別海橋交差点
 左にカーブして風連湖から離れて北東の方角に進む。別海小中学校の前で閉鎖用ゲートを通過し、学校の敷地の北端付近で北海道r475別海橋交差点を通過する。右折してr475を走れば走古丹集落に行く事ができ、風連湖の河口の別海町側に至る町道(?)が分岐している。

25.別海橋 26.北海道r364交差点 27.町道との交差点を道なりに左へ進む
 別海橋交差点を過ぎてすぐに交差点名称の由来となった別海橋で西別川を渡る。その後は本別海集落を通り抜けており沿線に多くの家屋が建っている。北海道r364交差点を通過して少し走ると町道との交差点を道なりに左方向へと進む。逆方向からの走行も道なりに進むだけなのでルートミスする可能性は限りなくゼロに近いだろう。

28.標高は3m 29.西丸別橋 30.オホーツク海を望む
 本別海集落からはオホーツク海沿いを走る。標高は数メートルと低く、津波に注意を促す標識がいくつも立てられている。沿線には規模の大きな集落こそないものの途切れる事なく家屋が建っている。

31.「斜里85km 標津29km」 32.沿線には家屋が点在している 33.別海町床丹
 緩やかで小さなアップダウンを繰り返しながらオホーツク海沿いを淡々と走る。家屋が途切れる事なく続いているとは言え交通量は極めて少なく、ハイペースで流す事ができる。

34.北海道r929交差点 35.床丹橋 36.オホーツク海の向こうに見えるのは国後島か
 緩やかな左カーブで北海道r929交差点を通過して床丹橋を渡って右にカーブする。床丹橋からは沿線の集落が途切れてしまうが、道路状況に変化はない。海に沿ったアップダウンのある2車線道路を快走する。海の向こうに陸地が見えるが、国後島と思われる。

37.「津浪注意! この道路は標高4.9mです」 38.海が見えない場所もある 39.「斜里75km 標津19km」
 オホーツク海沿いを快走していると床丹集落に差し掛かる。緩やかなS字カーブの先で春別橋を渡る。河口付近で大きくカーブしている春別川も他の河川と同様に湿原を形成している。

40.道の駅「おだいとう」 41.別海町尾岱沼 42.北海道r363交差点
 春別川の河口付近で道の駅「おだいとう」を通過する。道の駅の中には別海十景のひとつの白鳥台があり、その名の通り12〜3月には飛来する白鳥を見る事ができる。道の駅の南からは海岸線沿いに町道が通っておりR244は少し内陸の標高10m程度の場所を走る。野付小学校の近くを過ぎると沿線の家屋が多くなり、野付中学校の北東で北海道r363交差点を通過する。案内標識には海寄りの道路にヘキサは表記されていないが、そちらもr363に指定されている道路である。

43.別海町尾岱沼潮見町 44.飛雁橋 45.野付湾沿いには防風柵(?)が設置されている
 比較的規模の大きな尾岱沼集落を通り抜けると飛雁川に架かる飛雁橋を渡る。東側に見える海はオホーツク海の一部でもある野付湾である。野付湾に近い場所では防風柵(?)があるが、柵の向こう側が見えるメッシュタイプのものが設置されている。

46.「すべる注意」 47.標津町に入る 48.標津町に入ってからは内陸を走る
 野付半島の根元に近くなると海岸線から離れて内陸に向かう。カーブの多い2車線道路を走っていると当幌橋を渡って標津町に入る。当幌川が別海町と標津町の境となっているが、野付半島にも町境があって根元付近は標津町でトドワラを含む半島の大部分は別海町に属している。

49.オンネ茶志骨橋 50.北海道r950茶志骨橋交差点 51.標津町字茶志骨
 マクベツ川に架かるオンネ茶志骨橋を渡って走りやすい2車線道路を快走していると北海道r950茶志骨橋交差点を通過して茶志骨橋を渡る。r950は野付風連公園線という路線名で野付半島を通っている道道である。路線名に風連とあるものの起点は野付半島の先端付近であり、風連湖とは繋がっていない。

52.家屋が多い場所でも快走路 53.R272南7西1・南8東1交差点
 標津町の中心部の南端付近でR272南7西1・南8東1交差点を通過する。この交差点はR272の終点であり、その起点はR38・R44・R336・R391・北海道r25・r113との幣舞ロータリーである。R244は直進して斜里・羅臼方面に進む。

国道244号 part2