国道236号
part3

R336豊似北交差点〜R38大通北1・大通南1交差点
広尾町→大樹町→幕別町→更別村→中札内村→帯広市

84.「帯広70km 大樹11km」 85.両側に駐車帯あり 86.直線区間の距離は4km以上
 R336豊似北交差点付近のカーブが終わると直線道路になる。勾配はほとんどなく平坦で非常に走りやすい道路状況である。。直線区間の距離は4.5km程であり、信号機付きの交差点もないためR12にある最長の直線区間よりも気持ちよく走る事ができる。東側には国鉄広尾線があったが、民営化される直前の1987年に廃止されている

87.大樹町に入る 88.紋別橋 89.石坂集落
 緩やかに右にカーブして広沢橋を渡った先で大樹町の境標識の脇を通過する。さらに少し走ると紋別橋を渡る。厳密に言えば広尾町と大樹町の境は紋別橋の南側にあり、境標識とは300m程度ずれいる。紋別橋を渡り終えると左カーブを曲がって石坂集落を通り抜ける。かつては石坂駅が置かれていた集落である。

90.大樹町の中心部に入る 91.道の駅「コスモール大樹」 92.大樹橋
 平坦な直線道路を淡々と走っていると大樹町の市街地と言える場所に差し掛かるため沿線の家屋が増える。緩やかな右カーブの手前で車線が増えて4車線道路になり、緩やかな勾配を下って道の駅「コスモール大樹」の前を通る。道の駅の南東には広尾線の大樹駅跡があり、敷地の一部に線路だった場所が含まれている。道の駅の北西端で北海道r501との交差点を通過するが、このr501は太平洋沿岸の集落と大樹駅を結ぶ停車場線である。道の駅以降も4車線道路が続いているが、左側車線がなくなって2車線道路になって大樹橋を渡る。

93.北海道r55東本通交差点 94.町役場と大樹神社の間には屋根付きの歩道橋がある 95.市街地を抜けると直線の快走路
 大樹橋を渡り終えると再び4車線道路になるが北海道r55東本通交差点から北は2車線道路に戻る。東側の高台には大樹町役場があり、大樹神社との間には屋根付きの歩道橋が架けられている。歩道橋をくぐった先でr55交差点を通過する。以降は市街地を通り過ぎているため沿線の建物がどんどん少なくなっていく。

96.平坦な直線道路を快走 97.幕別町に入る 98.幕別町内も快走路
 直線道路を走っていると緩やかな右カーブを曲がってその先で幕別町に入る。町境の直後に忠類北4線という町道との交差点を通過するが、その町道にはE60帯広広尾道の忠類大樹ICが接続している。2019年10月の時点で供用されているのは帯広広尾ICより北の区間のみである。帯広広尾道は無料で通行できるため多くの車両が左折して忠類大樹ICに向かったため国道の交通量はさらに少なくなる。

99.E60帯広広尾道の忠類IC 100.道の駅「忠類」 101.北海道r319・r657幸町交差点
 E60帯広広尾道と並走しながら北北西の方角に向かって走っていると約2.8kmで次の忠類ICの出入口に当たる交差点を通過する。帯広広尾道の忠類大樹IC〜忠類ICは広尾線跡に隣接した場所に造られている。
 忠類ICを過ぎてすぐに道の駅「忠類」の前を通過する。旧忠類村の中心部と言える場所を通っており沿線には多くの建物があるが、歩道付きの2車線道路のため走りやすい。北海道r319・r657幸町交差点を通過するが、停車場線であるr657は忠類駅が廃止されているせいもあって案内標識に表記されていない。

102.錦橋 103.北海道r15交差点 104.登坂車線が終わる
 幸町交差点を過ぎてからも平坦な直線道路が続いているが、かつての村の中心部を離れて行くため沿線の建物は少なくなる。登坂車線が現れた直後に北海道r15との交差点を左にカーブしながら通過する。登坂車線付きの緩やかな勾配を上っていると約1.6kmで下り勾配となり対面2車線道路に戻る。

105.更別村に入る 106.北海道r238上更別交差点 107.北海道r210交差点
 2車線道路を快走していると更別村に入り、程なくして北海道r238上更別交差点を通過する。道の駅「さらべつ」は右折してr238を約5km走った所にある。その後も耕作地の間を快走していると北海道r210交差点を通過する。

108.北海道r210上更別交差点 109.「帯広41km 更別5km」 110.ハイペースで流れる快走路
 上更別集落で北海道r210上更別交差点を通過する。左折した100m弱先に上更別駅跡があるが、そこまでの道路は村道である。r210は停車場線だが、路線名を尾田豊頃停車場線と言って更別村尾田とJR根室本線の豊頃駅を結んでいる。r210との短い重複区間を終えてからもほぼ平坦で直線的な2車線道路が続いている。

111.さらべつすももの里駐車場 112.更別村の中心部を走る 113.北海道r470・r716更別交差点
 どんぐり公園というアスレチックやパークゴルフ場のある公園の前を通る。その敷地の南端にはかつて鉄道敷きだった場所もある。また、南五線川を挟んだ北隣にさらべつすももの里という公衆トイレのある広めの駐車場が設置されている。その名が示す通り、すももの開花時期はイベントが開催されるようである。
 更新橋付近からは更別村の中心部と言える場所を走っているが、沿線の家屋はさほど多くない。北海道r470・r716更別交差点を通過するが、r470は更別停車場線という路線名であり、左折と右折を1回ずつした先に更別駅跡がある。ただし、駅舎等は残っておらず石碑があるのみである。また、r470を左折せずに直進するとE60帯広広尾道の更別ICに至る。

114.更別橋 115.中札内村に入る 116.中札内美術村付近で左カーブ
 更別交差点を過ぎて少し走ると周辺の家屋が少なくなって反対に耕作地が増える。直線道路を走っていると両側に駐車帯のある場所を通るが、その北端で中札内村に入る。その後程なくして左カーブを曲がるが、北側には中札内美術村がある。

117.E60帯広広尾道 118.北海道r55交差点 119.道の駅「なかさつない」
 平坦かつ直線的な2車線道路を走っているとE60帯広広尾道の下をくぐる。国鉄広尾線の踏切があった場所を通ってすぐに右カーブを曲がるが中央分離帯が設置されており片側1車線道路になる。その途中に北海道r55との交差点があり、カーブを曲がり切った直後に道の駅「なかさつない」がある。

120.北海道r55中札内橋交差点 121.北海道r1166大通南1交差点 122.「帯広25km 大正8km」
 道の駅付近からは中札内村の中心部と言える場所を通っているため周辺の建物だけでなく交通量も増える。北海道r55との中札内橋交差点を通過してr55との短い重複区間を終えた後に北海道r321交差点を通過する。r312は中札内停車場線であり、駅が廃止になっているせいもあって交差点に信号機も案内標識もない。中札内駅の跡地は鉄道記念公園として整備されている。
 中札内村の役場の前を通ってすぐに北海道r1166大通南1交差点を通過する。右折してr1166を約1.9km走るとE60帯広広尾道の中札内ICに行く事ができる。大通南1交差点からもしばらくは沿線の家屋が多い状態だが、徐々に少なくなっていく。

123.帯広市に入る 124.幸福ICや幸福駅跡はこの交差点を右折 125.「釧路143km 富良野142km 帯広駅20km」
 道路の両側に駐車帯のある場所の北で帯広市に入る。引き続き平坦で直線的な2車線道路を走っているとE60帯広広尾道の幸福ICに至る市道との交差点を通過する。インターチェンジから西に延びる道路は北海道r1157として道道の指定を受けている。また、国道と幸福ICの間に国鉄広尾線の幸福駅跡がある。縁起の良い名の駅とあって跡地は公園として整備されており当時の車両が静態保存されている。訪れる者も多いようで広めの駐車場が設置されている。
 広尾線跡の西側を北に向かって快走する。釧路市と富良野市までの距離が記された案内標識があるが、それによると2つの市はともに140km強とほぼ同距離にある事が分かる。帯広市は富良野市寄りというイメージがあったが、実際は中間のようである。

126.北海道r419大正本通2交差点 127.北海道r62大正町基線・大正本通1交差点 128.交通量は増えてきたが流れは良い
 2車線道路を北上していると周辺の家屋が多くなる。北海道r419大正本通2交差点を通過するが、r419は大正停車場線であり、200m東に大正駅跡がある。集落の北端で北海道r62大正町基線・大正本通1交差点を通過する。以北は耕作地が広がる中を2車線道路で走り抜ける。

129.北海道r595・r962愛国交差点 130.南帯橋 131.北海道r214川西町交差点
 左にカーブしながら北海道r595・r962愛国交差点を通過する。r595は愛国停車場線という停車場線であり、その先に愛国駅跡がある。2つ南の幸福駅跡と同様に多くの観光客が訪れる場所である。間に挟まれた大正駅も公園として整備されているが、訪問者は少ないようである。愛国橋を渡り終えると直線になり、南帯橋で札内川を渡る。その後大きく右にカーブして北海道r214川西町交差点を通過する。

132.E60帯広広尾道の中川南橋 133.北海道r1153交差点 134.西側には住宅地が広がる
 川西町交差点を過ぎてすぐにE60帯広広尾道の中川南橋の下をくぐり、その先で北海道r1153交差点を通過する。r1153は帯広川西インター線という路線名であり、約300m西に帯広川西ICが接続している。r1153交差点からは沿線の家屋が増えて帯広市の市街地に近付いている事が分かる。

135.片側2車線道路になる 136.沿線の商業施設が増えてくる 137.JR根室本線
 ショッピングセンターの近くで車線が増えて片側2車線道路になる。市街地に近付いているため交通量も多くなり始める。北海道r1084西2南35・西2南34交差点を通り過ぎて少し走ると緩やかな左カーブを曲がって北海道r151大通南28・大通南29交差点を通過する。ほぼ真北の方角に向かって走っているとJR根室本線のガードをくぐる。かつては国鉄広尾線も横切っていたが、営業していた当時は踏切だった可能性がある。

138.帯広市の市街地を走る 139.R38・R241・R242・R273大通北1・大通南1交差点
 帯広市の市街地と言える場所を走っており交通量が多い。大通り橋で帯広川を渡った先でR38・R241・R242・R273大通北1・大通南1交差点に至る。この交差点がR236の起点である。他にもR241とR242の終点かつR273の起点でもある。