国道218号
part4

E77/R218平底交差点〜R10昭和町交差点
日之影町→延岡市

133.波瀬大橋 134.袴谷橋 135.道の駅「青雲橋」
 E77/R218九州中央道の平底ICからは並走区間ではなくなるため交通量が増大する。緩やかな勾配を下っていると波瀬大橋を渡り、さらに下って袴谷橋を渡る。2021年5月に移転した町役場の出入口に当たる西宮水交差点を通過して直線道路を下っていると道の駅「青雲橋」を通過する。

136.青雲橋 137.中村トンネル 138.上顔橋
 道の駅の直後に青雲橋を渡って右にカーブしながら少し上った所で中村トンネルをくぐる。青雲橋は1984年11月に開通しており、川面からの高低差137mは当時では日本一であった。中村トンネル以降は五ケ瀬川の左岸を走っているが、川面との高低差は100m以上あり、川沿いには宮崎r237が通っている。高千穂鉄道も川に近い場所を通っていた。

139.松崎橋 140.ゆずり車線 141.日之影町七折
 下顔橋や松崎橋といった橋を次々に渡って行くが、これらは五ケ瀬川に架けられたものではない。川との高低差がある事からも分かるように深い谷を見下ろす形のため眺望が良いのが特徴であるが、それ故に横風に注意しなければならない。赤谷橋の先には延長500m弱のゆずり車線が設置されている。

142.観音滝橋 143.槙峰大橋 144.延岡市に入る
 観音滝橋を渡った先にもゆずり車線が設置されており、こちらの延長は700m程度である。網の瀬川に架かる槙峰大橋を渡ると延岡市に入るが、延岡市の境標識は橋から少し離れた、上北方林道との交差点の近くに設置されている。網の瀬橋の左岸、東側には宮崎r214が通っており、槙峰大橋がその上を越えている。

145.椎畑トンネル 146.2車線快走路が続く 147.干支大橋
 延岡市に入ってから緩やかな勾配を上った先で椎畑トンネルをくぐる。トンネルを出てからは緩やかな勾配を下りながら大きく右にカーブしてひつじトンネルを北方トンネルをくぐった後に干支大橋で宮崎r237と五ケ瀬川の上を通る。高千穂町以降、多くの橋梁を渡ったが本流の五ケ瀬川を渡るのは干支大橋が初めてである。干支大橋という名称から察すると直前にくぐったひつじトンネルは干支の“未”を指すものと思われる。平成の大合併以前の北方町の住所表記は干支によるものだったが、合併後に地区の名称が大字に昇格したため分かりにくくなっている。

148.道の駅「北方よっちみろ屋」 149.天馬大橋 150.E77/R218九州中央道・蔵田交差点を右折
 干支大橋からは五ケ瀬川の右岸を走り、下り勾配が始まった後に道の駅「北方よっちみろ屋」を通過して天馬大橋を渡る。橋の東詰ではもはや何回目か分からなくなっているが、宮崎r237の上を通っている。
 天馬大橋を渡り終えてすぐにE77/R218九州中央道の蔵田交差点に至る。天馬大橋で橋梁工事が行われており片側交互通行規制が敷かれていたため、渋滞している車列の間を通って右折する。直進の九州中央道は青雲橋交差点〜平底交差点間と同様に自動車専用道路のため、歩行者や軽車両、125cc未満の2輪車等は通行できない。

151.西向き車線に登坂車線あり 152.宮崎r237交差点 153.五ケ瀬川沿いを走る
 蔵田交差点からはE77/R218九州中央道路が並走している現道を走り、程なくして西向き車線に登坂車線が現れる。この登坂車線の起点は宮崎r237交差点の手前であり、延長は1.4km程度である。r237交差点からは五ケ瀬川の右岸を走る。

154.家屋1軒分だけ歩道が途切れている 155.宮崎r20交差点 156.旧北方町の中心部は川沿いのバイパスを走る
 五ケ瀬川に沿った2車線道路を走っていると宮崎r20との交差点を通過する。川に沿って大きく左にカーブして進行方角を北北西に変える。r20交差点のすぐ先で交差している市道が旧道と思われ、現在の国道は旧町役場の裏手を通っている。旧道と合流する辺りからは高千穂鉄道が並走していた。

157.宮崎r242交差点 158.富士ドライブイン 159.角田集落
 五ケ瀬川に沿って右にカーブしていると宮崎r242交差点を通過する。r242は北方インター線と言ってE77/R218九州中央道の北方ICと国道と繋ぐために新設された県道である。その後も川沿いの2車線道路が続いている。川は蛇行しているが山岳部ではないためカーブも比較的緩やかで走りやすい。並走している九州中央道が無料で通行できるせいもあって交通量は少ない。

160.宮崎r215交差点 161.日向岡元駅跡の近くを通る 162.堤防の内側に進む
 右カーブを曲がって北方橋を渡って宮崎r215交差点を通過すると高千穂鉄道跡と並走が再開する。正式に廃線になったのが2007〜2008年であり、15年程度しか経過していないものの、駅舎や線路、枕木等々は撤去されており路盤を除いて残っている痕跡は少ない。

163.宮崎r235細見町交差点 164.五ケ瀬川から離れる 165.E77/R218九州中央道・舞野IC
 市道の上南方橋の北詰で宮崎r235細見町交差点を通過して細見橋を渡る。かつては右折してから上南方橋の手前を左折、細見橋の下を通るルートが県道に指定されていたが、細見駅を含む高千穂鉄道があった場所が道路に転用されて現在のルートに替わっている。細見橋の下を通る前後の区間は廃止になっている。
 五ケ瀬川から離れて北東に向かって走っているとE77/R218九州中央道の舞野ICを通過する。延岡JCT方面としか接続していないハーフインターチェンジのため蔵田交差点(熊本)方面に行く事はできない。

166.「道路標高14.4m」 167.両面タイプのおにぎりあり 168.E10/R10東九州道の小峰天下高架橋をくぐる
 舞野ICを過ぎてからはE77/R218九州中央道の北を東進する。市道の六反田橋をくぐって山裾を走っているとE10/R10東九州道の小峰天下高架橋をくぐる。この南に九州中央道と接続している延岡JCTがあり、一般道とは延岡ICで繋がっている。

169.右折すると延岡ICに行く事ができる 170.松山町交差点 171.延岡市の中心部に近付く
 行縢川沿いを少し走った後に五ケ瀬川沿いとなり、そのまま延岡市の中心部に向かって左岸を走る。市道の松山町交差点には西延岡駅を案内する標識が設置されているが、西延岡駅は高千穂鉄道の駅であるため2007年に廃止されている。16年が経過しているが標識そのものは比較的きれいで放置されているのではないのかもしれない。

172.宮崎r16交差点の手前から4車線道路 173.左側車線が減少 174.市街地はゼブラゾーン付きのセンターライン
 宮崎r16との交差点の手前で車線が増えて4車線道路になるが、約700m先の旧道(?)との交差点の手前で左側車線が減少してしまう。以降は対面2車線道路となるが、市街地と言える場所に入っているため右折車線のない箇所のセンターラインにはゼブラゾーンが付加されている。歩道も広く取られており無電柱化されているため再整備された後のようである。

175.宮崎r16祇園町交差点 176.JR日豊本線 177.R10・R326・R388昭和町交差点
 両側の歩道にアーケードが現れた直後に宮崎r16祇園町交差点を通過すると無電柱化区間が終わる。左にカーブしながらJR日豊本線のガードをくぐった後にR10R326R388昭和町交差点に至る。この交差点がR218の終点である。案内標識にはR326、R388ともに表記されていないが、前者はここが起点でR10佐伯方面に、後者はR10佐伯、日向両方面に重複している。