国道195号
part4

高知r49交差点〜R32県庁前交差点
香美市→南国市→高知市

132.大栃橋 133.高知r220交差点 134.高知r29交差点
 高知r49交差点を道なりに左に進むとすぐに大栃橋で永瀬ダム湖を渡り、西詰で高知r220との交差点を通過する。その後は上り勾配となって大比トンネルをくぐり、トンネルを出てからも上り勾配が続く。高知r29交差点を通過してからも上り勾配が続く。

135.臼杵トンネル 136.高知r220交差点 137.吉野ダム湖の南を走る
 臼杵トンネルからは下り勾配になり、右にカーブした後に左カーブを曲がり、高知r220と2ヶ所目の交差点を通過する。このr220交差点の間、R195は物部川から離れた場所を走っており、川沿いがr220が担っている。r220交差点からは物部川の左岸を走っているが、川面とは高低差があるため川沿いを走っているという印象は薄い。

138.香美市香北町吉野 139.高知r226交差点 140.西川川を渡る
 吉野ダム付近からは勾配もカーブも緩やかな状態になる。高知r226交差点を通過して程なくして西川川を渡ると旧香北町の中心部に差し掛かる。r226は一部の地図ではr217とされているが、現地の案内標識は間違いなくr226である。

141.道の駅「美良布」 142.高知r217交差点 143.高知r218交差点
 旧香北町の中心部には道の駅「美良布」があり、行楽日和とあって多くの車と人がいた。この辺りから交通量が増え始める。道路状況はごく普通の2車線道路であり特筆すべきものは何もない。高知r217交差点を通過して少し走ると旧市街地を通り抜け、高知r385、r218交差点を相次いで通過する。r217とr218は物部川の対岸を走る県道である。

144.右に見えるのは杉田ダム 145.高知r218交差点 146.S字カーブ状の勾配を下る
 橋川野集落を通過すると一旦集落が途切れて杉田ダムにせき止められたダム湖畔を走る。ダムの南を通過すると左にカーブして、物部川と同じように進行方角を南に転ずる。そのカーブを曲がり切った所で高知r218との交差点を通過するが、r218は引き続き対岸を走っている。

147.沿線の家屋が一気に増える 148.香我美橋 149.交通量はどんどん多くなっていく
 高知工科大学付近から沿線の家屋の数が急激に増える。家屋が密集した2車線道路を走っていると高知r22交差点を通過し、緩やかに下りながら右急カーブを曲がると香我美橋で物部川を渡る。橋の西詰では右岸を走っているr218との交差点がある。r218交差点からは左に緩やかにカーブして、以降も2車線道路を走る。道路状況は良いが交通量が多いため快走路とは言い難い。

150.香美市役所へは高知r234・r236交差点を左折 151.高知r31交差点 152.南国市に入る
 香美市の中心部に入ると沿線には商業施設と家屋が混在する状態になる。市役所とJR土讃線の土佐山田駅の間で高知r234・r236交差点を通過する。市街地の西部で高知r31現道、次いでバイパスとの交差点を通過する。r31バイパスに進めばR195南国バイパスの東端の交差点に至るが、その間の道路はR195ではなくあくまでr31であり盲腸線状態となっている。
 香美警察署の前を通過すると右からJR土讃線が接近してきて並走状態になる。鉄道との並走状態を走っていると市境を通過して南国市に入る。市境を越えてからも道路状況や周辺の様子に変化はない。

153.土佐長岡駅を通過 154.南国市東崎 155.高知r45交差点を道なりに左折
 JR土讃線に沿って見通しの良い直線道路を淡々と走る。南国広域農道の高架の下を通過して程なくして土佐長岡駅の裏側を通過する。南国市に入って約2.9km走ると高知r45との交差点を道なりに左折する。踏切に近接しているにもかかわらず信号機がなく、R195もr45もそこそこの交通量があるため、通行するタイミングによっては渋滞しているかもしれない。南国バイパスが並走している区間とは言え、現道は香美市と南国市の市街地を通っているため幹線国道としての役割は失っていない。

156.土佐くろしお鉄道 157.右直角カーブの次は左カーブ 158.高知r45交差点を右折
 r45交差点のすぐ先には土佐くろしお鉄道の高架があるが、その下から右の直角カーブを曲がる。その後は家屋の密集した中を緩やかな左カーブで走り、高知r45交差点に突き当たる。R195は右折して高知・大津方面に進む。案内標識に飛行機と橋のイラストが描かれているが、それぞれ高知龍馬空港とはりまや橋を示しているのだろう。

159.土佐電鉄の線路を横断 160.土佐電鉄と並走 161.右端の線路は路肩の端部に接している
 r45交差点を右折する際に土佐電鉄御免線の線路を通過しており、少しだけ上下線の間に路面電車状態で並走している。約100m進み緩やかにS字状にカーブして線路の上を通過すると路面電車ではなくなる。始めのうちは道路と線路の間にガードレールがあって完全に分離されており踏切が設置されているが、それは約1.2km進んだ篠原電停の少し西までである。以西はガードレールがなくなるどころか、東向きの線路のレールと道路の端部が接しており、列車の通過時は緊張する走りを強いられる。

162.高知市に入る 163.R32大津交差点 164.一条橋電停
 高知r374交差点を通過してすぐに高知市に入る。そのまま土佐電鉄に沿って走っているとすぐにR32大津交差点を通過する。左折のR32に高知と案内されているが、直進のR195ももちろん高知に行く事ができる。というよりR32の終点はR195の起点と同じ県庁前交差点である。それでもR32に高知と案内されているのは、R32の方が道路状況が良いからであろう。R195は大津交差点以西も土佐電鉄に沿って南西の方角に進む。

165.道路の端から線路が外れている区間もある 166.領石通電停と高知252交差点 167.簡易構造の電停は西向き車線の半分以上がホーム(?)になる
 高知r252交差点付近からは左側に土佐電鉄、右側に舟入川に挟まれた状態になる。川の方がほとんど気にならないが、土佐電鉄の電停のうちで簡易な造りとなっているものは乗降場が設置されておらず、国道の西向き車線の3分の1程が緑色に塗装されて乗降場である事を示している。乗降客がいない場合は何も気にせず普通に通行できるが、いたばあいは反対側車線にはみ出す事になる。幸いにして筆者の通過した際は電停で電車待ちしている人はいなかった。

168.頭上を走っているのは高知r248舟出橋 169.文殊通電停 170.高知r44交差点
 舟戸電停を通過して程なくして舟戸川とR195と土佐電鉄をまとめて越える高知r248の高架橋の下を通過する。この舟出橋との接続はない。それ以降も土佐電鉄との並走が続いており、普通の電停と簡易的な電停が混在しており、後者があるため気を遣いながらの走行となってしまう。高知r44の上下線の高架の間に県立美術館通電停があるが、乗降場があるため交差点内で少しカーブしている。

171.電車とのすれ違い 172.土佐電鉄が離れる
 西高須電停を通過して少し進むと緩やかに右にカーブして線路から離れる。r45交差点以西の土佐電鉄並走区間の距離は約7.6kmである。電車の本数は日中は1時間に3往復程度とそれほど多くないが、国道の西向きと電鉄の東向きが近接してすれ違うため、慣れていないと緊張する。慣れていても緊張するかもしれない。

173.葛島橋 174.R32・R55・R493知寄町3交差点を道なりに右へ進む
 緩やかな上り勾配を右にカーブしながら走ると国分川に架かる葛島橋を渡る。南の河口側には電鉄の葛島橋とR32・R55R493の新葛島橋が架かっている。葛島橋東詰で堤防上を走る市道との交差点を通過し、左にカーブの先、土佐電鉄の線路の手前でR32・R55・R493知寄町3交差点に至る。交差点のど真ん中を路面電車が横切っており、またR32(R55・R493重複)の方が優先の構造をしているため、R195からの進入するには長時間の信号待ちを余儀なくされる。なお知寄町3交差点が左折禁止のため南国方面に向かう事はできない。

175.小倉町交差点と知寄町三丁目電停 176.おにぎりはR32のみ 177.R32・R55・R56・R197・R493中宝永町交差点
 知寄町3交差点から上下線の間に土佐電鉄の線路があるが、今度は路面電車形式である。知寄町三丁目電停の西にある小倉町交差点を右折して市道を北上すればR195高知バイパスの西端の曙大橋に至る。また知寄町3交差点以西はR32・R55・R493が重複しており、R195を合わせて合計4本もの国道の重複区間である。しかしながらおにぎりはR32しか設置されていない。
 知寄町3交差点から約1.1km進むと中宝永町交差点に至るが、ここで南からR56R197が交差、重複してくる。これによって中宝永町交差点から西はR32・R55・R56・R195・R197・R493と合計6本の国道の重複区間となっている。

178.土佐電鉄を挟んで片側2車線 179.R32・R55・R56・R197・R493はりやま交差点
 6本の国道重複区間となって路面電車で上下線を分離された片側2車線道路を西に向かって走る。高知市の市街地に入っており沿線の建物も交通量も非常に多い。中宝永町交差点から約1.1km、S字状のカーブを通過した先でR32・R55・R56・R197・R493・高知r34はりまや交差点を通過する。ここでR32のおにぎりが直進と右折の2ヶ所に表記されているが、どちらもR32に指定されており、高知駅方面のR32は駅までの約800mだけの盲腸線区間である。なお、はりまや橋とは交差点の北にあるR32の橋である。

180.はりやま交差点からは片側3車線 181.高知城前交差点 182.R32・R33・R55・R56・R194・R197・R493県庁前交差点
 はりまや交差点からは片側3車線道路に進化する。高知r16中ノ橋通り交差点を通過し、交通量の多い道路を西に向かって走る。交通量が多いため土佐電鉄伊野線の電停は全て乗降場が設置されており、R195単独区間のような簡易乗降場は存在しない。高知城前交差点を通過し、次の交差点が県庁前交差点である。終点のかちどき橋南詰交差点と同様に国道が交差点を境に入れ替わるタイプのため、国道を走っている場合は案内標識が設置されていない。なお、この県庁前交差点はR32・R33・R55・R56・R194・R195・R197・R493と合計8本もの国道の起終点となっている。若い番号優先の法則によりR32とR33しか表示されていないが、東にR32(〜高松市)・R55(〜徳島市)・R56(〜四万十市)・R195(〜徳島市)・R197(〜大分市)・R493(〜東洋町)、西にR33(〜松山市)・R194(〜西条市)となっている。