国道195号 |
part3 |
R193大殿交差点〜高知r49交差点 |
那賀町→ →香美市 |
80.センターラインが消えているが2車線道路 | 81.柳瀬トンネル | 82.柳瀬集落 |
大殿交差点からはR193から分岐して単独区間になる。長安口貯水池の西端部分に沿って走っていると柳瀬トンネルを通過する。トンネル坑口の右に接続している旧道は閉鎖されていないものの管理もされておらず路面は荒れている。なお、旧道は素掘りの隧道があるため、3.4mの制限高に加えて3.9mの制限幅がある。柳瀬トンネルを出て左カーブを曲がると柳瀬集落を通り抜ける。 |
83.吊橋の跡が残っている | 84.斜面にへばりつくように集落がある | 85.白石トンネル |
柳瀬集落を通過して少し走ると急な右カーブを曲がって那賀川を渡り、渡り切った所で左の急カーブを曲がる。その後は那賀川の左岸に沿って2車線道路を走る。斜面にへばりつくように家屋が建っている集落を通過しながら快走路を走っていると白石トンネルを通過する。旧道は閉鎖されていないが1.0車線幅と狭いうえに落ち葉等の堆積物が多く落石もあるので通行はまったくもってお勧めできない。 |
86.小見野々トンネル | 87.中谷橋 | 88.徳島r296交差点 |
小見野々ダムの北で小見野々トンネルをくぐると旧木頭村に入る。ダム湖沿いを走っていると小見野々集落に至る町道(林道?)との交差点を通過して中谷橋を渡る。引き続きダム湖沿いを走っていると徳島r296との交差点を通過する。海川谷川沿いのr296を走るとR193に行く事ができる。 |
89.小見野々ダム湖畔を快走 | 90.九文名トンネル | 91.異常気象時通行規制区間内 |
ダム湖沿いの2車線道路を快走していると蝉谷川を渡り、九文名トンネルをくぐる。坑口のすぐ左に旧道があり素掘りのトンネルも見える。閉鎖されていないが車両で入ろうとは思えない状態であった。ここまでR193重複区間を除いて2車線快走路であるが、一昔前はこれらの旧道が現役であり酷道と呼ばれるに値する道路状況だったものと思われる。 |
92.旧木頭村の中心部を走る | 93.那賀町木頭南宇 | 94.西宇トンネル |
大殿交差点から約15kmで旧木頭村の中心部に差し掛かる。かつての村の中心部とあって沿線には建物が密集しているが、2車線は確保されている。市街地を通り抜けると元の道幅に余裕のある2車線道路になる。那賀川の左岸を走っていると西宇集落で川から離れて西宇トンネルをくぐる。 |
95.旧道との交差点を道なりに左へ進む | 96.狭くなるうえに落石あり | 97.落石箇所は複数ある |
西宇トンネルを出た直後に下モ屋地橋を渡り、250m程進むと上ミ屋地橋を渡り、西詰で旧道との交差しながら左急カーブを曲がる。上ミ屋地橋西詰からはセンターラインがなくなり道幅も1.8車線と狭くなってしまう。R195単独区間では数少ない狭路区間の始まりである。100番代国道の狭路区間だが、意外にも落石が多い。さすがに通行に支障のあるものはなかったが、それでも尖った石を踏んでパンクさせないように気を遣わなければならなかった。 |
98.狭路区間内にもおにぎりあり | 99.南川林道と交差 | 100.拡幅工事中 |
所々に退避所が設けられているが、大型トラックが対向車として現れる可能性がないとは言えない。南川林道との交差点を通過すると消えかけているとはいえセンターラインが復活して2車線道路になるが、その先にも狭路がまだ残っている。ただ、やはり100番代国道であるからか、拡幅工事が行われていた。 |
101.折宇トンネル | 102.「R195-76」 | 103.那賀町木頭北川 |
石畳集落からは2車線快走路になるが、舗装がまだ新しく見える事から改良されてさほど時間が経過していないものと思われる。折宇トンネルの開通も2012年と比較的新しく、前後の区間もトンネルに合わせて整備されたものと考えられる。折宇トンネルを出てからも2車線快走路が続いており、那賀川沿いの集落を繋ぐようにして西の方角に進む。かなり山間部に入った場所ではあるが集落は断続的に立地しており人里離れた場所という感じではない。 |
104.船谷新橋 | 105.狭く見えるがセンターラインが見えないだけの2車線道路 | 106.剣山スーパー林道と交差 |
何ヶ所か那賀川を渡りながらカーブの多い2車線道路を走る。カーブが多いと言っても曲線半径が大きなものがほとんどなので走りにくいと感じる程ではない。センターラインが消えかけている場所も少なくないが、幅としては2車線分あるため快走する事が可能である。欄干が薄緑色の日和田橋を渡って程なくして剣山スーパー林道との交差点を通過する。剣山スーパー林道は全長90km弱で日本最長のダート林道として有名で四国はもとより近畿や九州、関東等の遠方からも訪れるドライバー・ライダーが多い。R195との交差点がスーパー林道の終点である。 |
107.スーパー林道交差点以西も2車線が続いている | 108.「R195-70」 | 109.相変わらず交通量は少ない |
スーパー林道との交差点からしばらくは那賀川の谷筋を走っているが、左に180度カーブしてすぐに榎木谷トンネルをくぐり、谷筋の斜面を南に進む。勾配はこれまでよりも急で2車線道路ながら制限速度は40km/hに設定されている。 |
110.日和田集落 | 111.四ッ足峠トンネル | |
徳島県側の最後の集落である日和田集落を通り過ぎてすぐに四ッ足峠トンネルに入る。トンネルの手前には異常気象時通行規制区間の終点を示す標識が立てられているが、これは徳島県が管理区域においての終点であり、高知県側が規制されていない事を示すものではない。 |
112.高知県香美市に入る | 113.高知県側は急勾配・急カーブ | 114.集落にヘアピンカーブあり |
四ヶ足峠トンネルを出ると高知県香美市の境標識が立てられており、そのすぐ傍には高知県側の異常気象時通行規制区間の起点を示す標識がある。徳島県側に比べると勾配はややきつく、急なカーブの割合が多い。高知県側最初の集落の土居集落には左のヘアピンカーブがある。 |
115.物部川沿いを快走 | 116.ロックシェッド(??)の右には旧道のトンネルが見える | 117.舟ヶ谷トンネル |
2つ目の奈路集落を過ぎると勾配が非常に緩やかなものになる。物部川の左岸を走っており見通しの良い快走路と言える道路状況である。落合集落を通過して少し走るとゴルフ場の間を走る道路にあるような頭上をカバーするシェッドの下を通る。しかし付近にゴルフ場はなく、ロックシェッドとしては強度不足に思え、謎の設備と感じる。シェッドを通り過ぎると旧トンネルの脇の切通しを通り、さらに進むと舟ヶ谷トンネルをくぐる。坑口の右側に旧道が分岐しており、閉鎖されていないが車で走ろうとは思わない状態である。 |
118.樫山洞門と樫山トンネル | 119.成山トンネル | 120.宮ノ瀬集落 |
R195の高知県側の特徴としてトンネルの多さが挙げられる。樫山トンネル、月谷トンネル、成山トンネル、宮ノ瀬トンネル、市宇トンネルと次々にトンネルを通過する。長い樫山トンネルでも511mと個々のトンネル長は短い。また、それぞれのトンネルに旧道があるのだが、沿線に家屋のある樫山トンネル旧道はともかく、家屋のない他の旧道もて、なぜか閉鎖されていないが管理もされていない状態である。 |
121.木床第一トンネルの手前は片側交互通行規制 | 122.津々呂第一トンネル | 123.物部川沿いを快走 |
崩落復旧工事のための片側交互通行規制箇所を通過してすぐに津々呂第一トンネルをくぐる。トンネルだけでなく物部川に架かる橋をいくつも渡っており、改良された状態である事を示している。津々呂第一トンネルの手前から分岐する旧道は廃道区間もあるがかろうじて通行できる区間もあるようだ。ただし、完全1.0車線狭路かつガードレールなしかつ路上堆積物多々という普通車の走行には適していない。物部川の右岸を走るR195は勾配もほとんど感じない2車線快走路である。 |
124.「超カーブ」 | 125.異常気象時通行規制区間の終点 | 126.須賀井トンネル |
対岸の山口集落を見ながら快走していると「超カーブ」と書かれた看板が目に留まるが、“超”を付ける程急なカーブをいう訳ではなく、多少減速すれば難なく通過する事ができる。超カーブの先で異常気象時通行規制区間の終点があるが、それを過ぎたからと言って道路状況や周辺の様子に劇的な変化がある訳ではない。淡々と川沿いの2車線道路を走っていると須賀井トンネルを通過する。川沿いの旧道は沿線に家屋があるため狭いものの通行する事ができる。 |
127.奈呂集落 | 128.佐岡トンネル | 129.塩集落 |
引き続き物部川沿いを快走する。川に忠実の沿っているため急なカーブもあるが、2車線なので特に走りにくいという事はない。佐岡トンネルをくぐり、さらに走ると日の地トンネルを通過する。どちらのトンネルにも旧道に集落があるため通行可能である。 |
130.下り8%勾配 | 131.高知r49交差点 | |
下り8%勾配を右にカーブしながら下り、山崎集落に差し掛かると勾配は緩やかになる。南側には物部川が流れているが、この辺りでは永瀬ダムによるダム湖となっている。山崎トンネルをくぐって左にカーブしながら勾配を下っていると高知r49との交差点を通過する。県道との交差点は徳島r296交差点以来、実に50km振りである。なお、このr49交差点の北は旧物部村の中心部であり、香美市役所の物部支所(旧物部村役場)がある。 |
国道195号 part4 |