国道194号
part1

R32県庁前交差点〜R439恩地交差点
高知市→いの町

1.R32・R33・R55・R56・R195・R197・R493県庁前交差点 2.おにぎりはR33のみ 3.上町一丁目電停
 高知城と高知県庁、高知市役所の南に位置するR32R33R55R56R195R197R493県庁前交差点がR194の起点である。若い番号優先の法則により、R32とR33しか表示されていないが、西にR33(〜松山市)・R194(〜西条市)、東にR32(〜高松市)・R55(〜徳島市)・R56(〜四万十市)・R195(〜徳島市)・R197(〜大分市)・R493(〜東洋町)となっている。案内標識にはR56四万十方市方面はR33方向に表記されているが、重複しているのはR32高松方面である。
 県庁前交差点から西に向かって路面電車のとさでん交通伊野線を挟んだ片側2車線道路を走る。線路横にはゼブラゾーンが設置されており交差点の手前ではそれが右折車線になる。

4.高知r37上町5交差点 5.旭町一丁目電停以西は左側車線が狭くなる 6.電停部分は片側1車線
 高知r270上町2交差点、高地r37上町5交差点、高知r272交差点を通過するが、他にも市道との交差点も多く流れが悪くなりがちである。旭町一丁目電停を過ぎると片側2車線ではあるものの左側の車線幅が狭くなる。軽自動車でも収まり切らない幅であり、車線として機能していない。しかも電停の前後は片側1車線になってしまう。無理やりの片側2車線よりも1車線の方が走りやすいかもしれない。

7.高知r6本宮町交差点を左折 8.鏡川橋 9.高知r274・r386交差点を右折
 蛍橋電停を過ぎて右にカーブしながら市道との交差点を過ぎると左側車線が通常の幅に戻る。高知r6との本宮町交差点は2本の左折車線で道なりに左方向の直角カーブを曲がる。鏡川橋の南詰で高知r274・r386交差点を右折して松山・いの方面へ進む。案内標識にr386が表記されていないが、直進方向でありR33の旧道に当たる。鏡川橋を渡ってきたとさでん交通伊野線はr386に沿っている。

10.高知r274のアンダーパスを挟んだ片側2車線 11.高知r274合流後は片側3車線 12.高知r38交差点
 高知r274・r386交差点からはr274のアンダーパスを挟んだ片側2車線道路となり、r274合流後は片側3車線道路になる。高知r273交差点の直後の高知r38交差点を道なりに右へカーブして通過するが、左端車線はr38に向かうため右側の2本を走っていなければならない。

13.JR土讃線 14.右側車線が減少 15.高知西トンネル
 高知r38交差点を過ぎてすぐにJR土讃線のアンダーパスを通過し、その先で右側車線が減少する。中央分離帯もなくなって対面2車線道路になり、直線道路を上っていると高知西トンネルをくぐる。

16.いの町に入る 17.E56高知道・伊野IC 18.R33・高知r386枝川ICを側道へ進む
 高知西トンネルからはいの町に入る。西側坑口付近の上をE56高知道が通っており、トンネルを出て500m先で伊野ICを通過する。伊野ICを過ぎると枝川ICを側道に進む。重複しているR33は直進の松山・佐川方面と右折のいの町市街方面に別れるが、前者は高知西バイパスで後者が現道である。2021年12月4日に高知西バイパスの全線が供用されたが、2022年12月の時点でも現道はR33に指定されたままである。

19.枝川小学校のグランドの下を通る 20.R33・高知r386枝川交差点を右折
 本線から分岐して側道を走っているとカルバートをくぐるが、上には枝川小学校のグラウンドがある。カルバートを出て下った先でR33・高知r386枝川交差点を右折していの町市街方面に進む。左折のr386は四万十市方面となっているが、鏡川橋の南詰に戻るルートであり旧道と思われる。

21.枝川交差点以降は対面2車線道路 22.伊野商業前電停 23.日影の雪は解けずに凍結していた
 枝川交差点からはとさでん交通伊野線との並走が再開されるが、道路は対面2車線で北側に隣接して並走状態となっている。ただし、これまでの路面電車形態ではなく軌道敷であり線路上を通行できるのは交差点付近に限られる。道路に面した車庫等の前は砂利らしきものが敷かれておりそこも通行可能である。また、南側にはJR土讃線も並走しており、枝川駅付近からは2本の線路に挟まれた状態になる。

24.町道との交差点を左方向へ進む 25.高知r33・r280交差点 26.高知r36交差点
 いの町の中心部に差し掛かると町道との交差点を左斜め方向へと進む。案内標識は設置されており交通の流れも左方向だが、油断していると直進してしまう可能性がある。町道との交差点のすぐ先で高知r33・r280交差点を通過する。r280のヘキサは案内標識に表記されていないが、左折のJR土讃線の伊野駅方面がr280で停車場線である。とさでん交通伊野線はいの町役場近くの伊野駅が終着駅である。
 r33・r280交差点を過ぎていの町の中心部を土讃線に沿って走っていると緩やかな右カーブを曲がりながら高知r36交差点を通過して仁淀川沿いになる。土讃線との並走はr36付近までである。

27.いの町幸町 28.R33仁淀川橋東詰交差点を右折
 いの町中心部の西部を仁淀川の左岸を走っているとR33仁淀川橋東詰交差点に至る。起点の県庁前交差点からの距離は約11.9kmである。R33は松山・佐川方面に左折し、R194は西条方面に直進する。直進と言っても左折のR33が優先であり左直角カーブをS字状に進む感じである。そのため信号機の切り替わりタイミングも通常とは異なる。

29.寒風山トンネルは危険物積載車両通行禁止 30.加田集落 31.仁淀川沿いを快走
 仁淀川橋東詰交差点の直後に寒風山トンネルは危険物積載車両が通行できないという警告がされているが、看板が小さく目立つとは言い難い。道路状況としては勾配、カーブともに緩やかな2車線道路で仁淀川の左岸を走る。

32.「西条73km 上八川21km」 33.鹿敷集落に桜並木あり 34.道の駅「土佐和紙工芸村」
 仁淀川沿いの集落を繋ぎながら緩やかな上り勾配の2車線道路を淡々と走る。対岸は日高村域であり、高知r299が並走している。仁淀川橋東詰交差点から約6.8kmで道の駅「土佐和紙工芸村」を通過する。

35.勝賀瀬大橋 36.高知r292交差点 37.西の谷集落
 道の駅辺りから沿線の集落が少なくなり家屋のない区間の割合が増える。仁淀川がU字に蛇行している凸部を左にカーブしながら勝賀瀬大橋を渡り、その先で高知r292交差点を通過する。r292及び橋の手前で交差している町道が旧道と思われる。
 r292交差点から1.0km程で名越屋沈下橋の西側の出入口の交差点を通過する。この橋を渡れば対岸に日高村に行く事ができるが、狭い沈下橋という事もあって3t以上の車両は通行禁止であり、当然ながら増水時は通行止になる。

38.楠瀬集落 39.無料展望柳瀬台 40.四国の国道ではお馴染みの路面キロポスト
 仁淀川の左岸の2車線道路をひたすら走る。信号機のある交差点がほぼないため流れはスムースで走りやすい。四国の国道ではお馴染みの路面にペイントされたキロポストが見られるが、その数値は起点の県庁前交差点からではなくR33から分岐して単独区間になった仁淀川橋東詰交差点からのものである。

41.水辺の駅あいの里の前を通過 42.高知r300交差点 43.交通量は少ない
 水辺の駅あいの里という小規模な道の駅のような施設の前を通った後に高知r300との交差点を通過する。r300へ左折すると柳瀬橋で仁淀川の対岸に渡って日高村に入る事ができる。以降はこれまで対岸を並走していた高知r299は西に離れている。r300も西に延びているため対岸の県道はなくなるが、村道は存在している。

44.高知r18交差点 45.分水第四発電所の水圧鉄管 46.野地集落
 仁淀川の支流の上八川川沿いになってすぐに高知r18交差点を通過する。上八川川沿いになってから1.6km程は町境となっているが、対岸はこれまでの日高村ではなく越智町に代わっている。上八川川=町境が終わって両岸ともにいの町域になってからも道路状況や風景に変化が生じる訳でもなく緩やかな上り勾配の2車線道路で川沿いを走る。

47.天王トンネル 48.新下八川橋の東詰で町道との交差点を通過 49.柿奈呂集落
 上八川川の左岸を走っていると天王トンネルをくぐり、少し北の新下八川橋の東詰で町道との交差点を通過する。橋の袂に十田線という町道の路線名が記された小さめの案内標識が設置されている。町道との交差点以北も川沿いの2車線快走路が続く。

50.R439高岩交差点 51.「西条57km R439大豊47km 長沢21km」 52.上八川川の右岸を快走
 県庁前交差点から約34km、仁淀川橋東詰交差点から約22kmでR439高岩交差点を通過する。案内標識にR439大豊と表記されている事からも分かる通り、ここから先はR439が重複している。
 高岩交差点からも道路状況に変化はなく走りやすい2車線道路が続いている。みやのせ橋で上八川川を渡ってからは右岸を走る。蛇行している川に沿っているものの緩やかなカーブが多い。

53.道の駅「633美の里」 54.旧吾北村役場の前を通る 55.R439恩地交差点を道なりに左方向へ進む
 道の駅「633美の里」を通過する。名称に付けられている“633”という数字はR194とR439を足したものである。単純な数字合わせではなく旧吾北村の形がムササビに似ていた事にも因むらしい。道の駅を過ぎてすぐに分水第三発電所の傍を通り過ぎて旧吾北村の中心部に差し掛かる。中心部と言っても集落の規模は小さい。
 かつての村役場、現在のいの町役場吾北総合支所の前を通り過ぎ、左にカーブして川井橋を渡った直後でR439恩地交差点を道なりに左方向へと進む。ここでR439が大豊・本山方面に分岐する。高岩交差点からの距離は約5.8kmである。

国道194号 part2