国道179号
part3

R374入田交差点〜R181院庄交差点
美作市→津山市

105.梶並川の左岸を北上 106.三星橋 107.岡山r51明見交差点を左折
 入田交差点からはR374が重複しているが、おにぎりや案内標識等の重複を示すものは存在しない。梶並川の左岸を北上しており、対岸に美作市役所がある。緩やかな勾配を上って滝川とJR姫新線を三星橋で一気に通過し、勾配を下り切った所で岡山r51明見交差点に至り、左折して津山・国道53号方面に進む。交差点の東に道の駅「彩菜茶屋」があるが、r51の道の駅として登録されている。

108.明見トンネル 109.林野駅方面はR179の旧道? 110.勝央町に入る
 明見交差点からは中央分離帯が設置されており、片側2車線道路に見えるが、津山方面の左車線はすぐになくなるし、交差点方面は左折車線と右折車線なので片側2車線道路とは言えないかもしれない。対面2車線道路になった所で明見トンネルに入る。トンネルを出てからもしばらく上り勾配が続くが、市道の跨道橋をくぐった先から下り勾配となる。明見トンネルの旧道らしき市道との交差点を通過した後に右、左とカーブし、その先で市町境を越えて勝央町に入る。

111.R374美作岡山道路との勝央IC 112.沿線には比較的商業施設が多い 113.旧道(?)との交差点を道なりに左へ進む
 勝央町に入ってすぐに美作岡山道路との勝央ICを通過する。美作岡山道路そのものは無料で通行できる地域高規格道路だが、北に延びる方は中国道との勝央JCTまで出口がなく実質的には有料区間となっている。そのため案内標識では「中国道 大阪広島方面」と表記されている。なお、美作岡山道路はR374と岡山r27、岡山r79と3つの道路に指定されている。
 勝央ICからも2車線道路が続いている。町の中心部と言う訳ではないが、100番代幹線国道とあって沿線には商業施設が多く建っている。勝央町の中心部の南東で旧道と思われる道路が接続する信号機のない交差点を道なりに左へカーブして通過する。

114.岡山r67・r371勝間田交差点 115.JR姫新線とともに滝川を渡る 116.緩やかなカーブの多い快走路
 JR姫新線の勝間田駅のすぐ近くで岡山r67・r371勝間田交差点を通過する。元々は2つの県道が同じ場所で交差していた思われるが、r67のルートが僅かに変更されたようで、交差点が2ヶ所に別れている。ただし、2つの交差点は連動しており一つの交差点として機能している。
 姫新線と並走しながら勝央町中心部の南を走っていると滝川を渡り、沿線の建物が少なくなっていく。緩やかなカーブとアップダウンを繰り返す2車線道路が続くが、100番代国道の割に交通量は多くなく走りやすい。

117.黒坂橋 118.岡山r52・r415黒坂交差点 119.交通量はさほど多くない
 黒坂橋でJR姫新線をオーバーパスして右にカーブした後に勾配を下ると岡山r52・r415黒坂交差点を通過する。黒坂交差点から程なくして津山市に入り、その後も西の方角に向かって走っていると岡山r413が交差している右カーブを曲がって進行方角が北へと変化する。

120.右側にはJR姫新線と中国道が並走している 121.JR姫新線をオーバーパス 122.R53・R374・R429新河辺交差点を左折
 緩やかな勾配を上った後に左にカーブする場所があるが、そのすぐ右側にはJR姫新線と中国道が近接した状態で並走している。名もなき峠を越えるとやや急な勾配を下り、カーブを右に曲がった先で姫新線をオーバーパスして、勾配を下り切った所でR53・R374・R429新河辺交差点に突き当たる。R374はこの交差点が終点であり、入田交差点から約13.2kmの間はR179に重複している。また、R429はR53の両方向に重複している。

123.R53・R429重複区間 124.岡山r477国分寺交差点 125.新兼田橋
 新河辺交差点からはR53だけでなくR429が重複しており、片側2車線の非常に良く整備された道路になる。中国道の津山ICも近くにあり、交通量が非常に多い区間である。岡山r477国分寺交差点を通過した直後に新兼田橋で加茂川を渡る。その後程なくして跨線橋を渡って勾配を下るが、下を通っている鉄道はJR因美線である。これまで並走していたJR姫新線は南側を並走している。

126.津山市川崎 127.R53とR179の串刺しおにぎりはある 128.吉井川沿いを走る
 跨線橋からの勾配を下り切った所で岡山r345交差点を通過するが、信号機が設置されておらず右折こそ禁止されていないものの右側車線から右折するのは交通量を考えると難しいと思われる。東津山駅の前を通過してから程なくして緩やかな右カーブを曲がる。岡山r350川崎東交差点からは吉井川の左岸を走っており、川と反対の右側には津山市の市街地が形成されている。その市街地側にはいくつもの市道が交差しているが、そのほとんどに右折車線が設置されていないため右側車線を走っていると右折待ち車両で詰まる事がある。

129.吉井川と国道の間に旅館がある 130.岡山r394船頭町交差点を左折 131.岡山r26吉井交差点を右折
 吉井川沿いの片側2車線道路を走っていると岡山r394船頭町交差点を左折しなければならない。二桁国道との重複区間なので2車線とも左折できても不思議ではないのだが、左折できるのは左側車線だけである。
 船頭町交差点を左折すると今津屋橋を渡るが、橋上は中央分離帯のない上下4車線道路である。しかし、今津屋橋南詰の岡山r26吉井交差点を右折しなければならないため、国道トレースにおいては右側車線を走っている必要がある。

132.アーケードが撤去されていた 133.岡山r68交差点 134.昼間は渋滞しやすい区間である
 吉井交差点からは緩やかに下りながら津山駅前の商店街だった場所を通る。かつてはアーケードが設置されていたのだが、既に撤去されており駅の近くに建っていたビルは解体されてコンビニに変わっていた。
 津山駅の前を右にカーブしてからは対面2車線道路を走る。津山市の市街地の西部を縦断している岡山r68との交差点を通過、吉井川の右岸を西進する。幹線国道のR53とR179が重複しているため交通量が多く、対面2車線道路なので流れが悪い。

135.R53・R181・R429一方交差点を右折 136.新境橋 137.市道との新境橋北詰交差点を左折
 緩やかな左カーブの途中にR53・R181・R429一方交差点があり、右折して倉吉方面に進む。ここでR53・R429との重複が解消されるが、R181の起点がこの交差点のためR181との重複が始まる。
 一方交差点からすぐに上り勾配となり、吉井川に架かる新境橋を渡った後に勾配を下る。橋の前後の上り下りは距離が短いせいもあってやや急な勾配である。新境橋からの勾配を下り切った所で新境橋北詰交差点に突き当たり、左折して米子・倉吉方面に進む。右折の市道は津山市街に向かう片側2車線の市道である。

138.岡山r338二宮交差点 139.沿線には商業施設が多い 140.R181院庄交差点を右折
 新境橋北詰交差点からは片側2車線道路になり、交通量も非常に多い。吉井川を渡ってきたJR姫新線が南側を並走する状態になった辺りで岡山r338二宮交差点を通過する。交差点のすぐ西でR53津山バイパスの高架をくぐるが、バイパスとは直接接続しておらずr338を経由する必要がある。
 緩やかな勾配を上った後に下りに転じ、平坦になってしばらく走るとR181院庄交差点に至る。R179は右折して倉吉・人形峠方面に進むため、右折車線になる右側車線を走っている必要がある。この院庄交差点でR181との重複区間が終わり、R374入田交差点から約22.8kmに渡って続いた他の国道との重複が解消される。

国道179号 part4