国道178号
part2

R482交差点〜R9交差点
京丹後市→豊岡市→竹野町→香住町→浜坂町→岩美町

33.集落の中を抜けるが人影はまばら 34.京都r665との交差点は左折しなければならない 35.豊岡まではKTRに沿って進む
 R482交差点を真っ直ぐ進むと新間人(たいざ)トンネルを通過する。以降、今までと同じように海岸沿いを走っていく。中には波の華が路上に散らばっている場所もあり、冬は冬で走ってて楽しい国道だ。しかしいくら見たいからっていきなり停まったり遠慮のかけらもなく路駐するのはどうかと思うぞ。そんな奴らは適当に交わして先に進む。左側に離湖が見えてきたら元網野町中心部はすぐそこだ。
 元網野町役場付近では鈍角に曲がる交差点が連続で用意されている。京都r53交差点と京都r665交差点の2ヶ所だ。どちらも案内標識があるのでルートミスする可能性は低いが交通の流れは必ずしも国道>府道とはなっていない。この交差点付近は両側に民家が迫っておりやや狭く感じるが、KTRのガードを通過する辺りからは元の沿線に何もない道路となる。

36.KTR木津温泉駅の近くでいきなり右折させられる 37.センターラインの消えかけた道路を進む 38.センターラインはないが離合できない幅ではない
 しばらくKTR沿いに走っていると木津温泉駅前を通過する。ま、駅と言っても注意していないと全く気付かずに通り過ぎる可能性も高いが。沿線には冬の日本海の風物詩とも言えるカニを扱った店が多い。温泉とカニ、まさにのんびりかつ贅沢な時を過ごすのにはもってこいの場所ではないだろうか。この周辺を通る時だけは一時的に交通量が増える。大型の観光バスも往来している。しかし道路家としては温泉やカニよりもまず国道のことを考えなければならない。
 さもないと木津温泉トラップにはまってしまうからだ。木津温泉駅を通過した直後には右直角カーブが口を開けて待ち構えている。直角カーブをクリアすると緩やかな勾配を上っていく。ここでも油断しているとルートミスしてしまいかねない。一応は控えめな案内があるが、2つ目の信号を左折するのがR178本来のルートである。直進は京丹後市網野で交差した京都r665となっている。

39.久美浜湾のすぐ側を走り抜ける 40.R312交差点。こいつとは2度目の交差点となる
 木津温泉トラップを難なく通過するとKTRと2度交差しながら元久美浜町の中心部へ向かう。路面と海(久美浜湾)の高低差がほとんどなくなったら元久美浜町中心部は近い。京都r11交差点を右折して400mほど進むとR312との交差点となる。宮津市の大手橋東詰交差点、須津交差点(大手橋東詰〜須津間は重複)に続く3ヶ所目の交差点で、これを右折すると2度目の重複となる。先ほどのR482もそうだったが、R178は丹後半島の酷道、もとい国道を軒並み喰っており酷険道探査の際にはおそらく必ず通る国道だろう。

41.府県境の河梨峠まで長い上りが続く 42.河梨トンネルの京都府側は工事のため片側通行だった
 京丹後市久美浜(元久美浜町中心部)を通過すると府県境の河梨峠まで長い勾配を上っていく。ほぼ直線だが勾配が結構きついので前にトラックがいた場合は延々と我慢を強いられる。丹後半島の海沿いにはほとんど雪が見られなかったが、峠に近づくにつれて道路脇に積もっている雪の量が増えていく。やはり海沿いより少し内陸に入った場所の方が降るようだ。河梨トンネルをくぐると兵庫県豊岡市に入る。

43.R312下宮地蔵東交差点 44.豊岡市では郊外型店舗の中を通り抜ける 45.R426下陰池ノ内交差点も直進する
 豊岡市に入るとこれまた結構な勾配の下りを走ることになる。この日は雪が多少なりとも路面に残っているということで流れはいまいち。下りきってフラットな場所に出ると下宮地蔵東交差点でR312と分岐する。そこからは豊岡トンネル、豊岡大橋と長大トンネル&橋で一気に走りぬける。いかにも後から整備された国道ですと言わんばかりの構造だが、となると旧道は豊岡市街地の真ん中を抜けているR312とR426だろうか?
 豊岡大橋を渡ると郊外型店舗の立ち並ぶ場所を通るが国道探索に便利なコンビには1軒もない。JR山陰線のガードをくぐるとR426下陰池ノ内交差点となる。このR426はロータリーを持つ全国でも珍しい国道である。酷道レベルとしては低いので筆者としてはあまり調査意欲をそそられないのも事実である。

46.江野トンネル 47.山陰自動車道??
 豊岡市街地を抜けると沿線の民家の数と交通量が減る。多少勾配はきついが整備されていて走り易い道路が続く。江野トンネルを抜けると竹野町に入る。バイパス化されているのか土生トンネルまでの竹野町区間は一気に通り抜けることになる。香住町内で平地を走るがそこには建設中の高架道路がR178を横切っていた。こんな所まで大金をつぎ込んだ高規格道路を建設するつもりなのか。R178が走り易いんだからそれでいいじゃないかと思うのだが。

48.香住町中心部の東にはいきなりの右直角カーブがある 49.右直角の直後は左直角カーブも用意されている
 兵庫r11佐津交差点からは久しぶりに海岸沿いを走る。眺めはそこそこだが運転する身としては見とれている訳にはいかない。香住町中心部に入る直前にはいきなりの右直角カーブが待ち構えているので油断もできない。また右カーブの直後にはご丁寧に左直角カーブも用意されている。民家の密集地ということで道幅が狭いので大したスピードを出させる箇所ではないが直角カーブなので勢いがつき過ぎると民家に突っ込むなんていう夕方のニュースの地味な話題として登場する羽目になってしまう。

50.兵庫r164一日市交差点は左折する 51.さらに先の兵庫r4役場前交差点は右折して鳥取方面へ 52.香住町中心部は若干狭い
 右左の直角カーブをクリアして香住谷川を渡ると今度はT字にぶつかる。兵庫r164との一日市交差点だがR178はここを左折する。さらにしばらく進んだ先の兵庫r4役場前交差点は右折となる。どちらも案内標識が立っているのでルートミスの可能性は低いが油断していると直進してしまうこともありえる。r4役場前交差点を過ぎても町中心部にありがちな民家の中を抜ける狭い道路がしばらく続く。狭いといっても乗用車同士であれば特に苦労もなく離合できる幅はある。

53.一部を除けば快走路が続く 54.かの有名な余部鉄橋。た、高い! 55.右カーブ途中の踏切を越えれば浜坂町中心部となる
 香住町中心部を抜けると集落を結びながら淡々と進んで行く。普通すぎてほとんど印象に残っていないが、それだけに目の前に現れる余部鉄橋には目を奪われてしまう。高さは41メートル(ビル15階)くらいだが実際に見るとそれ以上の高さに見える。高さばかりではなく竣工年も明治45年(1912年)と古い。筆者は鉄分の濃くない人間なのでこれ以上鉄道を語るのを控えておく。R178の方は少し内陸を走り、桃観トンネルを経て浜坂町に入る。
 浜坂町内も中心部を除け快適に走れる快走路である。九斗川を渡り右カーブのど真ん中の踏切を越えると浜坂中心部に入ったと言える。

56.兵庫r167浜坂交差点は鋭角に左折 57.はい、ここ!ここを右折!! 58.走りやすい道が続く
 浜坂町中心部でも先ほどの香住町中心部と同じく右左折の罠が待ち構えているので要注意。福富橋の前後でかなり急なカーブが連続するがそれは単なるカーブなので罠とは言えない。その直後にあるr167浜坂交差点がまず一つ目の左折ポイント。案内標識通りこれを鋭角に左折する。鋭角と言っても切り返しなしでも充分に曲がることができるのでご安心を。むしろ問題はその次の右折ポイントかもしれない。確か案内はあったと思うが信号はなく一瞬どこを右折するのか迷ってしまう。JR山陰線の踏切を越えた直後、左手に出光がある交差点(写真No.57)を右折して線路沿いを走るのがR178だ。それさえ過ぎればあとは道なりに進むだけとなる。

59.県境は勾配・カーブ共にきつい 60.鳥取r155交差点は左折する 61.あとは田舎道を淡々と進むだけでいい
 浜坂町居組を過ぎるといよいよ鳥取県との県境に近づく。京都府側の県境と比べても急勾配と急カーブが連続して続いている。徐々に海面との落差が大きくなっていきそれに伴い景色も変化する。峠を越えると鳥取県に入る。県境からすぐは急勾配だが一度下りきるとあとはフラットな道が続く。これまで200km近く走っているためこの辺りに来る頃には大概疲労が溜まっている。よって大して状況を覚えていないというのが正直な所だ。特に印象的な'酷'な箇所がないせいもある。

62.R9との交差点に突き当たって終わり!
 何となく進んでいると急に勾配がきつくなり始める。そうなれば終点のR9交差点はすぐ近くだ。信号のない交差点でとても一桁国道と100番代の国道の交差点とは思えないが、よく見ればR178のおにぎりの補助標識に「終点」の文字が。こんなとこで終点をアピールしてどうする?

 とにかく200km近い長距離国道のR178を走りきったわけだが、ごく一部を除いて整備された普通の田舎国道といった印象だ。海岸沿いを走ることが多く長めの良い場所も多い。マニア以外にもオススメできる一本と言える。夏は海水浴客などで混雑することが多いがそれ以外の季節であればさほど混雑しないだろう。冬の荒々しい日本海を見に行くのもオツなものだがスタッドレス等の冬装備は必須なのでご注意を。