国道173号
part3

R9和田交差点〜R27新綾部大橋交差点
京丹波町→福知山市→綾部市

102.京都r444和田交差点 103.「冬期 路面凍結注意」 104.R478京都縦貫道の京丹波みずほIC
 R9和田交差点からは中央分離帯付きの片側1車線道路となるが、京都r444和田交差点からは通常の対面2車線道路に戻る。和田交差点から約600m走るとR478京都縦貫道の京丹波みずほICを通過する。京都縦貫道は2015年7月18日に京丹波みずほICを含む京丹波わちIC〜丹波ICの開通によって全線開通となっている。

105.高屋川沿いを走る 106.前方に見えるのは京都縦貫道の瀧谷高架橋 107.京都r447井脇交差点
 京丹波みずほICからは高屋川に沿って2車線道路を北上する。勾配、カーブともに緩やかな道路状況で非常に走りやすい。高屋川の対岸には京都縦貫道があり、橋梁部分はR173からよく見える。やや急な右カーブを曲がった先で京都r447井脇交差点を通過する。r447を走るとR9に行く事ができるが、大型車通行不能区間があるせいか案内標識に地名は表記されていない。井脇交差点から約500m走ると保井谷交差点を通過してr447がR27方面に分岐する。

108.京丹波町粟野 109.左前方に見えるのは京都縦貫道の新高屋川橋 110.新高屋川橋の下にイネムリパーキングあり
 高屋川の西の山裾を淡々と走って北上を続ける。前方に見えていた京都縦貫道の新高屋川橋がどんどん近づいてきてその下をくぐる。橋の下にはイネムリパーキングエリアと名付けられて簡易パーキングが設置されているが、これは以前からあったもので京都縦貫道の開通に併せて整備されたものではない。

111.京都r26三ノ宮交差点 112.京都r26をオーバーパス 113.京丹波町質志
 新高屋川橋をくぐってすぐに京都r26との三ノ宮交差点を通過する。R173がr26の上を通っているため立体交差点のようになっているが、厳密にはR173とr26の間は県道ではなく町道のようである。三ノ宮交差点からは上り勾配となり、質志川の谷筋を走る。谷筋と言っても比較的開けており小さいながらも集落が存在している。

114.「舞鶴40km 綾部13km」 115.質志鍾乳洞を通過 116.みずほトンネル
 勾配を上っていると質志鍾乳洞の前を通過する。山間部にしては珍しく歩道橋が架けられているが、駐車場と鍾乳洞を繋ぐものであり高低差を解消する意味もあると思われる。鍾乳洞を通過して右カーブを曲がっているとみずほトンネルに入る。榎峠に掘られた旧町名を冠したトンネルだが、市町村境ではない。

117.左急カーブを曲がる 118.反対側車線には登坂車線あり 119.連続カーブ区間に入る
 みずほトンネルを出て直線道路を下っていると反対側車線に登坂車線が設置されて状態になり、左の急カーブを曲がる。綾部方面から南下していれば急カーブにバス停と集落を繋ぐ町道があるため追衝突しないように多少は気を遣う必要がある。カーブが終わると直線的な道路となるが、下り勾配である点に変化はない。

120.旧三和町は急カーブが多い 121.うぶやの里ロードパーク 122.京都r59大原交差点
 ヘアピンカーブに近い右の急カーブを曲がると福知山市に入り、その後しばらくは急カーブが連続する。秋葉橋の前後で旧道が交差しているが、閉鎖されており進入はできない。閉鎖されていなかったとしても法面が崩落している箇所があるので通り抜ける事は不可能であろう。この崩落もおそらくは2018年7月の豪雨によるものと思われる。豪雨後しばらくは通行止となっており、その後通行はできるようになったが法面が不安定なようでセンサーによる監視が行われている。異常を検知した際は回転灯が点灯して通行止である事を示すようになっている。
 センサー監視区間を過ぎて左カーブを曲がっているとうぶやの里ロードパークを通過する。東屋と展望台があるだけの簡易なパーキングだが、大型バスも停められるスペースが用意されている。ただし、「大型車は入れません」とも表示されているのでバスを除く大型車は利用不可となっている。ロードパークを過ぎて少し走った所で京都r59大原交差点を通過する。

123.小峠集落 124.台頭ロードパーク 125.京都r59交差点
 大原交差点から少し走ると隣の小峠集落を通過するが、集落内に台頭ロードパークが設置されている。このロードパークも東屋と展望公園のみの簡易的なものでバスを含む大型車両は利用できない。台頭ロードバークからすぐの場所に京都r59との交差点があるが、厳密に言えば交差している道路は県道ではなく市道であり、約200m先でr59に接続している。

126.京都r59台頭交差点 127.福知山市三和町台頭 128.質山峠の手前に登坂車線あり
 京都r59のフリをした市道との交差点から少し走ると本当のr59との台頭交差点を通過する。信号機どころかセンターラインの切れ目すらない交差点だが、特筆すべきはR173京丹波方面から来た場合の左折の角度である。かなり鋭角に曲がらなければならず、軽自動車であっても対向車線にはみ出ずに曲がるのは難しいだろう。南側の市道がr59と案内されているのは台頭交差点を左折が難しいためだろう。ただし、物理的に難しいだけで法的には禁じられていない。
 台頭集落を通り抜けてやたら広いイネムリパーキングエリア付近から約1.0kmに渡る登坂車線区間を走る。大阪府の北部と京都府の北部を最短で結ぶルートだけあって大型車両の通行も少なくないが、遅い車を抜ける場所が少ないため貴重な追越しポイントである。

129.須知山トンネル 130.綾部市に入る 131.急勾配を下る
 登坂車線が終わって程なくして須知山トンネルに入る。質山峠を越える旧道がトンネルの手前で交差しているが、車止めが設置されており進入できない。もっとも車止めがなくても半ば廃道化している道路を見て進入しようとは思わないだろう。須知山トンネルからは綾部市に入り、トンネルを出てからは急勾配を下る。カートのサーキット場の近くで旧道との交差点を通過するが、両側とも車止めが設置されている。

132.「舞鶴31km 綾部市街3km」 133.匹知橋 134.8%の急勾配を下る
 いくつかの橋を渡りながら8%の急勾配を下っていると上りの反対側車線に登坂車線が現れる。約600mに渡る登坂車線は2004年に法面が崩壊した後の復旧工事の際に付加されたものである。

135.市道との交差点を通過 136.新綾部大橋 137.R27新綾部大橋交差点
 登坂車線が終わると右の急カーブを曲がりながら市道との交差点を通過した後に新綾部大橋を渡る。その下には由良川だけでなく京都r450とJR山陰本線がある。橋上の急勾配を下り切った所でR27新綾部大橋交差点に至る。綾部市の市街地から離れたこの交差点がR173の終点である。