国道173号
part2

大阪r54山辺口交差点〜R9和田交差点
能勢町→
→篠山市→
→能勢町→
→篠山市→
→京丹波町

43.「綾部58km 篠山28km」 44.山辺川の流域を快走 45.はらがたわ峠旧道との交差点
 大阪r54山辺口交差点からは山辺川の流域を走っているが、山間部とは思えない程勾配は緩やかで直線的な快走路となっている。新砂谷橋の手前で交差点を通過するが、交差している町道はR173の旧道である。

46.旧道との交差点以降は勾配が急になる 47.登坂車線あり 48.町道との交差点の先に見えるのは受子大橋
 旧道との交差点を過ぎると沿線の建物がなくなると同時に勾配が急になる。そのため約500mに渡って登坂車線が設置されている。登坂車線区間に町道との交差点があり旧道と繋がっているが、一方通行の出口のため町道に進む事はできない。

49.水出大橋 50.受子大橋 51.受子小橋
 登坂車線が終わると右ヘアピンカーブを曲がるが、その中の水出大橋の下には旧道が通っている。ヘアピンカーブが終わると受子大橋を渡るが、今度は左にカーブしている。その後、受子中橋と受子小橋を渡ってヘアピンカーブが終わる。

52.2ヶ所目の登坂車線 53.災害復旧工事のため片側交互通行規制中 54.仮設橋が架けられている
 2つのヘアピンカーブが終わった後に2ヶ所目の登坂車線が現れるが、距離は300mに満たない。登坂車線が終わってからもやや急な上り勾配が続いている。ドクターヘリの離発着場を通り過ぎて先で災害復旧工事箇所があり、片側交互通行規制が敷かれていた。これは2018年7月の集中豪雨で路盤が崩落して通行止となっていたが、仮設橋が架けられて12月4日に解除されている。

55.3ヶ所目の登坂車線 56.東ヶ谷大橋 57.はらがたわトンネル
 災害復旧工事個所を過ぎてしばらく走ると3ヶ所目の登坂車線が現れるが、ここも300mに満たない短い距離しかない。奥法橋を渡ると右カーブとなり東ヶ谷橋を渡る。さらに進むと東ヶ谷大橋を左にカーブしながら通過し、その先ではらがたわトンネルに入る。トンネルの手前で交差しているのは旧道であり、前述の災害箇所が通行止であった際はこの旧道が迂回路として設定されていた。迂回路とするにあたって多少整備されたようである。

58.大阪r731交差点 59.はたがたわ峠以南に比べると勾配は緩やか 60.大阪r601天王交差点
 はらがたわトンネルを出ると左にカーブしながら大阪r731交差点を通過する。r731は府境を越えて京都r731となった後に大阪/京都r54に交差している。はらがたわトンネルからは下り勾配となるが、峠の南側に比べると勾配は緩やかで急なカーブもない。はらがたわ峠旧道との交差点を通過すると勾配はさらに緩やかになる。
 天王集落に差し掛かると勾配はほとんどなくなり、天王川の流域を快走する。はたがたわ峠より南は淀川水系の支流の猪名川水系だったが、天王川はそれとは別の武庫川水系である。天王集落の中で大阪r601天王交差点を通過する。案内標識にヘキサは表記されていないが、ソトバは設置されている。r601は府県境を越えて兵庫県猪名川町に延びており兵庫r601でもある。

61.「綾部48km 篠山18km」 62.天王トンネル 63.天王第2トンネル
 天王交差点を過ぎて少し走ると沿線の家屋が一気に少なくなり、緩やかな勾配を上っていると右カーブの先で天王トンネルをくぐる。天王トンネルを出て橋を渡っていると天王第2トンネルに入る。天王第2トンネルのほぼ中央に府県境があり兵庫県篠山市に入る。境標識は大阪府のものが橋の中央付近に、兵庫県のものが天王第2トンネルの北に設置されている。なお、篠山市は2019年5月1日に“丹波篠山市”に改称したが、走行当時は“篠山市”のためこの名称を使用する。

64.災害復旧工事区間を通過 65.福住大橋 66.大阪府能勢町に入る
 天王第2トンネルを出て直後にも災害復旧工事箇所があるが、これも2018年7月の豪雨で被災したものである。片側交互通行規制は敷かれていないものの小刻みなカーブが多く、大型車はセンターラインをはみ出してしまう可能性が高い。また、仮設橋があるので冬期は凍結に注意を要する。
 工事個所を過ぎると右カーブを曲がり福住大橋を渡る。橋を渡り終えた直後にまた府県境を通過して大阪府能勢町に入る。府県境の手前には福住展望台があるが、通行当時は災害復旧工事に現場事務所が置かれていた。

67.災害復旧工事のため片側交互通行規制中 68.旧道との交差点を通過 69.「長い下り坂 速度注意」
 能勢町に入ってからやや急な勾配を下っていると3ヶ所目の災害復旧工事箇所を通過する。元々あった駐車スペースを道路に転用されているが、幅が狭いため片側交互通行規制が敷かれている。工事箇所を過ぎると左ヘアピンカーブを曲がり、その先で旧道との交差点を通過する。旧道は峠寄り麓寄りどちら側も簡易バリケードが設置されており4輪車では進入する事ができない。ヘアピンカーブの始まりから反対側車線に約700mの登坂車線が設置されており、勾配が急である事が分かる。

70.再び兵庫県篠山市に入る 71.篠山市に入ってからも急勾配が続く 72.福住二之橋
 登坂車線がなくなって2車線道路を走っていると駐車スペース付近で府県境を通過して再び兵庫県篠山市に入る。ここからは本格的に篠山市域を走るが、集落のない山間部を走っているため道路状況も風景も特に変化はな。篠山市に入ってからも急勾配は続いており、反対側車線には2ヶ所目の登坂車線が設置されている。南向き車線の登坂車線はこの2ヶ所である。
 急勾配を下っていると福住二之橋を通過するが、その下には水無川と兵庫r309がある。r309は福住三田線といって三田市まで続いているのだが、篠山市内の原峠が点線区間となっており車両では通り抜けできない。

73.兵庫r309交差点 74.「福住三田線早期整備を目指して」 75.集落内であっても動物の飛び出しに注意を要する
 福住二之橋から300m弱走ると兵庫r309との交差点を通過するが、前述の通り原峠が点線区間のため案内標識は設置されていない。また、交差点から福住二之橋付近までのr309はR173天王峠旧道の一部に当たる。水無川の左岸の下り勾配の2車線道路を走っていると福住集落に差し掛かる。福住三田線の早期整備を目指す看板が立てられているが、これはr309を指している。

76.福住集落 77.市道(R372旧道?)との安田交差点 78.R372安田西交差点
 緩やかな下り勾配の2車線道路で福住集落を走っているとやや勾配がきつくなった先で市道との安田交差点を通過し、その直後にR372安田西交差点を通過する。市道はR372の南を並走するルートである事からR372の旧道と思われる。

79.R173・R372重複区間 80.R372小野新交差点
 安田西交差点からはR173・R372重複区間となるが、僅か300m程先の小野新交差点を道なりに進む事でR372が姫路方面に分岐して重複区間が終わる。南北の幹線国道であるR173と東西の幹線国道であるR372が重複しているためこの辺りは山間部の割に交通量は多い。

81.小野新交差点の直後は下り勾配 82.「危い!スピード落せ」 83.カーブは多いが快走路
 小野新交差点の直後はやや急な勾配を下り、平坦になった道路を走っているとやや急な左カーブを曲がる。籾井川の左岸を走っていると右カーブを曲がった後に貝田橋を渡る。橋の手前には兵庫r543が交差している。安田西交差点からr543交差点にかけては国鉄篠山線が敷設されていたが、廃線から40年以上経過しているためかその痕跡はほとんど確認できない。その後、籾井川から離れて山裾を走るが、カーブはあるものの緩やかなものばかりで勾配はほとんどないので非常に走りやすい道路状況である。

84.兵庫r702丹波細工所交差点 85.篠山川沿い区間は桜並木 86.小田中交差点以北は梅並木?
 緩やかな右カーブを曲がっていると兵庫r702丹波細工所交差点を通過する。観光施設に由来する交差点の名称に思えるが、細工所という地名に由来している。丹波細工所交差点を過ぎて少し走ると篠山川沿いとなるが、川に沿って桜が植えられており並木が形成されている。川寄りの路側帯が広く取られているが、駐停車するにはやや狭い。川に沿った直線道路を走っていると兵庫r508との交差点を通過するが、r508には分断区間があるせいか案内標識もソトバも設置されていない。さらに北上を続けると市道との小田中交差点を通過するが、その辺りから川沿いに植えられている木は梅と思われる。

87.大関の丹波工場跡 88.兵庫r702福井交差点 89.閉鎖されている駐車スペースが多い
 福井集落で大関の丹波工場の前を通る。看板は残っているが既に工場として稼働しておらず跡地の一部は太陽光発電所になっている。工場跡からは緩やかな左カーブを曲がっていると兵庫r702福井交差点を通過する。その後しばらく直線基調の2車線道路を走った後に谷筋に差し掛かってカーブが多くなる。それでも交通量が少ないため走りやすいと感じられる。

90.板坂トンネル 91.京都府京丹波町に入る 92.曽木トンネル
 兵庫r300交差点を過ぎると上り勾配となり集落が途切れた直後に板坂トンネルをくぐって京都府京丹波町に入る。板坂トンネルを出て緩やかな右カーブを曲がってからは下り勾配の直線道路を走り、曽木トンネルをくぐる。トンネルを出ると左の急カーブを曲がった後に町道との交差点を通過する。

93.カーブの多い下り勾配の2車線道路 94.京丹波町八田 95.左折して町道を走るとR9に至る
 井尻川の谷筋を走っており、細長い八田集落が形成されている。カーブは多いものの緩やかなものばかりで走りやすい道路状況である。八田川を渡った先で町道との交差点を通過するが、町道を北上するとR9に行く事ができるため、R9を福知山方面に進む車両が左折するためこの町道は意外に交通量が多い。

96.町道との交差点からは上り勾配 97.道の駅「瑞穂の里・さらびき」 98.道の駅からの勾配は緩やか
 町道との交差点を過ぎて右カーブからは緩やかな上り勾配となる。右に大きくカーブして下り勾配となってから左にカーブし、勾配が緩やかになった所で道の駅「瑞穂の里・さらびき」を通過する。道の駅そのものの規模は大きくないが、グリーンランドみずほというスポーツ施設が隣接しているせいもあって、休日は結構な人で賑わっている事が多い。

99.京都縦貫道の京丹波みずほICまで2km 100.京都縦貫道の大朴川橋 101.R9和田交差点
 道の駅を過ぎてからは非常に緩やかな勾配の2車線道路となっており走りやすい道路状況である。京都縦貫道の大朴川橋の下で町道との交差点を通過するが、前後にも別の町道との交差点があるため案内標識を一瞥すると複雑な交差点に見える。R173は道なりに走ればいいだけなのでルートミスする可能性は限りなくゼロに近いだろう。
 大朴川橋の下をくぐると左にカーブしながら勾配を上り、峠部分を越えて下りに転ずる。勾配が緩やかになった所でR9和田交差点を通過する。京都縦貫道の京丹波みずほICはR9ではなく和田交差点の少し北のR173に接続している。

国道173号 part3