国道168号
part1

R1天の川交差点〜R24本陣交差点
枚方市→交野市→生駒市→平群町→斑鳩町→三郷町→王寺町→香芝市→当麻町→大和高田市→新庄町→御所市→五條市

1.天の川交差点でR1から分岐して天野川沿いに進む 2.浜橋を渡って左岸から右岸に移る 3.天野川左岸を南へ向かう。周辺は住宅街
 大阪府枚方市で天下の国道1号線との天の川交差点から分岐してR168は始まる(こちらが終点だが走行方向を優先)。渋滞することで有名なR1・R170の中振交差点からも近く、この天の川交差点自体も昼間は常に渋滞している。渋滞情報の常連の交差点である。
 天野川の左岸を500mほど走ると浜橋という橋があるのだが、R168は西詰交差点を左折してこれを渡る。渡り終えたと思ったら東詰の交差点を右折する。ここからは天野川の右岸に沿って南へ向かう。土手の上の道路がしばらく続くのだが歩道がないので歩行者がいればスピードが落ちてしまう。左側は住宅地なので歩行者は多いかもしれない。早朝にしか通ったことがないのでその辺は不明。ただそこから出てきてR1に向かう車は多い。交野市に入っても土手の上の道路がしばらく続く。

4.大阪r736砂子坂交差点を右折、大阪r20逢合橋東交差点を左折 5.交野市私市以南は民家がなくなる 6.左は新磐船トンネルで右のは天野川の流水路
 交野市私部西で大阪r736砂子坂交差点となるのだがこれは右折しなければならない。そして30mほど進んだ先の大阪r20逢合橋東交差点を左折となる。右・左とクランク状に進むことになる。どちらも案内標識はしっかりと出ているが、車の流れは必ずしもR168とは限らないので要注意。逢合橋東交差点からは住宅街の中を通り抜けていく。両側に歩道があるので今までより走りやすくなっている。しかしJR片町線の踏切を越えた直後は右90度カーブとなっているのでそこは要注意ポイントである。それ以外は普通に走ることができる。
 京阪交野線の私市(きさいち)駅の周辺を通り過ぎると民家が途切れてしまう。歩道がないのだが、こんな所では歩行者がいる可能性は少ないだろう。天野川沿いのワインディングを進んでいく。勾配はさほどきつくないのだが、カーブは結構きついし路面状況も良いとは言えない。磐船トンネルを、さらに新磐船トンネルを通過する。新磐船トンネルの右手には天野川のトンネルも口を開けている。川が国道より上を流れているのはなんとも不思議な気がする。ちなみに新磐船トンネルの区間は旧道も国道の指定をはずれていないようだ。

7.奈良県生駒市。右手には天野川が流れている 8.R163北田原大橋交差点 9.高架は奈良r1・8。奈良市方面には行けない?
 新磐船トンネルを抜けてしばらく走ると奈良県生駒市となる。峠というわけではないので府県境という印象はまったくない。生駒市に入っても右側に天野川が流れているのだが対岸は大阪府四条畷市である。人里離れた所というわけではなく奈良県・大阪府ともに住宅地となっている。この辺はごく普通の2車線道路でで平坦なので走りやすい。
 生駒市に入ってから1kmほど進むとR163北田原大橋交差点となる。R168には右折レーンがないためタイミングによっては右折待ち渋滞が起こっているかもしれない。今回はほとんど待つことなく通過できた。そこから800m進むとR168は二手に別れている。と言っても大阪から来た場合は右の方は一方通行の出口なので左の方へ進むことになる。おそらく右の方は旧道だろう。約1.8km先の南田原交差点で合流し、これを左折して南へ向かう。

 郊外の住宅地と商業地をちゃんぽんにしたような状況の中を進んでいく。交通量は若干多めであるが流れが悪いと言えるほどではない。それよりも信号でちょくちょく止められることのほうがうっとおしい。

10奈良r1辻町交差点以南は狭苦しい道路が続く 11.第二阪奈道と交差 12.平群バイパスに進まないと狭苦しい所を通ることになる
 奈良r1・8との辻町交差点を過ぎ、近鉄奈良線をアンダーパスすると住宅地の中の狭苦しい道路となる。しかも歩道がろくに整備されていないので余計に狭苦しく感じてしまう。原付どころか歩行者がいても流れが悪くなってしまう。300番台、400番台ならともかく100番台の国道で、しかも市部でこれとは少々お粗末な状況と言わざるをえない。そんなストレスの溜まるような国道をどんどん南下していく。近鉄生駒線を線路で越え一分駅の前を通過し、第二阪奈道と交差する。その600m先でR308と交差する。説明の必要もないだろうが、このR308は近畿を代表する酷道である。筆者が独断と偏見で選出した近畿三大酷道のひとつでもある。
 だがこのページはR168なのでこれ以上R308について語るのはやめておこう。生駒市の南部で平群バイパスとなるのだが、北側は現在の国道と接続していない。なのでそのまま旧道(と言って良いのかわからないが)を進む。これまた狭苦しい道路である。生駒市平群町の境は竜田川沿いでもあるのでカーブがきつい。平群町に入ってすぐの場所で左に急カーブして椣原橋を渡りその直後に近鉄の踏切がとなる。踏切は少し狭いので対向車が来ている場合は気をつけねばならない。元山上口駅前を通過するとその先にまた踏切がある。ここは狭いわけではないので普通に通過することができる。平等寺交差点で平群バイパスの南端と合流する。そして竜田川を渡った先の椿意交差点を右折すると斑鳩町に入る。

13.R25竜田大橋交差点。R168は紺色の軽四のいる方へ進む 14.重複区間にはきちんと串刺しおにぎりが設置されている
 左手に竜田川を見て進むとR25竜田大橋交差点となる。R168はこれを直進してR25重複区間となる。直進と言ったが厳密に言うと直進と右折の間にある道路といった方が正確かもしれない。写真の紺色の軽が止まっている方向に進む。重複区間に入るとR25とR168の串刺しおにぎりに迎えられる。道路の方はと言うと普通の2車線道路だが歩道か不完全。周辺の幹線道路なので交通量は多い。R25との重複は1.6km程度。大和川を渡り王寺町に入り、近鉄とJRを高架で一気に越える。その先の本町1交差点でR25と分岐する。R25との交差点は2個あった訳だがどちらもR168が直進である。ま、所詮非名阪ですから。

15.R25本町1交差点以南はセンターラインが消えかけていて狭い 16.R165下田交差点を通過した直後
 本町1交差点を過ぎると最初こそそこそこ広くて走りやすいがそう長くは続かない。センターライン消えかけの貧相な道路に変貌する。しかも例によって歩道がない。これが地方の人気のない所ならそれでも構わないが、ここは道路沿いに民家があるし車やバイクは多いし歩行者・自転車も多い。さらにはバス路線にもなっている。さすがに大型トラックはいないが、バスや中型トラックとの離合渋滞が頻発するのでストレスの溜まる走行を強いられる。すぐ左をJRが走っており当然駅もあるのでその周辺は歩行者に特に注意しなければならないだろう。
 そんな状態も南に進んでいけば多少はましになる。近鉄とJRの下田駅に挟まれた下田交差点でR165と交差する。南に向かっていれば下田交差点の南側に踏切があるため、青になったからといてへたに交差点に突っ込むとど真ん中で停車する羽目になるかもしれない。車・電車ともに多い通勤時間帯なんかは要注意。すぐ近くに香芝市役所があるので昼間でも結構混んでる交差点かもしれない。
 下田交差点以降は路側帯の広い走りやすい道路となる。歩道もきちんと両側に設置されている。都市郊外の典型的な国道といった感じだ。香芝市鎌田で道なりに左にカーブした後T字路にぶつかる。ここを左折して何事もなかったかのように南へ向かう。その先は道なりに左・右と進めばよい。さすがに100番台の国道なので道なりに進んだら県道になっていたなんてことはない。

17.奈良r132で迂回してR24重複区間に入る 18ここもR24重複。この状態は五條市まで続く
 当麻(たいま)町で奈良r160長尾西交差点を道なりに左へ進むとR166との長尾交差点となる。これも道なりに左へ進む。ここからはR166重複となって東へと進む。重複のまま大和高田市に入るのだが、ここでちょっと困ったことが起きる。大中橋交差点〜旭北町間の約1kmの区間が西向き一方通行なのだ。よってR168を完璧にトレースするならば起点の新宮市から走らなくてはならない。重複しているR166も同様でこちらは終点の松阪市から走らなくてはならない。筆者としてはこういう場合は迂回路を走ればいいことにしています。今回の迂回路は奈良r132で大中橋交差点を右折してR24に出ています(2005.4.1よりR166となっています。R168重複区間に限れば旭北町〜今里はR165、今里〜東室交差点はR166、東室交差点以南はR24。詳細は各自地図参照願う)
 奈良r132でR24三倉堂南交差点に出る。あれ?何でR24が出てくんねん!?と思われた方は地図を見ていただきたい。一方通行を逆走したとしたら、旭北町交差点で右折してR165と分岐し、100m南の今里交差点を右折してR24重複区間に入っている。一通区間を含めた迂回した距離は2.2kmほど。それに対し迂回路の奈良r132は800mほどだろうか。ここで多くは語るまい…地図が語ってくれよう。その無駄ぶりを。

 とにかく一通を迂回して三倉堂南交差点に出てくる。ここからはR24との重複区間で五條市までその状態は続く。距離にして30km超とかなり長い。大和高田市と新庄町との境でR165との東室交差点となる。先ほど香芝市で交差したR165であるが、こちらはそのバイパスである。R165のバイパスと旧道の間にR166を挟んでいる状態だ。こいつに限らず奈良県中部(特に市の中心部)は旧道とバイパスが入り組んでいて非常に分かりにくい。

19.R309室交差点を通過。どちらも幹線道路なので混みやすい 20.御所市南部はローカル国道の雰囲気が漂う 21.R370三在交差点。ここからは一応はR370とも重複する
 新庄町と御所市の境付近は右に近鉄御所線、左にJR和歌山線に挟まれている。駅の付近は歩行者が多いのでそれらに注意したい。御所駅付近を過ぎれば御所市中心部からも離れるので徐々に民家の数も減っていき、地方のローカル国道の雰囲気が濃くなってくる。R24という二桁国道ながらこの辺は車の流れも良い。もっとも時間帯や曜日の問題かもしれない。現在は橿原バイパスから続く京奈和自動車道が建設中なのでそこそこ渋滞するのかもしれない。
 御所市の中央でR309室交差点となる。筆者はR309と聞くと行者還区間がまず思い出されるがこの辺は阪奈間の幹線道路である。室交差点ではさほど長くないが信号待ちによる渋滞が起こっていた。これを過ぎれば流れは良くなる。交通量自体は少なくないのだが信号が少ないので快走できる。
 峠とも言えないような峠を越えると五條市に入る。この市境付近で京奈和道と交差するようで、走行時は建設中の橋脚が見えた。JR和歌山線に沿って進んでいるとR370三在交差点となる。ここからはR24、R168、R370の3路線重複区間である。しかし表に出てくる文字はR24だけである。

22.本陣交差点の手前にあるビックリマーク! 23.本陣交差点は5差路で渋滞しやすい
 五条市中心部に近づくにつれて沿線の建物が多くなる。サティの前を通り500mほど進むと本陣交差点となる。R24、R168、R310の3国道の交差点であり、そこに市道(?)がくっついているので5差路となっている。交通が集中する上に変則的なのでこの交差点は渋滞することが多いようだ。それは追突注意を促す「!」があることからもうかがえる。R168はこれを左折してR24から分岐する。久しぶりの表舞台であり、以後はずっと表舞台に立ち続ける。

 ここまでは貧弱な状態ながらも地方都市間の幹線道路と言えるものであった。これ以降も奈良南部、紀伊半島を南北に繋ぐ幹線道路と言えなくもないのだが、その様子は大きく異なる。

国道168号 part2