国道158号
part2

R257三河尾交差点〜R8西方交差点
高山市→郡上市→大野市→美山町→福井市

27.旧清見村では東海北陸道と何度も交差する 28.なぜかここだけアスファルトがむき出しになっていた
 よく分からないままR257三河尾交差点を通り過ぎてさらに進む。東海北陸道の高架を二つ通過すると荘川ICとなる。ICとの交差点の先には道の駅「桜の郷荘川」があるのだが、時間的に今日はここが限界だろうとしてここで野営することにした。野営と言ってもただの車中泊だけど。

29.翌朝7時に「桜の郷荘川」を出発
 極寒の地で一夜を明かす。いつもなら道の駅には車中泊をしている車が何台もいるのだが、ここでは1台の大型トラックと1台のキャンピングカーがいただけだった。空が明るくなり出した頃に2台の大型観光バスが入ってきて一時的に外が賑やかになる。長居は無用とばかりに午前7時頃に道の駅を出発する。

30.郡上市に入るとすぐに集落が現れる 31.R156牧戸交差点を左折してR156重複となる 32.4つの国道の重複と思いきやR156とR158の2つだけ
 道の駅を出ると旧荘川村の中心部を通り抜ける。早朝ということもあり人家はあるが人気はない。4kmほど走るとR156牧戸交差点となる。R158はここを左折してR156と重複して南へと進む。交差点付近だけ除雪されているのかと思ったが、どうもR156の方が除雪が行き届いているようだ。これ以降路面の雪の量はそれまでに比べて少なくなる。がなくなるわけではないので気を抜くわけにはいかない。

33.R158単独に比べるとだいぶ雪かきが行き届いている 34.山側の雪が崩れている所は交互通行になっている 35.ひるがの高原付近は急勾配急カーブ
 高山市をようやく抜けて次の郡上市に入る。郡上市に入るとすぐに集落が現れるがすぐに通り過ぎてしまう。またこの辺りから対向車の数が急に増えてくる。マップルには「スキーシーズン土日混雑」と書かれていることからもほとんどがスキー客の車と思われる。逆に筆者と同じ南に向かう車はほとんどいない。午後にはこれが逆転するのだろう。
 途中に何ヶ所か交互通行の箇所があったが、原因は山側から雪が崩れているor崩れる危険性が高い場所を交互通行にしているようだ。そんな豪雪地帯も進むにつれて路面の雪の量が少なくなっていく。交通量が多いせいもあるだろうが、標高が低くなりかつ南下しているというのが主な理由のように感じる。

36.標高を下げるにつれ路面の雪が少なくなっていく 37.旧白鳥町中心部に近づくと路面の雪もなくなる 38.R156向小駄良南交差点を右折して福井県境へ向かう
 道の駅「白鳥」からは路面の雪はだいぶ少なくなる。旧白鳥町市街地に近づくと路面の雪は完全になくなった。白鳥市街地に入ると高山市街地以来のコンビニもある。正面の山肌に高架が見えればR156と分岐する交差点が近い。高架を目の前にした向小駄良南交差点を右折してR156と分岐、福井県大野市方向へ進む。

39.ループの進入口。奥の高架は油坂峠道路のもの 40.白鳥から距離がないのにすでに路面は雪だらけ 41.この先に新旧の分岐点がある
 向小駄良南交差点を右折すると路面には雪が積もっていた。交通量が少ないため雪かきしてもすぐ積もってしまうのだろう。ループを過ぎると高架の下を通る。この高架は最近無料化された油坂峠道路と東海北陸道を繋ぐどうろである。向小駄良南交差点から入れば東海北陸道に進むのでなければ用なしの区間である。市道との交差点を道なりに左に進むと白鳥西ICとなる。このICとの交差点を直進すれば油坂峠旧道となるのだが、今は当然のように冬季通行止となっており進入することができない。ゲートをよければなんてことを考えるのも虚しいくらい旧道の入口は降り積もった雪で閉ざされている。普通車だろうが本格的クロカン車だろうが数メートルも進めないだろう。
→油坂峠旧道を見る

42.旧道は通行止なので油坂峠道路に入る 43.油坂第1トンネル 44.トンネルの間は景色も良さそうだがこの日は・・・
 やむを得ず(?)油坂峠道路へと車を向ける。白鳥の市街地からほんの数キロしか離れていないが路面は雪に覆われてしまっていた。無料化されたとは言え交通量がまったくないのが少し気になったが特にゲートが設置されていたわけでもないので先に進むことにした。油坂第1〜第3、越美の4つのトンネルからなる油坂峠道路はつい最近まで有料道路だったため分離帯付の2車線と岐阜と福井を繋ぐ国道としてはかなり整備されている部類に入る。と言うより他の国道が整備されなさ過ぎていると言った方が正確か?

45.雪だらけで道路と壁の境が分かりにくい 46.県境方向。てっきり旧道が通行止と思っていたのだが
 それぞれ1000m前後の第1〜第3トンネルを抜け最後に越美トンネルを抜けると福井県大野市に入る。岐阜県側以上に積雪が多く雪の壁も2m近くあるだろうか。料金所跡を過ぎると湯坂峠旧道と合流する。この場所に通行止のゲートがあったが微妙に傾いており旧道の通行止を示しているものと思っていた。この時はね。

47.路面の雪に側面の雪。白銀の世界が広がる 48.所々に崩れ落ちた雪の塊が転がっている 49.対向車ともほとんど擦れ違わない
 油坂峠道路を後にして大野市街地を目指す。路面一面に雪が積もっておりどこがセンターラインか全く分からない。さらに言うと路面の雪と側面の雪の境目が分かりづらい。昼でもこうなのだから夜ともなれば・・・。「桜の郷荘川」で夜を明かしたのは間違いではなかった。こんな所を夜に走りたくない。
 九頭竜湖畔を走る快走道路のはずだが積雪のせいであまりスピードを出すこともできない。が、対向車がいないのをいいことに多少無茶な運転もできる。調子に乗りすぎてスピンしかけたのはここだけの話だ。必死で体勢を制御したおかげで何とか持ち直したが、軽量コンパクトなデトマソのコントロールのしやすさをこんな所で再認識した。その他にも山から滑り落ちてきた雪の塊に突っ込みたい衝動を抑えながら徐々に下っていく。
 九頭竜ダムの横を過ぎると人家のある旧和泉村の中心部までだいぶ近づく。ここまでで対向車は7台のみ。そのうち4台は工事関係の重機運搬車3台+誘導車1台なので普通の車は3台ということになる。いくら雪が積もっているとは言え対向車の少なさは気になったが、毎年こんなものなんだろうと思うことにした。

50.県境方向を撮影。実は通行止でしたというオチ 51.倒れたのか倒されたのか・・・
 交互通行となっている橋を過ぎるとようやく人家が見えてくる。ここで安心するのはまだ早かった。鷲ダムを越えてすぐの所にはゲートが行く手を塞いでいた。えぇっ、ちょっと待てよ。通行止なんて聞いてねーよ!という声もむなしく目の前にあるのは車の進入を阻むゲート。幸いにして簡易ゲートだったのでこっそり脇に避けてそのままゲートの外に出た。ゲートを戻そうと車を降りると地元民に声をかけられた。「岐阜から通り抜けられたんかいな?」とだけ行って雪かきマシーンを押してその場を去っていた。
 その時パジェロ(だったかな?)がゲートから少し入った所で止まった。彼が言うにはこの先で雪崩が起こって橋がずれたため通行止にしているとのこと。おそらく交互通行となっていた橋のことだろう。岐阜県側はゲートが甘かったことを伝えると「岐阜県に奴らは・・・」みたいなことをつぶやいていた。役場関係者なのかと思ったが、岐阜県のゲートが甘いことを言った時に「お役所仕事云々」と言っていたので役場関係者ではないかもしれない。

 対向車が少ない理由は分かったがそれでもゼロではなかったのでまさか通行止になっているとは思わなかった。いや、実は白鳥西ICで通行止となっていたのは新旧両方じゃないかとも思ったけど、新道にはゲートがなかったから進んでしまったことをここで告白する。ここでひとつ気になるのは筆者と入れ違いにゲートの奥に消えていったなにわナンバーのアルデオのその後である。彼らは無事郡上に辿り着けたのだろうか?

52.大野市朝日。旧和泉村の中心部 53.旧和泉村〜大野市間はスノーシェッドが多い 54.鳥居もあるがなぜここにあるかは不明
 ゲート地点を後にするとすぐに旧和泉村の中心部となる。久しぶりの集落、久しぶりのアスファルトを拝むことができる。以降九頭竜川沿いの2車線道路を進むことになる。勾配は緩いがきついカーブが多く路面の雪のためあまりスピードを出すことはできない。さらに進むにつれ交通量が増えてくる。冬以外であればそれなりにスピードで走りぬけることができる区間でもある。

55.R157明治交差点手前から4車線となる 56.R157明治交差点 57.砂山トンネル手前から対面2車線に戻る
 大野市街地に近づくと4車線となるが路面の雪のおかげでラインが見えず車線が全く分からない。さらには雪かきされた雪が左側に積まれており左車線が中途半端な幅になっているので余計に走りにくい。R158はバイパス化されており大野市街地を避けたルートに変更されている。R157明治交差点を越えて少し進むと対面2車線となり、砂山トンネルを通過する。トンネルを抜けて下りきった所にR476との交差点がある。まず右側から合流してきて100mほどで左へ分岐していくのだが、どちらも国道が交差しているとは思えないような交差点だ。マニアでもなければ気付かないだろう。

58.福井r172下丁交差点を左折する 59.旧道は路面にうっすらとだが雪が残っている 60.美山町でR158BPと一旦合流する
 二つ目のR476交差点を過ぎて100mほどで今度はR158の新旧道の分岐交差点となる。犬山交差点を左折すればパイパス、直進すれば旧道となる。旧道と言っても国道の指定を外されてはいない。
 犬山交差点から500mほど北上すると福井r172下丁交差点となるが、R158はここを左折する。左折した先は沿線に集落が続く普通の道路。旧道と言えど国道と指定されたままなのは沿線に集落が続いているからだろうか。交通量もバイパスほどではないがそれなりにある。約4km西の美山町計石でバイパスと合流する。

61.バイパスはさすがに雪が少ない 62.美山町薬師付近は融雪設備あり 63.上新橋南側の交差点を右折して再び旧道へと進路をとる
 バイパスに合流してからも2車線道路という状況は同じ。交通量も旧道とそれほど変わらない。越美北線沿いに進んで行くと上新橋を渡った先の交差点で再び新旧道の分岐となる。この交差点を右折して旧道へと進路をとる。こちらの旧道も国道の指定を外れていない。こちらも先ほどの旧道と同じように集落の中を通り抜けるローカル国道といった印象。意外にも融雪設備が設置されている。

64.R364高田交差点 65.R158バイパスの高架下を通過 66.坂を上りきるとR158バイパスと合流する
 美山町高田でR364との交差点となるが信号がなく国道同士の交差点には見えない。しかもこのR364、さもここから始まりますと言わんばかりの状況だが、実はR364の起点は先ほど通過したR157との明治交差点である。つまり明治〜高田交差点はR158とR364の重複区間ということだ。走っている時はまったく気付かなかった。帰宅後、高田交差点がR364の起点なのか終点なのかを確認しようとして気付いた次第である。
 高田交差点から1.2kmほどで福井r18交差点となる。交差点直後の下新橋を渡ると福井市に入る。福井市に入った途端路面の雪が極端に少なくなったのは気のせいだろうか。R158バイパスの宿府大橋の下を通過し坂を上りきった右カーブの先でバイパスと合流する。トレースするにはこの交差点を左折して福井市街へ向かう。右折すれば大野市に逆戻りである。

67.バイパス合流後は4車線で福井市街へ向かう 68.起点のR8西方交差点
 バイパス合流後は4車線となる。田んぼの中をほぼ一直線に走る抜ける豪快な道路だ。北陸道・福井ICを越えても道路状況は変わらないが交通量が増えて多少流れが悪くなる。当然ながら信号の数も多くなる。だが幸いにしてR8西方交差点までの距離は短く渋滞というレベルではなかった。

 以上でR158のレポは終了である。レポでは初の本格的積雪国道だがなんとか無事に生還できた。この経験が今後のサイト運営にどう影響するかは未知の領域にある。