国道156号
part3

R256城南交差点〜R158牧戸交差点
郡上市→高山市

93.「白川郷80km 白鳥19km」 94.「ハト」 95.東海北陸道・郡上八幡IC
 R256R472・岐阜r327城南交差点からは郡上市の市街地の西を走っているが、市街地にありがちなごちゃごちゃした走りにくい道路状況ではない。吉田川に架かる郡上大橋を渡ってすぐに郡上八幡IC橋の下を通過する。名称が示す通り、その橋は東海北陸道の橋だが、本線ではなくインターチェンジの流出入道路の橋である。料金所の西を通った先で郡上八幡ICを通過する。本線は西の長良川対岸にあるが、東に向かった後に郡上八幡IC橋を経由して180度方向転換して本線に接続する形である。

96.長良川鉄道との並走は続く 97.異常気象時通行規制区間に入る 98.スノーシェッドは長良川鉄道もカバー
 郡上八幡ICを過ぎてすぐに岐阜r319五町ICを通過し、以降も長良川鉄道と隣接した状態を北上する。周囲の家屋の数が少なくなった所で異常気象時通行規制区間の起点を通過する。対象距離は3.1kmで、連続雨量120mmで通行注意、同150mmで通行止となる。異常気象時通行規制に入ると沿線の家屋が途切れるが、長良川の対岸の岐阜r61が通っており集落が存在している。

99.東海北陸道の坪佐橋 100.長良川鉄道をオーバーパス 101.異常気象時通行規制区間が終わる
 長良川に沿って大きく右にカーブしていると東海北陸道の坪佐橋の下を通り、その先で小瀬子集落を通り抜ける。集落内には自然園前駅が置かれているが、郡上八幡自然園は対岸にある(と言っても徒歩数分程度)。自然園前駅の北を通り過ぎてすぐに長良川鉄道のトンネルの上を通り、やや急な右カーブを曲がった後で長良川鉄道の上を今度は跨線橋で通過する。旧大和町に入って最初の集落の手前で異常気象時通行規制区間が終わる。

102.歩道には大和歩道洞門が設置されている 103.東海北陸道の大和橋 104.ぎふ大和ICへは河辺交差点から
 長良川鉄道ともに口神路集落を通り抜けると山が川に迫った場所を通っているが、山側には歩道して大和歩道洞門が設置されている。熊田集落に入ると東海北陸道の大和橋の下を通る。西の対岸にはぎふ大和ICがある。PAが隣接しているが併設ではなくICを利用する場合はPAに出入りできない構造である。逆にPAからICに行く事もできない。ぎふ大和ICとR156は市道を介して繋がっており、河辺交差点が出入口に当たる。

105.岐阜r61・r318徳永交差点 106.道路改良(歩道設置?)工事中 107.岐阜r317下剣南交差点
 長良川鉄道ともに長良川の左岸を北上し、栗巣川を渡ると少し開けた場所となり周囲の家屋が多くなる。岐阜r61・r318徳永交差点を通過するが、交差点付近から少し北までの区間において道路改良工事が行われていた。徳永集落を通り抜けて大間見川を渡ると岐阜r317下剣南交差点を通過するが、右折してr317を500m弱走ると道の駅「古今伝授の里やまと」がある。

108.郡上市大和町剣 109.大和バイパス(?)との交差点 110.「高山83km 白川郷67km 白鳥6km」
 郡上大和駅の東を通り、沿線に家屋が建ち並ぶ2車線道路を北上する。長良川鉄道が対岸に移った辺りからは周囲の家屋が少なくなる。城南交差点から約12.6kmで大和バイパス(?)との交差点を通過するが、信号機も案内標識も設置されておらず普通に走っていれば現道に進んでしまう。これはバイパスが6割程度しか供用されておらず、接続する市道が狭いためと思われる。バイパスが造られている区間に入ってからもこれまでと同じような2車線道路が続いており特に走りにくい道路状況という訳ではないが、山が迫った地形のため災害の発生する可能性が低くないように思える。

111.大和バイパス接続予定地点 112.東海北陸道の中津屋橋 113.岐阜県白鳥町大島
 視界が開けた所で集落に差し掛かり、バイパスの接続予定箇所を通過する。平坦かつ直線的な2車線道路を走っていると東海北陸道の中津屋橋の下を通過し、その後も平坦な2車線道路を走る。沿線の家屋は少なくないが見通しは良く快走する事ができる。

114.油坂峠道路の為真高架橋(1)の下に岐阜r82白鳥IC口交差点 115.長良川鉄道をアンダーパス 116.白鳥交差点を左折
 大島駅の東で緩やかな右カーブを曲がり、その先で油坂峠道路の為真高架橋(1)をくぐるが真下に岐阜r82白鳥IC口交差点がある。交差点の名称が示す通り、白鳥ICの出入口に当たる交差点だが、白鳥ICは東海北陸道との行き来のみが可能で油坂峠道路には接続していない。油坂峠道路の大野方面に行くには白鳥西ICを利用する事になる。
 白鳥IC口交差点を過ぎると左にカーブしながら新黒古橋を渡り、緩やかに下った後に長良川鉄道のアンダーパスを通過する。線路の真下からは上り勾配を成緩やかな右カーブを曲がる。白鳥神社の脇を通過してすぐに市道との白鳥交差点を左折して高山・白川郷方面に進む。旧白鳥町の中心部は市道へ直進する。

117.沿線の建物は多い 118.奥美濃大橋 119.R158向小駄良南交差点を道なりに右方向へ進む
 白鳥交差点からは非常に緩やかな下り勾配の直線的な2車線道路を西に向かって走る。長良川に架かる奥美濃大橋はやや急な下り勾配となっており、右岸に着いてすぐのR158向小駄良南交差点を道なりに右方向へ進む。左前方の山の中腹に見えているのはR158油坂峠道路の白鳥ループ橋である。この交差点から高山方面はR158が重複している区間である。

120.道の駅「清流の里しろとり」 121.岐阜r326向小駄良交差点 122.R156・R158串刺しおにぎり
 向小駄良南交差点からR158が重複した状態で旧白鳥町の中心部を北上する。交差点からすぐに道の駅「清流の里しろとり」の前を通る。2016年5月10日に登録された比較的新しい道の駅だが、それ以前から物産センターとして存在していた。旧白鳥町の中心部を通り抜ける岐阜r326との向小駄良南交差点を通過してさらに北上していると沿線の建物が少なくなっていく。

123.集落内を快走 124.小規模なパーキングあり 125.長良川鉄道をオーバーパス
 沿線の家屋は減少していくが集落が途切れる事はなく続いている。長良川鉄道との並走状態はまだ続いており、白鳥高原駅の西側を通過する。その後緩やかなS字カーブを描いて跨線橋を越えると長良川鉄道と長良川に挟まれた場所を走る。

126.道の駅「白鳥」 127.北濃駅の前を通過 128.岐阜r314交差点
 白山長滝駅付近から集落に差し掛かり、程なくして道の駅「白鳥」の前を通過する。こちらは1994年い登録された道の駅である。長良川の右岸を走っていると北濃駅の前を通過する。この駅が長良川鉄道の終着駅であり、以北を並走する鉄道は存在しない。長良川の右岸をさらに走っていると岐阜r314交差点を右にカーブしながら通過して歩岐島大橋、次いで藤の森大橋を渡る。一部がr314となっている川沿いの道路が2つの橋の旧道と思われる。

129.旧高鷲村に入る 130.観音橋 131.大向橋と岐阜r316交差点
 集落が途切れた場所を走っていると旧高鷲村に入る。神道集落を過ぎると観音橋と大向橋を相次いで渡り、大向橋の北詰で岐阜r316との交差点を通過すが、立体交差化されており接続しているのはR156の郡上市街方面のみである。R156高山方面との往来は約300m北の信号機のない交差点を介する事になる(この交差点からはR156の両方向との往来が可能)。

132.岐阜r452正ヶ洞交差点 133.「新首都「東京から東濃へ」東美濃丘陵がいちばんいい」 134.岐阜r45穴洞橋交差点
 岐阜r316交差点から緩やかな勾配を上った先で岐阜r452正ヶ洞交差点を通過する。右折すれば旧高鷲村の中心部や東海北陸道の高鷲ICに行く事ができる。旧高鷲村の中心部の西の山の斜面に造られたバイパスと思われる道路を走っていると岐阜r45穴洞橋交差点を通過する。r45は高鷲インター線と言い、高鷲ICとR156を繋ぐ機能を持っている。

135.路肩の白いものは雪 136.節谷隧道 137.雪崩防止柵(?)が雪深さを想起させる
 穴洞橋交差点からは長い上り勾配区間に突入し、集落が途切れると勾配が若干きつくなる。左カーブの先で節谷隧道をくぐり、程なくして節谷に沿って走り右のヘアピンカーブを経て対岸に移る。その後2ヶ所の左急カーブを通過し、長良川からやや離れた場所を走るようになる。

138.登坂車線あり 139.左折は現道 140.西洞大橋
 約800mの登坂車線区間を終えた先で現道との交差点を通過するが、信号機も案内標識もないため現道が交差して言えるようには見えない。もっともウォッちずでは国道扱いされているものの、他の地図では国道扱いされてない。西洞大橋を渡ると現道と合流する。

141.ヘアピンの連続で標高を上げる 142.道の駅「大日岳」 143.高鷲スノーパークは左折
 中村川に架かる中村橋付近で右の急カーブを曲がり、3つのヘアピンカーブで一気に標高を上げる。ヘアピンカーブ周辺にも集落が形成されておりカーブの中に家屋まで建っている。ヘアピンカーブ地帯を通り過ぎてすぐに道の駅「大日岳」を通過する。道の駅のすぐ北には高鷲スノーパークの出入口に当たる交差点がある。

144.駒ヶ滝 145.複数のロックシェッドあり 146.岐阜r321交差点
 緩やかな勾配を上っていると短いロックシェッドを通過し、駒ヶ滝の真ん前を通った後に次のロックシェッドに入る。2つ目のロックシェッドを出た直後に右ヘアピンカーブを曲がりながら叺谷を渡る。この叺谷は長良川の源流(のひとつ)であり、その事を示す碑も建てられている。ヘアピンカーブからは勾配が急になり、景色が開けた後は蛭ヶ野集落を走る。集落の南部には分水嶺公園なるものがあり、その名の通り太平洋に流れる長良川水系と日本海に流れる庄川水系を別ける場所となっている。

147.リゾート関連の施設が多い 148.高山市に入る 149.山間部ながら快走路
 スキー場がありリゾート関連の建物が目立つ集落を通り抜けると建物が途切れ、程なくして市境を通過して高山市に入る。山間部の市境付近という条件ながらひるがの“高原”と呼ばれている一帯なので勾配は緩やかでカーブは多いものの概ね走りやすい道路状況である。これには交通量が少ない事も寄与しているが、行楽シーズンはもう少し走りにくく感じるかもしれない。

150.野々俣集落 151.「この先 凍結・落石のおそれ 走行注意」 152.串刺しおにぎりの設置率が高い
 御手洗川に沿った谷筋を走っていると野々俣集落を通り過ぎる。カーブは多いものの緩やかなものが多く、勾配も非常に緩やかなので走りやすいと言える道路状況である。落石に注意を促す電光掲示板もあるが、これは山間部ではありがちな表記なのでさほど気にならない。

153.急勾配かつ急カーブが連続 154.牧戸橋 155.R158牧戸交差点を左折
 向牧戸城跡の南で右ヘアピンカーブを曲がると急勾配を下り、左にカーブした先で牧戸橋を渡る。下を流れている川は庄川である。牧戸橋を渡ると緩やかな勾配を上りながら緩やかな右カーブを曲がってR158牧戸交差点に突き当たる。R156は左折して砺波・白川郷方面に進み、R158は高山市街方面に分岐するため重複が解消される。向小駄良南交差点からの距離は約29kmである。

国道156号 part4