国道142号
part1

R18中軽井沢交差点〜R141跡部交差点
軽井沢町→御代田町→小諸市→佐久市

1.R18・R146・長野r157中軽井沢交差点 2.アップダウンのある2車線道路 3.長野r157中部小入口交差点
 長野県軽井沢町の中心部の西に位置するR18R146・長野r157中軽井沢交差点がR142の起点だが、R18に重複しているため案内標識におにぎりは表記されていない。r157のヘキサも案内標識に表記されていないが、南に向かう道路がそれであり、僅か70m先にしなの鉄道の中軽井沢駅がある。
 R18との重複区間を西に向かって走り始めるとアップダウンの後にr157との中部小入口交差点を通過する。南を並走している1.0車線幅の道路はかつての中山道である。さらに南にはしなの鉄道と北陸新幹線が並走している。しなの鉄道はJR東日本の信越本線だったが、1997年の新幹線開業(当時は長野新幹線と呼ばれていた)の際に経営分離された鉄道である。

4.軽井沢町長倉 5.R18軽井沢バイパスとのランプ 6.刈宿跨道橋
 進むにつれて沿線の建物が少なくなっていく。中山道と交差した先でR18軽井沢バイパスとのランプを通過するが、その構造上、高崎方面に行く事はできない。軽井沢バイパスは碓氷バイパスに繋がっており、県境を越えた群馬県安中市で現道と接続しているが、こちらも現道と軽井沢方面の往来は不可能である。

7.長野r137追分交差点 8.「下り坂 速度注意 6.0%」 9.東向き車線には登坂車線あり
 R18軽井沢バイパスに合流してからも対面2車線道路が続いている。バイパスとの並走状態ではなくなったせいもあって交通量が増える。長野r137追分交差点の先の標高1003m地点からは反対側の東向き車線に登坂車線が設置されている。中山道が分岐してから下り勾配が始まるが、勾配は6.0%で距離が長い。東向き車線の登坂車線が終わってからも下り勾配が続く。

10.長野r80浅間サンライン入口交差点 11.おにぎりはR18のみ 12.御代田町に入る
 緩やかな上り勾配は追分宿交差点付近から下りに転じ、程なくして長野r80浅間サンライン入口交差点を通過する。交差点の直後は上り勾配だがすぐに下りに転じ、約3kmに渡って下り続ける。この区間にも上り勾配となる東向き車線には登坂車線が設置されており、その途中で御代田町に入る。

13.御代田町馬瀬口 14.下り5%勾配区間 15.三ッ谷東交差点以西も下り勾配区間
 御代田町に入ってから程なくして東向き車線の登坂車線が終わって対面2車線道路に戻る。その後5%勾配の下りが始まるがここには登坂車線は設置されていない。御代田町の中心部の北の出入口の三ッ谷東交差点を過ぎると3ヶ所目の下り勾配区間が始まる。

16.蓼科山(?)を望む 17.「下り坂 速度注意 6.0%」 18.長野r9・r134馬瀬口交差点
 蓼科山らしき山容を望みながら走っていると4ヶ所目の下り勾配区間が始まるが、ここにも登坂車線は設置されていない。御代田駅に至る停車場線の長野r135駅入口交差点付近の右カーブを曲がって長野r9・r134馬瀬口交差点を通過する。左折のr9にビーナスラインや望月が案内されているが、これら2ヶ所はR142でも行く事ができる場所である。

19.「長野63km 上田25km 小諸7km」 20.「下り6.0%勾配」 21.小諸市に入ってからも下り勾配区間あり
 馬瀬口交差点からも下り勾配が続いている。勾配が6.0%になるのと同時に右、左とS字状にカーブするが、その途中で小諸市に入る。市町境のカーブが終わって直線道路になってから程なくしてE18上信越道を平原跨道橋で越える。E18上信越道が掘割を通っているため跨道橋の前後に勾配はなくよく注意しないと高速道路の上を通った事に気付かないかもしれない。平原跨道橋から少し走ると6.0%の下り勾配区間が始まる。勾配の警告標識の先に日本ロマンチック街道の看板が設置されており、R142がその一部である事が分かる。

22.小諸市の急勾配区間は沿線の建物が少ない 23.小諸市平原 24.R18・R141平原交差点を左折
 平原川沿いになった辺りから勾配が幾分か緩やかになる。旧北国街道に接続している市道との平原入口交差点の直後のR18・R141平原交差点は左折して韮崎方面に進む。この交差点でR18との重複が終わるが、同時にR141の重複が始まる。長野・上田方面はR18・R141重複区間である。

25.「韮崎78km 佐久9km 佐久北IC3km」 26.平原大橋 27.長野r137小諸警察署美南交番前交差点
 平原交差点の直後に北川橋を渡って急勾配を上る。4車線で計画されているものの現状では2車線のため市道の下原橋の下ではS字カーブを通らなければならない。勾配が緩やかになった所で左にカーブしている平原大橋を渡ってしなの鉄道の上を通過する。
 平原大橋を渡り終えてすぐに車線変更のS字カーブを曲がると片側2車線道路になる。長野r137小諸警察署美南交番前交差点とr137御影新田池の前交差点を相次いで通過する。r137から入る車両及びr137へ出る車両が意外に多い。

28.周辺には商業施設が点在 29.湧玉川橋 30.E52中部横断道・佐久北IC
 平坦な片側2車線道路を走って緩やかな右カーブを曲がる。周辺には商業施設が点在しているため休日の昼間は交通量が多くなりやすい。湧玉川橋を渡ってE52中部縦貫道の佐久北ICを通過する。E52中部横断道は新直轄方式のため無料で通行する事ができるが、小諸御影本線料金所に出口がなく少なくとも一区間はE18上信越道を走らなければならない。よって佐久北IC〜佐久小諸JCT間は実質的には有料区間と言える。なお、佐久小諸JCTはE52中部横断道の起点である(終点はE1A新清水JCT)。

31.佐久市に入る 32.「韮崎75km 白樺湖40km 佐久穂16km」 33.蓼科山を望む
 佐久北ICを過ぎてすぐに佐久市の境標識の下を通過するが、実際の市境はインターチェンジの北の湧玉川である。小諸市の境標識は市境に近い場所に設置されている。佐久市に入ってからも片側2車線道路が続いており、佐久西交差点を過ぎると大きく右カーブを描きながら南の方角に向かって走る。市の中心部から離れているが、沿線には郊外型の商業施設が多い。

34.長土呂南交差点 35.JR小海線 36.長野r44浅間中学西交差点
 北陸新幹線の小田井トンネルの上で市道との長土呂南交差点を通過した後にJR小海線の跨道橋をくぐる。線路の交差地点の近くに佐久平駅が設置されており、そのため周辺には多くの商業施設が建っている。長野r44浅間中学西交差点を通過するが、R142が通っている立科町は右折のr44に案内されている。

37.長野r154浅間病院西交差点 38.長野r154佐久大学入口交差点 39.鳴沢橋
 長野r154浅間病院西交差点とr154佐久大学入口交差点を相次いで通過する。浅間病院西交差点から東のr154及び西の市道は旧中山道であり、それ故に狭くてカーブの多い車両では走りにくい道路である。
 南下するにつれて沿線の建物が少なくなって田畑が目立つようになる。湯川までは下り勾配で鳴沢橋を渡ってからは上り勾配となる。ほぼ平坦になった後に長野r103三河田工業団地交差点を通過する。

40.中込大橋 41.長野r139BP石神交差点 42.長野r139石神南交差点
 下り勾配の中込大橋を渡り切って平坦になると同時に右カーブが始まる。カーブの途中で長野r139石神交差点と石神南交差点を通過する。石神交差点で交差しているのがバイパスで石神南交差点で交差しているのが現道と思われるが、前者の案内標識はヘキサが表記されておらず、後者は案内標識そのものがないもののソトバが設置されている。

43.左側車線が減少 44.浅蓼大橋 45.跡部北交差点
 石神南交差点を過ぎると左側車線が減少して対面2車線道路になる。浅蓼大橋を渡ると車線が増えて再び片側2車線道路に戻る。2023年2月時点で上流側(南東側)で架橋工事が行われており、遠からず片側2車線区間が繋がるものと思われる。

46.交通量は意外に多い 47.R141・R254・R462跡部交差点を右折
 片側2車線道路を少し走るとR141・R254R462跡部交差点を右折して諏訪・白樺湖方面に進む。この交差点でR141から分岐して起点以来続いた上位国道との重複区間は終わるが、同時にR254が重複してくるため完全な単独区間にはならない。R462はこの交差点が起点でR141韮崎方面に重複している。

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