国道139号
part2

R20高月橋入口交差点〜R411深山橋北交差点
大月市→小菅村→奥多摩町

27.R20から分岐した直後こそ2車線だが 28.すぐにこうなる 29.それでも集落は当分は途切れない
 高月橋入口交差点を左折すると普通の2車線道路を走る。中央本線の跨線橋を越え桂川を渡った先までは…。その間わずか500mほどである。右に大きくカーブする地点からはセンターラインが消えて道幅が狭くなるのに加えて結構きつい勾配となる。真下には中央道の新岩殿トンネルが走っている。
 勾配が一通り落ち着くと集落の中を通る。道幅は1.8車線と広くはないが路側帯があるので離合不能と言うわけではない。それ以前に交通量はほとんどない。今までとはエライ違いだ。もっともそのおかげで自分のペースで走れるのでありがたいのだが。

30.市道(?)との分岐の案内看板 31.離合不能区間も時折現れる
 1.5〜2.0車線の集落内の狭路を進んでいく。狭いものの集落内というだけあって路面も荒れておらず走りにくさを感じることはない。トレース上の要注意ポイント(R20からきた場合)は大月市畑倉のY字路だろう。1.5車線の道路が二手に別れている。手前に案内看板がなければ迷うだろうが、ここは右の奥多摩・小菅方面へと進む。その後も狭路が続き、相変わらず交通量は皆無である。

32.大月市小和田の集落内は特に狭い 33.山梨r511との交差点は国道側に「止まれ」の文字が! 34.山梨r505交差点直後には道路情報板と電光掲示板がある
 小和田の集落内は両側に民家が迫っていることもあってかなりの圧迫感を受ける。場所によっては普通車との離合も難しいだろう。そして小和田を抜け山梨r505との交差点に着くととんでもないものを目にした。なんと堂々と国道の方に「止まれ」と命令している。酷道を走っていると特に珍しい光景と言うわけではない。しかし100番代の国道と500番代の県道との交差点だよ、ここは。逆に奥多摩から来ていれば真っ直ぐ進んでしまう可能性もある。奥多摩からきた場合の要注意ポイントと言えよう。山梨r505交差点直後には道路情報板と電光掲示板が立っていてここが国道であることをさりげなく感じることができる。

35.道幅の狭い箇所もあれば、 36.2車線快走路となる箇所もあるし、 37.人気のない箇所もある
 その後はいくつかの集落を結びながら進んでいく。山梨r511交差点以北はセンターラインも現れ快適に走ることができる。アップダウンはあるものの一部を除いて緩やかなものである。珍しいことにR20大月橋入口交差点以北の区間にも結構ガソリンスタンドがある。R20重複区間で給油しそこなった筆者はその中の一つでありがたく給油させてもらった。・・・しかしレギュラーが125円もするとは思わなんだ。

38.○沢トンネル。意外にもきれいなトンネルだ 39.右は建設中のバイパスで左はまだまだ現役のR139 40.葛野川トンネル
 国道沿いとしては最後の集落、上和田を過ぎるてもしばらくは2車線が続く。しかし「R139小金沢第1・第2トンネル高さ制限あり。3.3m以上の車両通行不可」と警告があるのでこの後に期待するとしよう。
 と思っていると不自然な分岐が現れる。右側は中途半端ながらもセンターラインが書かれているが、明らかに左側の1.5車線の方が優先とされている。案内看板も右側には何も書かずに左は「小菅」となっている。そう何を隠そう、ここでは左側がR139なのだ。右側は建設中のバイパスでこの時は通り抜けることはできない。良かった、開通する前で。喜んで1.5車線の方へと車を進める。1.5車線の急勾配の道路を進んで行く。この時に先ほど警告されていた小金沢第1・第2トンネルがあるのだが、期待するほどエグイものではなかった。

41.未来の旧道は1.0車線の酷道である 42.90度右カーブで新小金沢橋を渡って左90度に折れる 43.松姫峠に向けての最初のゲートポイント
 バイパスが建設中の区間はよく見られるような山間部の狭路である。離合できない箇所も多いが対向車など滅多に来るものではない。ガードレールもきちんとついているので酷道としてのレベルは高くない。緩やかな勾配を上りながら進んでいるといきなりT字路に突き当たる。左は真木小金沢林道なのでここは右折して新小金沢橋を渡る。欄干を見れば比較的新しい橋ということが分かる。ちなみに橋を渡っていると欄干に猿がいた。予期していなかっただけに結構ビビッタ。
 橋を渡り終えるとまたしてもT字路に当たる。右は建設中のバイパスなのでそっちに進むことはできない。左に曲がると2車線となるが通行止め用のゲート電光掲示板が備えられている。この時の電光掲示板の文字は「R139 この先全線カーブ多し 走行注意」となっていた。真冬にはここから通行止になるのだろう。

44.最初のうちは2車線快走路が続く 45.狭いが勾配は緩い。しかし九十九折れである 46.路面も荒れていないしガードレールも付いている
 しばらくは2車線が続く。勾配も緩いし交通量も皆無で気持ちよく走れる区間である。だがそんな状態が長きに渡って続くことなどありえないのは周知の事実である。葛野川ダムに近いトンネルを抜けた先は元の1.5車線に戻ってしまう。確かに狭いが今まで同様に勾配は緩いしガードレールというものも付けられているし路面もさほど荒れていない。一応は100番代の国道なのでそれなりには整備されているということだろうか?
 しかしこの松姫峠はとにかくカーブが多い。まさに九十九折れという言葉がピッタリの区間である。少し目線を上にずらすとこれから走る道路(ガードレール)が見える。大して距離はないはずなのにその高低差はかなりのものである。普通ならそんな光景を見ればげんなりする筈だが酷道を嗜むものとしてはいささか物足りないと感じてしまう。薄暗い山間部の酷道と違い景色が開けているが、運転していれば景色を楽しむ暇もない。

47.松姫峠を越えると小菅村に入る 48.北側も勾配は緩やかである 49.山梨r18との交差点を通過する
 九十九折れを進んで行くと松姫峠に至る。数台の車が停めれるスペースがあったが、この時は全て埋まっていた。紅葉を楽しむには少し遅いがここまで晴れ渡った天気だとこんな所にまで足が伸びるのも仕方ないのかもしれない。松姫峠を越えると当然下りとなる。南側に比べて九十九折れのレベルは落ちるが小刻みなカーブが連続しておりスピードを出すことはできない。山梨r18交差点までは狭路酷道が続く。狭いだけで特に面白みのない酷道である。

50.時折2車線区間も現れる 51.集落内は2.0車線も残っている 52.小菅村役場前交差点は国道が感応式となっている
 山梨r18交差点以降はセンターラインもチラホラと現れるようになる。集落ないではまだまだ狭いが交通量が少ないため苦痛に感じることはない。小菅村役場前交差点でT字に突き当たるがここは右折である。左折は山梨r18でありこれまでの約3kmは重複区間となっている。ちなみに役場前交差点はR139を大月市から来れば感応式となっている。

53.村役場以降は概ね快適に走れる 54.東京都に入るとセンターラインの色が変わる 55.深山橋を渡った先が終点となる
 役場前を過ぎると概ね2車線が続き走りやすい道路となる。山間部だから信号もなく気持ち良く流すには最適の区間かもしれない。小菅川沿いに流していると東京都奥多摩町に入る。当サイトを立ち上げ以来初の東京都内の国道である。
 日本の人口の1割を抱える大都会、東京。名実共に日本の中心であり世界的な大都市である。高層ビルもネオンも見当たらないがそれは気のせいだ。センターラインもオシャレなオレンジ色をしているし、ワイヤーロープのガードレールもおそらくどこぞのブランド物に見えるではないか!そこら辺中から東京らしさを感じることができるではないか!
 深山橋という東京らしい名の橋を渡ると終点の深山橋北交差点となる。日本一の富士山の麓から始まったR139は日本一の大都会、東京(の西端)で終わりとなる