国道136号
part3

静岡r15宮の前橋交差点〜R135中島橋交差点
松崎町→南伊豆町→下田市

116.重要文化財の岩科学校のイラスト入りの案内標識 117.直線道路を走る 118.静岡r121道部交差点を右折
 静岡r15宮の前橋交差点を通過して宮の前橋を渡った後に大きく右にカーブし、以降は平坦な直線道路を走る。松崎町の中心部の南西で静岡r121道部交差点に至り、右折して南伊豆方面に進む。直進してr121で蛇石峠を越えても南伊豆町に行く事ができる。

119.室岩洞もイラスト入りの案内標識 120.異常気象時通行規制区間に入る 121.海岸線沿いを走る
 道部交差点からも平坦な直線道路となっているが、約200m走った所で松崎橋を渡って異常気象時通行規制区間に入る。規制対象区間は松崎町道部から同町雲見までで、連続雨量120mmを超えると通行止になる。異常気象時通行規制区間に入ると同時に勾配を上り、海岸線沿いを走るようになる。センターラインはあるものの車線幅が狭く小刻みなカーブが多く、走りやすいとは言い難い。

122.室岩洞トンネル 123.交通量は少ない 124.松崎町岩地
 室岩洞トンネルを通過して少し進むと名称の由来となった室岩洞(への入口)を通過する。小刻みなカーブが多く車線幅も狭いという道路状況だが、交通量はこれまでの区間に比べると少ない。萩谷トンネルをくぐった後に岩地集落の東を通過する。この集落には岩地温泉がある。

125.短距離ながら狭路区間あり 126.カーブが多く見通しは悪い 127.石部集落
 岩地集落の南でセンターラインがなくなり道幅も1.5車線程度にまで狭くなる。その後は2.0車線幅にまで広くなるが、カーブが多いため走りにくさを感じる。センターラインが復活して2車線道路を下ると石部集落を通過する。

128.道路改良工事が行われている 129.シーサイド国道 130.雲見温泉露天風呂の入口
 石部集落を過ぎて勾配を上っていると再び道幅が狭くなるが、この区間は海寄りにバイパスが建設中である。その後は1.5〜2.0〜2車線の広狭が混在した状態を走る。海岸線沿いとは言え標高は50m程度と高い位置を走っているため駿河湾が良く見える。北に向かって走っていれば天候次第では富士山が見える場所もある。

131.雲見大橋 132.雲見集落 133.連続ヘアピンカーブで標高を上げる
 1.5車線狭路を少し走った後にセンターライン付きの2車線道路を下り、雲見集落に差し掛かる。川だけでなく港湾も越えている雲見大橋を渡り、大きく左にカーブして集落の南を走り、南端で左のヘアピンカーブを曲がって集落から離れ、さらに右ヘアピンカーブを曲がる。

134.太田川の流域を走る 135.2ヶ所目の連続ヘアピンカーブ 136.キャッツアイ付きのセンターラインもある
 太田川の右岸の斜面を走っていると2ヶ所目の連続ヘアピンカーブを通過すると標高は200m程度となる。さらに上り勾配の2車線道路を走る。それほど急なカーブはないが車線幅がやや狭くセンターラインにキャッツアイが埋め込まれている箇所がある。

137.「←1.0km石部の棚田」 138.南伊豆町に入る 139.「下田30km 波勝崎4km」
 石部の棚田の入口に当たる町道との交差点を通過してしばらく走っていると町境を通過して南伊豆町に入る。南伊豆町に入ってからは緩やかな下り勾配となるが、それ以外の道路状況の変化は見られない。

140.静岡r347交差点 141.若干荒れた雰囲気 142.かつては展望台があったらしい
 左にカーブしてから右カーブを曲がり、その先で静岡r347交差点を通過する。r347は路線名を波勝崎線と言い、波勝崎とR136を結ぶ県道である。r347交差点以降もも緩やかな下り勾配の2車線道路が続いており、カーブが連続しているものの緩やかなものが多いので走りやすい道路状況と言える。路側帯に落ち葉が堆積しているので若干荒れた雰囲気が感じられる。

143.通称はマーガレットライン 144.海が見える場所は多くない 145.急カーブが連続
 沿線の建物はほとんどない状態だが、国道から少し離れた町道沿線に集落が存在している。町道との一町田交差点を通り過ぎてから程なくして海が見えるようになる。概ね海沿いを走っているとは言え海岸線とはやや離れているため海が見える場所は少ない。海が見えて以降は急カーブが連続している。

146.センターラインが消えかけている区間もある 147.天狗橋 148.静岡r119交差点
 急カーブ連続区間が終わると子浦集落の北側を走る。長大な天狗橋を渡った後に伊鈴大橋を右にカーブしながら通過する。伊鈴大橋の下には静岡r119が通っている。そのr119とは子浦集落の南東で交差している。

149.異常気象時通行規制区間に入る 150.白崎トンネル 151.東條隧道
 静岡r119交差点を通過してすぐに異常気象時通行規制区間に入る。規制対象区間は南伊豆町子浦から同町差田までで、連続雨量200mmを超えると通行止になる。海沿いの30〜40m程度の標高の場所を走っており、これまでと同様に勾配は急ではないがカーブが非常に多い。白崎トンネルをくぐり、さらに田面隧道と東條隧道を相次いでくぐる。後二者は“隧道”という名称だが特にセンターライン付きの2車線道路である。

152.「!(砂)」 153.妻良集落以降は急勾配・急カーブ連続 154.妻良トンネル
 東條隧道を出ると妻良集落を通過するが、その他の危険を示す「!」標識が立っている。その理由は「砂」である。砂浜に近いため風で砂が道路まで飛んでくるのだろう。妻良集落の南で急カーブが連続するようになると同時にやや急な勾配を上る。左カーブを曲がっていると妻良トンネルをくぐって下り勾配に転ずる。

155.立岩集落 156.引き続き別の異常気象時通行規制区間に入る 157.町道との一色交差点を右折
 妻良トンネルを出てから緩やかな下り勾配となっており、カーブ自体も少なくあっても緩やかなものばかりである。二条川の流域を下っていると景色が開けた所で平坦になる。しかしそこから異常気象時通行規制区間に入る。先ほど指定されていた南伊豆町子浦〜差田から引き続き、差田〜石廊崎が対象区間である。規制値は連続雨量120mmと子浦〜差田間よりも低い数値である。
 異常気象時通行規制区間に入ってすぐに町道との一色交差点に至り、右折して石廊崎方面に向かう。R136の起点のある下田は直進の町道に案内されている。石廊崎の上に消された文字があるので元々はR136に下田も案内されていたが、町道の改良によって走りやすくなって修正されたのかもしれない。

158.集落が途切れる 159.差田集落 160.静岡r16差田交差点を左折
 一色交差点を右折して少し進むと沿線の集落がなくなり、町営の差田グランドの横を通過する。その後は集落を通り抜けており沿線に家屋も存在している。やや急な左カーブを曲がった後に静岡r16差田交差点に突き当たり、左折して下田方面に進む。一色交差点で案内されていた石廊崎はr16の行き先である。ちなみに、石廊崎は伊豆半島の最南端の岬である。

161.差田川沿いを快走 162.明るい雰囲気の1.5車線幅狭路 163.南伊豆町二条
 差田交差点からも2車線道路が続いているが、約1.2km先でセンターラインがなくなって道幅も1.5車線にまで狭くなる。周辺には集落や田畑が存在しており開けた風景であり、酷道にありがちな薄暗さは一切感じない。センターラインが復活して2車線道路に戻るが、差田川に沿っている区間だけ1.5車線幅になってしまう。

164.町道との二條交差点を右折 165.センターラインはあるが車線幅が若干狭い 166.静岡r121(旧道?)との加納交差点
 左にカーブして差田川を渡った後に町道との二條交差点に突き当たり、右折して下田方面に進む。ここを左折して町道を道なりに走れば一色交差点に戻る。一色交差点〜二條交差点間の距離はR136が約4.5km、町道が約2.5kmであり、後者はセンターライン付きの2車線道路である。
 二條交差点からは2車線道路となっているが、車線幅が若干狭いように感じられる。南伊豆町の中心部の手前で加納交差点を通過する。ウォッちずでは県道色に塗られているが、現地の案内標識にヘキサがない事から町道に降格しているものと思われる。

167.湯けむり橋 168.静岡r121下賀茂交差点 169.道の駅「下賀茂温泉湯の花」
 加納交差点を過ぎてすぐに八重ヶ瀬橋で二条川を渡り、センターラインの消えかけた2車線道路を走って左にカーブして湯けむり橋で本流の青野川を渡る。南伊豆町の中心部の東で静岡r121下賀茂交差点を右にカーブしながら通過し、その先で道の駅「下賀茂温泉湯の花」を通過する。その後はいくつものカーブを曲がりながら青野川の左岸を走る。

170.静岡r16日野交差点を左折 171.「下田9km」 172.緩やかな勾配を上る
 道の駅から約1.8kmで静岡r16日野交差点に突き当たり、左折して下田方面に進む。差田交差点〜日野交差点間の距離はR136が約7.2kmでr16が約15.3kmである。ただし、r16には石廊崎という観光スポットがあるので遠回りになるだけの価値のない道路とは言えない。
 日野交差点からも2車線道路が続いている。青野川の支流の鯉名川の流域を走っており緩やかな上り勾配となっている。南伊豆町と下田市を結ぶルートだが交通量はさほど多くなく車の流れはスムースである。

173.下田市に入る 174.緩やかな勾配を下る 175.旅館やペンションが点在
 名もなき峠を越えると下田市に入り、緩やかな勾配を下って行く。市道との田牛交差点を左の急カーブで通過して以降も2車線道路が続いているが、車線幅が若干狭くなってしまう。緩やかなアップダウンを繰り返しながら急カーブもある2車線道路を走る。場所柄、周辺には旅館やらペンションといったものが多い。

176.アップダウンを繰り返す 177.下田第2トンネル 178.下田第1トンネル
 市道との多々戸浜入口交差点を通過して勾配を上っていると下田第2トンネルをくぐり、鍋田入口交差点の先で下田第1トンネルをくぐる。どちらのトンネルも3.4mの制限高が設定されており、自転車歩行者用のトンネルが隣接して掘られている。第1トンネルの歩行者用トンネルには魚等の海に関連する絵が描かれている(地元の小学校生によるものか)。

179.静岡r117下田5交差点 180.広岡トンネル 181.乳峯トンネル
 下田第1トンネルを出てからは緩やかな勾配を下った後に静岡r117下田5交差点を左にカーブしながら通過し、すぐ先では静岡r119岩下交差点を通過する。その後は緩やかな勾配を上って広岡トンネルと乳峯トンネルを相次いで通過する。

182.伊豆急下田駅の南を通過 183.R135・R414中島橋交差点
 乳峯トンネルを出てすぐに市道との本郷西交差点を右にカーブしながら通過する。本郷交差点の直後には伊豆急下田駅の南を右にカーブし、その先でR135R414中島橋交差点に至る。伊豆急下田駅の至近、下田市役所にも近いこの交差点がR136の起点である。