国道122号
part1

R17西巣鴨交差点〜R125志多見交差点
豊島区→北区→
→川口市→さいたま市→蓮田市→白岡市→久喜市→加須市

1.R17西巣鴨交差点 2.北区に入る 3.首都高が地下に入っていく
 北区との区境に近い豊島区北部のR17西巣鴨交差点がR122の終点である。一般的に東京都心に近い方が起点に指定されているものだが、R122に関しては逆で栃木県日光市に起点があり、東京都側は終点である。但しラジオ等の交通情報では便宜上東京方面を上りと表現している。
 西巣鴨交差点からR122を走り始めるとすぐに左側から来た首都高の中央環状線の高架道路が国道の上を走るようになる。それと同時に北区に入る。終点は豊島区にあるが豊島区を走る距離は僅か100m程度しかない。首都高に上下線を分離された片側2車線道路を走っていると高架道路がどんどん低くなっていく。首都高の流出路があるのではなく本線がトンネルに入るためである。

4.東京r455飛鳥山交差点を左折 5.r455音無橋交差点を道なりに右へ 6.東京r307王子駅前交差点を左折
 首都高が完全に地下に入ってからR122の上下線が接近し飛鳥山公園の手前で東京r455飛鳥山交差点に突き当たる。交差点では合計4車線あり、右左折車線がそれぞれ2本ずつとなっている。R122トレースには2本ある左折車線の内の左側を走行する事を勧める。
 飛鳥山交差点を左折すると北向きは4車線あるが、左端は十条駅方面のr455と市道へ左折車線のため、右側の3車線のどれかを走る必要がある。その3車線も赤羽方面と溝田橋方面とペイントされており、この先で別れる事が想像できる。大きく左にカーブした先で王子駅の下をくぐった直後の東京r307王子駅前交差点を左折して赤羽方面に進むのがR122である。音無橋交差点の右側の左折車線で曲がると左側に車線変更する余裕もなく王子駅前交差点を直進してしまう羽目になる可能性がある。

7.地下鉄南北線の王子駅上を通過 8.王子北出入口が合流する手前で右車線が減少 9.王子北出口合流後は片側3車線
 王子駅前交差点を左折すると地下鉄南北線の王子駅の上、ロータリーの北側を通過した後に右にカーブしてJR東北・上越新幹線・京浜東北線・東北本線・高崎線の線路から離れる。東京r306・r455王子3交差点を通り過ぎると右側車線が合流してきて片側1車線となるが、首都高の王子北出口が合流すると片側3車線になる。周辺が集合住宅を含む住宅地のため大型貨物車・特定中型貨物車は右端車線が通行帯に指定されている。

10.東京r318(環状7号)宮堀交差点 11.志茂5交差点で車線が減少 12.東京r311(環状8号)・r445赤羽交差点を右折
 真下を走っている南北線の王子神谷駅を通り過ぎて程なくして東京r318(=環状7号)をの宮堀交差点を通過する。都心を環状に走る大動脈だけあって地方道ながら国道を跨道橋で越えている。宮堀交差点以降も片側3車線道路が続いており、志茂駅付近で徐々に左にカーブしている。赤羽岩淵駅の少し手前の志茂5交差点で左端車線が左折専用車線となり、以降は片側2車線道路になる。王子駅前交差点から約5.5km、赤羽岩淵駅の西端で東京r311(=環状8号)・r445赤羽交差点となり右折して川口方面に進む。

13.新荒川大橋交差点は左斜め前方へ進む 14.新荒川大橋 15.県境標識は荒川大橋交差点にある
 赤羽交差点からも片側2車線道路が続いており、緩やかに右にカーブしている上り勾配を走ると新荒川大橋交差点を左斜め前方に進んで新荒川大橋を渡る。都県境は荒川の南の赤羽緑地敷地内にあるが県境標識は荒川の左岸に渡った後の荒川大橋交差点付近に立てられている。交差点名称の荒川大橋が見当たらないが、南向きが荒川大橋で北向きが新荒川大橋である。

16.埼玉r89本町ロータリー交差点 17.上之橋の前後をシケイン状に進む 18.旧鳩ヶ谷市に入ると中央分離帯あり
 荒川大橋交差点からは緩やかに下りながら緩やかに左にカーブしている。埼玉r89本町ロータリー交差点は右斜め前方に進み、少し先の上之橋の手前で右、奥で左とシケイン状になっている。上之橋を渡ってすぐに川口元郷駅の上を通り、以降は埼玉高速鉄道の上を走っている。旧鳩ヶ谷市域に入ると中央分離帯が現れて片側2車線になる。

19.埼玉R34BP交差点 20.交通量は多いが流れは比較的良好 21.右から来るのは首都高川口線
 交通量の多い片側2車線道路を北上していると旧鳩ヶ谷市役所の西で埼玉r34BP交差点、次いでr34現道との里交差点を通過する。この2つの交差点の間の地下には鳩ヶ谷駅があり、以北も埼玉高速鉄道が地下を走っている。埼玉高速鉄道がR122から離れるのは旧鳩ヶ谷市域を離れたからである。埼玉r239交差点から北は国道の上を首都高川口線が覆いかぶさってくる。

22.R298西新井宿交差点 23.上下線の間に東北道が走っている 24.JR武蔵野線の南でさいたま市に入る
 首都高川口線と東北道と東京外環道との川口JCTの下でR298西新井宿交差点を通過する。ジャンクションの下の交差点だからか単純な十字形状の交差点ではなくR298の両方向が左右に分岐するような形状となっている。
 西新井宿交差点からは上下線の間に東北道が並走している状態になる。東北道には遮音壁が設けられているため反対側車線の様子をうかがう事はできない。JR武蔵野線の高架の手前でさいたま市に入る。武蔵野線の高架の橋脚が国道にあるため左右の車線の間はゼブラゾーンとなっている。

25.R463現道との大門交差点 26.浦和IC 27.浦和IC以北も東北道と並走
 西新井宿交差点から約4.4kmでR463の現道との大門交差点を通過する。約700m先にR463BPとの立体交差点があるが、R122岩槻方向からは接続しておらず手前の埼玉r105大門北交差点を左折してr105を経由しなければならない。また逆の赤羽方向からR463所沢方面、R463所沢方向からR122岩槻方面へも直接の接続はない。
 R463BPの本線跨道橋をくぐると浦和料金所を避けるように左にカーブした後に右にカーブしている。その後は右側に東北道の遮音壁を見ながら直線的な片側2車線道路を淡々と北上する。交通量は少なくないが信号付きの交差点がないため流れは悪くない。

28.埼玉r214交差点 29.車間距離確認箇所がある
 信号はないが交差している県道と結構な数の市道が交差している。右側に東北道の遮音壁があるせいもあって高速道路の様な雰囲気がなくもないが、あくまで国道なので法定速度60km/hが設定されている。

30.R16加倉南交差点 31.加倉北交差点の手前150mの案内標識では岩槻方面もR122 32.加倉北交差点直前の案内標識は岩槻方面は埼玉r2
 岩槻ICの流出路の下をくぐってすぐにR16加倉南交差点となる。交差点の約500m手前から左側車線の両再度が赤くペイントされており、案内標識もR122だけ赤くされている。交差点では4車線あるが左端車線がR16さいたま方面に左折、右側2車線はR16春日部方面に右折、左から2番目の1車線だけがR122として直進できる。
 加倉南交差点を直進してからも片側2車線道路が続いているが、約250m先の加倉北交差点を右折しなければならないため東北道寄りの右側車線を走る必要がある。加倉北交差点から先は岩槻区役所を経由する現道と東北道の東隣を走るバイパスとに分岐していたが、現道は降格して埼玉r2になっている模様。ただし、交差点手前250m地点の案内標識には岩槻区役所方面の道路もR122と表記されていた。結局のところ、降格しているのか否かは不明である。

33.加倉北交差点以降は対面2車線 34.さいたま市岩槻区並木 35.R122現道(旧道?)との平林寺橋交差点を左折
 加倉北交差点を右折して東北道の高架の反対側の交差点を左折して蓮田岩槻バイパスに進む。直進のR122旧道(埼玉r2)は岩槻区役所を含む市街地に至るため直進する車両も多い。加倉北交差点からは上下線両方とも東北道の東側を走っており、これまでの片側2車線から対面2車線と一見するとバイパスらしくない道路状況である。加倉北交差点から約2.8km走るとR122現道(旧道?)との平林寺橋を左折して東北道を平林寺橋を渡った先で右にカーブして再び上下線が分離した状態で東北道の西側に移る。平林寺橋交差点以北の東北道の東側区間は南向き一方通行のため直進できない。

36.R122現道が左に分岐 37.東北道に市境標識があるが蓮田市に入るのはもう少し北 38.普通の片側2車線道路になる
 平林寺橋から程なくしてR122の現道が左側に分岐する。こちらは案内標識にR122のおにぎりがある事からまだ国道に指定されている可能性が高い。しかし接続しているバイパスは2車線とも北向き一方通行のため、逆方向から現道をトレースして完走する事はできない。現道分岐からしばらく東北道沿いを走るが、左にカーブした先で蓮田市に入り、東北道を越えてきた南向きの反対車線と合流する。普通の片側2車線道路になってからも蓮田岩槻バイパスは続いており、蓮田駅と東北道の間を北進する。

39.久台交差点で現道と合流 40.蓮田地下道 41.埼玉r3関山北交差点の跨道橋は対面2車線
 蓮田駅のほぼ真東にある久台交差点で西から現道が合流してくる。久台交差点からも片側2車線だが、埼玉r3関山北交差点を越える跨道橋は対面2車線であり、右側車線のみが跨道橋を越えられる。跨道橋を走れなくても関山北交差点を直進すれば跨道橋からの本線に合流できる。

42.東北新幹線 43.埼玉r77閏戸交差点 44.元荒川を渡って白岡市に入る
 対面2車線になったのは関山北交差点の跨道橋のみで側道が合流してからは片側2車線に戻る。東北新幹線の高架下をくぐり、蓮田岩槻バイパスの北端である埼玉r77閏戸交差点を通過する。蓮田岩槻バイパスは終了しても片側2車線のバイパス然とした道路状況が続いている。工業団地を通り過ぎてから元荒川を新根金橋で渡って白岡市に入る。しかし白岡市域は僅か1.7km程度で星川を渡ると次の久喜市に入る。

45.圏央道・白岡菖蒲ICは旧道との交差点でもある 46.圏央道 47.沿線には物流拠点が目立つ
 久喜市に入った直後に圏央道の白岡菖蒲ICを通過するが、この交差点を右折する道路が旧道である。なお、圏央道は2013年9月の時点では白岡菖蒲IC〜桶川北本IC間は未開通である。インターの交差点の直後に旧道の上を通過し、その先で圏央道の高架をくぐり埼玉r78台九宮交差点を通過する。その後はバイパスらしい片側2車線道路を大きく左にカーブする。元は田畑だった場所にバイパスを造ったため沿線風景はローカルな雰囲気と言えなくもないが、物流拠点の大きな建物が単純に長閑と言えない雰囲気も出している。

48.加須市に入る 49.加須市西ノ谷 50.埼玉r148道地交差点
 モラージュ菖蒲というショッピングセンターの前を通り過ぎてから芋茎白山交差点で市境を越えて加須市に入る。加須市に入って約1.3km進むと旧道との鴻茎川南交差点を通過し、右に緩やかにカーブして藤の台工業団地と住宅地の間を走り抜ける。旧騎西町の中心部の南から西にかけてを走っているがバイパス化されているため市街地特有の狭さとは無縁である。埼玉r148道地交差点からは右にカーブして進行方角が北になる。

51.二桁国道のバイパス並の整備状況 52.R125志多見交差点
 片側2車線道路を北上しているとR125の現道との志多見交差点に至る。終点の西巣鴨交差点から約52.3kmである。交差しているR125はR122同様に幹線国道だが現道なので対面2車線である。R122はこの志多見交差点以北も幹線国道としての機能を持っている。

国道122号 part2