国道108号
part5

R13岩井堂入口交差点〜R7水林交差点
湯沢市→由利本荘市

171.岩井堂入口交差点からは上り勾配 172.R13・R344・JR奥羽本線・秋田r278をオーバーパス 173.長倉集落
 R13R344岩井堂入口交差点からは上り勾配となり院内1号橋で雄勝川を渡り、右に180度カーブした後に院内2号橋を渡る。院内2号橋は雄勝川だけでなく、R47・R344、JR奥羽本線、秋田r278の上を通っている。院内2号橋を渡り終えると左にカーブしながら勾配を下り、十分一沢川流域の長倉集落を通り抜ける。

174.集落がなくなっても快走路が続く 175.右上の道路は旧道 176.2つのロックシェッドを通過
 長倉集落を通り過ぎると十分一沢川の谷筋を走る。集落が途切れてからしばらくは路側帯が狭いが、旧道との交差点付近からは広くなる。松ノ木峠を越えている旧道は松ノ木トンネルの供用開始に伴って閉鎖されており通行する事はできない。旧道のガードレールが見えなくなり、少し進むと長短2つのロックシェッドをくぐる。

177.道路脇にも残雪が見られる 178.銀山御幸橋 179.松ノ木トンネル
 緩やかだが長い上り勾配の2車線道路を走っていると銀山御幸橋を渡り、その先で松ノ木トンネルに入る。全長は1744mと鬼首トンネルに比べてだいぶ短いが、山岳酷道区間にできたトンネルとして大型車の通行が可能となった意義は大きい。

180.由利本荘市に入る 181.西久米トンネル 182.赤倉トンネル
 松ノ木トンネルからは由利本荘市に入り、トンネルを出ると松の木峠橋を渡る。橋を渡った先に駐車スペースがあり、その奥には旧道が繋がっているがこちらも閉鎖されている。弥平沢橋を渡った先で西久米トンネルをくぐり、西久米沢橋、赤倉トンネル、六郎沢橋を次々に通過して行く。西久米トンネルから赤倉トンネルにかけての区間には南側の谷筋に集落があり、そこを通り抜けている道路が旧道と思われる。

183.緩やかな下り勾配が続く 184.旧道(?)との交差点を通過 185.「本荘市街46km 矢島25km」
 赤倉トンネルからも緩やかな下り勾配が続く。トンネルを出て500m程走ると松ノ木パークを通り過ぎる。自動販売機はないが、公衆電話とトイレが設置されている。急な便意のためトイレに駆け込んだが、和式で古さを感じさせるものの清掃が行き届いており、よほどの潔癖症でなければ利用できるだろう。もっとも約4km先に道の駅があるのでそちらを利用する事もできる。
 緩やかな勾配を下っていると向赤倉橋を渡り勾配がなくなる。甑川橋を渡った先を右にカーブするが、そこには旧道と思われる市道が交差している。市道との交差点からは平坦で緩やかなカーブの2車線道路を走る。

186.模淵集落 187.新腕越橋 188.道の駅「清水の里・鳥海郷」
 滝の上橋を渡ると上り勾配となり模淵集落内で峠部分を越えた後に下り勾配を走る。平坦になった所で新腕越橋、川合橋を渡るが、滝の上橋と新腕越橋は笹子川に架かる橋だが、川合橋は支流の丁川に架かる橋である。川合橋からは周囲の建物が増え、右にカーブしている秋田r70堺台交差点を通過する。r70とは反対の右側には道の駅「清水の里・鳥海郷」があり、交差点は出入口も兼ねている。

189.センターラインが消えているが2車線道路 190.秋田r57交差点 191.中の橋
 堺台交差点からはセンターラインが消えている2車線道路を走る。アスファルトの境目がセンターラインの代わりになっており、普通の2車線道路として走る事ができる。センターラインがうっすらと見えるようになった後にはっきりと見える状態になる。笹子川に架かる三ノ坪橋を渡った直後に秋田r57交差点を通過し、中の橋と清水淵橋を相次いで渡る。

192.路側帯がなくなる 193.ローカル快走路を走る 194.由利本荘市鳥海町下小川
 清水淵橋のすぐ先で幅員減少の警戒標識が立っており、標識通りに幅員が減少するが路側帯がなくなる程度であり、元々の交通量が少なく線形も良いため乗用車であればさほど走りにくいと感じないだろう。しばらく路側帯のない2車線道路を走るが、歩道が現れると同時に路側帯も少し広くなる。

195.小川橋の手前に直角カーブ 196.小川橋 197.笹子川の左岸流域を快走
 蛇行している笹子川とは異なりカーブの緩やかな2車線道路だが、小川橋の手前は左の直角カーブを曲がらなければならない。小川橋を渡った先も右にカーブしているが、こちらはさほど急ではない。その後は再び緩やかなカーブをアップダウンを繰り返す2車線快走路を淡々と北上する。

198.交通量は非常に少ない 199.鳥海小学校と鳥海中学校の前を通過 200.秋田r291交差点
 適度なアップダウンをカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。集落が断続的に続いており人里離れた場所ではないが、交通量は非常に少ない。鳥海小学校・鳥海中学校の前を通り過ぎると下り勾配となり、伏見橋を渡った先で秋田r291との交差点を通過する。立体交差点となっており伏見橋の下にはr291に接続する市道が通っている。

201.所々に防雪柵が設置されている 202.センターラインがなくなる 203.道幅が1.5車線と狭くなる
 秋田r291交差点からもアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路が続いている。笹子川が子吉川に合流する地点の真西を通り過ぎるとセンターラインがなくなりやや急な勾配を下り、平坦になった所で道幅が1.5車線にまで狭くなる。子吉川寄りに工事現場があり、おそらくバイパスを造っているものと思われる。鶯橋を渡り左にカーブするとセンターライン付きの2車線道路に戻る。

204.子吉川沿いを走る 205.旧矢島町の中心部に近付くと平坦になる 206.秋田r58交差点
 子吉川の左岸の少し高い位置を走った後に勾配を下って平坦になる。平坦かつ直線的な2車線道路を走っていると旧矢島町の中心部に差し掛かり、右にカーブしながら秋田r58交差点を通過する。r58を約500m走れば堺台交差点で交差したr70に行く事ができる。

207.秋田r32新町交差点 208.秋田r32交差点 209.前杉橋
 秋田r58交差点を通過してすぐに秋田r32新町交差点を通過し、約200m先でr32が新荘方面に分岐していく。旧矢島町の中心部の北を走っていると緩やかな右カーブを描いた後に子吉川に架かる前杉橋を渡る。

210.前杉バイパス 211.由利高原鉄道 212.由利本荘市矢島町川辺
 前杉橋からは前杉バイパスという名のバイパスとなっており、供用開始が2015年1月1日と比較的新しいため舗装や防雪柵などがきれいである。大きく左にカーブして川辺橋で再び子吉川を渡った後に由利高原鉄道の下を通る。鉄道の先に「もしもしピット」が設置されているが、そこに交差している道路は旧道である。前杉橋の南のカーブ部分に旧道が交差していたが、橋梁が撤去されている。また、崩落による通行止箇所(=廃道)があるため通り抜ける事はできない。
 前杉バイパス区間が終わってからも2車線道路が続いている。多少のアップダウンとカーブはあるものの交通量が少ない事もあって比較的走りやすいと言える。子吉川の流域を走っており長閑な風景が広がっている。

213.秋田r293交差点 214.所々に「もしもしピット」あり 215.子吉川沿いを走る
 西滝沢駅の西を通り過ぎて左にカーブした先で秋田r293交差点を通過し、長瀬橋を渡って子吉川の左岸に移る。そのまま左岸流域を走っていると本荘由利広域農道との交差点を通過する。その後しばらく北上していると子吉川に沿った状態となるが、道路状況や周辺の風景には特に変化ない。

216.由利高原鉄道の黒沢踏切 217.徐々に交通量が増えてくる 218.鮎川橋
 秋田r171滝沢橋交差点を通過して少し進むと由利高原鉄道の黒沢踏切を通過する。踏切からすぐに左カーブを曲がり、由利高原鉄道と子吉川の間の平地を快走する。右カーブを曲がって鮎川橋を渡り、左にカーブした後に秋田r287交差点を通過する。由利本荘市の中心部に近付いているためか、徐々に交通量が増えていくが流れが悪くなる程ではない。

219.由利本荘市南福田 220.左の盛土は由利高原鉄道 221.日本海東北道
 緩やかに右にカーブした後に秋田r43玉ノ池交差点を通過し、由利高原鉄道が隣接した状態で並走する。子吉駅付近は少しカーブしているが、それを除けば直線のため非常に走りやすい。直線道路を走っていると日本海東北道の下をくぐる。100番代国道とは言えすぐ傍のR107に本荘ICが接続しているため、R108とのインターチェンジは設定されてない。

222.市街地の手前で右カーブ 223.沿線の商業施設が増える 224.R105・R107・R398二番堰交差点を左折
 日本海東北道からも直線道路が続いているが、程なくして右にカーブする。カーブ以降は由利高原鉄道に加えてJR羽越本線も並走状態となる。北東の方角に向かって直線道路を走っていると徐々に沿線の商業施設が増えてくる。右側にだけ現れた歩道が両側になった所でR105・R107・R398二番堰交差点に至る。R108のおにぎりは表記されていないが、左折して酒田・秋田方面に進む。なお、残りの区間は全てR105に重複している。

225.御門跨線橋 226.御門交差点で左側車線が左折専用車線になる 227.本荘公園の間を通る
 二番堰交差点からはR105・R107・R108・R398の4国道重複状態で御門跨線橋を通って羽越本線と由利高原鉄道を越える。R398走行時(2011年11月1日)やR105走行時(2013年8月15日)は対面2車線だった御門跨線橋だが、南側に新たな車線が造られて片側4車線道路になっている。跨線橋を下りてからは中央分離帯はなくなるが上下合わせて4車線である。
 市道との御門交差点で左側車線が左折専用車線となり、以降は対面2車線道路になって本荘公園の間を通り抜ける。公園がなければ御門交差点以西も改良されていたのかもしれない。

228.由利本荘市瓦谷地 229.R105・R107・R398重複区間 230.R7・R105・R107・R341・R398水林交差点
 本荘公園を通り過ぎると路側帯が広く取られた道幅に余裕のある2車線道路となる。秋田r165との交差点を通過して程なくして車線が増えて西向き2車線+東向き1車線となる。もっとも右側車線は実質的には水林交差点の長い右折専用車線と言える。水林交差点はR7・R105・R107・R108・R341・R398と6本もの国道が交差しており、地方都市としてはかなり多くの国道が存在している。