国道102号
part3

R103子の口交差点〜R4野崎交差点
十和田市

96.「青森60km 十和田37km 焼山14km」 97.カーブが多い 98.百両橋
 子の口交差点からはR103との重複区間を青森・十和田方面に向かって北上する。十和田湖からの唯一の流出河川である奥入瀬川(渓流)に沿っており、断崖絶壁ではないが、カーブが多い。山間部で集落がないので人がいなさそうな条件だが、渓流沿いに遊歩道が整備されており歩行者がいる可能性も低くない。緩やかなS字カーブを描きながら百両橋を渡り、程なくして別の橋を渡る。この橋の間は遊歩道と車道が一体化している。

99.奥入瀬渓流沿いを走る 100.雪解け水のせいか、水量は豊富 101.遊歩道が整備されている
 奥入瀬渓流に沿ったカーブの多い道路を北上する。前述のとおり遊歩道が整備されているが、一部は車道と重なっているため、近くに集落がないにもかかわらず歩行者や自転車がいる可能性がある。

102.アップダウンも多い 103.センターラインのない箇所もある 104.ガードレールはほとんど設置されていない
 早朝のため少ないとは言え歩行者や自転車に気を遣いながらカーブの多い2車線道路を走る。センターラインのない区間ややや道幅の狭い区間もあるが、さほど走りにくい道路状況ではない。ただし、観光シーズンの休日ともなれば交通量が増大する事は必至であり、その際は走りにくくなるであろう事は容易に想像できる。

105.遊歩道が横断している箇所もある 106.歩道のような遊歩道区間もある 107.馬門橋
 雲井のノ滝、双竜ノ滝、白布ノ滝と3つの滝が集まっている辺りで裸渡橋を渡って奥入瀬川の左岸に移る。引き続き川沿いを走っているとやや急なS字カーブを描いて馬門橋を渡って右岸に戻る。

108.落石注意 109.奥入瀬川の右岸を走る 110.石ヶ戸休憩所
 馬門橋以降は奥入瀬川の右岸を走っているが、岩盤が見えている場所がありこれまでよりも荒々しい雰囲気となる。子の口交差点から約8.4kmで石ヶ戸休憩所を通過する。道路沿いの細長い駐車場に土産物店等があるなど、奥入瀬観光の拠点としての機能を持つ場所である。

111.石ヶ戸休憩所からは多少走りやすくなる 112.惣辺橋 113.R102奥入瀬バイパスとの惣辺交差点を直進
 石ヶ戸休憩所からも奥入瀬川に沿った2車線道路が続くが、車線幅が多少広くなるため走りやすく感じる。石ヶ戸休憩所は遊歩道の起終点ではないため、以北も遊歩道が並走している。惣部川に架かる惣部橋を渡った先でR102奥入瀬バイパスとの惣辺交差点を通過する。バイパスと現道の並走区間の距離は前者の約7.6kmに対して、後者は一旦南に向かった後に北上するルートのため2倍以上の16.3kmとなっている。また、こちら側の案内標識にもバイパスにはおにぎりが表記されてない。バイパス並走区間の現道は決して走りにくい道路状況ではないが、行楽シーズンは混雑する傾向にあり、通過するだけであればバイパスを通行する方が良いだろう。

114.「青森50km 十和田27km 国道103号4km」 115.2車線と2.0車線を繰り返す 116.奥入瀬川の水量は多め
 惣辺交差点からもまだ奥入瀬川に沿って北上を続ける。センターラインのない区間もあるがそれまでの区間に比べるとカーブが少ないため多少なりとも走りやすくなる。遊歩道との並走状態も継続している。

117.奥瀬集落 118.奥入瀬渓流ホテルの前を通過 119.R103焼山交差点を右折
 十和田発電所の対岸で奥瀬集落、次いで焼山集落を通過するが、子の口集落と同様にただの山間部の集落と言うよりは観光の拠点である。奥入瀬川渓流の遊歩道もここを起点としている。
 やや急な左カーブを曲がると十和田橋で奥入瀬川を渡り、その北詰のR103焼山交差点を右折して十和田方面に進む。案内標識に表記されていないが、八甲田山はR103に左折するルートである。子の口交差点からの距離は約13.8kmである。

120.奥入瀬川の左岸を走る 121.早朝のため交通量は少ない 122.旧道(?)との交差点を通過
 焼山交差点からも奥入瀬川に沿った状態が続くが、これまでの渓流と言うよりは開けた普通の川沿い道路といった雰囲気である。約1.5km走ると市道との十字路を通過するが、左折すれば十和田湖温泉郷を経て焼山交差点に戻る。

123.2車線道路を快走 124.十和田市渕沢 125.交通量は少ない
 旧道(?)との交差点以降も走りやすい2車線道路が続いている。集落に差し掛かってからは必ずしも奥入瀬川に沿っている訳ではないが、概ねその流域を走っている。多少のアップダウンはあるものの勾配もカーブも緩やかで非常に走りやすい道路状況である。

126.緩やかなアップダウンのある快走路 127.十和田市山口 128.旧道らしき市道との交差点を道なりに通過
 断続的に続く集落を結びながら奥入瀬川の左岸を淡々と走る。十二里温泉付近で川に沿って大きく右にカーブし、引き続き左岸を走る。旧道らしき市道との交差点を右にカーブしながら通過した後に上法量橋で奥入瀬川を渡って右岸に移る。

129.青森r118交差点 130.旧十和田湖町の中心部を走る 131.道の駅「奥入瀬」
 上法量橋から程なくして青森r118交差点を通過する。旧十和田湖町の中心部を走り、その東で道の駅「奥入瀬」を通過する。十和田湖や奥入瀬渓流の東の拠点となりえる道の駅である。

132.青森r40交差点 133.十和田市太田川原 134.広瀬橋
 道の駅を過ぎてからは沿線の建物も少なく見通しの良い2車線快走路を走る。青森r40交差点を通過し、少し走って勾配を上った先で青森r166交差点を通過する。右折してr166を走っても十和田市の中心部に行く事ができる。左の急カーブを曲がった直後に広瀬橋で奥入瀬橋を渡り、右の急カーブを曲がる。以降は奥入瀬川から離れた場所と通っているため、この橋が奥入瀬川に架かるR102の橋で最も下流に位置している。

135.青森r40旧道との交差点 136.十和田広域農道との交差点 137.沿線の建物が多くなる
 広瀬橋から緩やかな勾配を上っていると青森r40の旧道との交差点を通過する。ウォッちずでは未だに地方道を示す黄色に塗られているが、案内標識のr40のヘキサが消されている。ごく緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると周囲の建物が増え始めた所で十和田広域農道との交差点を通過する。南(右折)の道路は広域農道ではなく市道のようで、道なりに走れば十和田市の中心部の南部に至る。

138.青森r45交差点を右折 139.歩道にのみアーケードあり 140.青森r45・r145交差点を左折
 十和田市の中心部で青森r45交差点を右折して二戸・五戸方面に進む。歩道にのみアーケードが設置された2車線道路を約500m走り、アーケードがなくなってからさらに500m程走ると青森r45・r145交差点を左折して八戸方面に進む。案内標識にヘキサが表記されていないが、右折の切田通りがr45である。r45は市道を経て十和田広域農道との交差点に戻るルートのため十和田湖と案内されている。

141.市街地を離れる 142.市道との六差路を道斜め前方へ進む 143.十和田市三本木稲吉
 青森r45・r145交差点からは普通の対面2車線道路を走り、約900mで市道との交差点を道なりに右へカーブして通過する。交差している市道は4本、つまり六差路で信号停止時間は長めである。その後はほぼ真東の方角に向かって平坦で直線的な2車線道路を走る。

144.平坦な直線道路が続く 145.「43km種差海岸 36km蕪島」 146.R4・R45野崎交差点
 十和田市の市街地から離れてもやや交通量の多い状態が続いている。青森r45・r145交差点から約3.8kmでR4R45野崎交差点に至る。起点のR7・R339R394・青森r109運動公園入口交差点と同様に少し内陸に位置するこの交差点がR102の終点である。なお、R45の終点は青森市内にあり(R4・R45・R101R280青い森公園前交差点)、この野崎交差点から北は全てR4に重複している。