国道50号
part2

R4小田林西交差点〜R51三の丸1交差点
結城市→筑西市→桜川市→笠間市→水戸市

45.結城市内も片側2車線道路 46.茨城r20鹿窪運動公園入口交差点 47.結城・筑西市境付近で右側車線が減少
 R4新4号バイパスとの小田林西交差点からも片側2車線道路が続いている。これまで通り抜けてきた市町と同様に結城市も市街地をバイパスするルートを走っている。茨城r15小森北交差点を通過した直後に右側車線が減少して対面2車線になる。2車線になってすぐ、田川を渡ると筑西市に入る。

48.R50現道との鬼怒川西交差点 49.新川島橋 50.現道と合流
 筑西市に入ってすぐにR50が鬼怒川西交差点で二手に別れる。直進は引き続き結城バイパスだが、左折は現道である。案内標識では結城市街となっており西に戻るかのような感じだが、結城市街地へは茨城r15を経由しなければならず、R50の現道としてはバイパスと並走して東に伸びている。鬼怒川西交差点から程なくして鬼怒川を新川島橋で渡る。上流側の北には現道の川島橋が架かっている。茨城r303下川島交差点を通過して緩やかな左カーブを曲がると現道と合流する。

51.沿線は賑やか 52.JR水戸線をオーバーパス 53.下館バイパスが工事中
 現道合流後の沿線には商業施設が目立つようになるが、この辺りが筑西市の中心部という訳ではない。玉戸工業団地を通り抜けると左にカーブして緩やかな勾配を上ってJR水戸線を跨線橋で越える。跨線橋からの勾配を下り切る直前の左側では工事が行われているが、西端の一部が開通していない下館バイパスの工事現場である。この下館バイパスが全通すると筑西市の市街地をバイパスできるようになる。

54.R294・R408西谷貝交差点 55.真岡鐵道をオーバーパス 56.筑西市街地はアップダウンあり
 筑西市街地(旧下館市街地)の北西でR294R408西谷貝交差点を通過する。案内標識等にR408は表記されてないが、R294に重複している。真岡鐵道を跨線橋で越えてからは筑西市街地の北部を通り抜ける。茨城r305田町交差点を境に下り勾配となっており、茨城r7桜町交差点を通過して五行川を渡る。

57.茨城r14・r207横島交差点 58.茨城r149交差点 59.R50下館バイパスの東端は現道に接続している
 五行川以東は市街地のやや狭苦しい2車線道路から改善されて同じ2車線ながら多少なりとも走りやすい道路状況になる。小貝川に架かる常盤橋を渡って程なくしてR50下館バイパスとの交差点を通過する。案内標識にはバイパスの行き先が真岡と二宮となっているが、これはバイパスが全通しておらず、途中で交差するR294(とR408)を経由してというルートになる。全通した際は結城もしくは小山も追加されるのだろうか。

60.茨城r45門井交差点 61.桜川市に入る 62.対面2車線ながら路側帯は広め
 バイパスとの合流後も対面2車線道路が続いている。筑西市と桜川市との市境付近までは沿線に家屋が密集しているが、桜川市に入ってから民家は少なくなる。そのためか路側帯が広く取られており大型貨物車の通行が多い対面2車線ながら比較的走りやすい。

63.茨城r148・r216長方交差点以東は片側2車線 64.北関東道・桜川筑西IC 65.茨城r41元岩瀬交差点
 茨城r148・r216長方交差点付近からは車線が増えて片側2車線になる。そのすぐ先で北関東道の桜川筑西ICを通過するが、信号機のないインター形式ではなく普通の交差点から出入りする構造になっている。岩瀬駅の北側に広がる旧岩瀬町の中心部を通っている間は片側2車線道路であり、沿線の建物も多い。

66.旧岩瀬町中心部を抜けると車線が減少 67.郊外型の店舗は市街地以外にもある 68.緩やかなアップダウンとカーブの快走路
 旧岩瀬町の中心部を通り過ぎると右側車線が合流してきて以降は対面2車線になる。JR水戸線の北を並走するように東進する。茨城r257羽黒交差点を過ぎてから程なくして笠間市に入る。市境付近は多少のアップダウンらあるものの走りやすいと言える範疇である。

69.出雲大社常陸分社の近くを通過 70.出雲大社の東側は反対車線に登坂車線あり 71.笠間市稲田
 笠間西ICに接続している茨城r61との交差点の東の勾配を上っていると出雲大社の常陸分社の南を通り過ぎる。名もなき峠を越えると下り勾配になるが、反対側の西向き車線には登坂車線が設けられている。その後は水戸線に沿った2車線道路が続いている。

72.笠間市街地に入ると4車線になる 73.R355寺崎交差点 74.笠間市街地を出ると車線が減少
 笠間市の市街地に差し掛かると車線が増えて4車線道路になる。茨城r1石井交差点付近からは中央分離帯が現れて片側2車線になって笠間市街地の北部を東進する。笠間駅からはやや離れた位置だが商業施設は多い。
 笠間市街地内でR355寺崎交差点を通過する。この寺崎交差点はR355の終点の交差点であり、霞ヶ浦の東岸を経て利根川を越えた千葉県香取市に起点がある。笠間市街地を抜けて茨城r61才木交差点の先で左側車線がなくなる。

75.笠間市大渕 76.ラーメン店が多い? 77.水戸市に入る
 車線が減少しても市街地を離れるため交通の流れはさほど悪くならない。しかしそれなりの交通量があるのはR50という二桁国道ならではだろう。周辺に一般の家屋しかない場所でも飲食店やコンビニがあったりもする。そんな状況を走っていると終点のある水戸市に入る。市境からしばらくは対面2車線の下り勾配となっている。

78.茨城r193三軒屋交差点から4車線 79.右に見えるのはイオンモール水戸内原 80.常磐道・水戸IC
 勾配を下り切った所で茨城r193三軒屋交差点となるが、その手前から車線が増えて4車線になり、交差点を過ぎると中央分離帯付きの片側2車線になる。水戸市の中心部にはまだ距離があるが、道路沿いにイオンモールを含む商業施設があるため休日も結構な混雑を見せる場所である。緩やかなS字カーブを曲がると常磐道の水戸ICを通過する。この辺りまで来ると曜日を問わず昼間であれば交通量は多い。

81.R50水戸BP大塚池の端交差点を側道に 82.大塚池の端交差点は左斜め前方へ進む
 常磐道の本線の高架をくぐり、大塚池の南西でR50の行き先が二手に別れる。直進のR6日立、R51大洗方面は案内標識も表記されている通り水戸バイパスで、側道に進む方が水戸市街と水戸駅に向かう現道である。バイパスに進むと終点の三の丸1交差点を通過できないため現道に進む。

83.現道は対面2車線 84.赤塚駅入口交差点の東から4車線 85.茨城r171新原三差路交差点は右折
 二桁幹線国道とは言え現道は対面2車線とやや頼りない道路状況である。通過するだけであれば水戸バイパスを走る車両が大半のため、現道の交通量はバイパスに比べると少ない。しかし、県庁所在地の中心部に近い場所を走っているため一般的には交通量は多い方だと言える。赤塚駅入口交差点を過ぎてすぐに車線が増えて4車線道路になるが、車線幅が狭く無理やり多車線化した印象は拭えない。しかも約1.9km東の茨城r171新原三差路交差点は右折しなければならないため、右側の車線を走っていなければならない。案内標識では右にカーブしているR50にr171が交差しているように見え、左側車線を含めて道なりに右にカーブすれば良いように思えるので注意が必要である。

86.新原三差路交差点以降も4車線 87.左側車線はバス専用(日祝日を除く730-830,17-18) 88.南町3交差点の下にはR349が走っている
 新原交差点で右折車線が1本だけだったためその先は対面2車線と思ったが、きちんと4車線確保されている。車線幅も幾分か広くなっている。市街地の中心部に近付いているため、左側車線は日曜日と祝日を除く7時30分〜8時30分と17時〜18時の間はバス専用車線になる。進むにつれて沿線の建物はビルが多くなり、交通量もどんどん増えていく。R349の梅花トンネルの上の南町3交差点を通過する。

89.南町3交差点以東はアーケードがある 90.R118・R400中央郵便局前交差点
 南町3交差点以降はアーケードのある商店街を通り抜けているが、道路状況は4車線のままで古い市街地によくある狭路ではない。水戸中央郵便局の西の中央郵便局前交差点でR118R400が交差しており、R118に関しては起点となっている。R400はR118に重複しているため案内標識等に表記されておらず、R400が交差・重複している事を知っている者はほとんどいない。

91.茨城r50水戸駅前交差点交差点は道なりに左へ 92.R50・R124・R245・R400三の丸1交差点
 中央郵便局前交差点からの右カーブを緩やかに下りながら走っていると今度は左にカーブしながら茨城r50との水戸駅前交差点を通過する。国道と同じ番号の地方道は避ける傾向にあるが茨城県については当てはまらないどころかR50とr50が交差している。水戸駅前交差点からすぐ先でR51R124R245・R400三の丸1交差点がある。交差点の東がR51・R124・R245重複区間、西がR50・R400重複区間である。案内標識上ではR50とR51しか表記されていないが、合計5本の国道が交差している、茨城県における国道の重鎮である。