国道50号
part1

R17本町1交差点〜R4小田林西交差点
前橋市→伊勢崎市→みどり市→桐生市→太田市→
→足利市→佐野市→栃木市→岩舟町→栃木市→小山市→
→結城市

1.R17本町1交差点 2.「50号起点」 3.起点から4車線で始まる
 群馬県庁や前橋市役所に近いR17・R291本町1交差点がR50の起点であり間に栃木県を挟んで茨城県水戸市に向かう。4車線のR17から同じく4車線のR50に入る。交差点には「50号起点」の補助標識が付いたおにぎりが設置されている。

4.群馬r4・r17本町2交差点 5.左側車線はバス優先車線 6.天川大島町北交差点からは片側2車線
 群馬r4・r17本町2交差点を過ぎると緩やかなS字カーブを描きながら東進し、群馬r2本町3交差点の先では緩やかに左にカーブしている。その後はほぼ直線になり、交通量の多い幹線道路然とした状態を走る。東部バイパス(東部環状線)と呼ばれる市道との天川大島町北交差点からは中央分離帯のある片側2車線となる。交差点以西の4車線区間はやや車線幅が狭いため交通量の多い時間帯だと走りにくさを感じる。

7.R17上武道路との今井町交差点 8.今井町交差点以東は2車線 9.伊勢崎市に入る
 本町1交差点から約8.7kmで再びR17と今井町交差点で交差するが、こちらは上武道路と呼ばれるバイパスである。上武道路は2014年3月時点では全通しておらず、渋川方面は9.6km先の上毛鉄道の跨線橋までとなっている。R50はと言うと今井町交差点で右側車線が右折専用車線となり、以東は対面2車線になる。車線は減少するものの交通量も信号も減るため流れはさほど悪くならなかった。
 栃木r103東大室町交差点を過ぎて程なくして伊勢崎市に入るが、道路状況に変化はなくカーブの少ない2車線道路を東進する。

10.群馬r73西久保町交差点 11.みどり市に入る 12.みどり市笠懸町鹿
 伊勢崎市内も直線基調の2車線道路を走る。伊勢崎市の中心部からは離れた場所ではあるが、旧赤堀町の中心部を通っているため群馬r73西久保町交差点を中心に沿線の家屋の数は少なくない。岡登用水を渡った直後に市境を過ぎてみどり市に入るが、道路や周辺の状況に大きな変化はない。

13.群馬r352笠懸小学校交差点の手前から片側2車線 14.桐生市に入る 15.R122・R353広沢町4交差点
 みどり市役所に近い群馬r352笠懸小学校交差点の手前で車線が増えて以東は片側2車線道路になる。群馬r344とは立体交差となっているが、近くにJR両毛線の線路が走っているためR50前橋方面としか接続していない。群馬r68と東武桐生線を同時にオーバーパスしてすぐに桐生市に入る。市街地から離れた位置だが交通量の多い幹線道路のため沿線の商業施設は多い。
 R17今井町交差点から約16.7kmでR122R353広沢町4交差点を通過するが、立体交差化されておりR50を走るのであれば信号を通る必要はない。案内標識に表記されていないR353はR122に重複しており、この交差点が起点である。広沢町4交差点交差点から東はR50・R122の重複区間である。

16.沿線は商業施設が中心 17.広沢第二跨道橋 18.太田市に入る
 広沢高架橋を走って広沢町4交差点からの側道が合流して以降は商業施設が多く建つ平面道路を走る。幹線道路らしく片側2車線と整備されており交通量は多い。群馬r316松原橋交差点は立体交差化されているが、その他の県道や市道とは平面で交差している。桐生川が渡良瀬川に合流している付近で太田市に入る。国道の北東を流れる利根川の対岸は栃木県足利市となっている。

19.串刺しおにぎりが多数確認できる 20.只上高架橋 21.R122只上交差点
 太田市に入ってからも片側2車線という道路状況は変わらないが、沿線の建物はあまり多くない。群馬r39只上西交差点を只上高架橋で越え、程なくして北関東道の高架が見えてくる。高架の手前で側道が分岐するがこれはインターの入口ではなく、高架のすぐ南東で交差するR122只上交差点に向かう側道である。広沢町4交差点からこの只上交差点までの距離は約7.9kmである。

22.中央分離帯には植栽あり 23.R407南大町交差点 24.平面の交差点手前の案内標識にはR407のおにぎりの表記あり
 R122が分岐したからと言って道路状況には変化はなく、交通量の多い片側2車線道路を東に向かって走る。案内標識におにぎりの表記がないが、R407との南大町交差点に至る側道が分岐し、交差点までの間に県境らしくない県境を越えて栃木県足利市に入る。この南大町交差点がR407の起点だが、栃木県内区間は僅か150m程度しかない。

25.栃木r38掘込交差点は掘込高架橋で越える 26.R293公設市場前交差点 27.栃木r128上渋垂町交差点
 南大町交差点をオーバーパスする足利陸橋は交差点だけでなく東武伊勢崎線の線路もオーバーパスしている。栃木r38掘込交差点は堀込高架橋で越えており、その東のR293公設市場前交差点は八木高架橋で、さらに東の栃木r152交差点と東武伊勢崎線は福居陸橋で越える。全体的に立体交差点が多いためか、交通量は多いものの流れは比較的良い。足利市の市街地からもやや離れており、沿線は商業施設の割合が多い。

28.西久保工業団地を通過 29.渡良瀬川大橋 30.佐野市に入ってからも流れは良好
 渡良瀬川の南を川に沿って走っていると栃木r20久保田町交差点付近から左に大きくカーブした後に渡良瀬川大橋を渡って佐野市に入る。栃木r223高橋町交差点の手前で右に大きくカーブして進行方角を東に戻し、バイパス然とした片側2車線道路を走る。栃木r7と東武佐野線を同時にオーバーパスし、佐野市の市街地の南側をバイパスするように進む。

31.片側3車線になるが… 32.道の駅「みかも」 33.岩舟町大字静
 栃木r9高萩交差点を越える高萩跨道橋を下りてからは片側3車線になるが、約1.3km先で左側車線は東北道の佐野藤岡ICへの流入車線になってしまうため、実質的には長い左折車線のある片側2車線と言える。東北道本線の高架をくぐった直後に栃木市に入り、すぐ先の左側に道の駅「みかも」がある。緩やかな左カーブを描いて三毳山の山裾を走り、山から離れつつ右に緩やかにカーブしている。
 栃木市域は北西の端を掠めている程度なので約3.3kmで岩舟町に入る。岩船町の中心部の南をバイパスするルートを走っており、佐野市と同様に市街地のごちゃごちゃしたイメージは感じられない。

34.赤塚高架橋 35.栃木市大平町伯仲 36.小山市に入る
 栃木r11静交差点をみかも乃橋で越えて続いて東武日光線を赤塚高架橋で越える。その後しばらく走っていると栃木r160鯉ヶ島交差点を通過し、再び栃木市に入る。しかし2回目の栃木市域を通っている距離も短く1.9km程しかなく、永野川を渡ると小山市に入る。

37.小山市も片側2車線道路 38.道の駅「思川」 39.小山市大字石ノ上
 小山市に入ってからも片側2車線道路が続いている。栃木r153・r174下河原田交差点は立体交差化されているが、市道との交差点は平面で交差しており信号機のないものも多い。市境から約3.3km走ると道の駅「思川」を通過する。栃木r33萩島交差点を通過すると緩やかな右カーブを曲がりながら栃木r36・r264大行寺交差点を大行寺跨道橋で越える。

40.小山大橋 41.R4神鳥谷交差点 42.小山高架橋の東で東北新幹線をくぐる
 大行寺跨道橋から続いて小山大橋で思川を渡る。小山市の市街地の南部でR4神鳥谷交差点を通過するが、小山高架橋で立体交差化されている。小山高架橋はR4神鳥谷交差点だけでなく約500m東の栃木r265神島谷東交差点とそのすぐ東にあるJR東北本線の線路も越えている。東北新幹線に対してはアンダーパスする形になっている。

43.小山市の市街地の南部を通過 44.R4新4号バイパスとの小田林西交差点
 小山市の市街地に近いため沿線の商業施設を含む建物も交通量も多いが、県境に近い位置を走っている。西仁連寺川という県境らしからぬ小さな川を渡ると茨城県結城市に入る。県境からすぐにR4新4号バイパスとの小田林西交差点を通過する。これまでの立体交差点ではR50がオーバーパスにしろアンダーパスにしろ信号を通らなくてよかったのだが、さすがに一桁国道のバイパスが相手ではR50が信号を通過しなければならない。

国道50号 part2