国道42号
part11

R23通町IC〜鳥羽港
伊勢市→鳥羽市

572.三重r102通町3交差点 573.片側2車線道路 574.汐合大橋
 R23R167・三重r102通町IC交差点を左折した直後に三重r586通町1交差点を通過する。片側2車線道路を走っていると緩やかな左カーブを曲がりながらr102通町3交差点を通過する。通町3交差点から少し走ると右カーブを曲がって汐合大橋を渡る。上流側にr102の汐合橋が架かっている事からもR42の旧道と推測される。汐合大橋からも片側2車線道路が続いており、r102のさらに南にはJR参宮線が並走している。

575.R42現道・R167との茶屋交差点を右方向へ進む 576.「伊勢二見鳥羽ライン ここから」 577.緩やかな勾配を上る
 三重r102との交差点を通過した直後に茶屋交差点があるが、この交差点で二手に分かれる道路のどちらにもR42のおにぎりが表記されている。左折の鳥羽・夫婦岩方面が現道で、道なりに右へカーブする方が伊勢二見鳥羽ラインの一部を成すバイパスである。現道はR167トレースの際に走行したため、今回はバイパスを走行する事にする。
 右側車線から道なりに右にカーブするとバイパスに進み、緩やかな勾配を上っていると公衆トイレを備えたパーキングを通過する。出入口に右折車線が設置されていないため茶屋交差点方面からは対向車の状況によっては少々入りづらい。

578.二見ヶ浦跨線橋 579.二見ヶ浦トンネル 580.三津交差点
 JR参宮線を二見ヶ浦跨線橋でオーバーパスした直後に二見ヶ浦トンネルをくぐる。トンネルに入ってからは下り勾配となり、トンネルを出て市道との三津交差点付近から平坦になる。

581.伊勢市の市境標識が残っている 582.二見JCTを左方向へ進む
 三津交差点を過ぎると車線が増えるが、この場所は伊勢二見鳥羽ラインが有料道路だった時代に料金所が設置されていた場所である。なお、三津交差点から南は歩行者や自転車、軽車両、125cc未満の2輪車は通行できない。
 片側2車線の夫婦橋を渡るが、北詰に伊勢市の境標識が、南詰に二見町の境標識が立っている。伊勢市と二見町が合併したのは2005年なので14年も残っている事になる。夫婦橋を渡り終えた直後に鳥羽方面と伊勢方面に分岐するが、R42のトレースは左側車線を走って鳥羽方面に進まなければならない。インターチェンジに見えるが実は二見JCTという名称のジャンクションである。もっとも鳥羽方面からの出口と伊勢方面への入口は信号機を介する必要があり、完全なジャンクションとは言い難い。

583.「鳥羽7km」 584.R42のおにぎりが設置されている 585.松下トンネル
 二見JCTから本線に合流すると対面2車線道路をを走る。有料道路だったとはいえ高速道路ではないので中央分離帯はなくラバーポールが設置されているだけである。緩やかな勾配を上っていると松下トンネルをくぐる。トンネルの手前に二見町の境標識が設置されているが、東側坑口付近には伊勢市のそれも設置されている。

586.松下JCTを左方向へ進む 587.第二伊勢道の合流後は片側2車線 588.池の浦トンネル
 松下トンネルを出てすぐにR167第二伊勢道との松下JCTとなるが、R42は左側の道路へと進む。第二伊勢道は2013年9月14日に開通しており、地域高規格道の伊勢志摩連絡道路の一部である。R167からの車線が合流すると片側2車線道路となるが、約400m先で右側車線がなくなって対面2車線道路に戻る。右にカーブしながら勾配を上っていると池の浦トンネルをくぐる。

589.R42現道・R167鳥羽IC 590.鳥羽市に入る 591.三重r37堀通橋南詰交差点
 池の浦トンネルを出て勾配を下っていると車線が増えた直後にR42現道・R167との鳥羽ICを通過する。インターチェンジを名乗っているもののただの平面交差点である。鳥羽市の市街地から来た場合はトンネルの手前で左側車線が減少する。
 鳥羽ICを過ぎてすぐに市境を通過して鳥羽市に入る。河口付近の堀通川の左岸を走っていると堀通橋の直後に三重r37堀通橋南詰交差点を通過する。案内標識には朝熊という地名しか表記されていないが、狭路区間があるものの伊勢市の市街地まで行く事ができる。なお、二見JCT〜伊勢ICの区間の伊勢二見鳥羽ラインはr37に指定されている。

592.近鉄鳥羽線 593.JR参宮線と近鉄鳥羽線が並走 594.伊勢志摩スカイラインとの鳥羽IC
 堀通橋南詰交差点から少し走ると近鉄鳥羽線の下をくぐる。北側には近鉄だけでなくJR参宮線も並走している。緩やかな勾配を上り、右カーブを曲がった後に伊勢志摩スカイラインとの鳥羽ICを通過する。ここもインターチェンジを名乗っているが、普通の平面の交差点である。なお、伊勢志摩スカイラインは伊勢市の内宮付近と鳥羽市とを結ぶ有料の観光道路である。

595.鳥羽駅の南側へは側道へ進む 596.佐田浜橋からは下り勾配 597.近鉄とJRの鳥羽駅の前を通過
 伊勢志摩スカイラインとの鳥羽ICを過ぎると緩やかな勾配を上り、右にカーブした先の佐田浜橋でJR参宮線と近鉄鳥羽線の上を通過する。佐田浜橋からは片側3車線道路を下り、平坦になった所で近鉄鳥羽駅北交差点を通過する。その直後に左端車線が減少して片側2車線道路となって近鉄鳥羽駅南交差点を通過する。交差点の名称だけ見ると近鉄の鳥羽駅しかないように思えるが、南にJR参宮線の鳥羽駅も隣接している。そして参宮線はこの駅が終着駅である。

598.真珠島前交差点 599.近鉄志摩線と並走 600.鳥羽水族館の前は南向き3車線+北向き2車線
 近鉄鳥羽駅南交差点を過ぎると海岸線に沿って走る。海の反対側には近鉄が並走しているが、これは鳥羽線ではなく志摩線である。真珠島の前を通ってから左にカーブすると鳥羽水族館を通過する。水族館の前は南向きが3車線で北向き車線が2車線となっている。

601.R167・R259鳥羽水族館南交差点を左折 602.フェリーターミナルの入口 603.フェリーターミナルと伊勢丸
 鳥羽水族館の南西でR167・R259鳥羽水族南交差点となるが、R42はこの交差点を左折する。R167は直進して賢島・磯部方面へ向かい、突然現れたR259はこの交差点が起点であり海上区間がR42に重複している。案内標識にはひとつ南の中之郷交差点を左折するルートがフェリー乗り場と案内されているが、鳥羽水族館南交差点からも行く事は可能である。
 鳥羽水族館南交差点を左折すると鳥羽水族館の南を通り、隣接しているフェリーターミナルの出入口の前を通る。ターミナルの建物の南東端がR42の鳥羽港側端点である。重複しているR259も同様である。中之郷交差点から入った場合は左折を2回繰り返した後に右折してターミナルに入る事になる。

604.乗船待ち待機場 605.乗船口 606.乗船後に船尾を写す
 フェリーターミナルは1階に乗船車両の待機場があり2階が受付窓口となっている。係員の指示に従って車を停め、車検証を持って窓口に行って料金を支払って乗船券を手に入れる、というオーソドックスな手続きである。出港の15分前から乗船が始まる。鳥羽港〜伊良湖港の距離は約21kmで所要時間は55分である。便数は1日に8〜13往復しており、おおむね1時間に1便の間隔である。

607.鳥羽港を離れて行く 608.南側は島が少ない 609.伊良湖港を出港した便とすれ違う
 定刻の8:10分に出港。出港してからしばらくは答志島と菅島に挟まれた状態だが、菅島を過ぎると右側に島はなくなり水平線を望む事ができる。左側は島を通り過ぎても知多半島が見えるので常に陸地が見えている状態である。途中、伊良湖港を出港したフェリーとすれ違うが、同時刻に出発しているため航路のほぼ中央である事が分かる。

国道42号 part12