国道11号 |
part1 |
R28かちどき橋南詰交差点〜R318田高田交差点 |
徳島市→北島町→松茂町→鳴門市→ →東かがわ市 |
1.かちどき橋交差点 | 2.かちどき橋南詰交差点 | 3.かちどき橋の南西に石碑がある |
徳島県庁の西、新町川に架かるかちどき橋の南詰の交差点がR11の起点である。県庁に近接している交差点とは言え名称は特に付いていないようで、また東西に交差している道路が市道とあって案内標識が設置されていない。そんな交差点ではあるが、R11とR55の起点かつR28とR195の終点であり、橋の南西には道路元標が設置されている。北にR11とR28が、南にR55とR195が延びている。案内標識を見るとひとつ南のかちどき橋交差点がR11とR55の交差点であるかのような表記となっているが、これは“分かりやすさ”を重視した結果かもしれない。 かちどき橋南詰交差点からR28が重複した状態でかちどき橋を渡って片側3車線道路を北上する。徳島市の南北を結ぶ幹線国道であるため、早朝であっても交通量は非常に多い。 |
4.R28・R192・R318・R438・R439・徳島r29徳島本町交差点 | 5.徳島市南常三島町 | 6.徳島r30北常三島交差点 |
約600mでR28・R192・R318・R438・R439・徳島r29徳島本町交差点を通過する。案内標識には国道はR11とR192しか表記されていないが、R28は引き続きR11に重複しており、他のR318・R438・R439はR192に重複している。R192、R318、R438、R439ともにこの交差点が起点である。 徳島本町交差点からも交通量の多い片側3車線道路が続いている。徳島駅の北西に位置する徳島城址の東側を走り、緩やかな右カーブを曲がった先で徳島r30北常三島交差点を通過する。 |
7.徳島r189吉野川大橋南交差点 | 8.吉野川大橋 | 9.徳島r29へは側道から向かう |
北常三島交差点を過ぎて緩やかな勾配を上ると徳島r189吉野川大橋南交差点を通過して吉野川大橋を渡る。橋長は1137mと長大な橋だが市町村境ではなく両岸とも徳島市域である。吉野川大橋の北詰で徳島r219吉野川大橋北詰交差点を通過する。南詰には徳島r15が、北詰には徳島r29が下を通っているが、国道とは直接繋がっておらず、側道を利用する事になる。 |
10.E32徳島道・徳島IC | 11.徳島r221竹須賀交差点 | 12.E11徳島道の夷野橋 |
吉野川大橋を渡り終えて平坦な片側3車線道路を走っているとE32徳島道の徳島ICを通過する。徳島IC〜鳴門JCTの間は長らく繋がっていなかったが、2015年3月14日に供用されて繋がっている。徳島ICの直後に徳島r221竹須賀交差点を通過する。平坦かつ直線的な道路で片側3車線もあるが交通量が多く走りやすいとは言い難い。徳島r29川内町交差点を通り過ぎてすぐにE11徳島道の夷野橋をくぐる。徳島道のE11とE32の境目は徳島JCTであるが、2020年11月時点ではE55徳島南部道路が供用されておらずジャンクションとしては機能していない。 |
16.徳島r40空港西口交差点 | 17.沿線の建物が少なくなる | 18.左端車線が徳島r12への側道となる |
徳島r40空港西口交差点を通過するが、交差点の名称が示す通り、徳島阿波おどり空港の西口に当たる。西に向かうとE11徳島道の松茂SICが、交差点の南東には高速バスのターミナルがあり、交通の要衝と言える場所である。 その後も交通量の多い片側3車線道路を北上していると大谷川橋を渡って鳴門市に入る。緩やかな上り勾配の先で左端車線が徳島r12交差点への側道となり、以降は片側2車線道路になる。 |
19.鳴門高架橋 | 20.E28神戸淡路鳴門道・鳴門IC | 21.R377鳴門IC入口交差点 |
徳島r12交差点の上を通る鳴門高架橋はJR鳴門線の線路も越えている。r12交差点から合流する側道はそのままE28神戸淡路鳴門道の鳴門ICへの流入車線になる。鳴門ICは徳島市方面とはランプ橋が架けられており交差点を改せずに往来する事が可能である。高松方面とは信号機付きの鳴門IC入口交差点を通らなければならないが、この交差点はR377の起点である。もっともR11に重複しているため案内標識は設置されておらず、R377が重複している事を示す物は存在しない。 |
22.E28木津高架橋 | 23.アップダウンあり | 24.徳島r11交差点 |
鳴門IC入口交差点からは中山谷川の谷筋を通っており沿線の建物がほとんどなくなってしまうが、道路状況は片側2車線のままである。長い勾配を上っていると徳島r11交差点を通過する。右折車線は手前から分岐してゼブラゾーンの右側に設けられている。r11が片側2車線である事からかつては右折車線が2本あったのかもしれない。 |
25.「4.8% 長い下り坂 速度注意」 | 26.右側車線が減少 | 27.徳島r42交差点 |
徳島r11交差点を過ぎると下り勾配となり、右側車線が減少した後に徳島r42交差点を通過する。このr42はR28の撫養港側端点に接続している県道であり、道なりに走っていれば端点に行く事ができる。 |
28.徳島r228櫛木交差点 | 29.徳島r183交差点 | 30.瀬戸内海沿いを走る |
対面2車線道路を走っていると徳島r228櫛木交差点付近から前方に瀬戸内海が見えてくる。徳島r183交差点を過ぎて左カーブを曲がると海岸線沿いを走るようになるが、低いとは言え防波堤があるため海面はあまり見えない。 |
31.「高松54km 東かがわ市引田14km」 | 32.牛ノ鼻 | 33.砕石搬出用のコンベアと思われる |
粟田集落では少し内陸を走っているため、海のある右側にも家屋が建ち並んでいる。集落を通り過ぎれば再び海岸線沿いを走るが、波がかぶらない程度の標高を走っているので防波堤がないため海が見えやすい。牛ノ鼻を過ぎると砕石の搬出用と思われるベルトコンベアの下を通る。 |
34.きたなだ海の駅 | 35.鳥ヶ丸集落 | 36.折野橋 |
大浦集落にきたなだ海の駅という道の駅のような施設がある。名称が示す通り海産物を中心とした物産店であり、規模としては大きくない。折野集落を走っていると折野橋を渡る。 |
37.折野集落 | 38.グランドエクシブ鳴門の出入口 | 39.三津トンネル |
折野集落は比較的大きな集落で道路の両側に家屋が建っている。集落内で徳島r41交差点を通過し、沿線の家屋が少なくなった所でグランドエクシブ鳴門の出入口を通過する。その後、三津集落を通り抜けて三津トンネルをくぐる。海に沿っている旧道は通行する事が可能だが、彫刻公園と称した公園化(?)されており、道路のど真ん中にオブジェやらが置かれている。現役時はセンターライン付きの2車線だったが、オブジェのため当時の機能は失われている。 |
40.交通量は少なくないが流れは良好 | 41.県境の手前の急カーブあり | 42.香川県東かがわ市に入る |
三津トンネルを出てからも海沿いの集落を繋ぎながら西進を続ける。前方に陸地が見えるがおそらくは引田港と思われる。長浜集落の西端で上り勾配になってすぐに左にカーブして県境を越えて香川県東かがわ市に入る。 |
46.大川橋 | 47.左にはJR高徳線 | 48.香川r122交差点 |
大川橋を渡った直後に香川r34との大川橋西詰交差点を通過し、以降は少し内陸部を走るため海岸線から離れる。JR高徳線と近接した状態を走っていると東かがわ市役所の引田庁舎(旧引田町役場)を通過し、引田駅前を通ってすぐに香川r122交差点を通過する。平成の大合併以前は引田町の中心部だった場所である。 |
49.香川r40の塩屋跨線橋をくぐる | 50.香川r40引田IC北交差点 | 51.JR高徳線をオーバーパス |
旧引田町の中心部を離れると香川r40の塩屋跨線橋の下を通過し、緩やかな右カーブの先でr40引田IC北交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、r40が高松道の引田ICに接続しており、交差点からの距離は約600mと非常に近い。引田IC北交差点からも引き続きJR高徳線に沿った2車線道路を走る。JR高徳線を跨線橋でオーバーパスして南北が入れ替わるが、道路状況には特に変化はない。 |
52.香川r125前場交差点 | 53.東かがわ市役所前交差点 | 54.R318・R377田高田交差点 |
讃岐白鳥駅付近からは沿線の建物が増えてくる。東かがわ市役所の真ん前を通過してすぐにR318・R377田高田交差点を通過する。案内標識にR377のおにぎりが表記されていないが、R318との重複区間を吉野川市方面に進む。鳴門IC入口交差点からの距離は約27.7kmである。R11重複区間の存在意義を問いたくなるが、おそらくR377制定時(1993年)にはこの場所は白鳥“町”であり、「国道は重要都市を結ぶもの」という原則のため鳴門“市”までを指定したのだと思われる。 |
国道11号 part2 |