国道10号
part1

R3照国神社前交差点〜R504国分敷根交差点
鹿児島市→姶良市→霧島市

1.R3・R225・R226照国神社前交差点 2.「宮崎127km 霧島36km 姶良20km」 3.R58・R224西郷隆盛像前交差点
 鹿児島駅と鹿児島中央駅の間、鹿児島県鹿児島市の中心部に位置しているR3・R225R226照国神社前交差点がR10の終点である。R10の他に交差しているR3、R225、R226の全てがこの交差点を終点としている。交差点の名称が示すように照国神社の前であり、北西に接続している市道を跨ぐように鳥居が設置されている。
 照国神社前交差点から走り始めると広めの車線幅の対面2車線道路を走る。200m弱でR58R224西郷隆盛像前交差点を通過する。この交差点はR58、R224の起点である。以前は中央公民館前交差点という名称だったが、おそらく観光客に分かりやすいようにという理由で変更されている(中央公民館は閉鎖されたり移転されたりした訳ではなく現存している)。

4.2車線のようで4車線 5.城山入口交差点 6.長田跨線橋
 西郷隆盛像前交差点からは車線幅がさらに広くなる。路面標示は2車線分あるが、走行車線と追越車線の間のラインは引かれていない。城山入口交差点の手前で正式な(?)4車線道路になる。長田中前交差点を過ぎると緩やかな勾配を上り、JR日豊本線の上の長田跨線橋を右にカーブしながら通過する。

7.鹿児島r25上本町交差点 8.鹿児島市春日町 9.鹿児島r16とのランプは右側車線を走る
 長田跨線橋の勾配を下り切った所で鹿児島r25上本町交差点を通過する。鹿児島駅の北側を通過するが、駅前ロータリーは南側にしかなく比較的最近完成したと思われる自由通路で駅の向こう側に行く必要がある。日豊本線の向こう側にR10の鹿児島北バイパスが部分開通しているが、両端とも現道に接続していない(計画では南端は全線供用後も接続しない)。
 緩やかな左カーブを曲がってJR日豊本線に沿って北上すると鹿児島r16とのランプを通過する。ここで左側車線がr16になるため、R10をトレースできるのは右側車線のみである。

10.鳥越隧道 11.錦江湾を望む 12.仙厳園の前を通る
 鹿児島r16の鳥越陸橋一号橋と鳥越陸橋二号橋に挟まれた2車線道路を走っていると鳥越隧道に入る。r16は上下線が合流して片側2車線道路になり、高低差解消のループを描いているため鳥越隧道の上を2回通る。
 鳥越隧道を出ると錦江湾が見えるようになる。緩やかな勾配を下っていると集成館の前を通る。これは世界遺産、明治日本の産業革命遺産のひとつである。下り勾配が終わる辺りで仙厳園という1658年頃に造られた庭園の前を通る。錦江湾寄りの右側にはJR日豊本線が並走している。

13.花倉集落 14.JR日豊本線と錦江湾の間を走る 15.上下線が分離
 花倉集落でS字状にカーブして花倉跨線橋を渡るとJR日豊本線よりも海側を走るようになる。上下線が分離した直後に車線が増えて片側2車線道路になる。分離した南向き車線との間に高低差があり、分離直後には三船神社が建っている。

16.片側2車線 17.南向き車線との間に高低差のある場所が多い 18.「宮崎119km 霧島28km 姶良11km」
 南向き車線との間の高低差がない箇所もあり、そこは普通の片側2車線道路である。海岸線沿いの狭い場所を通っているため沿線の集落は少なくあっても規模も小さいが、竜ヶ水集落には竜ヶ水駅が置かれている。

19.大鼻崎の手前は東方向を向く 20.南向き車線は低い位置にある 21.姶良市に入る
 大鼻崎の手前では右カーブの後に東の方角を向くため桜島が正面右寄りに目視できる。左カーブを曲がって大鼻崎を過ぎると桜島は後方になるため進行方向を向いての目視は不可能になる。平松集落を通り抜けた後に姶良市に入る。市境の前後で右側車線が減少する。

22.白浜集落 23.上下線が分離する 24.市道(旧道?)が分岐
 対面2車線道路になってもJR日豊本線と並走しながら錦江湾沿いを走るという状況に変化はない。開けた場所に出ると同時に中央分離帯が現れて片側1車線道路になる。姶良市街方面の市道が分岐するが、そのルートからしておそらくはR10の旧道と思われる。

25.脇元高架橋 26.鹿児島r57重富郵便局前交差点 27.中央分離帯に両面おにぎり
 市道が分岐した後に対面2車線道路に戻って脇元高架橋でJR日豊本線を越え、跨道橋が終わると片側2車線道路に戻る。脇元跨道橋の南西で工事が行われており、完成すれば鹿児島市の片側2車線区間と繋がる。緩やかな右カーブの途中で鹿児島r57重富郵便局前交差点を通過する。ほぼ平坦で直線的な片側2車線道路が続いており走りやすい。

28.白銀橋 29.沿線には商業施設が多い 30.鹿児島r391森南交差点
 姶良駅の近くで思川に架かる白銀橋を渡り、片側2車線道路を淡々と北上する。周辺には商業施設が多く、昼間であれば交通量が多いであろう事は想像に難くない。鹿児島r391森南交差点を通過するが、r391を北に向かうと県道を挟んだイオンタウン姶良がある。

31.東餅田跨道橋 32.鹿児島r42みろく交差点 33.R10加治木バイパスとの加治木団地前交差点を右折
 右カーブの後に東餅田跨道橋で市道の上を通る。姶良橋で別府川を渡った直後に市道との木田交差点を通過する。少し走ると鹿児島r42みろく交差点を通過し、緩やかな左カーブの先の加治木団地前交差点を右折して都城・霧島方面に進む。直進の湧水方面は加治木バイパスだが、R10/E78東九州道の加治木IC以東に一般道路部分がなく国道トレースには利用できない。

34.加治木高架橋 35.市道(旧道?)との東岩原交差点を左折 36.姶良市加治木町木田
 加治木団地前交差点からは右にカーブしながら緩やかな勾配を上って加治木高架橋でJR日豊本線を越え、緩やかな勾配を下った先の東岩原交差点を左折する。右折方向の市道を走れば木田交差点に戻る事から旧道と思われる。東岩原交差点からは平坦な対面2車線道路を走る。

37.鹿児島r467加治木本町交差点 38.周辺の建物が少なくなる 39.日木山橋以降は上り勾配
 網掛橋を渡った後に鹿児島r467加治木本町交差点と鹿児島r55加治木朝日町交差点を相次いで通過する。r55を北上するとR10/E78東九州道の加治木ICがある。徐々に沿線の建物が少なくなり、日木山橋を渡って左にカーブして上り勾配が始まる。

40.霧島市に入る 41.小浜橋 42.鹿児島r471隼人小浜交差点
 瀧口坂を越えて霧島市に入ると下り勾配が始まる。旧隼人町の市街地に至る市道との交差点を通過して右カーブを曲がると小浜橋でJR日豊本線を越え、程なくして下り勾配が終わって平坦になる。R10/E78東九州道の隼人西ICが接続している鹿児島r471隼人小浜交差点を通する。

43.錦江湾の最奥部を走る 44.R10/E78東九州道の清水川橋 45.改良済みの2車線道路
 隼人小浜交差点から程なくして錦江湾沿いを走る。この辺りが錦江湾の最奥部である。R10/E78東九州道の清水川橋をくぐると海岸線から離れ、野久美田橋を渡って右カーブを曲がる。以前は狭い歩道が片側にしかない2車線道路だったが、拡幅されて走りやすくなっていた。

46.隼人本町交差点以東は改良工事中 47.鹿児島r473隼人港入口交差点 48.R223・R504・鹿児島r58国道223入口交差点
 隼人本町交差点を過ぎると改良済み区間が終わってやや狭苦しい道路状況になるが、拡幅工事が行われており遠からず改善されるものと思われる。鹿児島r473隼人港入口交差点を通過してすぐにR223R504・鹿児島r58国道223入口交差点を通過する。交差点の名称だけ見るとr473が港県道に思えるが、r473は港とは反対の北に延びている。r58が隼人港線という港県道であり、R10/E78東九州道の隼人東ICのアクセス道路でもある。国道223入口交差点から東はR504が重複しているが、R223はこの交差点が終点のため重複はしない。

49.新川橋 50.沿線には商業施設が多い 51.鹿児島r60広瀬西交差点
 国道223入口交差点からも対面2車線道路が続いており、歩道は片側だけであり交通量を考えると走りやすいとは言い難い。新川橋からは両側に歩道が設置されているため走りやすくなるが、沿線に商業施設が多いため昼間は流れが悪くなりやすそうである。鹿児島r60広瀬西交差点までその状況が続く。

52.鹿児島r491交差点 53.7〜22時のみ駐車禁止 54.R10・R504重複区間
 広瀬西交差点を過ぎると歩道が設置されていない区間もあり、沿線に家屋が密集しているため走りにくく感じる。鹿児島r491交差点を過ぎて水戸橋を渡ると沿線の建物が少なくなると同時に道路状況が少し改善する。

55.霧島市国分下井 56.E78東九州道・鹿児島r472国分IC 57.R220・R504国分敷根交差点を道なりに左へ進む
 歩道のない2車線道路を走っていると両側に歩道が現れ、E78東九州道と鹿児島r472との国分ICを通過する。加治木JCT〜隼人東IC間は隼人道路というR10のバイパスでもあったが、隼人東IC以東はR10のバイパスではない。左折の霧島市役所方面は案内標識にr472のヘキサが表記されているが、ウォっちずでは県道と表記していない。
 検校橋を渡った直後にR220・R504国分敷根交差点を道なりに左へカーブするようにして通過する。この交差点がR220の終点のため引き続き重複するのはR504のみである。検校橋の西詰に雨量通行規制区間を示す案内が設置されているが、垂水方面、つまりR220の規制を示している。

国道10号 part2