国道493号
part2

R55芸西西IC〜R55交差点
芸西村→安芸市→安田町→田野町→奈半利町

47.「ここから 津波浸水想定区間」 48.津波浸水想定区間内にもアップダウンあり 49.高知r216交差点
 芸西西ICからも引き続きR55との重複区間を東に向かって走る。程なくして津波浸水想定区間に入るが、起点の前後で特に標高が下がっているという事もない。また、想定区間内においても緩やかなアップダウンがある。高知r216との交差点を通過するが、r216を北上すると芸西村の役場に行く事ができる。

50.海側に延びている道を通れば高知r501に行ける 51.安芸市に入る 52.赤野橋
 高知r216交差点からも土佐くろしお鉄道と高知r501の北を走っており、集落内を走っていると安芸市に入る。安芸市に入ってからも2車線の快走路が続いている。旧道らしき道路が交差している右カーブを曲がった先で赤野橋を渡る。下流側の少し高い位置にある橋は高知r501(高知安芸自転車道線)であり、土佐電気鉄道の橋梁が転用されている。

53.赤野休憩所 54.相変わらずおにぎりはR55のみ 55.太平洋を望む
 赤野橋を渡り終えると右カーブを曲がり緩やかな勾配を上って土佐くろしお鉄道の赤野トンネルの上を通過する。トンネルの上を通ってすぐに赤野休憩所を通過する。高知r501の休憩所も兼ねているが、r501は休憩所の下を通っており直接出入りできないので連絡路を通らなければならない。赤野休憩所からは海岸線に近く少し高い位置を走っており太平洋を望める場所もある。左にカーブしながら土佐くろしお鉄道の赤野トンネルの東側坑口付近の上を通過する。

56.土佐くろしお鉄道 58.海沿いの高台を走る 59.津波浸水想定区間を走る
 ごく緩やかなアップダウンのある2車線道路を走っていると穴内橋を渡って右にカーブした先で土佐くろしお鉄道の跨道橋の下を通過する。穴内川の前後は高知r501も土佐くろしお鉄道の下を2回くぐっている。穴内駅の南を通過して少し走ると緩やかな勾配を上り、再び少し高い位置の海沿いを走る。右側に異常気象時通行規制区間を示す標識が立てられているが、これはR493(実質R55)ではなく、高知r501の規制である。

60.安芸市の市街地に差し掛かる 61.左側には土佐くろしお鉄道が隣接 62.安芸市の市街地を走る
 土佐くろしお鉄道と高知r501との間を走っていると安芸漁港を通過する。土佐電気鉄道の安芸駅があったのは漁港の東であり、それを転用した高知r501も駅跡付近までとなっている。土佐くろしお鉄道に沿って走っていると安芸市の市街地に差し掛かるため沿線の建物が多くなる。高知r29の現道との交差点付近で土佐くろしお鉄道から距離が少し離れ、沿線には商業施設が目立つようになる。

63.高知r211交差点 64.高知r29交差点 65.安芸川橋
 土佐くろしお鉄道の安芸駅に至る市道との交差点を通過すると安芸市役所の南を通る。その後高知r211交差点を通過し、右カーブを曲がって安芸川橋の西詰で高知r29のバイパス交差点を通過する。安芸川橋を渡った先の東詰では高知r212川北交差点を通過し、少し走ると高知r208の現道との交差点を通過する。

66.土佐くろしお鉄道と高知r208バイパスとの交差点 67.伊尾木川橋 68.右前方に見えるのは津浪避難タワー
 土佐くろしお鉄道の跨道橋をくぐった直後に高知r208バイパスとの交差点を通過して伊尾木川橋を渡る。土佐くろしお鉄道の北側を並走していると伊尾木駅の北西で高知r207交差点を通過する。安芸市の中心部付近では複数の県道との交差点を通過しているが、どれも県道だけでは隣の自治体に行く事はできない。

69.「室戸36km 奈半利12km」 70.「!(注意 上下線分離)」 71.分離帯には椰の木がある
 カーブの少ない2車線道路を走っているとその他の注意を表す「!」標識が確認できる。ここでのその他の危険とは上下線が分離する事である。分離帯(?)には椰の木があり、神木的な扱いのため地元の反対があり、国道の拡幅の際に切り倒されずに残ったらしい。上下線が分離している距離は非常に短く、以降は2車線道路を走る。

72.旧道との交差点を通過 73.大山トンネル 74.旧道が合流
 旧道との交差点を通過して旧道の上を通った直後に大山トンネルに入る。トンネルを出てすぐに旧道と合流する。旧道も通行する事は可能で、道の駅「大山」がある。なお、この大山道路は阿南安芸自動車道の一部として整備されたものである。

75.土佐くろしお鉄道 76.高知駅行の普通列車とすれ違う 77.安田町に入る
 下山駅の西を通り過ぎた後に土佐くろしお鉄道の跨道橋をくぐる。以降は土佐くろしお鉄道と隣接した状態での並走が続く。谷口川という非常に小さな川に架かる谷口川橋を渡ると安田町に入る。

78.土佐くろしお鉄道 79.唐浜には防砂林あり 80.海岸線沿いを走る
 安田町に入ってすぐに緩やかな右カーブを曲がって土佐くろしお鉄道の跨道橋をくぐる。緩やかな勾配を下った後に唐浜を通るが、海側には防砂林と思われる松の木が植えられている。安田町の中心部に近付くと海岸線沿いを走るようになる。

81.高知r12交差点 82.安田川大橋 83.シーサイドルートを快走
 海に沿って走っていると高知r12との交差点を通過して右にカーブしている安田川大橋を渡って町の中心部から離れて行く。r12は路線名を安田東洋線と言い、この先でも交差箇所と重複区間が存在している。

84.田野町に入る 85.道の駅「田野駅屋」 86.土佐くろしお鉄道との最後の交差
 山裾を走っていると町境を通過して田野町に入る。沿線の家屋が増えてきた所で大きく左にカーブし、その後右カーブを曲がってから道の駅「田野駅屋」の前を通る。名称が示す通り、土佐くろしお鉄道の田野駅に隣接している。田野町の中心部の北部を走っていると土佐くろしお鉄道の跨道橋をくぐるが、この跨道橋が土佐くろしお鉄道との最後の交差箇所である。

87.奈半利町に入る 88.高知r205交差点 89.R55交差点を左折
 奈半利川橋を渡って奈半利町に入る。高知r205交差点を過ぎるとやや急な左カーブを曲がり、その先でR55との交差点を左折して二又方面に進む。地図をぱっと見ると海岸線沿いのR55よりもR493の方が徳島方面に行くのに便利そうだが、案内されているのは北川村の二又という集落である。この事からR493が酷道である事が分かる。なお、起点の県庁前交差点からの距離は50kmを超えており、R493の総延長の半分を上回っている。

国道493号 part3