国道491号
part2

R435久保田交差点〜R191新大坊交差点
下関市→長門市

51.R435重複区間 52.おにぎりはR435のみ 53.R435荒木交差点を右折
 久保田交差点からはR435との重複区間となって2車線快走路を走る。山口県内の他の重複区間と同様におにぎりはR435のものしか設置されていない。荒木交差点を右折すると約2.5kmと短い重複区間が終わる。案内標識に表記されている油谷は市境を通過した先の長門市油谷を指している。

54.道路情報板は白地 55.上り勾配の快走路 56.災害復旧工事ではなく拡幅工事
 単独区間になっても2車線道路が続いているが、道路情報板が立てられている事からもこのまま2車線快走路が続かないであろう事は想像がつく。それでもしばらくは緩やかな勾配の2車線道路が続いている。一の俣温泉の手前で片側交互通行規制が敷かれた工事現場を通過するが、これは災害復旧工事ではなく道路拡幅工事であった。

57.一の俣温泉 58.2車線と1.8車線が混在 59.「3km先幅員減少 通行注意」
 工事現場からはセンターラインのない2.0車線幅とやや狭いが乗用車であれば通行に支障があるレベルではない。温泉から離れるとセンターラインが復活して2車線道路になるが、改良されてない箇所も残っており広狭が混在している。ただ、狭い部分でも2.0車線はあるうえに距離が短く、2車線の割合が高いため全体的には走りやすい道路状況と言える。

60.勾配がきつくなる 61.センターラインは消えかけているだけで存在はしている 62.2車線から1.0車線へ
 集落が途切れる辺りからはセンターラインがなくなったように見えるが、消えかけているだけで2車線確保されている。勾配がきつくなるが一応は2車線道路なので特に走りにくいという事もない。ダム(堰?)湖の北端を通過するとそれまでの消えかけてセンターラインの2車線道路から一気に絞り込まれて1.0車線幅になってしまう。貴飯峠と同じ2.5mの制限幅だが、こちらは大型車の通行は困難となっているが、通行不能でも禁止でもないようだ。

63.両側にガードレールがあるせいで離合できない 64.ガードレールがなくても離合できない 65.文字が色褪せていて解読困難
 道幅は1.0車線と狭いうえに両側にガードレールがあるため乗用車同士の離合もできない。ガードレールがない区間であれば場所を選べば乗用車同士なら離合できなくもないが、退避所が設けられている訳ではないのでその場所を見つけるのは難しい。そんな狭路酷道だが比較的空が開けている事が多く雰囲気は明るい。

66.おにぎりも色あせている 67.東山林道が接続している 68.法面の補修痕が新しい
 1.0車線幅基調の狭路を走っていると東山林道との交差点を通過する。交差点付近は1.8車線位の道幅は確保されている。その後は1.0〜1.5車線幅の狭路が続いている。勾配は緩やかだが見通しの悪いカーブが多く、交通量が少ない事は分かっていても速度はあまり出せない。

69.長門市に入る 70.下関市側よりも景色が開けている 71.ヘアピンカーブもある
 道幅が狭くなってから約2.3km走ると市境を越えて長門市に入る。大型車通行困難な酷道峠だが、特に名称は付けられていないようだ。さらに付け加えると上りから下りに転ずるのは長門市に入ってしばらく走った後である。小刻みなカーブが続く狭路という点において変化はないが、道幅は幾分か広く1.5〜1.8車線幅となっている。左ヘアピンカーブを通過すると急カーブは少なくなる。

72.右側に拡幅工事現場が見える 73.ガードレールの新しい使用方法 74.通行規制区間が終わる
 右側が谷筋になると道幅は1.0車線が基本となってしまう。急カーブは少ないが見通しはあまり良くない。谷の反対側に道路工事をしているのが見えるが、これはR491のバイパスではなくおそらく山口r38を改良しているものと思われる。市境から約3.8kmで通行規制区間が終わり、鎖を張るだけの簡易ゲートを通過して、右カーブを曲がる。

75.改良工事が行われているのは山口r38か? 76.山口r38との交差点を左折 77.r38交差点からは2車線
 ゲート奥の右カーブを曲がった先で大坊川を渡り、その直後のr38の手前を左に直角にカーブする。センターラインの消えかけた2車線道路を上り、右にカーブすると工事中のr38と交差する。工事中だからなのか案内標識のないr38交差点を左折すると、走りやすい2車線道路に変貌する。r38が改良中である事を考えるとどう見てもR491<r38という扱いに思える。

78.2車線道路になってすぐに右直角カーブ 79.大坊ダム湖を渡る 80.大坊ダムの脇を通過
 r38交差点からの2車線道路を走っていると右直角カーブを曲がる。その後は急なカーブもなく走りやすい2車線道路を緩やかに下る。橋を渡ると大坊川の右岸を走っていた旧道と交差し、大坊ダム湖畔を走る。

81.規制区間が再び終わる 82.大坊川左岸を走る 83.広域農道(みのりロード)との交差点までが下り勾配
 大坊ダム脇を通過してからも下り勾配の2車線快走路が続いている。大雨時の通行規制区間の終わりを告げる標識が立てられているが、r38交差点直前にも同じ内容の標識がった事を考えるともしかしたらr38から続く規制区間の終わりを意味するのかもしれない。みのりロードと呼ばれる広域農道との交差点まで下り勾配が続いている。

84.広域農道交差点以降は平坦かつ直転的 85.R191新大坊交差点
 みのりロードとの交差点からは大坊川左岸を走っているという点においてそれまでと変わらないが、勾配がなくなり平坦な状態を走る。JR山陰本線の人丸駅の南西でR191との新大坊交差点に至る。総延長は50km強と短く単独区間の割合が多い国道ではあるが、酷道の要素が詰まった国道である。