国道486号
part1

R2溝迫交差点〜R432和木交差点
東広島市→三原市

1.R2溝迫交差点 2.JR山陽本線と並走 3.広島r67八本松駅前交差点からは上り勾配
 広島県東広島市の西部に位置するR2溝迫交差点がR486の終点であり、ここから県境を越えた岡山県総社市の終点に向かって走る。400番代後半の国道にも関わらず終点から単独区間で始まっている。R2西条バイパスが不自然に屈曲した交差点である事から現在のR486はR2の旧道である事は想像に難くない。旧二桁国道だがごく普通の対面2車線の道路であり、早朝とあって交通量は多くない。JR山陽本線の八本松駅の目の前の広島r67八本松駅前交差点を通過すると、大きく左にカーブしながら緩やかな勾配を上る。右カーブの先で平坦になり、山陽本線の南側の直線道路を走る。

4.広島r80磯松交差点 5.東広島市の市街地南部を東進 6.御条交差点はR375旧道との交差点
 広島r80磯松交差点を過ぎる右にカーブして緩やかに下る。沿線には商業施設が点在しており、高層マンションも建っている。東広島市の中心部の南を通っており、市役所や駅に近い位置を走っている。役所や駅に通じる広島r195東広島警察署前交差点を通過した先にある御条交差点で交差している市道はR375の旧道である。

7.R375円城寺入口交差点を左折 8.R375重複区間は多車線化工事が進行中 9.一部は先行で片側2車線になっている
 御条交差点から約500m南東に進むとR375との円城寺入口交差点に至る。案内標識にR486が表記されていないが、三次・福富・山陽道方面に左折してR375との重複区間に入る。直進の市道がR2の旧道で約2.1km先で現在のR2と西条バイパスで合流している。
 円城寺入口交差点からは上り勾配となるが、跨道橋の下を通過すると下り勾配になる。土与丸橋南詰交差点を通過すると車線が増えて片側2車線になるが、南の区間も車線増設工事が行われており近いうちに多車線区間が延伸されるだろう。

10.R375旧道との藤田沖交差点 11.山陽本線をオーバーパス 12.山陽道西条IC・広島r59西条インター入口交差点
 片側2車線になって程なくして藤田沖交差点を通過するが、交差する市道はR375の旧道である。藤田沖交差点からは右にカーブしている跨線橋でJR山陽本線をオーバーパスする。跨線橋を下った所で広島r329中川交差点を通過し、その先で山陽道の西条ICと広島r59西条インター入口交差点を通過する。

13.西条ICの先で右側車線が減少 14.2車線になっても快走路 15.広島r194杵原交差点
 西条インター入口交差点を通過すると消えかけた白線の片側2車線道路となるが、すぐに右側車線が合流してきて以降は対面2車線になる。市街地からインターまでの間だけ多車線というパターンはよくあり、この程度では酷道とは言えない。車線が減少してからも緩やかなアップダウンとカーブの状態が続いており走りやすい。

16.杵原バイパスには登坂車線あり 17.右にカーブして福富バイパスに進む 18.広島r350造賀バイパス北交差点
 広島r194杵原交差点を過ぎると杵原バイパスとなるが緩やかな勾配ながら距離が長いせいか登坂車線が設けられている。登坂車線が終わって峠部分を越えると緩やかに下り、右カーブを通過して造賀バイパスに進む。集落の東側に造られた造賀バイパスを走っていると広島r350造賀バイパス北交差点を通過してバイパス区間が終わる。

19.広島r351は大型車通行困難 20.旧福富町に入る 21.広島r33と少しだけ重複
 造賀バイパス北交差点からはバイパスではなくなるものの走りやすい2車線道路は続いている。大型車の通行が困難な広島r351との交差点を通過してから程なくして旧福富町に入り、勾配を下ると同時に山間部の谷筋を走る。集落が途切れる距離は短く、旧町境を示す標識がなければ町境であった事に気付かない可能性が高い。広島r33との交差点を2ヶ所通過した先で沼田川を渡りそのまま川沿いを走る。

22.おにぎりはR375のみ 23.広島r60・r340久芳交差点 24.久芳交差点以北はやや狭苦しい
 やや急な勾配を上っていると福富ダムの東側を通過する。ダム湖を過ぎてからの方が建物の数が多いのだが、この辺りは旧福富町の中心部である。道の駅「湖畔の里福富」を案内する標識が立っているが、現道の沿線ではなくr33以北の部分開通している福富バイパスの沿線にある。よって南側から来た場合は広島r60・r340久芳交差点を左折してr340を少し走って福富バイパスとの交差点を左折というルートを通らなければならない。久芳交差点からは家屋が密集している中を通っているため2車線道路ながらやや狭苦しい場所を走らなければならない。r340を経由して福富バイパスを走ればこの区間を回避できる。

25.R375福富バイパスとの交差点 26.旧豊栄町に入る 27.「板鍋山 無線中継所→」
 狭苦しい2車線道路を通り過ぎるとR375福富バイパスとの信号機のない交差点を通過し緩やかな右カーブを通過する。r33以北のみの一部しか開通していないせいか、南進している場合であっても道なりに走っていれば現道に進んでしまう。
 福富バイパスとの交差点からは沿線の家屋は少なくなり見通しが良く走りやすい2車線道路になる。河内方面から交差してくる広島r342は大型車通行困難の表記された案内標識が立てられているが、そのすぐ先の豊栄町別府方面のr342との交差点には案内標識もソトバも設置されていない。r29までの距離は長くないがその大半が完全1.0車線幅とあってわざわざ県道である事を示す必要がないのだろう。
 2ヶ所目のr342交差点の手前で旧豊栄町に入っており、ローカル快走国道を淡々と走る。東広島市豊栄町乃美では「板鍋山 無線中継所→」という標識が立てられているが、山はともかく無線中継所まで表記している例は少ない。

28.広島r29乃美交差点を右折 29.乃美交差点からは狭苦しい2車線道路 30.R375清武交差点を右折
 旧豊栄町の中心部の西部で広島r29乃美交差点を右折する。案内標識ではT字路に突き当たるような表記だが、交差点の奥に市道が接続している。乃美交差点からも2車線道路が続いているが、両側に家屋が密集しているためやや狭苦しく感じられる。東広島市役所の豊栄支所の西側の出入口に当たる市道との交差点付近で左に大きくカーブして進行方角を北東に転じる。
 小学校や中学校のある豊栄町の中心部だったと思われる場所を走っているとR375清武交差点に至る。R486は交差点を右折して大和方面に進む。円城寺入口交差点からの重複距離は約21.7kmである。

31.2車線快走路を東進 32.「ゆっくり走ろう賀茂台地」 33.右側の工事は歩道設置工事だろうか
 清武交差点を右折した直後こそ沿線の家屋は多いが、小さな八木川を渡ると家屋は疎らになる。椋梨川の流域の平地を走っており、カーブは多いものの緩やかなものがほとんどで勾配はほとんどなく走りやすい2車線道路が続いている。

34.三原市に入る 35.山間部のローカル快走国道を走る 36.椋梨川沿いを走る
 集落が途切れて椋梨川の谷筋を走っていると市境を越えて三原市に入る。市境付近こそ集落のない谷筋を走っているが、すぐに最初の集落が現れる。平坦ながらカーブの多い2車線道路を走っていると広島r60との交差点を左急カーブを曲がりながら通過する。案内標識にはr60の行き先として福富が表記されているが、r60に進めば道の駅「湖畔の里福富」の近くの久芳交差点に戻ってしまう。r60交差点からは椋梨川の右岸を東の方角に走る。

37.広島r161交差点 38.徳良川を渡ると家屋密集地を走る 39.R432和木交差点
 2車線快走路を淡々と走っていると広島r161交差点を通過する。その後も2車線快走路が続いているが、椋梨川の支流である徳良川を渡ってからは沿線に家屋が密集した中を通り抜けているためやや狭苦しく感じられる。家屋密集地を左にカーブした先でR432和木交差点を通過する。

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