国道477号
part2

R9園部河原町交差点〜R162交差点
南丹市→亀岡市→京都市→南丹市→京都市

62.R9重複区間 63.歩道橋にR9とR477のおにぎりがある 64.JR山陰本線を越える
 R9・京都r19園部河原町交差点からはR9との重複区間となる。園部川に架かる園部大橋を渡ると南丹市の市街地の北部を走る。市道とJR山陰本線を同時にオーバーパスしてからは園部川に沿って走り、京都r442園部駅前交差点を通過する。さらに少し進むと小山東町交差点を通過するが、右折して市道を走れば南丹市の市街地に行く事ができる。

65.南丹市園部町小山東町 66.園部川の右岸を走る 67.JR山陰本線と並走
 園部川の右岸の平坦な2車線道路を走る。沿線にあった家屋も進むにつれて少なくなっていく。吉富駅の北で京都r408・r454吉富交差点を通過するが、左折してr408を200m程進むとR478京都縦貫道の八木西ICが接続している。なお、八木西ICは京都方面としか接続していない。京都縦貫道とJR山陰本線に挟まれた間を走っていると山陰本線に沿って左にカーブする。

68.R478京都縦貫道の八木中IC 69.R478京都縦貫道とJR山陰本線に挟まれている 70.R9・R477バイパス八木東IC交差点
 左カーブの先でR478京都縦貫道の八木中ICを通過するが、このインターチェンジは八木西ICとは逆に京丹波方面としか接続していない。八木中ICを過ぎると右にカーブし、ごく緩やかな勾配の2車線快走路を走る。京都r451大藪交差点を通過した直後にR9・R477バイパスとの八木東IC交差点を通過する。交差点の上の跨道橋は京都縦貫道ではなく京都r455であり、八木東ICに行くにはr455を通る必要があり、八木東ICへは一旦逆方向に左折した後にR477バイパスにあるロータリーで方向転換して西に向かうという手順になる。なお、八木東ICは京都方面としか接続していない。

71.南丹病院の連絡通路が国道とJRを跨いでいる 72.R9・京都r441八木交差点を左折
 JR山陰本線に沿って2車線道路を走っていると屋根付きの歩道橋の下をくぐる。これは南丹病院の病棟間を繋ぐ専用の連絡通路であり、国道だけでなく線路も越えているためかなりの長さである。病院を過ぎると沿線の建物が多くなるが、これは旧八木町の中心部に差し掛かるためである。八木駅と南丹市役所八木支所の間でR9・京都r441八木交差点に至り、左折して京北方面に進んでR9から分岐する。

73.八木交差点からは商店街を通行 74.市道との交差点を左、右へと進む 75.大堰橋
 八木交差点からは単独区間となるが、両側に店舗兼住宅が密集した商店街を通っている。車道部分は横断歩道4本分の幅しかなく、幹線国道の2車線からの落差に驚かされる。八木交差点に一方通行の出口である事を示す標識が立てられているが、規制の対象は大型車両なので乗用車や軽自動車、二輪車等は進入する事ができる。右にカーブした先で突き当たりにぶつかるが、まず左折した後に直後を右折する。実際に交差点を通行すると左斜め前方の道路に進む感じである。シケイン(?)を過ぎると緩やかな勾配を上ってから大堰橋で桂川を渡る。約700m上流にはバイパスの夢かなえ橋が架けられている。

76.京都r25西田交差点は左斜め前方へ進む 77.西田交差点以降は2車線 78.亀岡市に入る
 大堰橋の東詰で京都r25西田交差点を通過するが、R477は左斜め前方の道路である。左折はr25園部方面、右折は市道、右斜め前方はr25亀岡方面である。西田交差点からは平坦な2車線道路が続いており、沿線の家屋は多いが交通量は少ない。少しだけ三俣川沿いを走るが、前述のバイパスはその辺りに交差する計画である。残る未開通区間の距離は300m程度だが、架橋工事を含むためか工事をしている様子は感じられなかった。三俣川から離れて2車線道路を走っていると緩やかな右カーブで市境を越えて亀岡市に入る。

79.京都r405旭交差点 80.京都r408三俣交差点 81.異常気象時通行規制区間の起点を通過
 亀岡市に入ってからも2車線道路が続いているが、両側に歩道が設置されており沿線の家屋も少なく走りやすくなる。大きく左にカーブした先で京都r405旭交差点を通過するが、交差点から西に延びている道路が旧道と思われる。2車線道路を北上していると上り勾配となり右にカーブしながら京都r408三俣交差点を通過する。その直後に異常気象時通行規制区間の起点を通過する。規制区間は京都市右京区嵯峨越畑までの4kmで、連続雨量120mmを超えると規制が掛かる。

82.異常気象時通行規制区間に入った直後は狭い 83.改良された箇所もある 84.長い狭路区間が始まる
 雨量通行規制区間に入ると同時に道幅が狭くなる。1.0〜1.5車線幅の狭路が約400mに渡って続くが、走行日時点で拡幅工事が行われていた。拡幅工事現場を過ぎるとセンターライン付きの2車線道路になるが、500m程先で再び狭くなる。以降は1.0〜1.5車線の狭路区間が続く。

85.カーブも落石も多い 86.離合できない狭路区間が多い 87.意外に荒々しい谷筋
 三俣川の谷筋の狭路を走る。勾配はほとんどないもののブラインドカーブが多く見通しが非常に悪い場所が多い。乗用車同士でも離合できない箇所もいくつかあり、見通しの悪さも相まって非常に走りにくい。交通量は少ないが峠を挟んだ県境とは異なり奥にも集落があるため、対向車が全くいないという訳ではない。

88.京都市右京区に入る 89.ガードレール3段重ねで落石を防止 90.市道(林道?)との交差点
 三俣交差点から約3.4kmで越畑橋を渡って京都市右京区に入るが、境標識は設置されていない。京都市に入ったからと言って道路状況は周辺の様子に変化がある訳でもなく、三俣川の谷筋の狭路が続いている。三俣川の右岸を走っており時折その流れを見る事ができる。ガードレールで塞がれた上り勾配の道路(旧道?)との交差点を通過して少し進むと市道(林道?)との交差点を通過する。

91.耕作放棄されていない水田の間を通る 92.水田を過ぎてからも狭路が続く 93.異常気象時通行規制区間の終点
 市道(林道?)との交差点を過ぎると直線道路を走るが、道路両側には水田がありしかもまだ現役である。水田が途切れると谷筋を走り、右にカーブした後に左のヘアピンカーブを通過する。上り勾配になった所で異常気象時通行規制区間の終点を通過する。

94.京都r50越畑交差点 95.南丹市に入る 96.廻り田池の湖畔を走る
 異常気象時通行規制区間が終わった直後に京都r50越畑交差点を通過する。旧八木町から来た場合は道なりに進むだけだが、旧京北町から来た場合はY字路をどちらに進むのか判断し難い交差点である。旧京北町から来た場合はちゃんと案内標識が設置されており、右側の下っている道路がR477と案内されている。一方で旧八木町から来た場合の案内標識は設置されていない。
 越畑交差点からも道幅は狭いが、1.5車線と異常気象時通行規制区間内に比べると広い。越畑交差点から僅か100m程で市境を通過した再び南丹市に入り、同時にセンターラインが復活して2車線道路になる。巡り田池の池畔を2車線道路で走るが、勾配はほとんどないものの急なカーブが多い。

97.阿祇園寺集落 98.京都r50神吉下交差点 99.アップダウンのある快走路
 巡り田池を通り過ぎてから集落に差し掛かると急カーブがなくなるため走りやすくなる。緩やかな上り勾配を右にカーブしていると京都r50神吉下交差点を通過する。以降は山裾を走っており、アップダウンしている2車線道路を快走する。

100.再び狭路区間が始まる 101.既に大型車通行"不能"な雰囲気 102.京都r363神吉上交差点は道なりに左へ進む
 神吉下交差点から約1.2km走ると小さい電光掲示板のある市道との交差点を通過する。交差点の奥には「大型バス・トレーラー この先通行困難」と警告された看板が立てられている。看板は置かれているもののあくまで“通行困難”と警告しているだけで、大型車両の通行が禁止されている訳ではない。しかし、狭路区間が始まると1.0車線と非常に狭くなるため大型車両で通行しようとは思わないような道路状況である。
 家屋が途切れると鬱蒼とした杉林に入り、昼間でも薄暗さを感じる。1.5車線狭路を走っていると京都r363神吉上交差点を通過するが、道なりに左方向の道路がR477である。案内標識にr363の行き先が描かれていないが、通行止になっていなければR162に行く事ができる。この神吉上交差点からは異常気象時通行規制区間に入る。

103.南丹市八木町神吉 104.「落石注意」 105.「路肩注意」
 神吉上交差点からも薄暗い杉林の中の1.0〜1.5車線幅狭路を走る。これまでの狭路区間と同様に勾配は非常に緩やかだがカーブが多く見通しは良くない。日が射す区間もあるが、「落石注意」やら「路肩注意」やら酷道的警告に事欠かない。「路肩注意」の警告のすぐ先には小崩落している路肩がある。

106.離合できない場所が多い 107.再び京都市右京区に入る 108.路肩の凹部にはカラーコーンが置かれている
 細野川の左岸を走っているが、高低差があるため水面は見えない。ガードレールが設置されていない区間も多いが、杉の木に引っ掛かって一番下まで落ちる可能性はさほど高くないかもしれない。峠でも川でもない場所で京都市右京区に入るが、こちらには境標識が設置されている。2回目の京都市に入ってからも鬱蒼とした雰囲気の狭路が続いている。

109.道幅が1.8車線程度まで広くなる 110.短い2車線区間 111.川との高低差が小さくなっている
 送電線の下を通過すると道幅が1.8車線程にまで広くなり、センターラインまで現れる。しかし2車線道路はそのまま続かずすぐに狭くなってしまう。車であればほとんど勾配を意識する必要はなかったが、細野川との高低差はかなり小さくなっている。

112.異常気象時通行規制区間が終わる 113.京都r364交差点 114.桂川の右岸を快走
 異常気象時通行規制区間の終点を通過するとセンターライン付きの2車線道路になる。公衆トイレのある中地ロードパークを過ぎた直後に中央部が盛り上がっている日吉橋を渡り、右にカーブした後に京都r364交差点を通過する。以降は桂川の右岸を走っているが、これまでの狭路酷道とは打って変わって2車線の快走路が続いている。

115.京都r362交差点 116.ロックシェッドが2つ連続している 117.京都市右京区京北柏原町
 桂川に沿って2車線快走路を走っていると京都r362交差点を通過する。r362交差点からは集落が途切れてロックシェッドが2つ設置されている場所を通るが、道路状況としては2車線の走りやすい道路である。京北柏原町からは上り勾配となる。

118.カーブしながら勾配を上る 119.急勾配かつ急カーブが連続 120.右ヘアピンカーブの直後に住宅地
 右に左に大きくカーブしながら勾配を上っていく。旧道との交差点を通過して少し進むと峠部分を越えて下りに転ずる。急勾配・急カーブの2車線道路を走り、最後の右ヘアピンカーブの直後に住宅地を通過する。似たような家屋が並んでいる事からほぼ同時期に建てられたものと思われる。

121.住宅地以降も下り勾配が続く 122.市道との交差点を左折 123.R162の旧道区間
 市道が交差している左の急カーブを曲がり、桂川沿いを走っていると右にカーブして市道とのT字路に突き当たる。R477は左折して建物が密集したやや狭い2車線道路を走る。案内標識に消されたおにぎりがある事からも想像できるが、R162の旧道に当たる区間である。

124.市道との交差点を右折 125.弓削川を渡る 126.R162交差点
 約150m進むと市道との交差点を右折してR162旧道区間を脱する。弓削川を渡った先でR162との交差点に至る。案内標識は設置されていないが直進がR477である。また、交差点の南西に道の駅「ウッディー京北」があり、R477からの出入りも可能である。

 R9との八木交差点以東は酷道区間もあったが、R477において最も酷な区間はR162より東の区間である。

国道477号 part3