国道471号 |
part4 |
R472交差点〜R156小牧交差点 |
富山市→南砺市→砺波市 |
146.上り9%勾配 | 147.ヘアピンカーブで標高を上げる | 148.栃折橋 |
R472交差点からは完全な単独区間となる。実に59km振りの事である。栃折バイパスは広めの2車線道路ながら勾配は9%ときつく、ヘアピンカーブを含む急カーブが多い。それでも曲線半径の小さなヘアピンカーブが連続する現道に比べると格段に走りやすくなっている。栃折橋を渡るが、その下を現道が2回通っている。 |
149.現道との交差点を通過 | 150.現道との合流後の勾配は緩やか | 151.栃折バイパスには未供用区間あり |
栃折橋を渡り終えた直後に現道との交差点を通過するが、案内標識は設置されておらず事前に確認していなければ気付かずに通り過ぎてしまう可能性が高い。現道と合流してからは勾配が緩やかになるが道幅が広いままなのでさらに走りやすくなる。栃折バイパスは全線開通には至っていないようで不自然な右カーブを曲がらされる。 |
152.旧道(?)が交差している左カーブを曲がる | 153.道路状況が悪化 | 154.舗装の補修のせいで凹凸が多い |
右にカーブした先で旧道と思われる市道が接続している左カーブを曲がる。バイパスが計画されている区間だけあって道幅が狭くなってしまう。さらに舗装の補修が行われた直後のようで路面の凹凸が目立った。 |
155.栃折峠 | 156.開けた谷を走る | 157.一の瀬橋 |
交通量の少ない狭路を走っていると眺望の利かない栃折峠を越えて南砺市に入る。峠以降も狭路が続いているが、比較的開けた場所のため眺望は良好である。徐々に下って標高が600m程になるとセンターラインが復活し、その直後に一の瀬橋を渡る。 |
158.長短2つのロックシェッドをくぐる | 159.菅沼ダムの湖畔を走る | 160.百瀬川の右岸を快走 |
一の瀬橋以南は2車線道路が続いており小刻みなカーブが連続しているもののおおむね走りやすい道路状況と言える。菅沼ダムの近くを通り過ぎるとダム湖畔を走り、菅沼橋を渡ってからは百瀬川の右岸を走る。 |
167.利賀村交差点からは2.0車線幅 | 168.南砺市利賀村大豆谷 | 169.法面の工事のため片側交互通行規制中 |
利賀村交差点を右折するとセンターラインがなくなるが、道幅は2.0車線程度確保されているので離合に困る事もない。等高線に沿っているため勾配は緩やかだがカーブが多い。利賀村大豆谷集落を通り過ぎると法面工事のため片側交互通行規制が敷かれた区間を通る。 |
170.新しい舗装の2車線道路区間 | 171.草嶺7スノーシェッド | 172.「合掌文化村」 |
最近になって拡幅されたと思われるセンターライン付きの区間があるが、1.8車線幅も残っており広狭が混在している。左の急カーブを曲がった先で草嶺7スノーシェッドをくぐる。数字が示す通り、少なくとも7つのスノーシェッドがある事が分かる。実際には草嶺以外の名称もあるため8つ以上のスノーシェッドが存在している。 |
173.草嶺6スノーシェッド | 174.草嶺4スノーシェッド | 175.草嶺3スノーシェッド |
草嶺7スノーシェッドと草嶺6スノーシェッドの間に右カーブがあるが、そこの旧道には利賀ダム展望所が設置されている。と言っても利賀ダムは現在建設中であり2020年6月の時点ではダムや湖は見られない。完成していくダムを見る事はできるので定期的に訪れられる方であれば景色の変化を確認できるだろう。草嶺6スノーシェッドから草嶺3スノーシェッドは連続しており、幹線国道であればそのうちのいくつかが延伸されて連続いたのかもしれない。 |
176.「落石注意」 | 177.草嶺1スノーシェッド | 178.センターラインはないが充分な広さ |
草嶺3スノーシェッドを出て少し走ると草嶺集落を通過するが、既に廃村になっており定住者はいない。草嶺2スノーシェッドと草嶺1スノーシェッドをくぐった後にさらに草嶺スノーシェッドをくぐる。センターラインは引かれていないが、2.0車線程度の道幅は確保されているため乗用車であれば比較的容易に走行可能である。 |
179.利賀村高沼集落 | 180.高沼3スノーシェッド | 181.道の駅「利賀」 |
定住者がいると思われる高沼集落を通り過ぎると高沼4スノーシェッドを通過する。その手前の旧道には高沼5(?)スノーシェッドが残っている。緩やかな右カーブの先で高沼3スノーシェッドと高沼2スノーシェッドを相次いでくぐった後に道の駅「利賀」を通過する。 |
182.脇谷大橋 | 183.ガードレールの代わりに駒止が設置されている | 184.脇谷のトチノキの傍を通る |
道の駅を通り過ぎると高沼1スノーシェッドをくぐり、その先で脇谷大橋を渡って左の急カーブを曲がる。カーブ付近には脇谷の清水と呼ばれる湧き水がある。駐車スペースはないが脇谷大橋の旧道部分に車を止められる。センターラインのない2.0車線幅道路を走っていると脇谷のトチノキの傍を通る。地味ながら国の天然記念物で日本国内で最大級のトチノキのようである。No.184の写真の道路のすぐ際にある木ではなくカーブミラーの奥に見える木がそれである。 |
185.栗当11スノーシェッド | 186.栗当10-2スノーシェッド | 187.栗当6スノーシェッド |
トチノキの傍を過ぎて左カーブを曲がると栗当11スノーシェッドをくぐる。名称の由来となった栗当集落も廃村になっているようである。栗当10-2スノーシェッドからしばらくスノーシェッドのない状態が続いている。栗当10スノーシェッドは内部に直角カーブがあり、そのカーブ部分はシェッドの構造が異なっており3.8mの制限高が設定されている。また、このシェッド内はこれまでとは異なり1.5車線幅の区間も存在している。出口は栗当8スノーシェッドとなっており、10と9、8が一体化している。栗当7スノーシェッドをくぐり、次の栗当6スノーシェッドにはさらに低い3.5mの制限高が設定されている。 |
188.栗当4スノーシェッド | 189.栗当3スノーシェッド | 190.栗当2スノーシェッド |
スノーシェッド群の中でも短い部類に入る栗当5スノーシェッドをくぐってから少し走ると栗当4-2スノーシェッドと栗当4スノーシェッドを相次いでくぐる。このうちの栗当4スノーシェッドには3.4mの制限高が設定されているうえに道幅も狭い。さらに進むと栗当3スノーシェッドをくぐるが、ここには最も低い3.2mの制限高が設定されている。次の栗当2スノーシェッドは制限高は3.4mと少し高くなっているが、内部が狭くカーブしているため対向車お知らせ電光掲示板が設置されている。南砺市の最後の栗当1スノーシェッドには特に制限や規制は設けられていない。 |
191.砺波市に入る | 192.二ッ屋3スノーシェッド | 193.道路状況と風景に変化なし |
栗当1スノーシェッドをくぐった先の右カーブを曲がると砺波市に入るが、道路状況や風景に変化はない。二ッ屋3スノーシェッドと二ッ屋2スノーシェッドをくぐると急カーブが多くなる。 |
194.湯谷2スノーシェッド | 195.湯谷吊橋 | 196.閉鎖用ゲートを通過 |
小牧ダムの近くで湯谷2スノーシェッドをくぐり、左のヘアピンカーブを曲がってから湯谷1スノーシェッドをくぐる。どちらのスノーシェッドも比較的長大である。人道橋の湯谷吊橋の西詰を通過する。湯谷吊橋は閉鎖こそされていないが、西詰の道路が廃道に近いようで人道橋としての機能を失いつつある。 小牧ダムの脇を通り抜けて緩やかな勾配を下っているとセンターライン付きの2車線道路となり、集落の手前で閉鎖用ゲートを通過する。このゲートが閉鎖されると旧利賀村はアクセスルートの一つを失う。 |
197.旧道との交差点を道なりに進 | 198.藤橋 | 199.R156小牧交差点を右折 |
閉鎖用ゲートのすぐ先で旧道との交差点を通過すると上り勾配になる。案内標識の旧道には×マークが付けられているが、これは旧藤橋が撤去されて通り抜けられなくなっているためだろう。緩やかな左カーブを曲がりながら富山r346交差点を通過したのちに藤橋を渡る。 緩やかな左カーブを描く勾配を上っているとR156小牧交差点に突き当たる。案内標識にR471のおにぎりは表記されていないが、右折してR156との重複区間を高岡・R8北陸道方面に進む。 |
国道472号 part5 |