国道469号
part2

R469山宮BP交差点〜静岡r75交差点
富士宮市

56.現道に入った直後は2車線 57.これまでの快走路とは一線を画する狭路 58.見通しは悪い
 山宮バイパスとの交差点を左折して現道に進んだ直後こそセンターライン付きの2車線道路だが、僅か50m程でセンターラインがなくなって道幅も1.0車線幅にまで一気に狭くなる。そのまま樹木が生い茂った薄暗い場所に入っていく。酷道の雰囲気が濃い、杉林の中の狭路を走る。勾配は緩やかだがカーブが多く見通しは悪い。バイパスが全線開通した今となってはここを走るのは沿線住民など限られた人たちだと思われる。

59.杉林を抜けると集落に入る 60.2車線道路になっても制限速度は30km/h 61.集落内だが勾配はややきつい
 1.0km程走ると杉林を抜けて視界が開けると同時に集落に差し掛かり、すぐにセンターライン付きの2車線道路になる。しかし制限速度は30km/hと狭路区間と同じ数値に設定されている。やや急な勾配を下っていると市道との交差点を通過する。右折して市道を走るとR469現道を多少はショートカットできる。

62.狭路区間はまだ存在している 63.乗用車同士なら離合可能 64.静岡r397粟倉団地交差点を鋭角に右折
 狭路区間はバイパスと集落の間だけかと思いきや他にもまだ残っている。1.5車線幅の道路を下っていると静岡r397粟倉団地交差点に至る。この交差点がR469の最大の特徴と言える交差点で、R469が進むべき方向は鋭角に右折する道路である。以前は交差点の手前の左に左下と右下を向いた矢印の補助標識が付けらたおにぎりが立っていたのだが、どうやら撤去されたようである(No.64の写真にカーソルオンすると2011年に撮影したおにぎりに切り替わります)。

65.粟倉団地交差点の直後におにぎりが残っている 66.センターラインが消えかけている 67.弓沢川の手前は下り勾配
 粟倉団地交差点の直後におにぎりが立っているのが確認できた。件の矢印補助標識付きのおにぎりがなかった事で実は国道の指定を外れているのではと思ったが、やはりウォッちずでの表示の通り、国道のままのようである。ただし、バイパスが全線開通しており、現道区間はいつその指定を外れてもおかしくない。
 粟倉団地交差点からはやや急な上り勾配となっている。左にカーブしながらショートカット路の市道との交差点を通過すると下り勾配となるが、弓沢川に架かる湯沢橋を渡ると上り勾配になる。

68.静岡r180山宮交差点 69.「南部26km 朝霧高原16km」 70.R469山宮バイパスとの交差点を左折
 上り勾配の直線道路を走っていると静岡r180山宮交差点を通過し、そのすぐ先で山宮バイパスとの交差点に突き当たる。案内標識は設置されていないが、軽車両を除いて左折しかできない交差点なので左折するしかない。なお、逆方向での走行の場合は現道への右折ができないため、現道区間を含めた国道トレースは御殿場市から南部町方向しかできなくなっている。

71.バイパス合流後は快走路 72.集落を走り抜ける 73.春沢橋
 山宮バイパスに合流してからは広い歩道のある走りやすい2車線道路になるが、沿線に家屋が現れると歩道は狭くなったりなくなったりする。アップダウンとカーブを繰り返すという状況はバイパス以東を同じだが、周囲に家屋が見られるのが異なる点と言える。

74.市道との交差点を通過 75.北山大橋 76.R139本門寺東交差点(北山IC)
 春沢橋を渡ってからやや急な勾配を上っていると左にカーブしながら市道との交差点を通過して北山大橋を渡る。北山大橋の下は川ではなくR139の本線が通っており、その西でR139本門寺東交差点を通過する。R139本線を走っていると北山ICと案内されている。

77.若干の狭苦しさを感じる 78.「南部23km 芝川13km」 79.北山橋
 本門寺東交差点を過ぎると歩道のない2車線道路となっており、沿線に家屋が建ち並んでいるせいもあって狭苦しさを感じる。静岡r414本門寺入口交差点を過ぎてからは下り勾配となっていくつものカーブを曲がる。北山橋を渡った直後のカーブはやや急だが、それ以外は緩やかなものばかりである。

80.富士宮市上条 81.大石寺三門は大改修中 82.静岡r184下条交差点
 視界が開けた状態になって左、右とカーブした後に大石寺の南を通過する。国道のすぐ脇にある三門は改修工事のため見えなくなっていた。その後は若干狭苦しい2車線道路に戻り、静岡r184下条交差点を通過する。

83.富士宮市下条 84.静岡r75交差点を左折
 下条交差点を過ぎると勾配を下った後に小さな川を渡ると上り勾配に転ずる。右にカーブしながら急勾配を上った先で静岡r75との交差点に突き当たり、左折して南部・芝川方面に進む。右折のr75には朝霧公園と案内されているが、これはr75そのものではなく接続するR139の行き先である。

85.静岡r74が重複している 86.横断歩道の線は4本 87.静岡r75交差点
 静岡r75交差点からは平坦になるが、道幅は1.5車線幅と狭くなってしまう。集落内の狭路を走っているとr75交差点を通過して300mに満たない短い重複区間が終わる。分岐してからのr75は芝川を渡った対岸をR469と並走するように南に延びている。

88.集落が途切れてからも狭路 89.前方の山の斜面に静岡r75が通っている 90.左側(西側)には集落がある
 静岡r75との重複区間が終わると同時に沿線に家屋が途切れて樹木に囲まれた場所を走る。道路に面した家屋がないため山深い場所かと思ってしまうが、国道から少し離れた場所には家屋が点在しており人里離れた場所ではない。芝川の対岸のr75の沿線には多くの家屋が建っている。

91.狭路区間にもおにぎりは立っている 92.狭いが見通しは良い 93.集落内の制限速度も30km/h
 樹木がなくなって視界が開けるのとほぼ同時に集落に差し掛かる。道幅は1.8車線幅と多少広くなり、勾配も緩やかになる。直線的で見通しが良いものの制限速度は30km/hと低く設定されている。

94.市道との十字路からセンターラインが復活 95.「この先国道469号 8m以上の車両 通行できません。」 96.静岡r75交差点を右折
 市道との十字形状の交差点を過ぎるとセンターライン付きの2車線道路になり、制限速度も40km/hに引き上げられる。平坦な2車線道路を走っているとこの先のR469は8m以上の車両は通行できない旨の警告が見られる。理由は文字の隣の幅員減少の絵が示す通り、狭い酷道だという事が分かる。
 静岡r75が分岐した交差点から約2.8kmでr75交差点に突き当たり、右折して南部方面に進む。r75の行き先には富士宮市街としか表記されてないが、芝川もr75で行ける場所のひとつである。なお、r75は路線名を清水富士宮線と言ってR52との重複区間を経て静岡市清水区まで続いており、その中に険道区間も含まれている。

97.「南部16km 200m先左折」 98.ここの左の道路は市道 99.静岡r75交差点を左折
 3ヶ所目の静岡r75交差点を右折するとr75との重複区間となり、1.5車線幅の狭路を走る。芝川に架かる柚野橋を渡るが、その手前に南部まで16kmである事を表示する案内標識に「200m先左折」と書かれているのが確認できる。
 柚野橋から非常に緩やかな勾配を上っていると200m先の左折すべき交差点に至る。が、左折方向に道路が2本あるためどちらに進むべきか瞬時に判断し難い。r75交差点はで商店(ただし自販機の方が目立っている)の奥であり、よく見ればソトバが設置されている。なお、直進してr75を走り続けると約4.0kmで2ヶ所目のR469・r75交差点に至る。

国道469号 part3