国道447号
part2

R268交差点〜R268京町交差点
伊佐市→
→えびの市→
→伊佐市→
→えびの市

36.R268分岐後は見通しの良い快走路 37.酷道区間があるとは思えない道路状況 38.「通行規制 大型車9m以上 通行止(県境付近)」
 R268から分岐して単独区間になってもセンターライン付きの2車線道路が続いている。勾配もカーブもほとんどない状態なうえに沿線の家屋も少なく非常に走りやすいと言える。この先に酷道区間が待ち受けているとは思えない道路状況だが、全長9m以上の大型車両は県境付近が通行止という内容の標識が設置されているのを見ると酷道区間があると分かる。

39.「小林45km えびの27km」 40.歩道がなくなる 41.沿線に集落が途切れる
 青木集落を過ぎると沿線の家屋が一気に少なくなるが、沿線にないだけで少し離れた場所には集落がある。青木屯田池以降は歩道のない箇所もあるが交通量が少ないせいもあって走りにくさは感じない。

42.ケヤキ谷橋 43.第2ケヤキ谷橋 44.「この先幅員狭小のため 大型車(全長9M以上) は通行できません」
 谷筋区間に入ると集落が完全に途切れる。ケヤキ谷橋と第2ケヤキ谷橋を相次いで渡るが、旧道は出入口が閉鎖されており進入できなくなっている。第2ケヤキ谷橋の東に9m超の大型車に対する警告がなされているが、通行できないという文言に加えてこの先にUターンできる場所がない事も付け加えられている。

45.勾配は緩やか 46.第5ケヤキ谷橋 47.2車線区間が終了
 第3ケヤキ谷橋、第4ケヤキ谷橋、第5ケヤキ谷橋と次々にケヤキ谷橋を渡って行く。第5ケヤキ谷橋を渡った直後で整備済みの2車線道路区間が終わり、左方向に延びる1.5車線幅の狭路に進まなければならない。R268交差点から約7.6kmの位置である。なお、バリケードの奥では青木バイパスが建設中である。

48.酷道区間が始まる 49.カーブが多く見通しが悪い 50.宮崎県えびの市内堅
 建設中のバイパスの北側を1.5車線幅の狭路で走る。勾配は緩やかな一方で急なカーブが多く見通しが悪いため走りやすいとは言い難い。約1.1kmでカーブが落ち着くがその辺りで県境を越えて宮崎県えびの市に入る。ただし、この先で鹿児島県伊佐市に戻るため境標識は設置されておらず、意識していても県境とは気付かない可能性が高い。

51.えびの市域でヘアピンカーブ 52.鹿児島県伊佐市大口青木 53.勾配は緩やか
 えびの市に入ってすぐに右ヘアピンカーブを曲がり、以降はカーブが多くなる。ヘアピンカーブに近い右カーブを曲がった直後に再び県境を越えて鹿児島県伊佐市に戻るが、ここにも境標識は設置されていない。伊佐市に戻ってからもカーブの多い1.5車線幅狭路が続いている。

54.離合できない箇所もある 55.宮崎県えびの市に入る 56.路側線の有無の境目が管理境か
 カーブの多い狭路を走っていると左にカーブしている場所で県境を越えて宮崎県えびの市に入る。これより先は鹿児島県域に戻る事はないため、境標識が設置されている。カーブが終わった所で路側帯の白線の切れ目があるため、管理している土木事務所の境もここと思われる。

57.えびの市側もカーブが多い 58.ガードレールの設置立率が低い 59.樹木を切り出している現場を通る
 正式に(?)えびの市に入ってからも勾配は緩やかでカーブの多い1.5車線幅狭路が続いているが、ガードレールの設置率は低い点が異なる。養鶏場を過ぎると2つのヘアピンカーブを連続で通過して標高を下げ、その後しばらくはカーブの少ない状態が続く。

60.杉林を走り抜ける 61.西の野集落 62.通行止区間の入口
 急カーブが増えてきた所で西の野集落を通過するが、集落の北端に当たり道路沿いには1軒の家屋しか見当たらない。ヘアピンカーブ区間が終わると市道との交差点を通過するが、走行した日(2021年12月15日)は交差点から先は時間帯別通行止規制が敷かれていた。1時間毎に通行できるのではなく工事が始まれば10:00〜10:15、12:00〜13:00、15:00〜15:15だけが通行できる時間である。到着したのが10:02だったため待つことなく先に進む事ができた。

63.工事区間内も酷道 64.災害復旧工事ではなくバイパス建設工事 65.バイパス建設区間にあるおにぎり
 市道との交差点からも狭路が続いているが、道幅は1.8車線幅程度なので乗用車同士なら離合可能である。連続ヘアピンカーブを通過し、樹木がなくなって視界が開けたと思ったら工事現場に差し掛かる。酷道区間である事から勝手に災害復旧工事かと思っていたが、バイパス建設工事に伴う通行止規制であった。

66.バイパス建設現場のすぐ傍を通る 67.バイパスのカルバートをくぐる 68.工事のため付け替えられた区間もある
 右の直角カーブを曲がって建設中のバイパスのカルバートをくぐる。以降も1.5車線幅の狭路が続いているが、一部は工事のため付け替えられた区間である。工事中はこの狭路を関係車両が行きかっているものと思われる。

69.建設中のバイパスを間近で見られる 70.現道には1.0車線幅区間もある 71.左に建設中のバイパスがある
 真幸2号橋付近で少しだけバイパスと並走した後に少し離れる。緩やかな上り勾配の1.0車線幅幅道路を走り、左にカーブした先で右の直角カーブを曲がる。カーブの反対側、左にあるのがバイパスであり、開通すると直線で通行できるようになる。

72.中岳橋 73.緩やかな下り勾配 74.真幸駅の入口
 バイパス接続予定地点の直後に中岳橋でJR肥薩線の上を通る。その後は緩やかな下り勾配となり、真幸駅の手前からセンターラインが現れる。真幸駅は肥薩線で唯一の宮崎県内にある駅で、スイッチバック駅として有名である。

75.「小林30km →矢岳高原13km 京町温泉6km」 76.京町温泉が見えてくる 77.宮崎r102交差点
 センターライン付きの2車線道路を淡々と下る。勾配も緩やかだがカーブも緩やかで交通量が少ないため非常に走りやすい。鹿児島県側の青木バイパスと宮崎県側の真幸バイパスが開通すれば交通量が増加する可能性は充分にある。下り勾配区間が終わって平坦になった後に宮崎r102交差点を左にカーブしながら通過する。

78.R221の橋梁が見える 79.宮崎r102交差点を右折
 平坦で直線的な快走路を東に向かって走る。前方の山の中腹にはR221の橋梁の一部の他に山頂には海上自衛隊のえびの送信所のアンテナを確認する事ができる。宮崎r102との交差点に突き当たり、右折して小林・京町温泉方面に進む。

80.宮崎r102交差点以降も快走路 81.真幸橋 82.えびの市向江
 宮崎r102交差点からも走りやすい2車線道路が続いている。S字状にカーブしながら真幸橋を渡るが、前後の勾配はやや急である。真幸橋以降は京町温泉を通っており、歩道は設置されていないものの車線幅は確保されているため走りにくさはあまり感じない。

83.市道との交差点を左折 84.R268・宮崎r53京町交差点
 市道との十字路を一旦停止した後に左折しなければならないが、案内標識が設置されていないため事前のルート確認が必須の交差点である。十字路を左折して50m程先にR268・宮崎r53京町交差点がある。伊佐市でもR268と交差、重複していたが、両交差点間の距離はR447が約23.0km、R268が約28.7kmである。R447に酷道区間があるため、R268の方が推奨ルートとなっているが、青木バイパス&真幸バイパスが開通すれば逆転する可能性が高い。