国道445号 |
part3 |
熊本r159交差点〜熊本r25交差点 |
八代市→五木村 |
103.八代市も異常気象時通行止区間 | 104.意外にも2車線快走路 | 105.五家荘自然塾方面の市道(林道?)と交差 |
熊本r159交差点からはセンターラインこそないものの道幅は2.0車線と広くなる。交差点=峠付近には元商店を思われる建物や物産店(食事処?)があり、広い駐車場を備えている。それらの前を通り過ぎると異常気象時通行止区間の始点を示す標識が立っている。とは言っても美里町の境石集落から既に異常気象時通行止区間に入っており、峠から南側のみが規制対象区間という訳ではない。通行止になる基準が連続雨量200mmというのは境石集落とおなじだが、それに加えて時間雨量30mmが設定されている。 異常気象時通行止区間に入ると意外にも緩やかな勾配とカーブの2車線道路となっている。狭路酷道だった美里町側と同様に交通量は非常に少ない。二本杉峠から約900m走ると五家自然塾や左座家、せんだん轟(の滝)に至る市道だか林道だかとの交差点を通過する。その直後には谷内、黒原集落への市道との交差点を通過する。 |
106.対岸に見える白いものは旧道のガードレール | 107.2車線快走路に突然現れる崩落補修工事箇所 | 108.立派な落石防止柵もある |
谷内川に沿って緩やかな勾配の2車線道路を走る。谷内川を何ヶ所か渡っているが、その中には対岸に旧道らしき道路が見える場所もある。1.0車線幅の旧道は出入口にガードレールが置かれており進入できない。2車線快走路と淡々と走っていると法面崩落現場を3ヶ所通過する。そのうちの2ヶ所は南向き車線が完全に塞がれているが、片側交互通行規制は敷かれておらず、減速して対向車の有無を確認して通行しなければならない。 |
109.雑草に浸食された屋根付きベンチ | 110.左の上り勾配は腰越集落への市道 | 111.快走路区間が終わる |
あおばずく橋の前後で腰越集落に至る市道との交差点を通過し、さらに谷内川の左岸を走っていると腰越集落に至る別の市道との交差点を通過する。国道沿線ではなく奥に入った所に集落があるパターンだが、それぞれの集落の規模は小さい。二本松峠から約6.4km走った所でセンターラインがなくなり、直後に道幅が1.0車線にまで狭くなる。峠に近い区間の方が整備された2車線という珍しいケースである。 |
112.いきなりの急展開 | 113.狭路区間にもおにぎりが設置されている | 114.舗装状態も良くない |
八代市内の狭路区間も道幅が狭く1.0車線程度で離合できない箇所もある。乗用車同士であればなんとか離合できる1.5車線幅の区間も少なくない。狭路区間内に梅の木轟公園吊橋があり、紅葉の名所らしいのでその時期は交通量が増大する事が考えられる。通行時はゴールデンウイークとは言え平日だったため、さほど交通量は多くなかったが、それでも5,6台の車とすれ違っている。 |
115.断崖に造られた道路である事が分かる | 116.美里町側と同じく流水箇所あり | 117.ロックシェッドが連続 |
谷内川の谷筋を走っているが比較的広い谷筋のため日が差し込んでいる箇所も多い。しかし日光が当たっている場所にも関わらず山肌から流れ出した水が路面を流れている箇所もある。大小屋谷が川辺川に合流している付近からは大小屋谷に沿って北東の方角に進む。ロックシェッドが2ヶ所造られているが、内部は整備された2車線ではなく1.5車線と道幅に関しては改良されていない。 |
118.轍苔が生成されている | 119.下屋敷集落 | 120.下屋敷集落以南にも狭路区間がある |
大小屋谷を右にカーブしながら葉桜橋で渡って左岸を走るようになるが、南に山があるためか日当たりが悪く交通量の少なさも加わって轍苔が生成されていた。その鬱蒼とした場所を抜けると下屋敷集落を通過するが、集落内も狭路もままであり、集落を出てからも狭路が続く。 |
121.センターラインが復活 | 122.五家荘大橋 | 123.下り勾配の快走路 |
約3.8kmに渡って続く狭路区間が終わりセンターライン付きの2車線道路になる。勾配もカーブも緩やかで非常に走りやすい。五家荘大橋の手前で熊本r159との交差点を通過する。このr159は二本杉峠付近で交差した県道でここまで重複区間であった。また、五家荘林道を経て宮崎県椎葉村と繋がっているが、R445とR265という酷道に挟まれている山岳地帯を通っているせいもあって通行できる可能性の方が低いと思われる。 |
124.前方に見える道路は樽水、朴の木集落への市道(林道?) | 125.平家トンネル | 126.川辺川沿いをひたすら下る |
R445は2車線快走路と緩やかに下っていく。川辺川の対岸の国道ほぼ同じ高さに道路がある事を確認できるが、これは樽水、朴の木集落をR445(正確に言えば平家トンネルの旧道)とを結ぶ市道もしくは林道である。旧道との交差点の直後に川辺川支川を渡り平家トンネルをくぐる。トンネルの名称は平家という地名があるではなく五家荘に平家落人の伝承がある事に由来している。 |
127.上り勾配10%、幅員減少 | 128.ガードレールの設置率は高い | 129.舗装は所々で貼り替えられている |
センターラインがなくなり上り勾配10%と幅員減少の標識を過ぎると道幅が狭くなる。が、勾配はほとんど変わらず標識にあるような10%勾配とは思えないし、上りではなくむしろ下り勾配である。1.0〜1.5車線の谷筋の狭路を走るが、これまでに似たような道路状況の区間を走っているため特に目新しさは感じない。 |
130.熊本r52交差点 | 131.引き続き異常気象時通行止区間 | 132.椎原集落にはガソリンスタンドがある |
空が開けると椎原集落に入り、熊本r52との交差点を通過する。二桁県道ながら山中を進む険道だが、所々に集落があるため落石や崩落があっても優先的に復旧される県道と思われる。r52交差点からも引き続き連続雨量200mm超、時間雨量30mm超で通行止になる異常気象時通行止区間が続いている。椎原集落は八代市内のR445沿線の集落では比較的規模の大きなものでガソリンスタンドも営業している。かつては小学校があったが、現在は振興センター五家荘となっている。 |
133.椎原集落以降は2.0〜2車線 | 134.堰堤集落 | 135.椎原ダム |
椎原集落を出ると道幅が広くなり2.0〜2車線程度になる。急なカーブもあるが勾配は概して緩やかである。堰堤集落を通過すると右手に椎原ダムが現れるが、ダム湖は小さく普通に走っている分には気が付かないかもしれない。 |
136.椎原ダムの下流に仮設橋のような橋を渡る | 137.仮設橋からは1.0車線幅 | 138.離合箇所が設置されている |
椎原ダムを通過してすぐに右の直角カーブを曲がって仮設橋のような橋を渡り、対岸で左の直角カーブを曲がる。以降は1.0車線の狭路で川辺川の右岸を走る。乗用車でも離合できない区間があり、所々に退避所が設けられている。 |
139.短いロックシェッドあり | 140.旧道は通行止 | 141.仮設橋を渡る |
ロックシェッドをくぐってからも狭路が続いており、通行止の看板が置かれた旧道との交差点を左折してまたしても仮設橋のような橋を渡る。通行止の旧道はゲート等でガチガチに固められている訳ではないが、車両での進入はできない。 |
142.熊本r247交差点と第二清水橋と五家荘トンネル | 143.熊本r247交差点 | 144.異常気象時通行止区間が続く |
2ヶ所目の仮設橋(?)を渡ると右にカーブし、センターライン付きの2車線道路を走る。久連子方面の熊本r247との交差点を通過し、川辺川とR445の旧道の上を第二清水橋で越えて五家荘トンネルをくぐる。2015年(平成27年)3月16日に供用が開始されたトンネルだが、なぜか2015年4版のスーパーマップルには記載されている。一方でネット上の地図には未反映であり、ウォッちずだけが唯一反映されていた(2015年5月確認)。 五家荘トンネルを出てからも2車線道路が続いている。左から旧道が交差しており、直後の右側には熊本r247が子別峠方面に分岐している。r247交差点の南を流れる板木川が市村境であり川を渡ると五木村に入る。五木村に入ってからも2車線道路が続いているが、異常気象時通行止区間も続いている。二本杉峠の美里町側と同様に連続雨量200mm超で通行止になるが、連続雨量の数字はシールを貼られて消されている。 |
145.上荒地トンネル | 146.ロックシェッド内も2車線 | 147.下荒地集落 |
緩やかなアップダウンとカーブが続く2車線道路で川辺川の右岸を走る。谷筋ではあるが日当たりは良く、交通量が少ないため快走路と言える。2ヶ所にロックシェッドが設けられているが、どちらも内部は2車線である。上荒地集落以降は小規模な集落を結びながら2車線道路を南下する。 |
151.宮園集落からは2.0車線 | 152.横手公園 | 153.竹ノ川集落 |
宮園橋からはセンターラインがなくなるが道幅は2.0車線以上は確保されており走り、すぐにセンターラインが現れて2車線になる。相変わらず川辺川に沿っており、アップダウン・勾配ともに緩やかな快走路が続いている。集落内においても2車線のままで通り抜ける事ができる。梶原川を渡った直後に熊本r161との交差点を通過する。このr161は分断区間があるが、分断されている白石越は県境ではなく水上村との村境である。 |
160.広し谷橋 | 161.左急カーブを通過 | 162.椿橋を渡って国道に戻る |
バイパス工事区間を迂回する暫定の村道は1.8車線と強烈な狭さではない。しかしなぜか走行した時は道路状況の割に交通量が多かった。村道になってから約1.2kmで左の急カーブを曲がって橘橋を渡り、東詰でR445とのT字路に突き当たる。左折がバイパス工事区間で人吉方面は右折である。なお、橘橋の下に通行しなかったR445の現道が走っている。 |
163.R445復帰後は快走路 | 164.五木村の中心部に入る | 165.熊本r25交差点 |
橘橋の東詰からは緩やかなアップダウンとカーブの2車線快走路となっている。工事をしている気配が感じられずいつ完成するのか分からないバイパスが供用された暁には、このような2車線区間が延伸されるのだろう。 川辺川流域の低い位置を走っている現道と並走していると五木村の中心部に入る。五木村役場の北西で熊本r25交差点を通過する。信号機もなく案内標識の中のヘキサも表記されていない交差点だが、これ以上続けるとパートが長くなりすぎてしまうため、次のパートに譲る。 |
国道445号 part4 |