国道444号
part1

R208諸富橋西交差点〜R207室島南交差点
佐賀市→小城市→白石町

1.R208・佐賀r19諸富橋西交差点 2.筑後川の右岸を走る 3.諸富臨港道路と旧道との石塚交差点
 佐賀県と福岡県の県境の筑後川に架かる諸富橋の西詰にあるR208・佐賀r19諸富橋西交差点がR444の終点であり、今回はここから起点の長崎県大村市に向かう。交差点からR444に入ると筑後川の堤防上を走る。前方に見える赤い橋は筑後川昇開橋と言い、国鉄佐賀線が通っていたが現在は人道橋として利用されている。昇開機能も現役で船舶の通行時だけでなく観光用途(?)でも昇降されている。
 筑後川昇開橋の手前で右にカーブしながら勾配を下って堤防から離れて、諸富臨港道路との石塚交差点を通過する。左折する道路には地名が表記されてないが、そのルートからしておそらくR444の旧道と思われる。

4.田畑の間を走る快走路 5.旧道との交差点を通過 6.佐賀r48・r285柳の内交差点を左折
 石塚交差点からは田畑の間を走っており、交通量はやや多いものの見通しが良く走りやすい状態である。緩やかなS字状のカーブを描いて旧道と思われる道路との交差点を通過する。その道路が集落内を通り抜けている事を考えると旧道と考えて間違いないだろう。
 旧道との交差点を通過してすぐに佐賀r48・r285柳の内交差点に至り、左折して川副・佐賀空港方面に進む。R444が通っている鹿島市が直進のr48に案内されている事からも分かる通り、直進する車両の方が多い交差点である。

7.佐賀r285が重複している 8.佐賀r18・r285早津江橋西交差点 9.さらに佐賀r18が重複
 柳の内交差点を左折してからは佐賀r285との重複区間を南へ進む。r285は佐賀r48の佐賀(市街)方面に重複しているため案内標識には表記されていなかったが、おにぎり+ヘキサの串刺し標識が立てられているため重複している事が認識できる。柳の内交差点で多少交通量が減ったとは言え、長閑な風景にしては多いと言える程度である。佐賀r18早津江橋西交差点を通過するとさらにr18も重複する事になり、おにぎり+ヘキサ2つというかなりレアな標識群が立てられている。

10.佐賀r18交差点 11.R444でも佐賀空港に行ける 12.佐賀r285交差点を右折
 早津江橋西交差点から約800m走ると佐賀r18が佐賀空港方面に分岐して、以南は佐賀r285とのみの重複区間となる。信号機のない交差点だが右折してr18に進む車両の方が多い。また、r18に佐賀空港が案内されていたが、引き続きR444を走っても空港に行く事ができる。柳の内交差点から約2.5km走るとr285との交差点を右折して佐賀空港方面に進む。

13.交通量は非常に少ない 14.市道との犬井道交差点を右折 15.市道との川副支所前交差点を左折
 佐賀r285交差点以降も交通量が少ない状態が続いている。旧川副町の中心部付近で市道との犬井道交差点に突き当たり、右折して佐賀空港方面に進む。旧川副町役場の手前の川副支所前交差点を左折である。短い区間で右左折しなければならないが、どちらにも案内標識が設置されているので迷う事はないだろう。

16.川副支所前交差点の先にS字カーブあり 17.佐賀r30咾分交差点を右折 18.佐賀r30が重複している
 川副支所前交差点からすぐに緩やかなS字カーブを通過し、程なくして佐賀r30咾分交差点に突き当たり右折して鹿島・芦刈方面に進む。これまで案内されていた佐賀空港は左折してr30を南へ進む。咾分交差点からはr30が重複しており、これまでの同様にR444のおにぎりとr30のヘキサが同じ支柱に付けられている。

19.佐賀r18・r30小々森入口交差点を左折 20.おにぎりの下に右向きの矢印がある 21.佐賀r49小々森交差点
 咾分交差点から約600m北上すると佐賀r18・r30小々森市口交差点に至る。R444は左折して鹿島・芦刈方面に進むが、右折のr18を東進するとR444との信号機のない交差点に戻ってしまう。別の言い方をすればNo.10の写真の交差点を右折して道なりに走ればこの小々森入口交差点に辿り着ける。
 小々森入口交差点からは若干交通量が増えるが、流れが悪くなる程ではなかった。佐賀r49バイパスとの小々森交差点、次いでr49現道の広江交差点を通過する。八田川に架かる今広江橋を渡ると旧東与賀町に入る。

22.家屋と田畑が混在する中を走る 23.市道とのY字路を道なりに右へカーブ 24.クリークの凸部が多い
 旧東与賀町に入ってからも道路状況や周辺の風景に特に変化はない。緩やかな右カーブの後に佐賀r260作出交差点を左にカーブしながら通過し、少しだけr260と重複して住吉交差点で分岐する。住吉交差点のすぐ先でY字路を通過するが、案内標識の通り道なりに右方向へ進む。佐賀市内区間の特徴として右左折が多い点とクリーク(人工水路)による凸部が多い点が挙げられる。通常の河川に架かっている橋と異なり凸部の勾配が小さく距離も短いが、それ故に特に夜間は視認しにくいと思われる。

25.幼稚園の手前を右にカーブ 26. 27.佐賀r48丸目交差点を左折
 幼稚園の手前の市道との交差点を道なりに右へカーブする。ここで左折して道なりに東進すればNo.23のY字路に戻ってしまう。旧道と思われるルーティングで、側溝に蓋があるから何とか1.0車線幅を確保されているような狭路区間を含んでいる。
 家屋が途切れて見通しの良い2車線道路を走っていると左にカーブして佐賀r313交差点を通過する。その後もしばらく沿線に家屋がない状態が続き、集落に入ってから佐賀r4丸目交差点に突き当たる。R444は左折して引き続き鹿島・芦刈方面に進む。r48とは見覚えのある県道だが、右折して道なりに走ると柳の内交差点に戻ってしまう。つまり柳の内交差点を左折してR444に進まず直進すれば右左折する事なく丸目交差点に辿り着く事ができる。

28.佐賀r287嘉瀬新町交差点 29.久保田橋 30.佐賀r48が重複している
 丸目交差点からすぐに緩やかな勾配を上って本庄江橋を渡り、勾配を下り切った所で佐賀r287嘉瀬新町交差点を通過する。右折してr287を北上すれば部分開通している有明沿岸道の嘉瀬南ICに至る。嘉瀬新町交差点から程なくして再び緩やかな勾配を上ってから久保田橋を渡る。本庄江橋と久保田橋の間は旧嘉瀬町域で久保田橋以西は旧久保田町域である。

31.佐賀r48久富交差点 32.小城市に入る 33.R444バイパスとの福所江橋西交差点を左折して現道へ進む
 丸目交差点から約2.1kmで久富交差点を通過すると佐賀r48との重複が終わる。右折してr48を北上すれば有明沿岸道の久保田ICに至る。クリークに沿って走っていると排水場のすぐ近くで福所江橋を渡って小城市に入る。福所江橋からの緩やかな勾配を下り切った所でR444バイパスとの福所江橋西交差点に至る。直進はバイパスだが左折する道路も未だ国道の指定を受けているので、今回は左折して現道へと車を進める。

34.おにぎりが立っている 35.センターラインがなくなる 36.車道は狭いが歩道が両側に設置されている
 福所江橋西交差点を左折してすぐに右にカーブしているが、その途中にはおにぎりが立てられたままで国道の指定を外されていない事が分かる。約400m走って下古賀交差点を過ぎるとセンターラインがなくなり1.8車線幅と少々狭くなってしまう。沿線に家屋が建ち並ぶ場所に入ると車道の幅が狭いままで両側に歩道が設置された状態を走る。制限速度は30km/hに設定されており、補助標識には「振動防止区間」と書かれている。他ではあまり見られない文言だが大型ダンプの通行が多かったのだろうか。

37.有明沿岸道 38.R444バイパス(長崎r43?)との三王崎交差点を左折
 沿線の家屋の密度が低くなった所で有明沿岸道の下を通過する。有明沿岸道路は福岡県大牟田市から佐賀県白石町にかけての有明海沿いに建設されている高規格道路で、佐賀県内は2016年4月時点で嘉瀬南IC〜芦刈南IC間が共用されている。付け加えると、その区間はR444に指定されている。
 有明沿岸道からも両側に歩道のある1.8車線道路を走っているとセンターラインが現れた後にR444バイパスとの三王崎交差点となり、左折して鹿島・白石方面に進む。案内標識では右折する道路が長崎r43とされているが、ウォッちずでは国道色に塗られている。おそらくは元々r43だった区間をバイパスの開通に合わせて国道に指定したものと思われる。

39.旧芦刈町南西部はカーブが多い 40.住ノ江橋 41.
 三王崎交差点からも2車線道路が続いているが、右に左に連続カーブを通過してから緩やかな上り勾配の左カーブを曲がった先で住ノ江橋で六角川を渡って白石町に入る。橋を渡り終えると左にカーブしながら緩やかな勾配を下る。家屋と田畑が混在している中を淡々と南下する。

42.佐賀r36福富三差路交差点 43.シケインというよりS字カーブ 44.白石町内もクリークがある
 福富中学校の西側を通過した直後に佐賀r36福富三差路交差点を通過する。r36は白石町の中心部に至る道路のため右折する車両も多い。福富三差路交差点のすぐ先に町立図書館(福富ゆうあい館)があるが、南側には農産物直売所があり道の駅のような施設である。家屋が点在する中を2車線道路で快走しているとシケインがある事を示す警戒標識が立っている。しかし実際には直角よりは緩やかなカーブで2つのカーブも300m程離れている。

45.クリークに沿っている区間が長い 46.農道(?)との交差点を道なりに右へ進む
 佐賀市内と同じような道路状況と風景が続いているが、異なる点はカーブが多い事が挙げられる。とは言うものの急カーブは少ないので快走できる事には変わりない。白石町の南部で右の急カーブを通過する。案内標識には直進の農道(?)に通行止マークが記されているが、特に車止めがある訳でもなく進入禁止を警告する看板等も立てられていない。

47.竜王橋を渡る 48.JR長崎本線の竜王第1踏切 49.R207室島南交差点を左折
 右カーブからも2車線道路を走っていると竜王橋を渡り、その勾配を下ってから再び上り勾配となりJR長崎本線の竜王第1踏切を通過する。踏切からの勾配を下り切った所でR207室島南交差点に突き当たる。案内標識にR444のおにぎりも表記されているため左折である事がすぐに分かる。ちなみにR207の起点は佐賀県庁の近くの与賀町交差点であり、R444に対して内陸を走っている。

国道444号 part2