国道438号
part5

R192大須賀交差点〜R11川津交差点
つるぎ町→美馬市→
→まんのう町→丸亀市→坂出市

188.道の駅「貞光ゆうゆう館」 189.吉野川の右岸を走る 190.R192貞光交差点を右折
 大須賀交差点からはR192との重複区間となるため一気に交通量が増えてる。と言っても信号が少ないせいもあって渋滞が発生する程ではない。吉野川の右岸の堤防の外側を走っていると道の駅「貞光ゆうゆう館」を通過する。そして大須賀交差点から約1.2km走ると貞光交差点を右折して坂出方面に進む。ここで9割方の車両が直進した事を付け加えておく。

191.美馬橋を渡って美馬市に入る 192.徳島r12天神交差点を右折
 貞光交差点を右折してすぐに吉野川に架かる美馬橋を渡って再び美馬市に入る。平成の大合併以前は美馬町だった地域だが、美馬市役所は旧美馬町ではなく旧穴吹町に置かれている。約900m進んで短い勾配を上った先で徳島r12天神交差点を右折する。この天神交差点の南西に旧美馬町の役場、現在の美馬市役所美馬庁舎がある。

193.徳島道の電光掲示板あり 194.徳島r12?! 195.徳島r12交差点を左折
 天神交差点からはほぼ平坦な2車線道路を東の方角に向かって走る。徳島r12は吉野川左岸を走る幹線道路とあって交通量が多い。山岳酷道であるR438の当てつけや皮肉ではないだろうが、なぜかおにぎりではなくヘキサが単独で立てられている。約400m東の交差点を左折する事でr12が分岐して坂出方面に向かう。吉野川流域区間はここで終りである。

196.正面の山が県境 197.徳島道・美馬IC 198.県境に向かって上り続ける
 r12交差点からは進行方角を北に転ずるとともに県境に向かって上り勾配となる。とは言え勾配は緩やかで、これまでの区間のように狭路ではなくセンターライン付きの2車線道路である。鍋倉谷川を渡ってすぐに徳島道の美馬ICを通過し、その後も上り勾配の2車線道路を走り続ける。ヘアピンカーブもあるが回転半径は大きく取られており特に減速する必要もない。

199.カーブが多い 200.舗装張替工事のため片側交互通行 201.竜王山へは左折
 鍋倉谷川の西側の斜面の等高線沿いを走っているが、その割に勾配は急である。急なものも含めてカーブが多いが、センターライン付きの2車線であり、酷道的な走りにくさは感じない。竜王山への市道(林道?)との交差点を通過するが、意外に多くの車両が左折して竜王山方面に進んで行った。

202.野田ノ井トンネル 203.三頭トンネル 204.香川県まんのう町に入る
 内部で左にカーブしている野田ノ井トンネルを出てすぐに三頭トンネルに入る。徳島県と香川県との県境を貫くトンネルで、2648mの全長は開通当時は四国で最も長いトンネルであった。なお、三頭トンネルの開通は1997年4月であるが、それ以前は分断区間であった。

205.道の駅「このなみ」 206.長い下り勾配が続く 207.犬馬場橋
 三頭トンネルを出てすぐに明神川を渡り、香川r154交差点を通過し、程なくして道の駅「ことなみ」を通過する。その先では美霞洞トンネルをくぐる。明神川の流域を走っており、徳島県側に比べて勾配は緩やかで急なカーブもない。沿線の集落は小規模なものが断続的に続いているため、人里離れた寂しげな雰囲気ではない。見ノ越区間とは比べ物にならない程整備されており走りやすい。

208.勾配は緩やかになっていく 209.天川神社付近は上下線の間に神木(?)あり 210.中賛南部広域農道と交差
 香川r39交差点付近からは同じ下りではあるもの勾配が随分緩やかになる。天川神社の北を通っているが、そのだけ上下線が分離した構造をしている。中央分離帯には植栽があるが1本だけ木がある。天川神社の御神木かと思ったが、それにしては小さい木である。天川神社から程なくして旧琴南町の中心部を通っているが、直線基調の改良された2車線で通り抜けており酷道的要素は皆無である。

211.土器川の左岸を快走 212.「坂出19km」 213.香川r190交差点
 旧琴南町の中心部を通過すると土器川の左岸を走っており、見通しの良い2車線快走路が続いている。交通量は三頭トンネル付近に比べて多くなっているが、渋滞が発生したり流れが悪くなる事もなかった。R438の旧道の香川r199との交差点を通過して炭所大橋で土器川を渡って右岸に移る。そのまま2車線道路を走っていると長炭橋の東詰で香川r190との交差点を通過する。

214.香川r46・r197長尾交差点を右折 215.丸亀市に入る 216.香川r195交差点
 土器川から徐々に離れながら北西の方角に走っていると香川r46・r197との長尾交差点を右折して坂出方面に進む。200m手前の案内標識では右直角カーブとされているが、実際はごく普通の十字形状の交差点である。交差点付近の舗装が新しい事と白線が書きかえられた跡がある事から交差点形状が変化した可能性がある。
 長尾交差点から約500m走ると丸亀市に入る。道路状況は走りやすい2車線道路が続いているが、交通量が増えてローカル快走国道から地方幹線国道の雰囲気が漂っていると言える。打越池を通り過ぎた所で香川r195との交差点を通過する。右折して市道に進めばNEWレオマワールドに行ける。

217.おにぎりシールあり 218.琴電琴平線の跨線橋の上りは4%勾配 219.下りは10%勾配
 やや交通量が増えてきた2車線道路を北上する。ガードレールの端におにぎりシールが貼られているのが確認できるが、相当古いようで国道番号が読み取れないものもある。香川r278岡田下交差点を通過してすぐに琴電琴平線を越える跨線橋を走る。勾配は南側の4%に対して北側は10%と差が大きい。

220.香川r228岡田交差点 221.丸亀市綾歌町岡田下 222.R32・R377中新田交差点
 跨線橋からの勾配を下って平面道路に戻ってすぐに左にカーブし、その先に香川r228岡田交差点がある。このr228はR32綾南・綾歌・満濃バイパスの旧道に当たり、走行した2週間ほど前の2015年(平成27年)4月1日から県道に指定されている。
 岡田交差点の直後に信号機のない香川r47交差点を通過し、少し走った所でR32R377中新田交差点を通過する。高松市と高知市という四国の県庁所在地間を結ぶR32は四国山地を縦断する国道でありながら比較的整備された幹線道路である。

223.中新田交差点以北も2車線 224.急カーブが1ヶ所だけある 225.飯野山(讃岐富士)
 中新田交差点からも対面2車線道路が続いており、交通量は明らかに増えているのが分かる。讃岐富士を呼ばれる飯野山を正面に見ながら住宅地の中の2車線道路を北上していると、王子神社付近で連続している急カーブ区間を通過する。それ以外に急カーブはなく走りやすい道路状況と言える。

226.香川r22島田交差点からはやや走りにくさを感じる 227.香川r18川原交差点 228.車線が増える
 香川r22島田交差点を通過してからも2車線道路だが、沿線の家屋が密集しているためやや走りにくさを感じる。交通量も増えてきて信号の度に停止させられる事もあって流れはあまり良くない。讃岐富士の南東で香川r18川原交差点を通過し、山裾の平地を走っていると緩やかな右カーブの先で車線が増えて4車線になり、その後すぐに中央分離帯が現れる。

229.坂出市に入る 230.片側2車線道路を北上 231.R11・R319・香川r19川津交差点
 片側2車線道路を走っていると高松道の手前で市境を通過して坂出市に入る。すぐ西には瀬戸中央道との坂出JCTがあるのだが、インターチェンジは併設されていない。瀬戸中央道の東を沿うようにして北上していると鎌田池の西でR11R319・香川r19との川津交差点に至る。起点の徳島本町交差点でもR11が交差していたが、見ノ越を含む山間部を通るR438に対してR11は概ね海沿いを通っている。徳島市と坂出市の移動においてどちらが実用的なルートかは本レポートを見れば容易に判断がつくだろう。なお、R319は標識には現れていないがR11の松山・丸亀方面に重複している。