国道438号
part3

徳島r260交差点〜R439交差点
美馬市→三好市

78.滝の宮橋の南は拡幅工事中 79.川寄りでも拡幅中 80.「通行注意 落石のおそれ コリトリ〜見ノ越」
 滝の宮橋を渡った先では拡幅工事が行われていたが、元々1.0車線幅だったためか片側交互通行規制は敷かれていなかった。ただし工事が行われている場合は時間帯通行止規制が掛かる可能性がある。山側の拡幅現場を過ぎると今度は川側を拡幅している現場を通るが、どちらも距離としては短く、まだまだ狭路区間が残っている。

81.所々に退避所が設けられている 82.川上中バス停 83.センターラインが復活
 穴吹川の左岸の1.0車線幅狭路を走るが、退避所が所々に設けられており、交通量が少ない事もあって道幅の狭さの割に走りにくさはあまり感じない。穴吹川沿いの1.0〜1.5車線狭路を走っていると川上集会場の手前でセンターラインが復活する。そこにもしだれ桜があるのだが散り始めであった。

84.木屋平川上ヘリポート前を通過 85.「R438-62」 86.センターラインがなくなり第一ヘアピンカーブに突入
 川上集落は2車線快走路で走り抜け、集落を抜けてからもその状態が続いている。地震観測所(と言っても小さな建物)の前を通過してから程なくしてセンターラインがなくなるが、道幅は狭くならず2.0車線幅を維持している。2.0車線道路の状態で右のヘアピンカーブを曲がって穴吹川から離れる。

87.第二ヘアピンカーブ 88.これから通る道路のガードレールが見える 89.ヘアピンカーブには林道が交差
 一つ目ののヘアピンカーブから先もセンターラインはないものの離合には問題のない道幅となっている。穴吹川から離れるため上りとなるが勾配が特別急という事もない。二つ目のヘアピンカーブを左に曲がった先では多少道幅が狭くなり法面崩落跡も見られるが、まだまだ酷道序の口といった道路状況である。穴吹川の北を走っていると三つ目のヘアピンカーブを通過する。このヘアピンカーブには林道が接続しており、剣神社へのアクセス道路のひとつである。ちなみにコリトリとはこのヘアピンカーブ付近にあるらしいが、それらしいものはなく看板等も立っていない。

90.勾配はさほど急ではない 91.見ノ越まで10.5km 92.岩壁林道との交差点
 林道とのヘアピンカーブ以降は本格的な山道になり、落石も目立つようになる。ガードレールの設置率は高いが、上部が凹んでいる箇所が多く落石の多さを物語っている。道幅は1.5〜1.8車線幅程度とそこそこなので対向車が乗用車であれば特に離合に苦労する事も少ないだろう。ただし、交通量が少なくセンターを割って走っている車両が少なからずいるので油断はできない。

93.法面から土砂が溢れている場所もある 94.見ノ越まで8.5km 95.白枝谷橋の脇には名もなき滝がある
 岩壁林道との交差点から先も道幅に変化はないが、路上に砂が堆積していたりアスファルトに穴が開いていたりと路面状況が悪くなる。見ノ越まで8.5km地点を通過して程なくして白枝谷橋を渡るが、橋上からは名もない滝を眺める事ができる。白枝谷橋の欄干には「徳島へ八十キロ」という名板(?)が取り付けられているが、ドライバーが視認するのは困難だろう。

96.10号橋は18tの重量制限あり 97.ガードレールの整備率は高い 98.落石防止柵の補修工事
 名もなき谷に架かっている短い橋には18tの重量制限規制が敷かれているものもあるが、その重量を超える大型トラックがカーブの多い狭路を走るのは極めて困難と言わざるを得ない。仮に走れたとしても対向車が現れるとどうしようもなくなる可能性が高い。しかしながら見ノ越区間は大型車両の通行規制は敷かれておらず、“法的には”大型車も通行できる。

99.この程度の落石は日常茶飯事 100.「R438-70」 101.路面に砂が堆積している場所がある
 小刻みなカーブが連続する1.5〜1.8車線幅狭路をひたすら走る。落石や土砂の堆積など路面状況は悪いが、ガードレールがほとんどの区間において設置されており転落の危険性は低い。この見ノ越区間はR438に限れば最も酷な区間だが、重複しているR439(とR492)であれば最酷区間の京柱峠の前哨戦のような位置付けと言える。よってこの区間で怖気づくようであれば京柱峠には足を踏み入れない方がよいだろう。

102.見ノ越まで5km 103.見ノ越の裏はコリトリまでの距離 104.左ヘアピンカーブに林道が交差
 見ノ越まで○kmという標識は0.5kmごとと短い間隔でに設置されており、反対側はコリトリまでの距離となっている。前述の通りコリトリに着いても何もないため逆方向からの走行であれば肩透かしを喰らう形である。コリトリから約7.6kmで左のヘアピンカーブを通過するが、そこには中尾山高原へ至る林道が交差している。

105.霧で視界悪し 106.未処理の法面からは石が転がってくる 107.ガードレールは凹んでいる割合が増える
 中尾山林道(仮称)との交差点からは道幅こそ狭くならないものの、落石や砂利が堆積している場所が多くなり谷側のガードレールの凹みも目立つようになる。勾配が緩やかなため高所に来たという意識を持ちにくいが標高は1200m程度と高い。コリトリの標高が700m程度なので勾配の割に高低差が大きい事が分かる。

108.「R438-73] 109.命にかかわる大きさの落石もある 110.見ノ越まで2km
 0.5kmごとに立っている見ノ越までの距離標識と1kmごとのキロポスト(ペイント)を通過しながら断崖絶壁の山岳道路を走る。この日は濃霧のため断崖を走っているようには見えないのが残念である。1.5車線幅と狭いが交通量が少ないため対向車との離合はそれほど神経質になる必要はない。ガードレールの設置率も高く転落の可能性も低いだろう。ただし、落石防止ネットがあっても石(岩)が落ちている事を考えると悠長に走っていられる状況とも言えない。

111.落石防止柵に多くの石が溜まっている 112.切通し(?)を通過 113.見ノ越まで1km
 勾配が緩やかでカーブの多い1.5車線幅の山岳路をひたすら走る。晴れていれば穴吹川の谷筋を眺められるのだが、濃霧の中では何も見えず単調な景色の中を走る羽目になる。見ノ越まで1.5km付近からは進行方角がそれまでの西から南に変化するが、道路状況や周辺の様子にはほとんど変化は見られない。

114.空中に浮かんで見えるのは治山工事の資材用のリフト 115.なぜかR439のおにぎり 116.見ノ越トンネル
 見ノ越まで1km地点を通過してからの右の直角カーブ付近には治山工事用の資材のリフトが設置されている。その現場のすぐ先におにぎりが立っているが、なぜかR439である。R439自体は起点の徳島本町交差点から重複しているため誤りではないが、なぜここにだけR439のおにぎりが立てられているかは不明である。
 ほとんど勾配のない1.5車線幅の山岳道路を走っていると右に直角にカーブして見ノ越トンネルをくぐる。全長114mと短いトンネルで山間部にありながら電灯が設置されている。開通した年は川井トンネルと同じ1966年である。

117.三好市に入る 118.剣山観光の拠点でもある 119.R439・R492交差点を直進即左カーブ
 見ノ越トンネルが市境となっており西側は三好市である。トンネルを出てすぐの左側に駐車場が設けられているが、川井トンネルの西側と異なり駐車場だけでなく旅客用のリフトや近辺には土産物店、旅館が建っている。剣山登山の拠点であり行楽シーズンは多くの行楽客で賑わっている。駐車場にはマイクロバスが停まっている事もある。土産物店や民宿の間を走り、トンネルから約200m先の左カーブでR439とR492が分岐する交差点を通過する。R438もR439・R492も左に曲がる形状の交差点だが、R438は奥の道路でR439・R492は手前の道路である。R438とR439の起点である徳島本町交差点から約80kmの距離であり、R439からすればようやく単独区間、少なくとも上位国道が重複していない状態になる交差点である。

国道438号 part4