国道431号
part2

R485付属中前交差点〜R9米子自動車道入口交差点
松江市→
→境港市→米子市→日吉津村→米子市

57.付属中前交差点からも片側2車線 58.左にカーブしながら勾配を上る 59.R485BP川津IC
 付属中前交差点を左折すると道路状況は片側2車線と整備されている。案内標識にあったとおり、バイパスなので整備されているのは当然と言える。沿線の商業施設が途切れるとほぼ同時にそれまでの平坦な状態から上り勾配となり左にカーブする。勾配が緩やかになり、右のカーブを曲がった先でR485のバイパスである松江だんだん道路との川津ICを通過する。インターとなっているが、現在はただのT字形状の平面交差点である。松江だんだん道路は地域高規格道の境港出雲道路の一部なので川津IC以西の区間が開通すればインター形状になるのかもしれない。

60.川津ICを過ぎると車線が減少 61.市街地を離れたため長閑な風景になる 62.旧道と交差
 川津ICを通過して上りから下りに転ずる箇所で左側車線が減少して以東は対面2車線となって勾配を下る。勾配を下った所で右にカーブしているが、左から交差しているのが旧道である。案内標識には旧道の矢印は表記されているが行き先は表記されていない。

63.川津バイパスは延伸工事中 64.片側2車線 65.川津バイパス以東も快走路
 旧道との交差点付近から車線増設工事が行われており、工事現場を過ぎると片側2車線道路になる。右にカーブしてアップダウンした後にまたしても左側車線が減少して、以降は対面2車線となる。2車線道路になったもののむしろ片側2車線道路が過剰とも言える状況とあって、車線減少後も快走路となっている。川津バイパス区間はなぜか旧道も国道に指定されているようで、地図には国道色に塗られた2本の道路が並走、交差している。

66.島根r260交差点 67.道の駅「本庄」 68.中海の北岸を走る
 枕木山にある古刹、華蔵寺に至る島根r252との交差点を通過し、緩やかなアップダウンを下ると旧道の一部でもある島根r260との交差点を通過する。その直後の緩やかな上り勾配の途中には道の駅「本庄」がある。道の駅付近からは右手に水面が見えるが、これは宍道湖ではなく中海であり、ここからは中海の北岸を走っている。

69.中海の上を走る市道からも境港に行ける 70.島根r338交差点の手前に急カーブあり 71.中海が見える場所は多くない
 長海川の河口付近には市道が交差しているが、その市道は中海の上を走った後に島根r338に交差し、r338で江島に渡りさらに市道を走る事で境港市に行く事ができる。市道とr338の交差点の案内標識にはそれぞれ直進のR431には美保関のみが案内されており、右折の市道&r338に境港が案内されている。見通しが良く走りやすい道路があるためか、それともそんな道路の有無に関係なくなのか、交通量の少ない国道を快走する。やや急なカーブもあるが2車線なので走りにくい事はない。

72.森山トンネル 73.松江市美保関町森山 74.正面に見える橋はこれから渡る境水道大橋
 森山トンネルを抜けると造船会社の前を通り過ぎ、中海と日本海とを繋ぐ境水道沿いを走る。境水道は海峡の一種だが法的には宍道湖や中海を含む斐伊川の一部である。境水道の南側の対岸は鳥取県境港市であり、境水道と中海は県境にもなっている。平地が広がる境港市域とは異なり松江市側の北側は境水道と山地の間の狭い場所を走っている。しかし2車線なので特に走りにくい事もなくどころか、交通量が少ないため気持ち良く走る事ができる。

75.R485交差点 76.奥に見えるのは境水道大橋 77.島根r2交差点を左折
 川津ICから約17.3kmでR485が七類港方面に分岐していく。R485は七類港から海を渡り、西ノ島を経て隠岐の島に至る国道である。川津ICからここまでの間はR485との重複区間だが、R485が重複している事を示すものは存在しない。
 R485が分岐してからは集落内の2車線道路を右にカーブしながら通過し、その後はやや急な左カーブを曲がる。断続的に続く家屋の間を走りながら境水道沿いを走っていると約900mで島根r2との交差点に至る。正面には境水道大橋が見えるが、R431は左折しなければならない。

78.境水道大橋は制限高3.8m 79.右カーブの勾配を上る 80.境水道大橋
 r2交差点の直後には3.8mの制限高バーと通行止ゲートが設置されている。これまで見えていた境水道大橋は高い位置にある事が分かっているが、r2交差点からはその高低差を解消するような上り勾配である。大きく右にカーブしている勾配を上っていくと境水道大橋を渡る。制限高が設けられていたのはトラス部分が原因と思われる。通過した日はと走行時だろうか、さらに制限高が低くなっていたのかもしれない。

81.美保関側以上に高低差がる境港側 82.境港市の市境標識は橋の南詰にある 83.料金所跡の先で高架と側道に別れる
 橋の中央部分が最も高くそれを過ぎれば急な勾配を下る。美保関側の標高は50m程度に対して境港側は3m程度なので、境港側の方がより勾配が急である。勾配を下り切った所に少し幅が広くなったコンクリート舗装の場所は料金所跡であろう。1972年に共用が開始された境港大橋は2002年まで有料道路であった。料金所跡の先で道路が高架と側道に別れているが、走行時は右側の高架は舗装張替工事のため通行止だったため、側道に進まなければならなかった。高架道路だけでなく平面道路もR431なので国道トレースにはどちらを通っても問題ない。

84.昭和町交差点を左折 85.横切っている高架もR431 86.鳥取r47・r301上道町交差点の手前で高架道路と合流
 側道に進むとすぐに十字路に至り、一旦停止してから右折してR431自身の高架をくぐる。約150m西の昭和町交差点を左折しなければならないのだが、案内標識におにぎりの表記がない。昭和町交差点からは片側2車線道路になり、すぐに通行止だった高架道路の下を再び通り、左側から高架からの道路が合流してくる。その直後に鳥取r47・r301上道町交差点を通過する。

87.片側2車線の産業道路 88.米子市に入る 89.防風林が海沿いである事を示している
 片側2車線道路となって境港市の東部沿岸を走る。海沿いではあるが標高が低く海面との高低差が非常に小さく、また海側にも建物があって海を目視する事はできないため、海沿いを走っている感は薄い。また、片側2車線のこの区間は産業道路と呼ばれており交通量は多い。埋立地の竹内工業団地を過ぎてからは弓ヶ浜に沿って走っているが、防砂林があるため海は見えない。鳥取r271空港入口交差点を通過してから程なくして米子市に入る。海と反対の中海側には鳥取鬼太郎空港が立地している。

90.鳥取r317河崎交差点 91.米子ゴルフ場と陸自の米子駐屯地の間を走る 92.鳥取r245・r300卸団地入口交差点
 緩やかな右カーブで海岸から少し離れ、緩やかな左カーブで鳥取r317河崎交差点を通過する。r317への右折車線が2本ある事からも想像できるが、米子市の中心部に向かうr317も幹線道路として良く整備された県道である。河崎交差点からも片側2車線道路が続いているが、中央分離帯は植栽があり少し幅が広くなる。陸上自衛隊の米子駐屯地の前を通過するが、間を隔てている物が金網型のフェンスだけのため敷地内の戦車までも見えてしまう。

93.中央分離帯にも街路樹あり 94.皆生大橋 95.日吉津村日吉津
 産業道路とは言いつつも沿線には商業施設が点在しており、走行した日が土曜日というせいもあってか貨物車両の走行は少なかった。皆生温泉の南側を通過し、日野川を皆生大橋で渡ると日吉津村に入る。境港市も面積の小さい自治体だったが、それ以上に狭い日吉津村は米子市に三方を囲まれており、イオンモールを過ぎた所で市村境を越えて再び米子市に入る。

96.R9二本木交差点 97.二本木交差点以南の沿線は水田が中心 98.JR山陰線をオーバーパス
 2回目の米子市に入った直後にR9二本木交差点を通過する。一桁国道との交差点だがここがR431の終点の交差点ではない。二本木交差点から先はこれまでと同じような片側2車線道路が続いているが、周辺は建物よりも水田の方が多い。跨線橋でJR山陰線をオーバーパスしている。

99.佐陀入口交差点 100.R9山陰道・米子道との米子自動車道入口交差点
 跨線橋から引き続き2車線道路を走っているとR9山陰道の高架が横切る米子自動車道入口交差点に至る。山陰道は鳥取方面は無料区間、松江方面は有料区間を含んでおり、案内標識は緑色を反転させる事で有料無料を表している。交差点の名称にもなっている米子道はR431から直進した道路で、こちらは有料道路である。