国道425号
part6

牛廻越〜R424小家交差点
田辺市

156.牛廻越から10kmの地点で夜間通行止規制あり
 県境には10km先の夜間通行止規制の看板が立っている。期間は2008年6月29日から未定となっておりいつ終わるのか分からない。つまりそれなりに大規模な崩土だと想像できる。ちなみに十津川村の小山手集落の工事現場(No.134の写真)も昼間は時間帯別通行規制、夜間通行止規制となっている。ただ、こちらは2008年8月29日までとなっていたので既に終了しているものと思われる。

157.田辺市にも赤看板あり 158.補助標識は田辺市が追加されている 159.落石多発地帯
 夜間ではないので通行止規制に引っかからないのでこのまま進む。この牛廻越は和歌山県側もかなり酷である事はいうまでもないだろう。道幅は1.0車線が大半でガードレールのない箇所も非常に多く、また落石も多い。注意を促す赤い大きな看板も立てられているのは奈良県と同じである。こちらには集落がなくそれが酷道レベルを押し上げているように思える。

160.ガードレールなしの箇所が多い 161.龍神温泉まであと14km 162.田辺市の赤看板はカーブミラー連動タイプ
 峠からしばらくは急勾配となっているが、それも走るうちに緩やかになっていく。道幅は1.0車線が基本なのですれ違いは場所を選ばなければならない。ちょっとした離合スペースがないわけではないのが、どちらかがバックしなければならないシチュエーションに陥る事も多いだろう。こんな所を通る車もいないだろうと思っているとカーブの先から車が現れるので要注意。スーリングマップルに「龍神・十津川の両温泉を結んでいるため交通量が多い」と書かれているが、それ程でもないというのが過去数回通行した経験から言えるかもしれない。時期や時間帯でどうとでも変化するだろうから何ともいえないが。

163.転落防止対策なし 164.小崩落は土嚢とパイロンでフォロー 165.路面は薄っすらと緑色に染まる
 奈良県側は前述の通り集落が断続的に続いているためガードレールは比較的設置されていたが、集落のない和歌山県側はそうでもない。木が生い茂っているため一瞥しただけでは高低差がわかりにくいが、落ちたら助かる可能性は低いだろう。即死を免れても発見される事なく果てるかもしれない。そんな状況だがガードレールどころかポールすら存在しない箇所もあり、一瞬たりとも気を抜けない。ブラインドカーブも多く常に対向車の存在を気にかけながらの走行を強いられる。対向車が来ない事と少ない事は同義ではない。

166.これが夜間通行止の工事現場 167.光の関係で見にくいが路面が荒れている 168.ふつうのおにぎりがやけに立派に見える
 牛廻越から約10kmで崩土した場所に出くわす。これが夜間通行止規制となっている場所である。範囲は短いものの山から崩れてきた土砂が道路を完全に遮断している。小又川の方に造られた架設道路で通行は可能。復旧するより架設道路を舗装した方が早いんじゃないの?と思うような状況である。しかし県境の看板を見返してみれば崩土で夜間通行止とは書かれているが、復旧工事とは書かれていない。もしかしてこのまま放置だろうか?
 崩土現場付近からは隣を流れる小又川との高低差がほとんどなくなるが、道路状況そのものは酷いままである。ガードレールはないわ、路面は荒れているわでろくな事はない。このような道路状況ではふつうのおにぎりも立派に見えてしまう。

169.小又川集落 170.小又川から先は多少マシになる 171.小又川トンネルの先でR371に突き当たる
 牛廻越から約13kmで田辺市側最初の集落の小又川に至る。長閑な雰囲気が漂う山間部の集落で、集落の後半では道幅が2.0車線と広くなる。このままR371まで行けると思うのは早計というもの。小又川集落を通り過ぎると1.5車線幅になってしまう。しかし小又川トンネルの手前で再び広くなりセンターラインも現れる。R425単独区間では珍しい2車線のトンネルを抜けるとR371に突き当たる。

172.R371重複区間は快走路 173.おにぎりはR371のみ 174.R371龍神交差点でR371から分岐
 R371との交差点を左折して重複区間に入る。このR371も紀伊半島の酷道として名を馳せているがこの区間は至って普通のローカル快走路である。日高川に沿って緩やかなカーブとアップダウンを繰り返しながら気持ち良く走る事ができる、R425だけでなくR371でも貴重な区間と言える。そんな状態だから重複が終わる龍神交差点まであっという間に着いてしまう。龍神交差点を直進するとR371から分岐して再び単独となる。ちなみにR371の南の酷道部分はここから始まる。それよりもこの交差点にある案内には新宮へはR425を直進(御坊方向)となっているが方角は正反対である。R42を経由した方が時間的には早いのかもしれないが。

175.龍神交差点からすぐにセンターラインがなくなる 176.和歌山r29柳瀬交差点。新宮へは左折してr29へ 177.2車線ではないが走りにくさはあまり感じない
 龍神交差点を過ぎるて少し走るとセンターラインがなくなってしまうがすぐに2車線に戻る。が、和歌山r29柳瀬交差点を過ぎ大地蔵トンネルを抜けて右急カーブを過ぎるとまたもやセンターラインがなくなる。とは言え2.0車線の平坦な状態なので走りにくさは感じない。

178.宮ノ瀬橋の前後をシケイン形状で通過 179.油断していたらバイパスに入っていた 180.大正橋北詰でR424旧道と交差
 津越集落を通り抜けて宮ノ瀬橋の手前で右カーブ、渡った先で左カーブとシケイン形状で通過する。その後少し走ると福井橋の東詰で左折して旧道に入りたかったが油断していて直進してしまう。案内標識がなけりゃ直進してしまうって。直後に大正橋を渡りその北詰の福井交差点でR424が左からやってくる。この後5.9kmはR424との重複区間となる。
 R424も酷道と呼ばれる部類に入るがこの区間は2車線のローカル快走路であり、日高川を眺めながら快適に走る事ができる。そして小家交差点を左折してR424と分岐する。このまますんなりと終点まで行けないのがR425のR425たる所以である。

国道425号 part7