国道425号
part5

R168ワラビ尾交差点〜牛廻越
十津川村

124.ワラビ尾交差点から500mで奈良r735と交差 125.昴の郷まで広いと思いきや・・・ 126.片谷を渡る
 ワラビ尾交差点を左折してR168から分岐して単独と成ると途端に狭くなる。センターラインがあるのは交差点付近のみとなんともR425らしい。ワラビ尾交差点から約500mで奈良r735交差点となるが、何を隠そうこのr735は引牛越で和歌山県へ入る事ができ、噂によるとR425よりも走りやすいという。
 そんなr735との交差点を越えてトンネルをくぐり昴の郷という温泉施設を通過する。この昴の郷までが観光客が足を踏み入れる場所と言え、以西は地元民もしくは筆者のようなマニアという事になろう。もちろん迷い込んだ人もいるかもしれないが。

127.これだけ見ると集落のないように思えるが・・・ 128.学校もある集落が控えている 129.まだ奥に集落があるため比較的路面は良い
 昴の郷から先は見通しの悪い1.0〜1.5車線の狭路となる。もっとも昴の郷以前も狭路だったので何を今更という気がしないでもない。しかしこの区間はこれまでのR425単独の峠越えとは明らかに異なる点がある。それは集落が断続的に続いているという事だろう。その中には学校もある大きな集落も存在しており決して人里離れた場所ではない。とは言えR425の方はと言うと、1.0〜1.5車線の狭路で国道らしくない点はこれまでと同じである。

130.今西集落への分岐は左へ進む 131.赤い「転落事故多し」のインパクト大 132.牛廻越に向けてどんどん酷になっていく
 重里・永井といった比較的大きな集落を次々に通過する。玉垣内では道が二手に別れる箇所があるが、R425は左側である。おにぎり下の補助標識の矢印があるので見逃しさえしなければ間違う事もないだろう。その後も集落を繋ぎながら進むのだが、集落のない箇所はガードレールが設置されていない事が多く、鬱蒼とした場所を通る場所も多い。

133.左側は崖だというのに家が建っている 134.拡幅工事中 135.対向車が来ない事を祈りながらの走行となる
 迫西川に沿って進んでいると小山手の集落を通過する。R425沿いに十数軒の民家が建っている小さな集落である。場所が場所だけに平地はほとんどなく斜面に家が建っている様子は絵になると言えなくもない。そしてその小山手の集落内では復旧工事だが改良工事だかが行われていた。ちなみにこの現場は工事中であれば時間帯通行止規制が敷かれていた。幸いにも通行時は日曜日で工事をしていなかったため何事もなく通過できた。小山手の次は栃尾集落を通過する。集落内も1.0車線幅と狭いが集落がなくても1.0車線と狭い。

136.数年前から同じ状態の素掘りトンネル 137.片川集落への分岐との交差点は左の橋を渡る 138.崩落復旧工事現場を通過
 栃尾集落を過ぎると素掘りのトンネルが出現する。トンネル内で離合はできないが距離が短いので心配する事もないだろう。ただしトンネルの先(西側)がカーブになっていて見通しが悪いのでその点は注意したい。この素掘りトンネルから少し走ると片川集落への分岐を左折して橋を渡る。直進が村道となるため案内看板がないと進路を見誤ると言いたいところだが、村道は路面の堆積物が多く何となく国道ではない事を感じ取れるかもしれない。もっとも国道とて1.0車線と狭く崩落している所はあるしと決して走りやすいとは言えない。

139.案内がなければどちらが国道か分からない 140.小坪瀬集落を過ぎるとさらに酷な雰囲気となる 141.ガードレールがあってもヤバイ雰囲気は拭えない
 片川集落への分岐から1kmも走らないうちに小坪瀬集落への分岐が現れる。この分岐はR168以西数ある分岐の中で最も難易度が高い。案内看板がなければどちらが国道かまず分からないと思われるレベルに達している。正解は左側の平坦な方である。なお、御坊からの走行であれば迷うはずもない。
 その小坪瀬集落を過ぎると酷道度はさらに上がる。元々ハイレベルな酷道ではあったがそれがさらに上がるのだ。道幅は1.0車線でガードレールなしと対向車が来れば泣きを見る可能性が高い。ガードレールがあったらあったで接触が怖くてあまり崖側に寄れない。もちろんガードレールがなくて転落するのも怖い。

142.落石が増えてくる 143.十津川村迫西川 144.十津川村側最後の集落、迫西川
 これまで集落があったため落石の類はほとんどなかったが県境に近づいたここに来てそれらの数が増えてくる。交通量はゼロで対向車どころか人の気配すら感じられない。まさに山奥の秘境に来たという幹事なのだが、実はまだこの先にも集落は存在するのだ。
 ワラビ尾交差点から約21kmで十津川村側最後の集落となる迫西川に入る。酷道を奥深く入ってきた集落だが意外にも(失礼)廃村でもなければ廃屋が目立つ寂しげな集落でもない。この迫西川が奈良県側最後の集落と言える。

145.この辺りでバスとすれ違った 146.つ、通学路?! 147.視界が開けてくると県境は近い
 迫西側集落を抜けると鬱蒼とした杉林の中の1.0車線を通らされる。山側・崖側ともに見るからに軟弱そうで、対向車が来たらそれまでの運転歴のバック距離の記録を更新してしまうかもしれない。実はこの時路線バスが対向車として現れている。が、さすがは奈良交通の運転手。離合ポイントが頭に入っているのだろうか、ちょいちょいとバックして離合ポイントに車体を収めて事なきを得た。
 ここにバスが走っている事も驚きだが、さらに通学路の標識にも驚かされる。標識の周辺には学校どころか民家もないような場所なので、その突拍子のない立ち方が印象に残ってしまう。ちなみにこの標識の主(?)の学校はR425から少し入った所にあるが、どうやら休校中らしい。

148.奈良県内のR425名物の赤看とともに 149.そして県境の牛廻越に到着
 迫西川集落を過ぎてさほど走らないうちに県境の牛廻越に到着する。奈良県側は県境ギリギリまで集落が存在しているのだ。県境の手前にはR425の十津川村名物の真っ赤な巨大看板がある。御坊からの走行であれば県境を越えた直後に目に入るため相当インパクトがあるだろう。ちなみにR168ワラビ尾交差点から約30km、所要時間は1時間強である。

150.賑やかな県境付近 151.田辺市に吸収された龍神村だが・・・ 152.案内標識は2つあるがどちらも行き先が異なる
 峠としては地味な牛廻越だが標識の数は多い。龍神村が田辺市と合併した後にも関わらず県境標識が変更されていないのは和歌山県のR425に対する扱いを物語っているだろう。案内標識も当然のように田辺と龍神と描かれている。さらに古い案内標識は龍神温泉となっているが、これは合併後も温泉の名称が変わったわけではないのでよしとしよう。

153.R168方向を振り返って撮影 154.奈良県側の2つの案内標識は行き先が異なる 155.境目
 そして奈良県側。県境標識は和歌山県の案内標識の支柱に付けられており、案内標識は少し奈良県に入った所に立っている。こちらも2つの案内標識があり、一方は市名を、古い方は温泉地を案内している。それよりも市名の案内標識はここでも五條と新宮が描かれている。104kmや88kmの手前のR168を案内した方が精神衛生上良いと思えるのは白谷トンネル十津川村側と同様である。

国道425号 part6